182件目 松本地裁 〜ノーりんご・ノーライフ〜
僕の彼女を紹介します。
僕の彼女は、日本の平和のために誤って罪を犯した人に判決を下しました。
その名前は、松本地裁。長野地方裁判所松本支部。
というわけで、僕の彼女を紹介します。
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改め、
松本地裁を紹介します。
裁判所のHPによると、松本地裁へは「JR松本駅から徒歩約20分、駅前松本バスターミナルから美ヶ原温泉行き「市役所前」下車、松本周遊バス・タウンスニーカー“北コース”「松本城北」下車」とのこと。
というわけで、JR各線、アルピコ交通上高地線「松本」駅か
JR大糸線「北松本」駅からスタート。
松本地裁に到着したい方は「続きを読む」から。
全国の裁判所データベースを作成中。ご覧になっていただける方は「僕の彼女たちを紹介します」(該当ページへ)からどうぞ。
仕事でもこの撮影でも飛行機を割と使うから空港の場所には詳しいつもりだったんだけど、長野県にも空港ってあったんですね初めて知りました。でも、東京や大阪伊丹には飛ばないっていう割とレアな空港らしいのですが...。
そんな訳で飛行機の便がないのであれば、電車でコトコトと大阪から4時間弱かけまして着きましたは長野県の松本でございます。今回は「松本駅」「北松本駅」と選択肢がありますが、とりあえずは「松本駅」からの紹介。
長野県の中心都市と言えば県庁所在地の長野市とこの松本市が浮かぶと思うんだけど、東京や大阪からでは飛行機で行けないし、電車も時間かかるしでちょっと足が遠のきがちな場所ではあるよね。だから、同じく長野の軽井沢に行ったことあるって話を聞くことはあっても、あんま松本に行ったことがあるって人を聞いたことがなくて、名前は聞くけど謎多き町ということでワクワクしながら向かいました。
ホームに降りたら、硬そうな椅子がお出迎え。長野といえば木材加工なんかも多分盛んなんでしょうな、それをイメージさせるには十分です。今回撮影で行ったほかの駅でもこの椅子が置いてあるケースが多く見受けられました。
改札階にはお土産コーナーが。長野のお土産とまず浮かぶのは、「おやき」でしょうか。そのほかには、以前同じ長野県の飯田地裁(該当ページへ)に行ったときにもそうだったけど、林檎関連商品なんかがかなり目を引きました。
この松本駅含め、今回の旅の中で降りた駅のいくつかではこのように林檎が直に晒されて売っているのをよく見かけ、長野県にとっていかに林檎が大きな存在がよくわかりました。
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さてさっそく裁判所へ!と思ったのですが、長時間の電車でお腹も減ってしまいました。長野と言えば蕎麦かなとも思ったのですが、ネットで評判のところがあったのでそこへ行くことに。
駅ビルMIDORIの4階に上がると、
大きな物産コーナーと飲食フロアになっています。そこの一角にあります、
「からあげセンター」というお店。お昼の2時近くだというのに、満席という人気ぶり。わざわざ長野まで来て唐揚げかいなと思うかもしれませんが、このお店
初めて聞きましたが、からあげグランプリとやらで「金賞」を受賞したんだとか。中日本しょうゆダレ部門での受賞とのことで、割と狭い範囲な気がしないでもないですがまぁいいじゃないですか。
お店は非常に綺麗な作りとなっていまして、夜はお酒も飲めるんだとか。美味しい唐揚げを食べながらビールとかたまりませんな。
今回頼んだのは「山賊焼からあげ定食」。手前に大きく4枚あるのがこの地特有の山賊焼きっていうので、それと唐揚げが半々で食べられるお得な定食です。
お味のほうは、さすが金賞。やや薄味ながらしっかりとした味わいがあり箸が進みます。山賊焼きも良かったですけど、普通にこの唐揚げが美味しかったな。
味を途中で変えたい方には、目の前の調味料をお使いください。左からマスタード、マヨネーズ、ソース、醤油、ブレンド塩、胡椒なっております。いろいろ試しましたが、マスタードとマヨネーズを混ぜたやつがかなり美味しかったです。
ごちそうさまでした。
さて元気も出たところで裁判所に向かいます。実はそんな時間が無いんだよな...。
カメラを改札内まで戻しまして、改札を出ましたら右の「お城口(東口)」を目指してください。反対の出口が「アルプス口」っていうのが長野県っぽいですね。
階段を降りて下へ。「世界健康首都会議」とは一体なんなのでしょうか...。
駅を出ました。う〜ん、立派!!かなり立派な商業都市です。長野市はまだ行ってないけど、松本市が長野県の中心だと言い張るのもわかる気がする。詳しくは知りませんが、長野市と松本市ってかなり仲悪いらしいですね。まぁ高いレベルで競い合うのであればいいと思いますけどね。
松本駅からはバスで裁判所に向かうことができます。バスは2ルートあって、
1つは外に出て目の前にある「タウンスニーカー」バス乗り場から「北コース」を走るバスに乗ります。
ご覧の通り、30分に1本あるので非常にわかりやすいです。乗車賃は一律で200円で、一日乗車券が500円で買うことができます。このタウンスニーカーというバスは、北コースを始めとして、あと東・南・西コースのバスも走っておりそれら全てのバスに一日乗車券が使えるとのこと。路線図は見ていませんが、恐らくこれで観光がかなり便利になるのでしょう。
では、このバスに乗って、「松本城北」バス停でお待ちください。
もう一つのバス停ですが、駅から少し離れます。
駅を背に右前方にショッピングモールのArioが見えます。その中がバスターミナルとなっています。駅から3分くらいで行けます。
乗るべきバスはこの3番乗り場から出る「美ヶ原温泉」方面へのバス。こちらも9時以降は30分おきに運行しているようです。タウンスニーカーと時刻を確認しながらお選びください。
こちらのバス停から乗車される方は、「松本城・市役所前」バス停でお待ちください。
さぁここから徒歩ルートだ。駅前に再度戻りまして、
赤矢印でも示しましたが、このEPSONとかりんとうの看板の建物の間を通って行きます。一番大きな通りなのでわからないことはないと思います。
立派な通りです。立派ではあるんですが、ここはあまり触れるところなく、3〜4分歩きまして、
サークルKが目印、「深志二丁目」交差点を左に曲がります。
しばらくすると左側にPARCOがあります。ArioにPARCOと商業施設には不自由しなそうですね。道は一本中に入っているので少しわかりにくいとこにありますが。
右側にはドレスショップ。最近、第二次結婚ブームが周囲に吹き荒れているのでこういうお店はむしろ心が痛む...。
さらに進むと、右側に神社と交番が。たまに、こういう洒落た作りの交番を見ますが誰がこの設計でって言い出すんですかね。僕は好きですけど、税金を使ってうんたらとか言う人もいそうな気がするし。
深志二丁目交差点から5〜6分歩いたでしょうか。
「松本城」交差点に到着。ここを右に曲がります。
ここで、もう1つの電車組を待つことにします。
お待たせいたしました「北松本」駅でございます。
JR大糸線の駅で、線路自体は同じくJRの篠ノ井線も並走しているそうですが駅としては大糸線のみとなっています。
ホームのベンチも待合室そのものも木製となっておりこだわりを感じます。
改札を出たら右の「お城口」から出ます。こちらも反対方面の出口は松本駅同様「アルプス口」というんですね。
駅を出る前に気になったのが、駅前広場使用についての注意書き。スケートボードの使用や演説・集会なども禁止されています。どれだけ立派な広場なのでしょうか。
そんでこれがその駅前。ちょっとした小スペースはあるものの、この広場にそんなに人が集まるのかなぁ...。とりあえず裁判所へは真っ直ぐ進んでいきます。
振り返って駅舎を見てみると、なかなか綺麗な駅舎。そんなに通勤、通学に使われている感じでもないのですが、松本城も近いですし観光で利用する人がいるって感じなのかな。
しばらく進むと細い道になりますが、変わらず真っ直ぐ。
わさび屋さん。確かにわさびって山合の水が綺麗なところで取れるイメージ。美味しいわさびって料理に使わなくても、そのままで酒のつまみになるんで好き。
絵画用の額縁なんかが売っているお店。自分には絵心が皆無なんで、なかなか縁遠きお店。
製本所って初めて見たかも。中を覗いたら、何かパンフレットみたいなのをガッチャンコガッチャンコやっていました。いつかこの旅が全国制覇したら、僕も旅行記を出版してみたいなぁ…。もはや裁判ブログとしての誇りを忘れている件。
そうこうするうちに、松本駅組が待つ「松本城」交差点に到着しました。北松本駅から来た人はそのまま真っ直ぐ進んでください。
あとは、このお城沿いを歩いていくだけです。
お堀が左にある状態で進んで行き、
信号などはありませんが、お堀が途切れるこの交差点を左に曲がります。そんでまたもお堀が左にあるように。
1分も歩きますと、バス組とようやく合流。
Arioのバスターミナルから美ヶ原温泉方面に乗った方が降りる「松本城・市役所前」バス停です。降りましたら徒歩組と同じようお堀が左にある向きで進んでいきます。
バス停の名前となっている市役所は右側にあります。それと市役所前に建っていた謎のキャラクターも一緒に。
キャラターといえば、今ゆるキャラグランプリ2014の投票を受け付けているんですよね。前に紹介したアニメ「ろこどる」のキャラクター魚心くんもエントリーしているんだとか。ホントにこういったキャラクター推しってのは一般的かつ多様化してきているよな。まぁその分、インパクトは正直薄れてきたかなとも思うけど。
突き当りとなります「市役所北」交差点を左に曲がります。市役所よりも目立っているこの協会を交差点名にしてあげりゃいいのに。
曲がった先は変わらずお堀が左手ね。たまたま目の前を老夫婦が乗った人力車が走っていました。意外と色んな観光地でこの人力車ってのは見るものです。
1〜2分歩きますと、
もう一つのバス組、駅前からタウンスニーカーに乗ってきた人が降りる「松本城北」バス停があります。そんでそのバス停の先に見える白い建物が目的地です。
到着〜!!ちょうど敷地の外から撮影すると、縦長というのか全景を抑えるスポットがないのが残念。
所要時間は松本駅から徒歩20分ほど、北松本駅から10分ほど、バスだと「松本城・市役所前」バス停から歩いて5分、「松本城北」バス停目の前って感じかな。とりあえず、お城を目印に進んで行けば着くからわかりやすいかな。
地図で表すとこんな感じ。写真をクリックしていただくともう少し大きく表示されます。
せっかくなんでちょっとお城の中でも見てみますか。
なんかやたら白いテントを張ってるなと思ったら。
ちょうどこの撮影の翌日から、「信州・松本そば祭り」というのをやっていたみたいでした。11回目というかなり歴史のある祭りなんですね。何度も言ってますが、なかなか行ける地域じゃないですからね、こういう地域性がガチで出てる催しに参加できないのはかなり悔しいなぁ...。
季節ごとにこの緑も様々な変化を楽しむことができるのかな。そういう変化を楽しみながらお堀の周りをランニングしている人とかもいるんでしょうな。
なかなか重厚な木の門を潜って見つけたるは、
石垣改修のお知らせ。残念。ここで諦めて帰っちゃったんだけど、あとで調べてみたら城郭はどっかにあったっぽいんだよなぁ。なんか中途半端な訪問になっちゃってもったいないことしたなぁ。
まぁまぁそんな訳で、長野県を支える都市の一つで、今でも中心地に城がしっかりと腰を据え町を見渡せ、駅周辺は立派な商業施設が多く立ち並ぶ歴史と近代さを兼ね備えた松本市の松本地裁
お薦めです!
もっと時間をかけて見て回ったら、さらに楽しめたと思うのでそこは少し残念だったかな。
さて、長野県の撮影はまだまだ続きます。次の目的地へ向けて電車でコトコト進んでいたら、気になる駅名を聞いたので視線を窓の外へ。
「姨捨」駅です。いわゆる姥捨山を由来としてついた駅名だそうでして、かなり高いところに位置する駅です。この駅のホームから見下ろす景色は日本三大車窓の一つと言われているらしく、そのほかにも「足を延ばして訪れて見たい駅」の全国第2位、お月見ポイント全国1位など各方面で人気のある駅だそうです。
その景色がこちら。
電車の中からなので色々入っちゃっているけど、山の高い位置から町を見下ろせる景色だということは伝わるかなと思います。電車でいうと、松本駅と長野駅の中間くらい、車でも「姨捨IC」というのがあるらしいです。もし興味がある方は是非行かれてみてはいかがでしょうか。
そんな訳で次回は、松本市が張り合っているという噂の県庁所在地、長野市の裁判所を目指します。