98件目 知覧地裁 〜そうだ、知覧に行こう〜

さすがにかなり疲れてきているのに、全く聞いたこともない地にいつ着くかわからないバスで延々と揺られていく気持ちというのがわかるかね?そんな知覧地裁編。
裁判所のHPによると、知覧地裁へは「中郡バス停から徒歩約3分、武家屋敷バス停から徒歩約5分」とのこと。


というわけで、JR各線「鹿児島中央駅からスタート。


知覧地裁に到着したい方は「続きを読む」から。
全国の裁判所データベースを作成中。ご覧になっていただける方は「僕の彼女たちを紹介します」からどうぞ。


今までも散々ね、「こんなところ行ってきちゃいました〜(ドヤァ)」、「いやぁ電車で片道3時間大変だったすわ〜(チラッチラッ)」ってアピールしてきましたけど、今回も秘境度で言ったら特Aクラスのところ行ってきちゃいました。
「知覧って場所、聞いたことありますか?」と聞くこと自体憚れるようなレベルだと思いますよ。少なくともね僕の日本地理内での常識の話だけどさ。
今までもね散々、秘境だ、なんだって騒いできましたけれども、全くもって聞いたことないのって、北海道の浦河千葉の八日市場岐阜の御嵩岡山の新見福岡の田川くらいですよ…って結構あったな今。
まっ、とにかく!ドキドキワクワクで向かったってことを言いたかったんです。しかも目指すバス停が武家屋敷」ってどういうことだと。いったいどこに連れていかれちゃうんだよ。
とりあえず裁判所へ向かうとしますかね。


今回も前々回の鹿屋地裁同様近くにバスが通っていないため、鹿児島県の中心地鹿児島中央」駅からの紹介となります。
ただ、僕が気付いた範囲ですが、南鹿児島駅谷山駅五位野駅平山駅からも武家屋敷方面へのバスが出ていますのでそれらの駅が最寄りだという方はそちらからご利用ください。バスは僕と同じ行き先のに乗ってくださいね。


バス停までは、鹿屋地裁と同じです。

「桜島口(東口)方面」出口から出まして、

駅を出たら、左前方に見えるバスターミナルへの地下通路を通って

 
赤い印に従って、バス停留所(東10〜19)を目指して下さい。


バスターミナルに出ましたら、鹿屋地裁へは15番乗り場でしたが、知覧地裁へはそのお隣の

16番乗り場から乗ります。
また、このバスも本数が少ないので時刻表のPDFへのリンクを貼っておきますので、各自事前にご確認をお願いします。【武家屋敷方面へのバス時刻表PDF】
このバス時刻表見る限り、砂風呂で有名な指宿とか今回は紹介できないけど、鹿児島の各方面から向かえるようですので、ぜひご活用ください。


さて、貴重な1日10本ほどのバスがやって参りました。

「特攻観音入口」行きです。すげぇ名前の行き先です。この「特攻観音」とやらの名前がすごい気になっちゃったんで行きたかったんですけど、どうしても時間の都合で行けなかったので、もしご存じの方などがいらっしゃいましたら是非ご連絡ください。


バスの乗車は本来1時間程度のはずだったのですが、道路渋滞のため全然進まず。そして1時間ちょいが過ぎたあたりでしょうか、窓から見える景色は
 
山!山!!といった感じ。随分とまぁ長いこと山を登りました。
そしてようやく、

武家屋敷入口」バス停に到着です。HPには「武家屋敷」バス停とありますけど、正確には「武家屋敷入口」バス停ですね。
今回、裁判所によると「武家屋敷入口」か「中郡」バス停からって書いてあるんですけど、裁判所は直線で並ぶその二つのバス停の中間くらいにあるのね。
なので、鹿児島市方面から来た人は「武家屋敷入口」バス停で降りてバスの進行方向へ、特攻観音方面からの人は「中郡」バス停で降りてこれも同じくバスと同じ進行方向へ進めば裁判所にはすぐ着きます。


では、今書いた通りバスの進行方向へ進みます。

降りた瞬間に人としての本能が、ここは裁判所を見に来るところではない、観光に来るところだ!と気付く町作り。

バス停の近くに地元のものなのでしょう知覧茶なるものが売っていました。そういえば、実家を出てから急須で飲むお茶ってのを飲んでいない気がするなぁ...、なんてセンチメンタルな気分に浸っている暇はありません。だって、

裁判所はもう目の前なんだもん。左手側に見えます。
ただまぁ、建物のお披露目は、もう一方のバス停の人たちと一緒にするとしましょうか。


そんな訳で

「中郡」バス停です。特攻観音方面からの人はバスの進行方向と同じく真っ直ぐ、鹿児島方面から乗ってきた人は逆方向に進んでくださいね。
後ろを振り向けばこんな感じ。

なんか日光江戸村みたいじゃね?いや、俺行ったことないんだけどさ。
裁判所へは、

短い橋を一つ渡って、その先の信号を渡ったら右に見えます




到着〜!!
所要時間は裁判所のHP通り、武家屋敷入口」バス停から5分「中郡」バス停から3分くらいだね。まぁ真っ直ぐ歩くだけですから迷う要素もありません。






ここで「お薦めです」に移る前に、ミュージックスタート!!

念のため言うけど、これは「普通」作じゃないからね。こんなキレイなの作れないよ。


さて、前回最後にですね、次回紹介するスポットは私かなりのお薦めであるってこと書いたんですね。私が「武家屋敷入口」バス停に降りたときに感じた「ここ観光地なんじゃね?」という予感が見事的中します。
帰りのバスまで1時間半くらいあったので、ここからまた大した説明もせずハイパー写真タイムだぜ!!

まず500円の入場券を買う。これで、いたるところの武家屋敷に入り放題になります。


 
どうやら、これがいわゆる武家屋敷地帯の地図らしい。
 
武家屋敷がなんたるかはまだよくわからないけど、眺めがいいのは確か。
 
あぁなるほど、字の如く武家時代からの家を残してますよってことね。
 
襖戸の素早いしまい方を説明する地元のおじちゃん。横にスライドしきった後、クルリンパと90度回転させてさらに襖を動かしてみせてる。
 
手作りの蕎麦。どうでもいいが、この広い日本には「蕎麦夫」という名の人がいるらしい。
 
修学旅行とかのガキが何かやらかしちゃったのかな。
 
そんで、これが最後の写真。


ふぅ〜...
何、勝手に息ついて満足した感じになってんだよ、こんなんじゃ全然わかんねぇよ!と思ったそこのアナタ。とりあえず行ってきなさいな。裁判ブログにそこまで求めるんじゃないよ。
それでも、何か背中を押しておしいというアナタにこの言葉を捧げましょう。知覧地裁、




超絶的にお薦めです!!
いやぁ、そもそも鹿児島県までの遠さとさらにそこからバスで1時間以上という場所で行くの超面倒だけどさ、多分俺死ぬまでにもう一度くらいはここ来ると思うわ。すごい楽しませてもらったんだけど、まだまだ楽しめそうなポイントいっぱいあったんだもん。
俺さぁ、褒めるときのボキャブラリーって本当に貧相なんで申し訳ないけど、この地域の景観の良さなどから来る観光的雰囲気は本当に好きだわ。皆さんもなかなか行ける機会ないと思うけど、せめてこの「知覧」っていう地域、そしてそこに広がる「武家屋敷」の名前だけでも覚えてあげてください
そんな訳で、この旅における鹿児島県の地裁巡りはおしまい。これでもまだ、鹿児島県内の地裁が全部終わったという訳でないのが辛いところだけど、次回からまた新幹線に乗って復路に挑みます。


〔鹿児島中央駅〜出水駅編へ〕


と、その前にまた1回傍聴記を挟みます。