観ました魔女裁判 第1話

以前、告知したんですけど、もう忘れちゃいましたかね、今クール話題超騒然のドラマ魔女裁判、見させていただきました。

番組紹介(フジテレビHPより)
来る5月21日から始まる「裁判員制度」。この制度の焦点は、心象に惑わされずに一市民が冷静に一市民を裁けるかにあります。
フジテレビではこの春、土曜ドラマ枠で、この「裁判員制度」をテーマにしたドラマに挑戦します。(以下略)

今日は、このドラマについて。


詳しくは、「続きを読む」からどうぞ。


いやぁ、観ましたよ魔女裁判。えぇ、目を逸らさずにちゃんと全編観ましたとも。このドラマの前にやってた、2008年、最高の駄作と名高い「少林少女」とともに録画させていただきました。
まだ1話しか終わってないよ。だから、今後感想が変わっていくと思う、ってか変わってもらわないと困るんだけど、1話目だけを観た率直な感想を言うなればですよ、
まぁ何と言うか、お酒を飲んで思考が半停止状態だったから観れましたけど、正常な状態だととてもじゃないですけど観れた代物じゃないっすね。いやぁ、驚いた驚いた。


国としてもよ、裁判員制度を立ち上げたはいいけど国民に浸透しているとは思えない、不支持な輩も多い。何?天下のフジテレビがドラマ化?しかも、主演はジャニーズの生田斗真くん?これなら、若い人々にも裁判員制度がPRできるじゃないか、やった〜。って経緯があったどうかは知らないけど……。
まずさぁ、「裁判員制度」が始まる前のこのナーバスな時期に、今回のこのドラマを「裁判員制度」モノのドラマとして放送する放送局の気が知れない。国は怒ってもいいレベルだよ。
というのもさぁ、これって裁判員制度を扱ったドラマというものよりも、裁判員制度を舞台設定にしただけのサスペンスドラマなんだもん。だから、裁判員制度がある程度浸透してからやるんだったら、別に構わないさ。
でも、今の時期にやるんだとしたら、肯定的でも否定的な見方でもいいけど、裁判員制度ってこんなんですよ、ってやらなきゃダメじゃないよ。とにかく、裁判員制度に関する記述が薄すぎるんですよ。描く気があるとは思えない。


まず裁判員がランダムに選ばれ、裁判所に召集されました。そこから面接を行って、裁判員を選定していくんだけど、その選定の基準ってなんぞや?ってよく言われるし気になるとこだと思うんだよ。
でも、その面接でどんなこと聞かれるかを大幅にカットして、登場人物の紹介に終始してるのね。そこ大事なんじゃないの?
まぁそれはよしとするよ。で、最初の裁判が終わりました。そこから裁判員たちの意見交換が始まりますって場面になるんだけど、その評議の部分ですら全カットなのね。このドラマ何を描きたいの?


さっきも言ったけど、裁判員制度は単なる舞台設定で、サスペンスドラマとして作るのは別に構わないよ。でも、それは裁判員制度というものの土壌が、ある程度視聴者に浸透してからでしょ。だって、一般の人は裁判員制度に関する知識が薄いんだから、見るものすべてを裁判員制度の知識として取り入れちゃうんだもん。
テーマとして「裁判員制度」を掲げ、連ドラとしては初の試みなんだったら、多少固い内容にしたっていいんじゃないの?せっかくジャニーズ使ってるんだから。
描くべき裁判員制度についての描写もせず、裏で操る謎の組織みたいな描写が大半を占めているようじゃ、そりゃあmixi上でも「裁判員制度の不安点が露呈した」とか「生田斗真くんカワユス」みたいな感想しか出てこないって。そりゃあ仕方ないよ。ただ単に不安を煽るだけの内容になってる。
この中身のないドラマに向けて、裁判傍聴をしたという生田くんがかわいそうです。
まぁ、細かいドラマの内容については、今後変わっていくと思うんで特には書きませんけど、とりあえず生田くんはいっぱい画面に出てくるんで、生田くんファンに向けては、




お薦めです


僕は、とりあえず次回以降も見ますよ。最後まで見ない人間は、批評すべきではないと思ってるんで。ただ、観終わったらメチャクチャに言う可能性ありますけど。
最後にフォローじゃないですけど、このドラマにおいて生田くんは悪くないと思います。悪いのは製作者陣です。