170件目 函館地裁 〜傍聴券を持つ男〜

僕の彼女を紹介します
僕の彼女は、日本の平和のために誤って罪を犯した人に判決を下しました。
その名前は、函館地裁函館地方裁判所
というわけで、僕の彼女を紹介します

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改め、
函館地裁を紹介します。

裁判所のHPによると、函館地裁へは函館バス:昭和橋停留所下車徒歩5分。市電:昭和橋電停下車徒歩5分」とのこと。


というわけで、JR函館本線「函館」駅からスタート。


函館地裁に到着したい方は「続きを読む」から。
全国の裁判所データベースを作成中。ご覧になっていただける方は「僕の彼女たちを紹介します」からどうぞ。


全く触れないのもなんか悪いんで、前回江差の撮影を終えた私は終電で木古内まで戻りそこで1泊。
 
ホテルにて、地元で獲れたというホッケアワビをいただきこの日の英気を養います。とは言っても、帰り飛行機の関係でこの日の撮影は1軒だけ、単に今まで見たことない大きさのアワビを自慢したかっただけなんですけどね。
さっそく木古内から函館へ。その日は土曜日ということもあり、木古内駅のホームには江差線の乗車を楽しみにしているであろう人で溢れていました。まぁせいぜい人の迷惑にならんよう頑張ってください。

函館駅の手前が五稜郭駅で、五稜郭って習ったけどなんだっけ?と悩みながらも

「函館」駅に到着。なんか勝手に有名駅といえばいろんな路線が接続しているイメージあるけど、この函館駅は終着駅函館本線っていう電車は途中に長万部や札幌、小樽などを経由して旭川まで伸びているそうで、道内の電車では一番長いんだとさ。

時刻表を見ていたら、多分夜行電車なんでしょうけど深夜1時の電車を発見。5時台にはかの有名なカシオペア大先生も。駅員さんも大変ですよね。この間、駅の待合室とかも空いているのかな。

「ようこそ函館へ。」とか書いているくせに下にサッポロビールとか書いているのがなんか面白かった。

改札までの通路で面白そうな告知を発見。「北海道の駅弁と鉄道の歴史展」ですか。時間に余裕があったら絶対に行ったんだけどな。
開催場所が「イカすホール」って書いてあるけど、確か函館ってイカが有名なんだよね。会社の去年の新人が函館出身で、歓迎会で自己紹介したときに函館では有名だとかのイカ踊りみたいなのやってたわ。

そう、これこれ。次そいつに会ったら、またやってもらおう。
 
駅の外どころか、なかなか改札からも出られません。サブちゃんに、土方や啄木とどんだけ見所があるのでしょう。先に言っておきますが、これらは全て今回取り上げませんからね。サブちゃんファンの方はそっとブラウザを閉じることをお薦めします。

やっと改札です。改札を出て、そのまま正面の「中央口」から外に出ます。

凄く広々としています。奥の方に高い建物群があるんですが、そこまでまぁまぁ距離がありますし、左側にはバスロータリーがありますが、そう頻繁に発着する訳でもなさそうで、このスペースの広さが際立ちます。

これは一体なんなんだ?多分親子なんだろうけどな、最初親が子どもを守っているのかと思ったんだけど、子どもも同じカッコしてるしなぁ。

駅を見てみようとしてもこのインパクト。お前邪魔や〜!!

駅から右の方を見れば、朝市といって色んな店が連なっている市場があります。朝市の名の通り、朝6時から始まり12時なり14時くらいまで開いているそうです。


さて、それでは裁判所に向かいましょうかね。まずバスですが、先ほど触れた通り左前方がバスターミナルとなっていまして、
 
「5番乗り場」「6番乗り場」を探してください。近くにあるバス案内所で聞いたのですが、この2つのバス停から出る便は“ほとんど”目的の「昭和橋」バス停に向かうそうです。この「ほとんど」とか「一部地域を除いて」って表現って結構困るよね。なので、念の為に運ちゃんに聞いてみるか、近くにあるバス案内所でご確認ください。
それではバス組の方は「昭和橋」バス停でお待ちください。


お次は市電です。駅から真っ直ぐ歩き最初の交差点を右に向けば、

市電の「函館駅前」電停があります。

これで「湯の川」方面の電車に乗ってください。バスと違い、こちらは目的の「昭和橋」電停まで全て向かいます。
それでは市電組の方も「昭和橋」電停でまたお会いしましょう。


そして今回もやはり徒歩でも向かいます。裁判所のHPで徒歩推奨されていなくても、大した距離じゃなきゃ歩いていくのが俺のアイデンティティさ。
まずは駅を背に真っ直ぐ歩いて、最初の交差点を過ぎると商店街に入ります。

駅前の広々とした感じ、朝市の賑わっている感じと比べると一気に寂しさを感じます。

最近、年賀状以外で郵便ポストを使うこともなくなりましたが、こんなデジタル表記初めて見たんですけど、これはデジタルじゃなくてもいい気が...。微妙に下に書いてある「郵トピアモデル都市」ってのも気になっていたりもします。

気になるお店を発見。昼間は多分カフェで夜はバーになるであろうこのお店で、「イカ塩辛コロッケ」なるものが売っているとのこと。テイクアウトも出来るとのことなので、さっそく1つ購入。イカの塩辛もコロッケも好きな僕はwktk状態。テイクアウトメニューで一番人気みたいだしね。
 
さっそくパクリ。



はっきり言うわ。あんま旨くねぇ。まぁご当地グルメってことで、これ以上の追求はしないでおいてあげよう。ハードル上げすぎたかな?
 
ちょっと分かりにくいのですが、この交差点をに曲がります。駅から歩いて7分くらいでしょうか。曲がった先は細い2本の道に挟まれて大きな1本の道となっていて行けばわかると思います。そんでここを真っ直ぐ行った突き当りが目的の裁判所となります。
まぁ裁判所までは少しかかるんで、この道を歩きながらいろいろと見ていきましょう。

まず右側に見えるのが「サテライト松風」という競輪の場外車券売り場です。函館には函館競輪というのがあるらしいです。競輪ってCM以外で見たことないかもしれんな。
 
そしてお次は月光仮面です。そういや月光仮面も名前だけで、実際に作品を見たことってないなぁ。原作者の方が函館市の出身のようです。この通りは綺麗に舗装されてはいるけど、メインの通りではないのでこれに気づかない観光の人は多いかもしれませんね。

そのうち右前方に大きな建物が。函館中央郵便局です。さすがは「郵トピア」とか名付けられているだけありますね、立派な郵便局です。

ちなみに今歩いている通りは「さかえ通り」というのですが「3・2・14広小路」という名前もあるみたいです。この数字の部分は何て読むのが正しいんでしょうか。「さかえ」とかかってたりするのかな?

そうこうする内に前方に見えてきました。正面に見えるのが裁判所です。では、ここで市電とバス組を待つことにします。


それではバスの方、お待たせいたしました。

「昭和橋」バス停です。バスの進行方向とは逆で、

右側にこの病院がある向きで進んでください。1分も歩けば、

市電組とも合流。市電に乗ってきた方も進行方向とは逆

左前方にマックスバリュが見えるよう歩いてください。
ちょっと分かりにくいかもだけど、歩いて1分くらいである小さな橋を渡った直後にある

この何の変哲もない道をに曲がります。

そしたら、右前方に見えてくるこの茶色い建物が目的地です。それでは徒歩組の人も併せてゴールしましょう。




到着〜!!
シックというのか、あんま過去の地裁には無い色合いでかっこええわな。徒歩組にとっては道の突き当たりにあって、徐々に地裁が近く大きくなっていくのもよかった気がする。
所要時間は徒歩だと15分強かな、バスと路面で昭和橋まで10分弱でそこから2〜3分といったところかな。
 
地図で表すとこんな感じ。写真をクリックしていただくともう少し大きく表示されます。


帰るまで少し時間もあるし、駅の方にでも戻りますかねと振り返ったところ、

立派な山が。山に雪が残ってるとかそんなことじゃないんです、頂上の方をズームしてみると、

なんだ、この悪の組織がいそうな基地みたいなのは!?ジャームスボンドが攻め込む敵の総本山みたいだな。
そんな訳で今回の副題は007より「黄金銃を持つ男でした。

最近のは見てないけど007シリーズは大学のDVD室みたいなのにあったから古いのから順に10本くらいは見てるんだよね。


この悪の基地も気になったんだけど、次の目的地へ行かないと大阪へ帰れなくなる。お昼を食べに行きます。さて、はるばる来た北の大地北海道で僕がランチに選んだものは!?

函館方面の市電に乗って、末広町」電停へ。ネットで調べたところ、目的地は函館駅周辺ではこの末広町にあるのが最も近いとのことだったので。
お腹も空いたし急ごうと歩いていた中、ふと右を見たら
 
さっきも見た悪の秘密基地が!!きっとアレだろ、最後ボンドがこの基地から抜け出す際にこのロープウェイをかっこいいアクションで飛び越え、その瞬間に基地がドーンって演出だろ。わかるわかる。

さてさて、地図で地裁方面から見えた向きと照らし合わせて重なるスポットは...


そうか分かったぞ、100万ドルの夜景が拝める函館山山頂 函館山ロープウェイ」(対象サイトへ)に違いない!!


ってことはリア充の巣窟じゃねぇかよ...。例え敵の秘密基地じゃないにしても爆破してくれよボンドちゃんよ。
ふ〜んだ、せいぜい夜景でも拝みながら高い飯でも食っていやがれ、俺はこれから函館ならではの飯を堪能してやるんだからな。
歩くこと数分して到着。

コンビニ「ハセガワストアさんです。何も間違ってないですよ、僕はここにお昼を食べに来たんです。

ここで買ったのが、ここの名物「焼き鳥弁当 塩ダレ味」サッポロクラシックです。
なにかと言いますとですね、僕世代では神がかり的な人気あったバンドでGLAYっているじゃないっすか。彼ら出身が函館なんですけど、学生のときとかよく食べていたというのがこのハセガワストアの焼き鳥弁当なんですよ。テレビで自身で喋ったり、他のバンドさんに差し入れしたりということで結構有名らしく、実際僕の会社の同僚なんかは知ってましたね。

店内には今年7月にやるというGLAYのライブの告知が。今でも地元を大切にするバンドなんですね。もはや地元に全然戻ることが無いというナントカJAPANとは大違いですね、ゲフンゲフン。
まぁ贅沢な話だけど、このコーナーで色んなところに行く中でもちろん海沿いの町ってのもたくさん行ってる訳だよ。そうなると海産物はどこ行ってもある程度はもちろんのこと美味しい訳でさ、ある種予想できる部分もあるから、魚以外のものを食べたくなっちゃったんだよね。個人的には、その地に来たって感じることが出来るこの焼き鳥弁当を食べて大変満足いたしました。ごちそうさまでした。
あ、ちなみに「焼き鳥弁当」って言ってるけど、使われている肉は豚です。


そんな訳で、サブちゃんやらGLAYなどの大物歌手から、啄木やら土方など歴史的にも見所多く、それら観光が終われば函館山で100万ドルの夜景…はボンドに爆破されたから無理だけど楽しむところが多い函館市の函館地裁




お薦めです!
今回、な〜んでこんな長くなっちまったかな。滞在時間短かったんだけどね。まぁ北海道の攻略はまだまだ先が長いし、近いうちにまた北海道の別の顔を届けられればなと思います。