85件目 御嵩地裁 〜極寒の季節に大自然で裸祭り〜

僕の彼女を紹介します。
僕の彼女は、日本の平和のために誤って罪を犯した人に罰を下しました。
その名前は、御嵩地裁。岐阜地方裁判所御嵩支部。
というわけで、僕の彼女を紹介します。

僕の彼女を紹介します [DVD]

改め、
御嵩地裁を紹介します。

というわけで、名鉄広美線「御嵩」駅からスタート。

御嵩地裁に到着したい方は「続きを読む」から。
全国の裁判所データベースを作成中。ご覧になりたい方は「僕の彼女たちを紹介します」からどうぞ。

岐阜初上陸だぜ〜!!
なんでいきなり岐阜に行くことになったかと言いますと、先日東京に帰る予定があったんですけど時間に余裕があったので、沿線上で一つ裁判所を撮影していくのも乙なもんじゃないかなと思い、まぁ名古屋からのぞみに乗ればすぐだしその手前の岐阜県を攻めてみたくなったのです。
まぁ御嵩までの細かい道のりは省きますが、鈍行を使って我が家の最寄駅から乗り換えること6回、所要時間4時間25分の旅でございました。まぁせっかくなんで、全部じゃないですが撮影した駅名標くらいは貼っておきましょうか。
　
　
　

そんなこんなで着きましたは「御嵩」駅です。
そもそも、みんな「御嵩」って読めますか？「みかさ」って読む分にはいいと思うんですよ。まぁ俺が最初そう読んじゃったんだけど。「嵩」という字は「かさ」と読みますからね。
まぁ正解は「みたけ」なんですけどね。はい、そういう訳で黒柳さん以外、仁君人形没収〜。「みたけ」で検索すりゃ出てくるけど、「たけ」で検索かけても「嵩」とは出てこんからなぁ。なかなかの難問でしたね。

そんな御嵩駅に着くためには、

この単線をコトコトと乗ってくるのです。えぇ雰囲気じゃのぉ。
そんでもって久々に裁判所の最寄駅が無人駅でございます。駅舎内に観光案内みたいな場所があるのでそこに人はいるのですが、駅業務自体は2008年から無人となっているようです。
直方地裁のときの「南直方御殿口」駅が無人だったとき以来かな。
ホームには

残念このブログ掲載時にはもう終わってしまったようですが、「はだか祭」なるポスターが。2月に裸にさせるとはなんたる鬼畜じみた祭りだェ...。

さて、駅周辺などをいじるのは後でまとめてやるので、さっさと裁判所を済ませてしまいましょう。近いですし。

写真は駅出て左前方を写してんだけど、目の前の大きな看板があるとこが寺なんだけどそこを赤の矢印の通り左へ進んでください。

こんな感じの道を歩いて行きます。緩い上り坂になってます。
左にちょこんとある「乗って残そう名鉄広見線」という旗がなんとも見てて辛いです。存続が危ぶまれているのでしょうか？車社会とはいえ、この辺りの地域の人にとっては重要な路線だと思うけどなぁ。

3分ほど歩いて、

左前がスポーツ用品店、右前が写真屋（？）の交差点を右に曲がります。信号もありませんし、

曲がった先もこんな感じであんま広くない道なんで不安かも知れませんがこれで合ってますんで。
家の間を通るので特に見るポイントもないんですが、途中小さい橋を渡るんですわ。

こんな感じの。最近、この手の風景を見るたびに映画「冷たい熱帯魚」のとあるシーンを思い出すようになってもうた。

冷たい熱帯魚 [DVD]

この映画面白いですけどね、諸手を挙げて万人にお薦めできるようなもんじゃないです。多少グロあるんで、それでもいい方はぜひ。
ちなみにこのDVDのパッケージって、おぎやはぎの矢作に似てるよな。どうでもいいけど。

多少道が開けるとすぐに、
　
地方検察庁があります。そんで、その奥にある建物が、


到着〜!!
所要時間は7〜8分かな。まぁ曲がるポイントも少ないですし、道さえ間違ってなきゃすぐ着きますよ。

さて裁判所はサクッとこの辺りにして、ちょっとこの町について。まぁさ、4時間以上も電車乗ってきたんだから、ちょっと記事が長くなるくらい許してよ。
あのぉ、僕が東京生まれ東京育ちってこともあるのかもしれませんが、漠然とさ「自然に囲まれているっていいよね」的なことを言ってしまいがちじゃん。で、今回のこの御嵩ってのが正にそれなのよ。どういうことかと言うとね、
　
　
上の写真4枚は駅近くのコンビニの駐車場が開けてたからそこで撮ったんだけど、そこから4方向ぐるりと見渡すととこの周辺が山に囲まれてるのがわかるんですよ。山を登るためのハイキングコースや森に入るルートがあったりしてね。
もちろん車だって走ってんだけど、こう山に囲まれている中で、くぅ〜〜〜って伸びをするのってものすごく気持ちいいんですよ。
山に囲まれているというだけだったら、いくらでもあると思いますよ。でもね、
　
駅前になんか面白いもんが建っていたり、誰でも使える足湯（一応、定休日あり）があったりとか、さっき言ったみたいに森へのハイキングコースがあったりと観光客が来たらそれなりに楽しめる仕掛けもある。

そんな風に自然に毒抜きをされつつ歩いていると、

こんな建物を発見。なんじゃろほいと入ってみると、
　
なんかいい感じの喫茶でした。静かな音楽が流れている中、地元のであろう訛りを感じさせるおばちゃん達が楽しそうに話しているのを聞きながら優雅にコーヒーをごくり。
分かりますか、この僕が満喫している感じ。僕にはコーヒーの味なんてわかんないですよ。でもこの環境で、この店の造りで、このコーヒーカップで飲むコーヒーを僕は多分また飲みに来たくなっちゃうと思う。それ位美味しく感じました。
そんな御嵩地裁

お薦めです!!
さっきさぁ名鉄広見線の経営どうなんかねぇって話したけど、僕1人じゃどうにもならないとは思いますが、岐阜の裁判所を制覇するためにあと何回は県内徘徊すると思うから、また来ようかなと思っちゃってます。まぁ実際ね、岐阜の主要部から1時間ちょいくらいだから、そんなに大変でもないと思うんだよね。

...べっ、別にアンタなんて裁判所のオマケなんだからねっ///ちょ、ちょっと勘違いしないでよね!!
とお決まり通りデレてみたり。