131件目 萩地裁 〜裁判業界に維新を起こすブログ〜

僕の彼女を紹介します
僕の彼女は、日本の平和のために誤って罪を犯した人に判決を下しました。
その名前は、萩地裁山口地方裁判所萩支部
というわけで、僕の彼女を紹介します

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改め、
萩地裁を紹介します。

裁判所のHPによると、萩地裁へは「萩バスセンターから徒歩5分」とのこと。


というわけで、JR山陰本線「萩」駅か

同じくJR山陰本線「東萩」駅からスタート。


萩地裁に到着したい方は「続きを読む」から。
全国の裁判所データベースを作成中。ご覧になっていただける方は「僕の彼女たちを紹介します」からどうぞ。


自宅を出てほぼ4時間山口県萩市に到着、今回の旅はここから始まります。ちなみに4時間と聞いて長いと感じるかもしれませんが、これでもかなり短縮されていて、行けるところまでは新幹線でそこから高速バスを駆使するという使えるものはとことん使った上での訪問なのであります。
さて、この萩という地域は個人的にも初訪問だったのですが、萩というのは聞いたことある地名ですし萩市萩駅といえば市内の中心駅なのだろうとウキウキで向かったら、

なかなか衝撃的な田舎の駅でした。これは、駅のホームの連絡橋から撮った写真ね。
 
駅の中はベンチも置かれたりしていたのですが、無人駅ですし、その他一般のお客さんも1人もいませんでした

駅前はこんな感じで、キレイに花なんかも植えられていたり車が旋回できるスペースもあったのですが、タクシーもいなけりゃ当然その他の車もなし。なかなかすげぇとこに来ちまったなと、これからの旅が不安になりました。
 
と不安になったのも束の間、駅と同じ建物内に萩市の歴史の展示館がありました。萩といえば江戸時代末期は長州藩として維新に大きな役割と示した地域。歴史の観点で見れば、これから楽しめるかもしれないとテンションやや上昇。
ってか、伊藤博文やら井上馨らのこと「長州ファイブ」って言うの知らんかったわ。山口県の駅弁で「長州ファイブ」ってのがあって、弁当らしくないふざけた名前だなと思ってたら、ここから取ってたのね。一つ勉強になった。


裁判所に向かいます。
 
駅前にはバス停があって、そのうちの一律乗車賃100円の市内循環バスに乗ります。目的地の「萩バスセンター」は萩市の要所へ向かう重要地点なので、この循環バスに限らず市内のバスはほとんど行先に入っていると思います
とりあえず今回はこのオレンジの路線に乗って「萩バスセンター」を目指します。

車内は小さく座席数も少ないですが、運転席の裏に萩市の観光スポットの映像が流れていて非常に楽しみました。

直線距離ではさほどだと思うのですが、市内循環バスなのでいろんなところを回り20分くらいかかったかな「萩バスセンター」に到着。これは乗ってきたバスです。「晋作くん」と書かれているのは言わずもがな高杉晋作のことでしょう。
 
バスセンターから道路を挟んでSunLiveっていうスーパーが見えます。そのスーパーを右に真っ直ぐ進んでいきます。

最初の信号「札場跡」交差点に曲がります。と、この交差点でもう一方のルートの「東萩」駅からの人を待つとします。




それでは、「東萩」駅からのスタートです。

「萩」駅の隣のこの駅は始発とする電車も多いそうで、先ほどの「萩」より中心的な存在なのかもしれません。人もさっきより多かったです。

駅前はこんな感じ。閑散とはしていますが、タクシーも数台停まっていますしここからこの駅からどこかに向かうという人も多いのでしょう。高速バスなどはこの駅を経由することも多いそうです。


この「東萩」駅からは徒歩で裁判所に向かいます。
 
駅を真っ直ぐ進みますと、地下道がありますのでそれをくぐってから出ます。

地下道から出てに進めば橋がありますので、そこをずいずい進んでいきます。そんで、この道路は次の信号にでも右側に渡っておいてください。そうじゃないと、次のポイントで厄介なんで。
 
川を渡って2つめの信号、「弘法寺前」交差点に曲がってください。道路の右側を歩いていないとこの交差点を右折をするのに面倒です。右手にこの灯台チックなお店があるのが目印です。
またしばらく歩いていきまして、

「吉田町」交差点に曲がります。ここから進むのはこんな道。

左上に輝くうに丼定食」の文字がまぶしいです。駅前はあまりお店がないのですが、この辺りからちょいちょい商店が連なっています。
すぐ目につくのが

聞いたことはありませんが、ミヨシノ醤油の製造蔵。調べてみると、この萩で100年以上醤油を作り続けている老舗だとか。以前、龍野地裁ではヒガシマル醤油を見ましたが、ご当地醤油というのもあるものですね。
しばらく進むと、

かまぼこ屋さんが。この萩市は海に面しているので、そういった産業も盛んなのでしょう。この赤く囲った部分が気になったので少し拡大。

なんでしょう、魚で作ったコロッケで「ギョロッケ」なのでしょうか。まぁ商標登録でもなんでもご自由にといった感じです。

左奥に萩バスセンター前にあったスーパーSunLiveが見えます、「札場町」交差点に曲がります。これで萩駅ルートの人と合流です。あとは真っ直ぐ進むだけです。


そういえば、先ほどあまりお店はないと言いましたが、

市内は全体的にお菓子屋が多く、お昼もまだだったんで店内に入ってみるとやけに「おはぎ」が充実。もしかして、「おはぎ」ってのはこの萩市が発祥なのでは!?と思い、店員さんに聞いたら笑いながら違うと言われてしまいました...(´・ω・`)
そんな意気消沈しながらも遠くに見えてきた

「裁判所」の文字さえあればテンションも上がります。そんな訳で、左側にあります。




到着〜!!
所要時間は萩バスセンターからだと5分ほど、東萩駅からは15分ほどでしょうか。
バスは萩バスセンターを使いましたが、バスの路線によっては

「新堀」バス停だと裁判所の目の前になります。近くの時間がこのバス停を通るようだったらこちらを使ったほうがいいです。
一応、また地図での説明。

曲がるポイントなどは印をつけているので、ぜひ参考にしてください。


何度か言いましたが、この萩というのは幕末のときは長州藩として名を馳せた地。この萩地裁周辺や東萩駅周辺には今もそれらゆかりの地が観光スポットとして現存しています。簡単に紹介。
 
裁判所からさらに西に行くと、昔ながらの町並みが続きます。その辺りは人力車に乗って周ることができます。

陶器が名産らしく何店舗かあります。その他お土産屋なども。

結構人は多く、また地味に移動距離もあるのでレンタサイクルのサービスもあります。確かに車だと停めるとことか探すのが面倒かも。


場所は変わって東萩駅から徒歩15分くらいのところに

松陰神社というのが。ここでいう松陰とは吉田松陰のことやね。

松下村塾。ちなみに吉田松陰といえば松下村塾のイメージが強いけど、ここで松陰が教育したのは一年だけなんだってさ

全体的な雰囲気だけでも。歴史好きなら見るとこ多いんじゃないかな。
とまぁ簡単に紹介しましたが、ここで紹介していないところでもいくつかいいところがあったんだけどここでは割愛。


そんな訳で、歴史的背景のある町で今もその名残を残しており、国内でも随分と行きにくい部類に入る場所だけどちゃんとそれ相応の見返りはある萩市の萩地裁




お薦めです!
さて、ここから次の目的地に移動するんだけど、撮影の途中から雨がちらほら。調べてみると、翌日は大雨に見舞われる予報。今回の旅に不安を残しつつ次回へ続きます。


〔益田地裁編へ〕