160件目 米沢地裁 〜時は短し走れよ普通〜

僕の彼女を紹介します
僕の彼女は、日本の平和のために誤って罪を犯した人に判決を下しました。
その名前は、米沢地裁山形地方裁判所米沢支部
というわけで、僕の彼女を紹介します

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改め、
米沢地裁を紹介します。

裁判所のHPによると、米沢地裁へは「JR米沢駅から市営バス(循環左回り又は万世、市役所線)乗車、中央待合所下車、徒歩7分」とのこと。


というわけで、JR各線「米沢」駅か

JR米坂線「西米沢」駅からスタート。


米沢地裁に到着したい方は「続きを読む」から。
全国の裁判所データベースを作成中。ご覧になっていただける方は「僕の彼女たちを紹介します」からどうぞ。


皆さん遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。本年も何卒よろしくお願いいたします。
え、前回アニメ評のときに挨拶は済んでるじゃないかって?まぁアレは私の自己満中の自己満ですのでね、この記事が今年最初ということで。


キリが大層悪いんですが、年始一発目の記事で年末から続いていた東北旅行の記事は終わり。そんなことなら、年末に頑張って一本くらい書けよって感じです。そんな最後に選ばれたのが、

ここ米沢。米沢といったら思い浮かべるのはやはりこれでしょう!
 
モーモー牛ちゃん改札内米沢牛弁当も販売していました。こんなデカい牛を見て「ファラリスの雄牛」という拷問器具を思い浮かべてたのは俺だけでよか。

私の東北旅行の最後を祝ってくれているかのような改札の派手なお出迎えです。疲れもピークですが、なんとか乗り切れそうです。まぁ、この後すげぇ疲れる羽目になるんですが...。


まぁ後のことはそのとき触れるとして、紹介する駅も2つあるしさっそく裁判所へ向かいましょう。

駅前。山形駅前が高い建物が多かったのに対し、こちらは建物は低いもののかなりの角度に建物が散らばっている感じ。いわゆる観光地的な、どこ見てもなにかしらお土産屋なりがあるって感じ

正直、米沢って牛のイメージしかなかったんだけど、上杉家の城下町として人気がある地だったらしい。これは知らなかった。
 
駅を出てにバス乗り場があります。1分くらい歩くかな。
で、ここから「中央待合所」というバス停を目指すのですが、今回時間が合わずバスに乗っていないのと、歩いていてもこのバス停がどこにあるかわからなかったので、「中央待合所」バス停からの行き方は今回掲載していません。大変申し訳ありません。
ですので、バス停からのルートは事前にお調べいただくか(お前が事前に調べておけよって感じですが)、これから紹介する徒歩ルートをご参考ください。


では、今回も元気いっぱい歩いて裁判所へ行きましょう。
 
駅前からはいくつか道が広がっていて紛らわしいのですが、この赤く囲った建物の間の道を歩いていきます。

道はこんな感じです。どの通りもお土産屋や食事処が並んでいるので見分けはつきにくいかもしれません。
振り返って駅を見てみます。

駅の中はそんなオシャレな感じもなかったんですが、外観はかなりカッコイイ!!洋館的な雰囲気もありますが、さっき上杉が云々ってのを見たせいかところどころ城を感じさせる作りになっていますね。


しばらく歩いていて、やはり目立つのは米沢牛を食べさせてくれるお店なのですが、それ以外に割と目立っていたのが

ラーメン屋。まぁ観光客は米沢まで行ってラーメンを食べないとは思いますが、地元の人が毎日毎日かなり高い牛ちゃんを消費できるわけもないですからね。そりゃあ地元の人のお店もなきゃいかんわな。

しばらく歩いていると、食事処は減ってなんとも平坦な道となります。
5分くらい歩いたでしょうか、

右側に中学校が見えるのですが、
 
そこにあるのが大きなイチョウの木と看板。まぁ銀杏を勝手に持っていくなよってことなのでしょう。そういえばブログでは触れなかったのですが、能代地裁編で立ち寄った大きな公園の中でも銀杏が凄く落ちているスポットがあってオバさん集団が必死に拾っているのを見かけたのを思い出しました。

この記事では触れませんが、上杉神社まで1.7km。まぁ気になる方はご自由に。
 
そんで、小さな川を渡ります。まぁせっかくだし川の名前でも調べておくかとGoogleマップを参照したところ、「五月雨をあつめて早し」で有名な最上川でした。そりゃあどこもかしこも、川幅がデカい訳ないわな。
ついでに最上川について調べてみました。最上川とは山形県を流れる一級河川で一つの都府県のみを流域とする河川としては国内最長なんだってさ。流域面積は山形県の面積の約75%にも及ぶんだと。流域面積ってのは、雨や雪が降ったときに流れ込む範囲のことだったはず。理科の成績が「2」で今でも苦手だけどこれだけは何故か鮮明に覚えている。


今さらだけど歩きだと遠いと思い始めた。まだ写真はたくさんあるのに。
 
橋を渡ってもまだあるモーモーショップ。たくさん見てきたんだけど、結構立派な作りだったので撮影。

商店街的な場所に突入。ただ、駅前の通りに比べてシャッター率はやや高め。

図書館もブルーシートをかけられ、妙な絵を描かれる羽目に。なんの説明もなかったんだけど、どうしてブルーシートがかかっているんだろうか。尾崎信者が夜の図書館の窓ガラスを壊して回ったのでしょうか。
商店街も抜け、歩くことさらに数分。ここまでで20分弱といったところでしょうか。

米沢東高校左前方に見える交差点に曲がります。曲がった先は特になにもありませんが、赤い鉄塔は目印にしてもいいかもしれません。ちなみにここを右でなく左に曲がると、上杉神社に着きます。私は行ってきましたが、新年早々長めの記事なのでこれ以上尺を取るわけには...。
そんな訳で上杉謙信ファンのブーイングを背中に浴びながらずんずんと進んでいき、

さっき微かに見えた鉄塔があるNTTの交差点でもう一つの駅から来る人を待つとします。もう、ここを真っ直ぐ行けば着くんだけどね。




そんな訳で、
 
西米沢駅です。長閑とはまさにこのこと。とりあえずキレイな空気に深呼吸をして裁判所へ向かうとします。

まぁ無人駅でしたし、特に期待もしていませんでしたが、駅前はがらんとしています。

それでも自転車はたくさん。今、冷静になってこれ見てみると、駅までは電車で来てそこから高校に行くための駐輪場ってことか。俺の高校も駅からすごい遠かったけど、こんな措置なかったなぁ。
振り返って駅を見てみます。

特にコメントもありませんが、この写真で故郷を懐かしむ人がいてくれることを願い。


さて、裁判所ですが駅から出ている道をひたすら真っ直ぐ行ってください。

ずんずんと。こちらは、ほとんどお店もなくただ道なので、なかなかキツいものがあります。

「宝石のきくち」さん。宝石という看板ながら、メガネが描かれていたり、旗では補聴器だったりと。でも、確かに昔住んでいたところでも、メガネ屋なのにジュエリーショップとも書いてあったような気もする。時計なんかも扱っていたし。同じ身につけるものとして一緒のケースが多いのかな。
 
文殊堂というところのキレイな庭園なんかもあったけど、入っていいかも分からずスルーしてひたすら進む進む。

そして、どこにもあるよ立派なパチンコ屋さんとその対面には、

米沢警察署。この建物の華やかさの違いが涙を誘います。しかし、ここまで来れば残りはもう少し。
 
米沢駅から歩いてきた人が待つ、赤い鉄塔が目印の交差点に曲がります。これで米沢組と合流。米沢駅から来た人は来た道を真っ直ぐです。

これまた、なんてことない道を2〜3分歩きますと、

右側に裁判所の看板が。入口に回るにはここから右に曲がりまして、




到着〜!!
米沢駅からは25分前後、西米沢駅からは20分弱といったところでしょうか。道はそんな迷う感じじゃないですが、ちょっと遠いのでバスでお越しいただいた方がいい気がします。

 
地図で表すとこんな感じ。写真をクリックしていただくともう少し大きく表示されます。


撮影が終わり、時間はお昼をすでにゆうに過ぎ14時ごろ。しかしここまで我慢して撮影を続けたのは、お腹が空いた状態で米沢牛をいただきたかったため。しかし、ここで事件が。
今回撮影の順番としては、米沢駅⇒米沢地裁⇒西米沢駅と徒歩で撮影していって、西米沢駅から米沢駅までは電車なりタクシーで帰ってくればいいやと思っていたんです。でも、

駅前はこんな感じでタクシーなんぞいるわけもない。かたや電車も

こんな遠くまで豊かな自然を臨める単線。本数も多いはずがない。じゃあ、どうするか?ダッシュですよ、帰りの新幹線の事情もあるんで。

こんな感じで来た道、約4.7kmを米沢牛目指して猛ダッシュ。まぁ旅行用のデカい荷物持ってたんでもちろんダッシュはしていませんが、なんとか30分くらいで米沢駅まで戻ってきた訳でございます。そんな訳で今回の副題は「夜は短し歩けよ乙女」を参考にさせていただきました。

夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)

夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)

読んでる途中なんだけど、面白いねこの本。


まぁそれはそれとして、由緒正しき米沢牛を食べられるお店に10月なのに汗をびっしょりかいたお一人様ご入店〜、ということで運ばれてきたのがコチラ。

本当にキレイでしっかりしたお店だったので写真を撮るのも憚れたのですが、周りにお客さんも少なかったことと、店員さんに一応許可を取り(←ここ重要!)1枚パシャリ。
優雅な気分に浸りお店を出たのでした。え、味?




食べてもいない奴に教えないよ〜だ!!www
そんな米沢地裁




お薦めです!!


とまぁかなり長尺でお届けしてまいりました山形と秋田の裁判所巡りですが、無事に予定通り全軒到達することが出来ました!
そんな達成感いっぱいで帰りの新幹線に乗ったところ、連休の最終日ということもあり米沢から東京までびっしりと乗客に埋まり、立ってほぼ身動きとれない状態で乗り続けて、とてつもないトラウマを抱える羽目になりましたとさ。