150件目 鶴岡地裁 〜テンションは衰退しました〜
僕の彼女を紹介します。
僕の彼女は、日本の平和のために誤って罪を犯した人に判決を下しました。
その名前は、鶴岡地裁。山形地方裁判所鶴岡支部。
というわけで、僕の彼女を紹介します。
- 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
- 発売日: 2010/04/21
- メディア: DVD
- クリック: 41回
- この商品を含むブログ (126件) を見る
改め、
鶴岡地裁を紹介します。
裁判所のHPによると、鶴岡地裁へは「JR鶴岡駅から市内循環Aコースバス乗車、鶴岡公園前停留所下車、徒歩1分。JR鶴岡駅から湯野浜温泉又は温海温泉行きバス乗車、市役所前停留所下車、徒歩3分。」とのこと。
というわけで、JR羽越本線「鶴岡」駅からスタート。
鶴岡地裁に到着したい方は「続きを読む」から。
全国の裁判所データベースを作成中。ご覧になっていただける方は「僕の彼女たちを紹介します」からどうぞ。
新庄駅を出発したものの、雨はなおも強くなるばかり。車窓から見える景色もキレイな緑で写真に収めたいのに、雨露が邪魔でそうもいかず。
ただどうしても気になったので
この風車地帯だけは写真に。どこあたりだったか忘れちゃいましたけど、広い土地に風車がたくさん並ぶ光景は異様だったので。
新庄駅を出発して50分ほどで「余目」駅に到着。ここで羽越本線に乗り換えます。
ただの乗り換え駅なので、特に写真を撮る必要もなかったのですが、一緒に乗り換えている人がやたらとカメラを構えている。なんだなんだ、ここは電車マニアの人にとっては特別の駅なのか?と思っていたら理由がわかりました。
映画『おくりびと』のロケ地の一つなんだそうです。映画をほとんど見ない僕にとっても聞いたことある映画だなと思っていたら、第81回アカデミー賞外国語映画賞、および第32回日本アカデミー賞最優秀作品賞などを受賞していたんですね。
そんで右の写真が実際に広末が立っていた場所らしい。そこは屋根なしだったので、雨降ってるし行けないなと思っていたら、長い乗り換え時間も幸いし、奇跡的に雨が止んだ時間が。
これが映画の1シーンらしい。
それで、立っていた場所をもとに撮った写真。細かい遠近はともかくとして、同じ場所だってのはわかると思います。
ただ、人がいないのはやっぱ画的に寂しいので、俺の嫁を緊急召喚。
僕が最も好きなアニメの一つ「じょしらく」から蕪羅亭魔梨威さんに登場してもらいました。「つまんねぇことで呼ぶなよ!」
- 出版社/メーカー: キングレコード
- 発売日: 2012/09/26
- メディア: DVD
- この商品を含むブログ (6件) を見る
では気を取り直して裁判所の話です。
雨もちゃっかりと降り直し、やる気が削がれたところで、
「鶴岡」駅に到着しました。まぁごく普通の駅名標ですけど、
こんなふざけた...いやいや煌びやかなのもありました。
湯田川温泉というのが開湯して1300年だそうです。簡単に計算して700年とかだから、なんと立派な平城京のあたりですね。そしてその奥に見える、
自動改札を通って外に出ます。新庄は新幹線停車駅ですから自動改札も納得ですが、この駅の自動改札は正直意外。最近だと会津若松駅も自動改札は導入してなかったからね。
駅を出ます。
新庄に引き続き、この鶴岡駅も東北の駅百選選定駅でした。選定の理由とかは知りません。
駅前です。駅を出て正面に道が広がり、左側がバスターミナル、右側がタクシー乗り場となっています。奥の左右にははショッピングビルが立っていて、それが繋がっているというなかなか見ごたえのある駅前となっております。
まぁ見ごたえがあろうと無かろうと、大雨の時点で撮影のテンションは下がる一方なんですけどね。
出口の左前方にバスの案内図があります。これを参考にするならば、1番と4番乗り場からのバスが目的地へ行くものとなります。
1番乗り場から出発するバスに関しては、恐らく全て目的に向かってくれると思います。乗っていないんですけど、路線図を見たので間違っていないと思います。この1番乗り場から乗る人は、「市役所前」停留所で降りてください。そこで、またお会いしましょう。
4番乗り場です。こちらは普通の市バスに乗るんじゃなく、右側のちっこいバス停から出る「ぐるっとバス」というのに乗ります。ってか時刻表見たら、金・土・日・祝日しか運行しないんですね、この記事書いていて初めて気付きました。
そしてこのバスに乗るときは、
強制的に一日乗車券を買わされることになります。一日乗車券で300円と考えると安いですけど、単に裁判所への片道だけ行ければいいと考えると300円はちと高い。
ちなみに車内ではこんなパンフも配ってくれます。折りたたみ式で中を開くと市内の観光名所が書かれています。
こんな感じのバスに乗って、「鶴岡公園」停留所へと向かいます。ちなみに車内に降りるボタンなんてありません。運転手が停留所のアナウンスをしたら、「降ります!」と右手をぴっと上げ左手を右脇の下に添えなければなりません。手上げる云々はともかく、声かけなきゃ止まらないのはホント。
ってバスに乗車したんだから、次はバス停からの行き方さえ説明しときゃいいんだけどさ、雨なのに徒歩ルートもしっかり説明しちゃうというプロ根性。あー面倒くさ。
というわけで、またも駅正面に戻ってきました。駅を背に真っ直ぐ進みます。真っ直ぐ進むには左右どちらかに迂回しなきゃいかんので面倒ですが。
そうそう、何度も雨の話して申し訳ないんだけど、どれくらい凄い雨だったかのエピソードを一つ。
この撮影日がさ、鶴岡市の市議会議員選挙の直前で選挙カーをよく見たんだけど、一人の候補者が駅前に停めて演説を始めたんだわ。でも、駅前俺しかいないし、その俺は駅をやたら撮影している変質者だし、でも一応耳は傾けてたんだけど、マイクが雨の音ばっか拾って全然何言ってるかわかんないの。雨音に対抗してデカい声出そうとしたら、なんかキーンってなって凄ぇうるさかったし。
そんなんだから、2分くらいのほぼ自己紹介だけで「ご清聴ありがとうございました」とか言って、また走り去っていったわ。一応気になったから調べたら、その候補者さんは無事当選してました。良かったですね。34人の候補で32人が当選する選挙だったみたいですが。
すみません脱線が過ぎました。
歩いていて気づくのが、果物屋が凄い多いんだわ。今回の旅の中で、別に鶴岡だけが果物屋が多いわけじゃないって後で気付くんだけど、今までそういう町がなかったから妙に新鮮でね。やっぱ地域的な天候とかがあるんでしょうね。
5分くらい歩いたんですかねぇ雨だからよくわかんねぇや、初めてぶつかる割と大きな「鶴岡市日吉町」交差点を右に曲がります。
しばらく、なんもない道を歩いていくんだけど、途中道端で
栗を発見。まぁ秋だからってことはあるにせよ、なかなか町中に落ちているもんでもないよね。ちなみに、この栗が落ちているという光景をまた別の町で見ることになろうとは、このときの俺はまだ知る由もなかった。
これまた5分強は歩いたね、左手に
「八文字屋」さんっていう本屋さんを過ぎたら見える
この交差点を左に曲がります。曲がった先はこんな感じで一部狭くなったりするので、車には気をつけてね。
途中から遠くにやたらデカい建物があるということに気がつきます。さっきの写真にもうっすら写っていますが。
市立病院でした。これはリアルで見るとわかるんだけどホントにデカい。これなら鶴岡市の人も安心だね。
NHKの鶴岡支局があったり、拘置所があったりとバラエティに富んだ通り沿いの建物。その区域を過ぎると右手側に
こんな感じで緑が広がる地帯になります。奥が鶴岡公園という大きな公園になっています。この辺りに
循環バスを利用している人が降りる「鶴岡公園」バス停があります。バスを降りた人は右手に公園がある向きで進んでください。
この公園まで来てしまえば、裁判所はもうすぐです。
バス停を過ぎて最初にあるこの交差点を左に曲がります。小さく「裁判所」と書いてあったりします。
と、この交差点でもう一方のバスを使う人を待つとします。
雨の中の撮影ももうすぐ終わりです。そう思うと少し寂し...くはないですね、とっとと終わらせたいです。
「市役所前」バス停につきました。その名の通り、
大きな市役所が鎮座しております。古い感じですが、大きさもありこれはこれで威厳がある感じがありカッコイイ建物です。
この市役所が右手にある方向で進みます。
市役所の正面に回ると「おしん」の広告が。鶴岡でたくさんロケが行われたそうです。
市役所前の交差点を右に曲がります。
そして次にぶつかる交差点を右に曲がります。この交差点で、徒歩や循環バス組と合流です。
曲がった先というか、この交差点の一角自体が裁判所となっています。左側に見えます。
到着〜!!
所要時間は徒歩で25分程度、バスの方はバスで10分弱、徒歩2分ほどといったところでしょうか。
地図で表すとこんな感じ。写真をクリックしていただくともう少し大きく表示されます。
本当はもう少し近くを探索したいんだけど、相変わらずの雨なのでとっとと撤退。傘さしているのに、ズボンはびしょ濡れです。
ですが、さすがに告知しないのは申し訳ない気持ちになる。循環バスで降りたバス停の近くの鶴岡公園ですが、その中に「藤沢周平記念館」というのがあるそうです。藤沢周平は鶴岡市出身だそうです。実際、そこに向かう観光の人は多かったように思います。お好きな人は是非。
そんな感じで、文豪・藤沢周平の出身地であり、「おしん」やちょっと離れて「おくりびと」のロケ地があるなど見るとこ多い鶴岡市の鶴岡地裁
お薦めです!
本当はもっと見て回りたかったんだけどね、その時はそんなテンションじゃなかったわ。鶴岡市の方々すみません。
まだまだ降り続く雨の心配をしながら次の目的地へと向かいます。