172件目 武生地裁 〜夏目裁判帳〜

僕の彼女を紹介します
僕の彼女は、日本の平和のために誤って罪を犯した人に判決を下しました。
その名前は、武生地裁福井地方裁判所武生支部
というわけで、僕の彼女を紹介します

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改め、
武生地裁を紹介します。

裁判所のHPによると、武生地裁への行き方記載は特にないので...


とりあえず、JR北陸本線「武生」駅か

福井鉄道福武線「越前武生」駅駅名標写真なし)からスタート。



武生地裁に到着したい方は「続きを読む」から。
全国の裁判所データベースを作成中。ご覧になっていただける方は「僕の彼女たちを紹介します」からどうぞ。


いやぁこの企画どんどんシンドくなってきたなぁと思うのが気軽に行けるとこが減っちゃってねぇ。そんな訳で、その日の思いつきで福井県まで行って参りました。しかもゴールデンウィークの最終日だったから、電車もすげぇ混んでたわ。思いつきで行くもんじゃないね。
それにしても全く下調べしてなかったもので、ずっと「武生」のことを「たけお」と読んでいたのですが「たけふ」が正解。それに反省してこの地のランチの定番なんかを調べてみたり。あとで紹介しますね。
まだ武生については知らないことだらけですが、この地の裁判所に会いに行きましょう。


武生駅と一言で言ってもJRの「武生」駅とそこから300メートルくらい離れたところに福井鉄道の「越前武生」駅と2つあります。
まずは福井鉄道の方から

ホーム内には入っていないので、とりあえず運賃表だけ。赤く囲った2駅は以前紹介した福井地裁(該当ページ)の最寄駅でもありますね。あれ約1年前かぁ、もっと前な気がしてた。

駅を出ますと、京都あたりから北陸に向けて多くあるスーパーのアルプラザがどどんとお目見え。
 
左を見ますと、ちょうどバスも停まっています通りバス停があります。まぁ私はいつも通り歩きますが、20分くらいは歩くのでバスを使ってもいいでしょう。
バスを使う場合は赤く囲った市街地循環南ルートの「西小学校方面」か、白山・大虫ルートをご利用ください。まさしく「裁判所前」というバス停がありますので。ただ、白山・大虫ルートは火曜、土曜のみの運行ですのでくれぐれもお気を付けください。


では、今日も元気に歩いていきましょうか。まずはJR組と合流しますので、

このアルプラザの右側を歩いてJR方面に向かいます。3分も歩けば、

左側にJR「武生」駅が見えてきます。なので、ここからJR視点で。
 
駅のホームには立派な龍がお出迎え。「伝統的工芸品 越前打刃物」と書いてあるのですが、ここの近くではペーパーナイフや小刀を作れる体験教室があったりと刃物の製造が有名なんだとか。

ホームを出て待合室には手書きで描かれたマップが貼られています。いいですよね、ホントこういうのは。
主にお寺がメインですが紫式部公園」とか「タンス町通り」「ちひろの生まれた家記念館」など少し興味の惹かれるものもあります。興味関心の持たれた方は是非調べてみてください。

駅を出ます。タクシーはたくさん停まっていますが、駅前そのものに観光的要素はなさそうです。
マジな話で俺、背骨と思想が傾いてるからちょいちょい斜めの写真撮っちゃっうんだけど見にくくてゴメンなさいね。それにしてもこれは曲がりすぎだな。
 
正面には生命の樹というガラスのモニュメントが。確か富山地裁編によると富山はガラスの街ですし(該当ページ)武生の隣の鯖江はメガネだし、ここもこのガラスのオブジェだったり打刃が伝統だったり、北陸地域ってのはこの手の産業がお盛んなんですね。と思ったら、富山編でも似たようなこと書いてたわ。
 
を向けば、バス乗り場がありますので先ほどと同じく赤く囲った市街地循環南ルートの「西小学校方面」か、白山・大虫ルートをご利用ください。


それではここからようやく徒歩ルートの紹介です。下調べロクにしなかった割には意外と話膨らんでるじゃん。

駅前を真っ直ぐ進んでいきます。

まず目に付いたのが、この「珍々亭」という名の中華料理屋。僕ねぇ、中華好きなんですよね。でも、今日は食べるものが決まってたから「珍々亭」で食べるわけにはいかなかったのです。行きたかったなぁ「珍々亭」。なんですか?「珍々亭」って言いたいだけだろとか言いがかりはよしてくださいよ。

もうちょい歩くと越前市役所があります。これが意外と趣がある。建物もそうですが、この記念碑です。武生市 閉市記念碑」と書かれています。
調べてみると、もともとこの辺りは武生市に位置し、福井市についで県内第2の都市だったとのこと。しかし、2005年10月1日に今立町と合併し現在の越前市になったのだとか。あえて「閉市記念碑」なんて建てているというのは、「武生市」という名前を残しておきたいという思いからなんだろうね。

だから、建物は古いのにこの越前市役所」って表記はキレイなんだね。合点がいったよ。

市役所から2分も歩けば、観光案内所、兼休憩所みたいなところがあります。ここで改めて、行きたい観光スポットの場所を確認するのもいいでしょう。

そこからさらに歩くと、突き当たりのような感じで神社がありますのでここをに曲がります。曲がった先は商店街となっており、作りとしては小京都というか落ち着いたものになっています。

ヴィレッジヴァンガード的な本やら雑貨やらを売っているお店を発見。そして店頭のディスプレイには

夏目友人帳ニャンコ先生ではありませんか。

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僕、この作品を実は見たことはないんですが、このキャラくらいは知っています。わざわざ飾っているってことは武生が舞台なんかなと思って調べたら、熊本県の人吉の方が舞台だそうです。人吉地裁(該当ページ)、懐かしいなぁ、あそこはいいとこだった。
 
こんな感じの大きな道との交差点がありますので、ここをに曲がります。ここもほぼ突き当たりのような感じになっているのでわかると思います。


ここ曲がったらあと7〜8分ってところかなぁ。もう少し頑張ってくださいね。
 
まず目に入るのが、渡辺洪基展」と書かれた小スペース。どうやらこの辺り出身のお偉いさんだそうで、外務省やら司法省などいろいろなされてきたそうで、東大の初代総長も務められたとか。大学の総長ってなんぞ?
さてさて地元の名士はさておきまして、裁判界の名士を目指す男がどんどん進みますよ。

ごみ捨て禁止の標語。そりゃあ捨ててきれいな街づくりは出来んし当たり前のこと書いてるな、とか冷めた感想を持っていたら、

「大罪よ」に思わず吹いてしまいました。無理に5・7・5にしようとしなくてもいいのに。語尾に「よ」がつくだけで「月に代わって...」が浮かぶ俺は間違いなくアラサー。
まぁ不法投棄を禁じるというのは当然として、こうあちこち標語が貼られているというのは、これら被害に悩まされているということなのでしょうか、少し心配です。

そんな心配も2018年までになくなるといいですね。2018年は福井で国体だそうですよ。結構先まで国体の日程って決まっているんですね。ってか、右のやる気のないキャラはなんだよ。


さて、突然ですが「今日のわんこ」のコーナー!!タイトル含め、完全オリジナルのこのコーナーは街中で出会ったワンちゃんを紹介していきます。
本日紹介するのは、越前市で出会いましたこのワンちゃん。

いやぁ可愛いですねぇ、カメラ向けられても落ち着いてましたので人慣れしているんですかねぇ。でも、ゴメンネちょっとそこどいてね

そこ店の入口なんでね。お行儀よくしているのが逆に、全く入口から動く気がない意志を示されているみたいでお兄さんちょっと驚いちゃったぞ☆でもまぁ、お店には何の用もないからいいんだけどね。
それじゃあ、また別の地域でお会いしましょう、「今日のわんこ」のコーナーでした〜!




なんだ今のクソ茶番。俺の好きな沢城みゆきさんで再生してなかったらPCぶん殴るとこだったわ。
しかし、そんな茶番をしながらも足はしっかり運んでいた私、

カメラのキタムラなどが目印、「大虫口」交差点...なんか嫌な名前ですね、こちらをに曲がります。
曲がったら、すぐ右の方に見えるはずなんだけどなぁ...とちょっと不安になりながら歩いていると、

おぉあったあった、良かった今回も無事に到ちゃ

うぎゃあ〜、まさかの改装中。しかも全く組立もされてないみたいだから、これは時間かかるかもな。とりあえず表記のとおり仮庁舎の方を目指すとします。




そんな訳で、一応到着〜!!

目の前にバス停もありますので、バス組の人はここで降りてくださいね。
所要時間は徒歩20分ほど、バスは乗っていないので乗車時間はわかりませんがバス停は裁判所の目の前です。

地図で表すとこんな感じ。写真をクリックしていただくともう少し大きく表示されます。


いやぁなんか不完全燃焼感半端ないなぁ。一応、仮庁舎でも敷地さえ変わらなきゃ再度行くつもりも特にありませんが、出来上がったなんて知ったら行きたくなっちゃうかもしれないしなぁ。
とりあえず悩んでもしょうがない、美味しいものを食べてからそこから考えよう。今回選んだのはこれ!

越前市の名物ボルガライスこれはさすがにみんな知らないでしょ。
でもさぁ、いきなり初めて聞いた「ボルガライス」なんて名前普通覚えられないじゃん。オルテガ?とかモルボル?とか色んな名前に当てはめて覚えようとするんだけど難しくてさ。
そこで思い出したのが、俺伊集院光のラジオが好きなんだけど、番組内でポルノ女優のことをぼかして「ボルノ女優」って呼んだりすることがあるんだよ。それが響きとして気に入っていたから、「ボルノライス」って覚えれば1文字違いだし楽勝だぜ!と思ったら、まんまと地元の人に「ボルノライス食べるにはどこがいいですか?」と間違って聞いてしまう始末…。
うぅ、越前市の方々地元の名産品の名前を間違えてしまいすみませんでした。とりあえずいくつか紹介された中で、結局はアクセスが一番よかった店に入り出てきたのがコチラ!

オムライスの上にカツが乗っていて、そこにデミグラスソースがかかっているというものでございます。お味は想像できる範囲内ですけど、非常に美味しかったですよ。このメニュー扱っている店は割と多いそうなので、是非皆様もこの武生に来る機会がありましたらボルノライス、じゃなかったボルガライスを食べてみてはいかがでしょうか。


そんな訳で、刃物などの伝統工芸があり、歴史上名のある人もおり、そして新たな名産として打ち出しているボルガライス、そんな新旧入り混じった雰囲気を楽しむことが出来る旧武生市越前市の武生地裁




お薦めです!
冒頭にも書きましたが、GWの最終日で電車も混みまくっていたので、帰りはずっと立ちっぱでした。皆さん、お出かけは計画的に。