157件目　大曲地裁　〜納豆汁の弾丸は撃ちぬけない〜

僕の彼女を紹介します。
僕の彼女は、日本の平和のために誤って罪を犯した人に判決を下しました。
その名前は、大曲地裁。秋田地方裁判所大曲支部。
というわけで、僕の彼女を紹介します。

出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
発売日: 2010/04/21
メディア: DVD
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改め、
大曲地裁を紹介します。

裁判所のHPによると、大曲地裁へは「JR奥羽線・秋田新幹線大曲駅。横手ターミナル行きバスに乗車、「大曲農業高校前」で下車。同バス停から徒歩約10分。駅から徒歩約30分」とのこと。

というわけで、JR各線「大曲」駅からスタート。
　

大曲地裁に到着したい方は「続きを読む」から。
全国の裁判所データベースを作成中。ご覧になっていただける方は「僕の彼女たちを紹介します」からどうぞ。

クリスマス前の三連休がなんだってんだ。今回は久々の2本更新でネタを一気に消化していくぜ。2本更新なんていつぶりかなと思って調べてみたら、企画の導入と本編みたいな2本更新は別にすると去年の7月以来なんだと。道理で筆が重いわけだ...。
そんでよりによって、2本書こうと思った回が、両方共駅から遠くて説明も少し面倒なんだな。だから通常時より長くなるかもだけど、頑張って書くから頑張ってついてきてくださいね。

前回の能代の撮影を終えた私は、いったん秋田まで戻りそこから時間短縮のために1駅だけ秋田新幹線というのに初乗車。

こんな感じの車両。連休の最中ということもあったのか、車内は結構混んでいた気がするなぁ。そしてそこから1駅乗車して、

「大曲」駅に到着。普通列車で50分程度の道が、新幹線で30分になる程度なのでこの駅で降車したのは私だけ。関西でいえば、京都で新幹線に乗って新神戸で降りる感じでしょうか。
ここで面白いのが駅名標。

赤く囲いましたが、左側に駅名が書いてありません。しかしこの大曲駅は終点駅という訳ではありません。秋田方面から来たこの秋田新幹線は、いったん大曲で進む方向をいったん戻るみたいな形となるのです。

こんな感じでちょいと戻って進行方向を変えるんですね。こういうのをスイッチバックというそうです。そんなこともあり、この大曲駅の新幹線ホームは終点駅じゃないのに線路の端に壁みたいなのがついています。ほら、小田急の新宿駅とか、阪急の梅田駅とかについてる壁よ。
とまぁ軽く電車について触れたところで、

新幹線ホームから外に出るために、在来線ホームを経由する必要があるのでそちらの駅名標を撮り改札へ。
　
改札を出ると花火の広告がお出迎え。大曲の花火ってなんぞやと思ったら、日本三大花火大会の一つってくらい有名なんだってね。そのほかは土浦と長岡なんだって。長岡の花火については映画にもなってたよね。

その中でも最も権威があるとされているのがこの大曲の花火なんだってさ。本当にこのブログは勉強になりますね。

って、道のりが長いって言っておきながら電車やら花火でだいぶ尺とってしまった。急がなきゃと思っていたら、

なんか面白そうな屋台が。13時台ってこともありお腹は空いていたのですが、昼食は次の地でと決めていたので困っていたところ、珍しいものについ目が止まってしまいました。

納豆汁という大曲の郷土料理だそうです。これなら軽くお腹に入れる感じでちょうどいい。味噌汁に納豆が入っていると思ってもらって構わないのですが、

これが美味かった！
納豆苦手な人にとっては少し辛いかもしれないけど、濃厚な味とポカポカ体温まる何かのおかげでかなり元気が補充されました。まぁ店のオッサンが、若いお姉ちゃんに必死に納豆汁の良さを説明していて後ろで並んでいる俺に全然注文聞いてくれなかったのには心底腹が立ったのだけれども。

残念ですがこちら屋台は本日までのようです。なので納豆汁に興味がある人は、大曲の飲食店等でお召し上がりください。ちなみに今回の副題もこの納豆汁から拝借。元ネタが分かる人はなかなかなものですな。

さぁ裁判所へ急がなきゃ。

駅は西口から出てくださいね。

駅を出ました。高い建物はあまりないものの、それなりに密集した感じがする駅前です。タクシーも多く停まっていますし、それなりに人が行き交う場所なんでしょうね。
今回は徒歩30分ってこともありバスルートも紹介するのですが、ちょうど撮影のタイミングがバスターミナル含め駅前の改装工事中ということで工事が終わったあとのことを考えると少し不安。とりあえず、駅を背に正面の道を目指しまして、

この「あきぎん（秋田銀行）」さんの前を通って行けば、

1番バス停がありますので、これで横手バスターミナル行きに乗って、「大曲農業高校前」バス停を目指してください。それでは、「大曲農業高校前」バス停でお会いしましょう。
と別れを告げたはいいんだけど、このバス停まで行くのに駅前のごちゃっとしたとこを3分くらい探して面倒なので、時間の制限は多少あるのですがもう一つバス停を紹介。
　
駅を出て、すぐ左側にあるこの市内循環バスに乗っていただくことをお薦めいたします。9時から16時まで毎時2分の発車です。37分発のバスでは目的地へ行かないので気をつけて。このバスに乗って、「警察署」バス停で降りてください。では、そこでまたお会いしましょう。

では徒歩組の皆さん、張り切って参りましょう！徒歩30分と言いますが、実は道は一本です。

駅を出て左斜めに「花火通り商店街」というのが見えます。ここをひたすら歩いていけば裁判所に着くことができます。あら簡単。

とは言っても割とシャッター率も高い通りですので、テンション上げていかないと雰囲気に飲まれてしまいます。

そんな中で開いているおもちゃ屋さん。子どもが通う店はやっぱ閉まって欲しくないよね。

米屋兼お土産屋なのでしょうか、「おこめのさわた」さんです。そういや秋田に来ているのに、ロクにお米も食べていないな。きりたんぽも食べていないし、いったい何をしているんだ...。

10分弱歩いたでしょうか。
　
丸子川を渡ります。山々がすぐ近くに連なっていてなかなかいい眺めです。

お茶屋さんに「おおまがり　花火茶」というのを発見。意外とご当地お茶に触れる機会も多いです。ぱっと思い出す範囲だと、知覧地裁のときの知覧茶と...あれ？それくらいかな。ご当地お茶に懐かしさとか感じてくれる人がいたら嬉しいです。

お茶屋を過ぎたらシャッター率がさらに高まります。まぁ車文化ということはあるとは思いますが、この30分ほどの道のりの中で徒歩ですれ違った人はいなかったと記憶しております。

元は何屋さんだったのでしょうか。気になる建物の造りです。
しばらく歩いて、久々に開いている店があると思ったら

ペットショップ！近づいてみると。
　
ぬこー!!こいつ誘っていやがる。大館で完全に犬になびいていたけど、やはり猫も強いな。その後、このショーウインドウの前で地元のおばちゃんと談笑したのもいい思い出です。まぁあっちは怪しい奴と思ってたんでしょうが。
俺としたことが、かなり余計な時間を過ごしてしまった。再開します。

シャッターは個人経営だけでなくコンビニさえも。聞いたことない「キャメルマート」というコンビニ。単に昔タバコ吸ってたとき「キャメル」吸ってたなぁと思って。
　
スポーツ用品店。ここもバスケ推しかと思ったらやたら卓球だった。同じ県内でも違うんだね。
　
地元の「北都銀行」。ここでのマスコットは恐らく秋田犬。さっきは猫に心奪われたけど、やっぱ秋田では犬だね。浮気した俺を許してくれ。

そうこうするうちに目的のバス停の一つ「大曲農業高校前」バス停に到着。バスから降りた人は、バスと同じ進行方向に進んでください。

そこから次にある交差点を過ぎると写真忘れたけど左側に警察署があります。

そんな訳で循環バスを使った「警察署」バス停の人とも合流です。ここで降りた人もバスと同じ進行方向で進んでください。

こんな感じの道ですね。もうあと少しです。右側に見えてきます。

誰だ、裁判所の掲示板のケースを割るなんていう不届き者は!!と怒っていたら着きました