127件目 社地裁 〜俺の苦しみが少しでも伝わりますように〜
僕の彼女を紹介します。
僕の彼女は、日本の平和のために誤って罪を犯した人に判決を下しました。
その名前は、社地裁。神戸地方裁判所社支部。
というわけで、僕の彼女を紹介します。
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改め、
社地裁を紹介します。
裁判所のHPによると、社地裁へは「JR加古川線社町駅又は滝野駅東徒歩45分。神姫バス「社営業所前」東徒歩10分、中国ハイウェイバス「滝野社インター」下車タクシー10分」とのこと。
というわけで、JR加古川線「社町」駅か。
同じくJR加古川線「滝野」駅からスタート
社地裁に到着したい方は「続きを読む」から。
全国の裁判所データベースを作成中。ご覧になっていただける方は「僕の彼女たちを紹介します」からどうぞ。
皆さんお久しぶりです。
ちょっと裁判所の撮影ストックがなくなっていたので、少しお休みをいただいておりました。それなりにストックが出来たので再開とさせていただきます。
さて、その一発目はため息まじりの社地裁。正直行きたくはなかったんだけど、行かなきゃ全国制覇は見えてこないということで、重い腰を上げ社地裁の攻略に立ち向かいました。兵庫県、いや西日本で見ても攻略難易度は相当高い方かと。最寄駅は2つあるものの、どちらも徒歩だと45分という優しくない作り。バスも2つ案内があるものの1つはバス停からタクシーを使えと公式HPで言っちゃう始末。
そんな訳でね、45分×2とバスからのルートを紹介しなきゃいけんので頑張ってサクサク行くよ。ちなみに、裁判所HPの「中国ハイウェイバス「滝野社インター」下車タクシー」ってルートはタクシーって言っちゃってるんで説明の必要がないと思うのでスルーします。
では、さっそく「社町」駅ルートからです。
JR加古川線についても本当は軽く書きたいんだけど、あまりにも今日は文章量が多くなりそうなので割愛。まぁ電車が好きな方は、機会があれば乗ってみてください。
改札を出てすぐ左に
「交流ふれあい館」という名の待合室があります。電車は1時間に1本とかなのでこういう場所は非常に貴重です。
中はこんな感じで広いです。暖房も効いてるなと思ったら、何故か30℃に設定されていました。クソ暑い。植木鉢なんかもあって、いい雰囲気を醸し出しています。しかし、この植木をよくよく見てみると、
正直、不意打ちで笑っちゃいました。多分勝手に置いてんじゃねぇってことで、怒られるんでしょうけど心当たりのある方はちゃんと連絡してくださいね。
さぁここから地獄の始まりだ。
駅を出たら正面のこの道を進んでいきます。そうですねぇ、だいたい40分くらいかな。
という訳で社町からのルート説明はほとんどこれで終わり。...という訳にもいかんので、適当に気になったものを。
駅を出たら2〜3分で福田橋というのを渡ります。渡った川は路線の名前にもなっている「加古川」。後で地図を見たのですが、今回乗った加古川線ってのは、ホントに加古川沿いをひたすら走る列車なんですね。地図を見ていて楽しかったです。地図ってたまに見ると楽しいよね。
こんな、とてもホテルだったとも思えないものや、樹木がビニールハウスを突き破ってるなどの光景を見ると、この辺りも人口減少が著しいのかなと悲しく思ったりもします。
途中、右側にコンビニがあるのですが、これを最後にしばらく何もない道が続きます。飲み物なりトイレなり不安な人はここで済ますといいでしょう。
しばらくすると、二手に分岐する道にぶつかります。これは右の道を進んでください。この辺り、歩道は狭いですが車はびゅんびゅん来ますので気を付けて。
突然、左側に焼き鳥屋が表れます。まぁ焼き鳥屋なので、鶏が店頭にいたら目立つってのは分かるんですけど、なんつうか人間のエゴと言いましょうか、これを食ってるんだよなぁ...とふと辛くなることもあります。まぁそんなこと言ったら、かに道楽にも行けなくなるか...。
25分くらい歩いたでしょうか、「社総合庁舎前」という大きな交差点があります。進む道は真っ直ぐで変わりなしですが、この交差点を過ぎたら、比較的商店が多い道になります。裁判所はまだ先です。
途中で右側に大きなイオンがあります。ずっと長閑な雰囲気が続いていた中、急に現実社会に戻された感じです。そういや僕の近くのイオンも朝7時開店になりましたけど、誰向けなんですかね?
歩き始めて30分くらい経ちましたかね。「社」交差点で、「滝野」駅からバスを使って来る人を待つとします。進む道は真っ直ぐで変わらないです。
順序がごっちゃになって申し訳ない。もう1個のルート、「滝野」駅利用者で徒歩でなくバスを選択した人のバス停からのルートです。
「社営業所」バス停です。バス停検索のサイトでは「社」と呼んだりするようで、「社営業所」では検索にヒットしなかったりで苦労しました。
バス停と道路を挟んだところに、バス停の名の通りこのバス会社の社営業所がありますので、それが右にある状態で道を進んでいきます。これまた狭い道です。
そんで最初にある信号が、
先ほどと同じ「社交差点」になります。これで「社町」駅からの徒歩組と合流。バスで来た人は、この交差点を左に曲がります。
進む道はこんな感じ。道は狭くなりましたが、住宅地の中を通るので最初のような寂しさはありません。
ここも真っ直ぐ進めばいいんだけどさ、ちょいちょい分岐したりするから、もしかしたら少し迷いやすいかもしれない...。
皆さんがちゃんとここまで来れることを願って...「山国口」交差点に着いたら、左に曲がります。左前方が「Bon Marche(ボン マルシェ)」っていうスーパーだったら正解。ってか聞いたことないけど、なんかお洒落なスーパーだな。このスーパーを目標にしてもいいね。
こんな感じの道をずんずんと進んでいきまして、
5分くらい歩いたかな、「嬉野口」交差点に着いたら左に曲がります。
さぁここまで、来たらもう一つのルート「滝野」駅から来る人たちを待ちましょう。あ〜疲れた...、この長さがもう1つ続くのかよ...。
ってなんて疲れてなんかいられません。
「社町」駅の隣の駅になります、「滝野」駅です。
駅前は特に高い建物は無いもののキレイにまとまっている印象を受けます。駅を背に真っ直ぐ進みます。ふと振り返って駅舎を見ると、
これまたキレイにまとまった駅舎です。この駅もなんですけど、加古川線はほとんどの駅が無人駅です。それにしては駅舎回りはキレイなところが多かった気がします。
駅前にこんなのも建ってますし、その成果なのでしょうか。
まずは3分ほど真っ直ぐ行きまして、
この突き当りとなるT字路にあたりましたら右に曲がります。横断歩道を渡ってから右に曲がってください。
少しすると「滝野町農協前」というバス停があります。バスを使う方はこちらから。これなら行先一つですし、先ほど紹介した「社」or「社営業所前」に行くはずです。一応、バスの運転手さんに確認してね。
まぁバス組のルートは先に説明しちゃったので、徒歩組の残りのルートを紹介しなきゃね。
バス停からまた少し行くと、「播磨中央公園口」三叉路にあたります。ここを左方向へ進みます。最初のT字路で渡ってから曲がってって言ったのは、道路の右を歩いていると道路を横断するために余計な横断歩道を渡らなくちゃいけなくなって面倒だからなのだぁ。
さて、このルートもここから30分前後真っ直ぐ歩くだけ。適当に写真をあげていきますか。
そういやさっき駅が無人駅なのにキレイだとか言ったり、駅前に「日本一美しいまちをめざして」って言葉があったりとこの辺の方は非常に街の美化に対する意識が高いですね。とても素晴らしいと思います。
そしてこちらのルートも加古川を渡ります。こうして見ると、非常にきれいな川ですね。きれいな川の周りには街の美化に取り組む人たちが住む。いい話じゃないっすか。
そして、なんのつもりか知らんけどイラストだらけのガソリンスタンドの前を通過。普通にうまい件。
今はダイエット中なのでラーメンを控えているせいもあってか、ラーメン屋の前を通るとつい反応してしまう。それにしても、「超うまらーめん」ってなんだろう。スタンダードなものに名前付けるの面倒になっただけだと予想。
ただひたすら真っ直ぐ歩き続けるばかり。いい加減疲れてくるし飽きてくる...。
そんな中、癒しのネコ様。何の店だったかもう忘れちゃったけど、沿道に立つネコに少しリラックス。
社町ルートにはイオンがあったけど、こっちには同じイオングループのマックスバリューが。この周辺は完全にイオングループに乗っ取られているらしい。
そんでなんか小さい橋を渡ったら、その先に見えてくる
「赤岸」交差点を左に曲がります。ようやくルートに変化があると嬉しいですね。
曲がった先は、緩やかなカーブを描いて登っていきます。さほどきつくはないですが、もう十分歩いてきてるし、うんざりはする感じ。
左側にある小学校を抜けた辺りに見える、喫茶店。果たしてこの店名、なんと読むのか誰か教えてください。
さぁて、ゴールはもうすぐだよ。
左前方に大きな公園が見えてきたら、その先に
先ほど社町組が最後に曲がった「嬉野口」交差点がありますので、こちらは右に曲がります。これで徒歩2組とバス組が無事合流。
あとは、こんな感じの道をちょろんと歩けばすぐに左側に見えてきます。
到着〜!!
うお〜ん、疲れたよ〜!それにしても、大きくはないけど、この地裁キレイだな。
所要時間は裁判所のHP通りだと思います。両駅から徒歩だと45分くらいかかるし、バス停から10分は歩くかな。まぁ徒歩はあんまお薦めできないですよ、道に迷ったりしたら災難だしね。
そんな訳で、路線名にもなっている加古川沿いの町は川を始めとして非常に美化意識が強く、ついつい感心させられてしまう社地裁
お薦めです!
まぁ正直薦めてはいないんだけどさ、すげぇ疲れたし。この近辺の人はほかの地域よりもより犯罪の抑制に取り組んでもらって、できるだけこの遠い裁判所に足を運ばないようにしてもらいたいものだね。裁判なんて、無いならないほうがいいに決まってんだから。
最後に全く紹介しないのももったいないので、今回の裁判所撮影の前に降りた加古川線の駅を紹介。
まずは「日本へそ公園」駅。地図を見ていて、その変わった名前に惹かれてついつい目的地に。
兵庫県西脇市のこの駅がある辺りは、東経一三五度、北緯三五度の経緯度交差点で日本の東西南北の中心なんだってさ。そのことから、「日本のへそ」と呼ばれているそうです。
その「へそ」部分がこちら
寂しい...。しかも、「日本へそ公園」なんてものがあるにも関わらず、この「へそ」部分は公園から軽く離れているという...。
公園は割と見るとこ多くて賑やかな感じだったのに、「へそ」が建ってるのはこんなとこ。
この扱いの差はなに?
ツイッターのお友だちからのご紹介を受けまして、お次に降りたのは、
この「小野町」駅。ここは駅そばが有名とのことだったので、せっかくならと下車。そば屋は駅建物と一緒ですが、改札を出ないと店には入れません。
日曜とはいえ、昼の13時過ぎにこの無人駅の「小野町」駅の「ぷらっときすみの」さんの前には、
この車とこの人だかり。結局40分くらい並んでなんとか食べることができたのが、この1杯のかけそば。
小さい天ぷらと小鉢はサービス。これで550円は安い。蕎麦のお味は普通に美味しかったと思うんだけど、次の電車が迫っていたので速攻で食べちゃってあまり味わうことができず...。
でも池上彰の写真が飾ってあったりと、やっぱり結構な有名店みたい。
そういや最近、読んだ
ご当地「駅そば」劇場―48杯の丼で味わう日本全国駅そば物語 (交通新聞社新書)
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そんな訳で随分と長くなりましたけど、兵庫の難敵である社地裁紹介と簡単な加古川線沿線の駅紹介でございました。
皆様お疲れ様でした。