185件目 佐久地裁 〜あの法廷で待ってる〜

僕の彼女を紹介します
僕の彼女は、日本の平和のために誤って罪を犯した人に判決を下しました。
その名前は、佐久地裁長野地方裁判所佐久支部
というわけで、僕の彼女を紹介します

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改め、
佐久地裁を紹介します。

裁判所のHPによると、佐久地裁へは「JR岩村田駅から徒歩約5分、佐久平駅よりタクシー約5分」とのこと。


というわけで、JR小海線岩村田」駅

JR各線「佐久平」駅からスタート。


佐久地裁に到着したい方は「続きを読む」から。
全国の裁判所データベースを作成中。ご覧になっていただける方は「僕の彼女たちを紹介します」該当ページへ)からどうぞ。


長野県制圧編も今回で最後。関西からのアクセスが悪いだ、電車の本数が少ないだとかいろいろ不安材料はあったものの意外と問題なくやれてしまいました。しかも最後も最寄駅から徒歩5分程度というサービスステージ。今回もはりきって参りましょう。


裁判所によると、佐久平駅岩村田と2つの駅からの行き方が紹介されています。駅から近いのは岩村田から行くルートですが、この地域まで新幹線で来るという人でしたら、新幹線駅である佐久平駅からでも歩いていけるのでそちらを使ってください。
佐久平駅から小海線に乗り換えれば隣の駅が佐久平駅なので列車の接続が良ければそれでもいいと思います。普通に小海線を使える状態ならば岩村田駅を使った方が便利でしょう。


では、まずは裁判所から遠い佐久平駅から紹介をしていきましょう。

佐久平という駅名について、Wikipediaで調べてみると、隣接する小諸市との対立が関係しているそうでなかなか面白かったので興味のある方は是非読んでみてください。長野・松本闘争より面白いかもしれない。

でも、観光スポットに関しては、佐久も小諸も一緒に掲載され一見仲良しそう。新幹線の開通は市にとっては大きなビジネスチャンスですからね、上手く利用してもらいたいものです。

改札を出たら右の「蓼科口」から出てください。左は「浅間口」とどちらも山の名前なのが長野県らしくていいです。

お土産コーナーを発見。前回の上田地裁該当ページへ)のときにお土産は買ってしまったので、記念までにと中に入ってみると、

なんかすげぇ広かった。この日はあんまり人がいなかったけど、シーズンとかは結構盛り上がったりする地域なのかな?

駅から出ました。タクシーなどは多く停まっていますが、あまり商業施設などは見当たりません。高い建物も建っていますが、遠くの景色まで眺めることができます。


今、この記事を書くために佐久平駅を調べてみてわかったのですが、この辺りというのはアニメ「あの夏が待ってる」の舞台となっているそうです。見てなかったんで知らなかった。

そんな訳で、今回のサブタイの元ネタはもちろんこれとなっています。
んで、ホントに知らなかったのですが、なんの気なしに撮った駅出てすぐ右にある

「満月の池」ってのは

このように映像化されていたそうですし、ちょっと角度が違うのでわかりにくいかも知れませんが、

なかなかご立派と撮った駅舎も

このように放送されたとのこと。なんと、自然と聖地巡礼してしまっているというこのスキル恐るべし...。


それでは裁判所へ向かいます。駅前がやたら広いので、説明が少し分かりにくいかもしれないですが、とりあえず右方向に向かって、
 
このレンタカーの看板がある道とぶつかったら、そこをに曲がってください。方角的には駅を背にして真っ直ぐなんだけど、今のはその真っ直ぐ進むための道に出るまでの説明。まぁ比較的大きな道へ向かうだけのことなので、わかるとは思います。
 
最初の交差点にある蕎麦屋「佐久の草笛」さん。14時過ぎだというのに店の外にまで人が並んでいます。
調べてみるとこの店、味もさることながら大盛メニューが有名らしく、大盛りにするとそのボリュームは1kgを超えるとのこと。1kgの蕎麦とか想像できないけど、もし近くに行く方がいらっしゃれば是非お試しあれ。

交差点で左を見ると、晴れていたこともあるでしょうが、大きな山がくっきりと。恐らく方角的に、あれが浅間山なのかな。

真っ直ぐ歩いていくと目に付くのが、住宅展示場
 
住宅展示会って行ったことないんだけど、こんなにもずらっと並んでいるものなの?

子どもが飽きてもいいように、滑り台が一台だけ設置されています。いったいこの滑り台を何往復すればいいのでしょう。
これは推測ですが、この辺りの住宅展示場って東京で働く人をターゲットとしているのでしょうか。一時期、車内でこういった通勤は新幹線で、暮らしは自然豊かな地でみたいな広告を見た気がする。
佐久平駅から、朝の時間帯で1時間に2本ほど電車が出ていて、東京駅まで1時間30分弱で行けるとのこと。東京で働いている人ならそれくらいの通勤時間ザラですし、家賃も抑えられるならアリなのかな?ちなみに東京駅からの終電は22時4分発、23時27分佐久平駅着ですね。

展示場過ぎて1分も歩けば左側に公園がありました。こっちの方が広いですし走り回れそうなので、遊ぶならこっちかな。

基本的に何もない道をのんびりと進んでいきます。車は比較的多く、またよく高校生などともすれ違いました。

電柱に貼ってあったガスの広告と「がんばれ!AC長野パルセイロの記載。AC長野パルセイロとはサッカーJ3に所属するチームだそうです。ACとはアスレチッククラブの略、パルセイロポルトガル語でパートナーを意味する言葉だそうです。ホームタウンは長野県内15市町村で、ホームスタジアムはここ佐久市にあるそうなのですが、佐久市はホームタウンに含まれていないそうです。ここでも、何かいざこざが?
そういや同じ長野県のサッカーチームでは、松本市をホームとする松本山雅FCがJ1昇格を決めましたね。これでもまた長野-松本論争が繰り広げられなければいいのですが...、と何がなんでも争いに話を持っていこうとする私。

とグダグダ7〜8分歩いていたところで、もう一つの最寄駅岩村田」駅が右側に見えたので、ここから一緒に行くとします。




さて、ここで軽く岩村田駅のある小海線の話でも。

小諸発の電車は清里小淵沢といった桃鉄でしか聞いたことない地名の方面に向かいます。
 
シンプルな一両の車両にはデカデカと萌え絵が描かれ、ここでも無理やりな萌えブームかと僕の気持ちをややげんなりとさせます。

しかしながら、八ヶ岳高原線とも愛称がついている通り、自然豊かな観光スポットには事欠かないのがこの小海線なのです。そんなこんなで着いたのが、

岩村田でございます。

この旅で何度か見たこの椅子も健在でございます。

名所はご覧の通り、自然を活かしたものが多いのですがその中で気になるのは線も引きました浅間山荘」でしょうか。普通に現存しているんですね、知りませんでした。でも徒歩2時間半は寄り道できる距離じゃないので今回はパスですね。

駅を出ます。隣の佐久平とは違い、こちらは普通の田舎の駅です。特に気になるものもないのですが、高校生がすごく多いのがこの駅の近くにとある高校があるからです。詳しくは後述します。
裁判所へは駐車場などを挟んだところにある左右に広がる道を右へ曲がります。これで佐久平組と合流です。

こんな感じの道を歩いて行きます。裁判所への道のりはここから短いですが、いくつか気になったところもありました。

パン屋さん。入口前の幟に「アイスパン」と書かれています。調べてみたらテレビでも取り上げられたくらい有名なパンだそうで、想像通り中にアイスが入っているんだと。事前に調べていたら買ったかもしれないのに、このときはスルー。

そしてすぐ近くにあるアートギャラリー松本地裁該当ページへ)に向かったときもこんな感じの店あったよね?長野県は芸術家を育てる気風でもあるのでしょうか。普通に生活していて、家の近くでこういう店見たことないけどな。

左側に見えるのは佐久警察署。やたら敷地入口から建物入口までが遠いです。
 
警察署のすぐ先にあります「佐久警察署入口」交差点に曲がります。

曲がったすぐ先に教会みたいな建物が建っているのでわかりやすいと思います。ここを曲がって1〜2分も歩けば、左側に目的地が見えてきます。




到着〜!!
所要時間は佐久平駅からは徒歩12分くらい岩村田駅からは徒歩5分程度ってとこかな。
さっきの警察署もだけど、ここも敷地入口から建物入り口まで微妙に遠いな。

地図で表すとこんな感じ。写真をクリックしていただくともう少し大きく表示されます。


帰る前にちょろっと寄り道。

「子ども未来館という建物。外から見るに興味ある建物だったんだけど、恐らく家族連れで行くところに一人で入ることに少し気が引けて、建物を周りをウロチョロするだけでその場を後に。

佐久税務署。ここも入口間に妙な距離が。もう、こういう作りなのだと理解するしかないようです。
 
そしてここが、高校野球ヲタである以上ある意味裁判所並に行きたかった場所、佐久長聖高校です。甲子園の常連校であることも有名ですが、正月の箱根駅伝を見ているとこの高校出身の選手が多く走っていることに気付くと思います。岩村田駅からも3分程度で行けるので、駅周辺の高校生はこの高校の学生である率がかなり高いのではないでしょうか。どうせなら野球部の練習も覗きたいなぁと思ったのですが、残念ながらこの校門からはどこがグラウンドか確認することはできませんでした。
そのほか散歩する中で、仕事相手の会社が佐久に支店を持っていることを発見して驚いたりというのもありましたが、それ以外はまったりとした散歩を楽しみ佐久を後にしました。




そんな訳で、蓼科、浅間などといった高名な山や自然に囲まれている環境ながらも東京への通勤も可能で、サッカークラブやスポーツ競合高校など環境に恵まれている佐久市の佐久地裁、




お薦めです!
あ〜蕎麦食べたかったなぁ。軽井沢とかなら行く機会あるかもしれないし、その時来てみようかな。
そんな訳で、この佐久地裁で長野県の裁判所は全て制覇しました。そして長野県を制覇したことで、静岡県、愛知県、岐阜県、長野県と私の設定する東海地区の裁判所は全て制覇いたしました!!さぁ年末の総括に向け、ちょっとずつ目に見える成果を残していかないとな。