184件目 上田地裁 〜傍聴.netの普通は馬鹿者である〜

僕の彼女を紹介します
僕の彼女は、日本の平和のために誤って罪を犯した人に判決を下しました。
その名前は、上田地裁長野地方裁判所上田支部
というわけで、僕の彼女を紹介します

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改め、
上田地裁を紹介します。

裁判所のHPによると、上田地裁へは「上田駅から秋和行きバス花園下車」とのこと。


というわけで、JR北陸新幹線しなの鉄道上田電鉄「上田」駅からスタート。


上田地裁に到着したい方は「続きを読む」から。
全国の裁判所データベースを作成中。ご覧になっていただける方は「僕の彼女たちを紹介します」該当ページへ)からどうぞ。


どこかの野球の強豪校の監督が言っていたんですけどね、練習の一環として週末で合宿形式をしょっちゅう行う、と。甲子園ってのは慣れない宿舎に泊まり長丁場で戦うものだから、まずは外泊する癖をつけてリラックスした状態で臨まなければいけないんだ、と。
確かに慣れない環境での試合ってのはいつも通りの力が発揮できなかったりします。だからその合宿を頑張らなきゃいけないんですけど、その合宿自体が嫌いだったよなぁと思い出すこととなった今回の上田地裁編。詳しくは後述します。


長野駅から鈍行で40分強で上田駅に到着します。

ここまで乗せてくれたのは、このしなの鉄道の車両。JRは新幹線駅のみなので経費削減でこちらを選択。この電車、上田を過ぎると軽井沢まで行くとのこと。車内は、恐らく軽井沢とかで結婚式でもあるのでしょう、綺麗な服装した男性女性が多くいらっしゃったりもしました。

改札はこんな感じ。他の2路線とは改札が異なります。

改札を出てすぐ左側にお酒の販売コーナーが。地元の名産を置くのは大変結構なことと思いますが、一緒に冷えたビールや酎ハイなんか置いとくと駅の近くでたむろする原因になりそうではありますが。

その反対側には松本同様この駅でも林檎が直に売ってます。1個百円で袋に詰めて、駅で精算するらしいです。駅が販売業務まで請け負うのは面白いですね。

駅は右の「お城口」から出ます。ほかの路線を使う方もそちらを目指してください。

途中、広告でこんなものを発見。日程的にもう終わっていますが、この上田市の隣の東御市「火のアートフェスティバル」というのをやったそうです。ホント世の中にはいろんな催しがあるものです。かたや全国の裁判所を目指すなんて馬鹿者もいるわけですし、まだまだ知らない世界は多いですな。
そんな訳で本日のサブタイの元ネタは今期アニメでどこまで登り詰めるか注目の「結城友奈は勇者である」でございます。最初、この作品なんじゃいなと思ったけど、まぁまぁ楽しめそうです。

誰がこのサブタイからこの作品に結びつけられるんだよ。パロってのは、ちゃんと元ネタがわかるようにしなきゃダメなんだよ、と自分に説教。


さてさて

外に出る直前にあった観光案内の中にいたお姉さんがかなり僕好みだったのは置いておいて、

駅を出ました。松本駅長野駅とかなりの駅前を見てきたのでそこと比べるのはという感じですが、こちらもかなりしっかりしています。
ちょいと視線を引きますと、
 
駅前がバス乗り場になっていることがわかると思います。「乗って残そう!乗って活かそう!バス路線」とバス推進の広告が。地方の方ってのは車持ちがデフォですけど、やはり運転出来ない人だっていますしバスは非常に重要。でもやっぱ商売ですから、赤字路線を残していてもしょうがないってことで廃線になることも珍しくないんでしょうね。このブログにおいても、茨城の麻生地裁該当ページへ)、徳島の美馬地裁該当ページへ)なんかはバスが廃線になったためかなりの距離歩くハメになりましたしね。

バス路線図で行き先と時刻表を確認。と、ここで気になる文字が。
この写真では小さくて見えないと思いますが、北東に伸びる路線に「菅平線」という路線が。そして学生時代を思い出した私。大学時代、この路線の「菅平高原ダボスという場所で部活の合宿をやっていたのです。なんか見覚えある駅前だなぁと思ってたけど、今思い出したわ。あー嫌な思い出。
この菅平ってのは、どういうわけか合宿地として非常に有名でして、特にラグビー系の部活の方などはよく聞く名前なのではないでしょうか。


まぁ昔のことより今の裁判所の方が大事。ということで、
 
駅から左前方にあります、1番バス乗り場を目指してください。そして、「房山・下秋和行」バスに乗ります。
ちなみに同じバス乗り場から「小諸」方面へのバスってのがあるのですが、この「小諸」ってのが高校時代の合宿地なのでこれまた嫌な気分になったのを補足しておきます。
この時刻表で◎で示されています房山止まりのバスだと目的地まで行きませんので、これ以外に乗っていただいて、「花園」バス停でお待ちくださいませ。




裁判所のHPでは特に推奨されていませんが、徒歩で行くことも可能です。

まずは駅を背に真っ直ぐ歩いて行きます。信号を超えたら軽い上り坂になっています。

車の行き先案内が、木に隠れて見たくない合宿地「菅平」「小諸」だけ表示されているのはなんとも嫌な気分。

駅を出て2〜3分程で左に見えるのが「飯島商店」さん。外観もしっかりしていますが内装も非常にオシャレでして、ドアマンもいます。長野などで採れた果物を使ったジャムなどを試食・販売しています。この後、友人と会う予定があったのでリンゴのジャムを一つ購入。従業員の方も非常に礼儀正しく、印象に強く残ったお店です。

まだ開いてなかったけど、ケバブのお店。いろんなところでお店は見るけど、ケバブって食べたことないんですよね。ってか上田でケバブが見れるとは思わなんだ。

スポーツショップのウィンドウに貼られていた、ラグビーのポスター。2019年にラグビーのワールドカップが日本で行われるそうで、そのキャンプ地に名乗りを上げようとのことです。ポスターの中でもラグビー合宿の聖地」と書かれています。
誘致関係でいえば、

平成28年の大河ドラマが「真田丸」に決まったとのことで、上田の城下町を整えていきましょうという張り紙。あ〜確かに真田幸村ってこの辺りだったなぁ。すごい幸村好きな人から、縁の地を探訪するためにここまで来たことがあるって聞いた気がする。
署名も50万人以上集まったみたいです。放映に喜んでいる一方で「これからが本番です」と気合入れているところにも非常に好感が持てます。

そんな訳でところどころに真田十勇士の像が建っています。真田十勇士ってほか、誰がいたっけか?根津甚八、猿飛佐助、霧隠才蔵...これくらいしか知らんな、これが合ってるかもわからんし。


結構、観光地としても優れている感じなので、いい気分になっていたところバスに追い抜かれたのですが、

行き先がかの魔境「菅平高原」。そのバス乗っちゃダメ〜、地獄の合宿地が待ってるぞ。と、合宿イヤイヤ言ってますけど、学生時代はキャプテンだったんですけどね。まぁキャプだろうと、嫌いなものは嫌いなんで。

職業紹介所、の下に「北国街道入口」という看板。ちょっとここで寄り道してみます。
 
この前行った小江戸・川越該当ページへ)を思わせる道となっています。
いろいろ木で作られたオシャレなお店「木楽歩(コラボ)」さんは食堂だそうです。外から覗いていたんですが、静かな音楽も流れていていい雰囲気でした。しかもその音楽、従業員さんがその場でキーボードを弾いてのものでした。完全に店のレイアウトと同化してて気が付きませんでした。


裁判所ルートに戻ります。
 
駅から15分ほど歩いたでしょうか、「中央北」交差点に曲がります。通る道は狭く窮屈ですが、ちょいと右を向けば

綺麗な山を近くに見ることができ、なかなか気分は悪くないです。ただ駅前の通りほど、商店がある訳でもないのでやや退屈ではあります。

この道の中では大変目立ちます群馬銀行の看板。何故に群馬?とも思ったのですが、冷静に考えりゃ隣の県ですもんね。なんか長野は東海・北信越のイメージが強すぎて関東と接しているイメージがちょっと弱かったので少し意外に思ってしまいました。

なんかガラス張りでえらいカッコイイ郵便局を通り過ぎたら、その隣の建物が目的地です。

バスで「花園」停留所で降りた方は、道路挟んだ目の前の建物、この写真でいうと茶色い建物が目的地です。




到着〜!!なんか飲み物のミロみたいな色した裁判所ですね。
所要時間は徒歩で20分弱バスだと乗車7〜8分でバス停目の前といった感じです。

地図で表すとこんな感じ。写真をクリックしていただくともう少し大きく表示されます。




撮影も終わりましたので、ここから多少の寄り道。先ほど通りでも盛り上がっておりました真田幸村の縁の上田城がこの裁判所から近くにあるのでさっそく行ってみることに。
敷地はかなり大きなものとなっていて、半分近くが城郭というより運動施設となっています。
 
この日は市の中学校の野球大会が行われていました。小中と野球をやっていたので、懐かしいと思いつつ練習のキツさを思い出したり。

野球場から緑に囲まれた道を適当に歩いていますと、

なんかそれらしいものが。この辺りになると観光客が大半なのですが、特に女性が多かった気がします。男性がいても、女性の付き添いといった感じ......べ、別に寂しくなんてないが?
 
特に人が多くいたのが、この真田神社歴女というのでしょうか、割と若い女性がキャッキャッやってたりもしました。オジさんも混ぜてくれないかな、フヘヘ。

ひこにゃんが被ってそうな兜はいったい…?

一応、この階段を登った先にあるのが上田城。でも、城よりさっきの神社のほうが人が多かった気がするなぁ。

そんでこれがどこからか撮った、公園から見える町の様子。手前に緑、奥に山がありその合間に建物が立ち並び、その真ん中を新幹線の線路が走っています。ここからだけでも、この町のいろんな顔を見ることができます。


そんな訳で、古くからスポーツの合宿地に選定されるほど環境に恵まれており、この地域特有の果物・名産品も豊富、歴女も満足の観光スポットも充実している上田市の上田地裁




お薦めです!!
大河をきっかけにさらに街づくりが進むといいですね。もう一度行く......ことはないかも知れませんが、知り合いの歴女などにはいいところだよと薦めてあげようかなと思います。


次回で、この長野県遠征編は終わりです。あぁまたネタのストックが無くなる〜。
〔佐久地裁編へ〕