191件目 高知地裁 〜傍聴はじめました〜
僕の彼女を紹介します。
僕の彼女は、日本の平和のために誤って罪を犯した人に判決を下しました。
その名前は、高知地裁。高知地方裁判所。
というわけで、僕の彼女を紹介します。
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改め、
高知地裁を紹介します。
裁判所のHPによると、高知地裁へは「土佐電鉄グランド通電停から北へ徒歩3分」とのこと。
というわけで、JR土讃線「高知」駅か
とさでん交通伊野線「グランド通」電停からスタート。
高知地裁に到着したい方は「続きを読む」から。
全国の裁判所データベースを作成中。ご覧になっていただける方は「僕の彼女たちを紹介します」(該当ページへ)からどうぞ。
2月に入りましたが、ようやく昨年末に行った撮影の最終記事です。高知県の県庁所在地、高知市にやってまいりました。
高知駅は自動改札です。ほかの3県の県庁所在地駅って改札どうだったっけかな〜。少なくとも松山は手動だった気がするぞ。仕事で行く割には電車はあまり使わないから覚えてないんだよなぁ。
改札を出たら高知らしいものでお出迎え。はりまや橋に、よさこいで使う鳴子ですね。日本三大がっかり観光名所としても名高いはりまや橋、もちろんこれは見本ですが、まぁ本物もこんなもんですよ。
坂本龍馬と奥さんの「おりょう」さん。奥さんキレイだな、俺の割とタイプな顔だわ。
外に出ます。改札を出て右、南口出口から出ます。
外はこんな感じ。皆さん、高知と聞いてなんとなく田舎なイメージ持っていませんか?駅前はメッチャ立派なんでビビると思いますよ。
徒歩で行く場合は、正面の大きなビルの間を通る大通りを、路面電車を使う方は目の前に乗り場がありますので、そこへ向かってください。
まずは路面電車を使うルートを紹介しますかね。
1両編成で、この高知駅前電停が始発となります。写真にはないんですが、1時間1本ほど「枡形」行きという電車があります。これに乗れれば乗り換えなしで目的の「グランド通」まで着くことができますが、それ以外はこのはりまや橋・桟橋方面の電車に乗ってください。
ガタンガタンとよく揺れる、かつなかなか進まない電車ではありますが、地元の人の会話なんかが聞けてなかなかいいものです。3つ目の電停の
「はりまや橋」電停で降りてください。お金を支払うときに、
この乗換券を忘れずにもらってください。これを持っていれば乗り換えて次に降りるときに追加料金がかからなくてすみます。
交差点を渡るなど面倒ですが、朝倉いの方面に行くはりまや橋電停に乗り換えてください。こっちの方面であればどの列車に乗っても大丈夫です。
そこから5つ目の「グランド通」電停で降りてください。
路面電車ってのは信号で止まりますし、そんなスピードも出ないんでバンバン車に抜かれていきます。それがイライラする人は駅から歩いていったほうがいいでしょうね。
電車の進行方向とは逆のところが「グランド通り」交差点になっています、そこをはりまや方面から来た人は左、逆方面から来た人は右に曲がってください。路面ってのは方向によって停留所が全然違うこともあるので説明も骨が折れます。
んで、この道の突き当たり、やや右前方に見える建物が目的地になります。なのでちょっとここで待っててね。
それではここから徒歩ルートを紹介します。多分ね、路面使うのと時間大差ないですよ。
駅前に戻ってきました。駅を背に真っ直ぐ進んでいけばいいのですが、まず目に入るのが、
左から武市半平太、坂本龍馬、中岡慎太郎の大きな像。調べてみたら5.3メートルに400kgあんだと。駅前に建物じゃなくこんなデカい像が立っていることなんてあんま無いんじゃないの?この高さの建物が立っていない地だってザラだってのに。
新長田駅前の鉄人28号くんは出てこんでよろしい。さっき言ったのは裁判所の最寄駅の前に立っている像って意味ですから。そりゃ君が15.6m、総重量50tあることは俺だって知ってるから近くに裁判所の一つでも作って出直してきなさい。
この建物の間を通って、ずんずんと進んでいきます。結構広い道です、3車線あるしね。高知の道って、割と路面電車との境がないというか、普通に路面の線路の上を車が走ってたりちょっと初心者泣かせのところがあるから車線は多いとありがたいんです、ホント。
通り沿いにはアンパンマンのキャラの像が建っています。みんな敵味方関係なく複数で並んでいるのに、
カレーパンマンだけぼっちでした(・ω・`)なんでだよ、カレーパンうまいじゃねぇかよ!!そりゃ口からもの吐き出して敵を倒すっていう正義の味方らしからぬ武器を持ってるけどさぁ。
いきなり表れた謎に均一がとれている壁。どこかのお店のようなのですがと歩を進めてみると、
ルイヴィトンの店舗でした。高松と松山には三越の中に店舗はあるそうなのですが、路面店は高知だけとのこと。あれ、四国ってもう1県なかったけか?路面に店があると町に箔がつく感じがあるよね。
そういやガキの頃クイズミリオネア見てて、川島なお美が250万円くらいの問題で「ルイヴィトンをアルファベット表記したら何文字になる?」とかいうのを正解してて、ガキのときだから素直に金持ってる人はすげぇ!!と思ったんだけど、今なら普通にわかるよね。ヴィトン製品は持ってないけどさ。
どんくらい歩いたかな、10分程度歩きましたら右側に
壱番街と書かれた商店街がありますのでこちらに入っていきます。地元の方にとっては下にローマ字表記されている「帯屋町」の方が馴染みがあるかもしれません。
とまぁこの商店街を進んでいけばいいのですが、いったんここを曲がらず駅からの直進を50mほど続けてください。すると、
日本三大がっかり観光名所として名高い「はりまや橋」があります。他はと言えば札幌の時計台がありますが、3つめは人によって違うみたいですね。まぁどこだっていいじゃない、観光地に行くという思い出、それ自体が最高なことに変わりはないのだから。と、好感度を爆上げしたところで、そのはりまや橋を見てみましょう。
ち〜ん。
これはさ、はりまや橋が悪いんじゃなくて、ここを観光名所として持ち上げようとした誰かが悪いんだよ。だって申し訳ないけど、このがっかり感は擁護できないもん。新しく駅前の3つの銅像を観光名所にしときゃいいのに。
では裁判所ルートに戻って、商店街を歩いて行きます。まず左手に
播磨屋という居酒屋が。お洒落な外観もさることながら店頭に出ているメニューが、
鯨カツ、鯨ユッケ、うつぼの唐揚、かつお豆腐と珍しいものばかり。ただどれもお酒が進みそうで憎らしいラインナップです。
その先には大丸なんかもあったりします。充実しています高知駅周辺。
あいほん屋さん。俺が女の子とメールとかしているときにauのことを「あーうー」と書いているのと同じくらい微妙なネーミングです。iPhoneユーザとしては気になるとこですが、ここはスルー。ただ、今調べたところ西日本中心に14店舗ほど展開しているらしいです。全く聞いたことなかったわ。
やはり高知といったらカツオ!ということでカツオ料理が食べられるお店。僕もお土産用のカツオなんかはここで買ったりもします。
左下に「心を込めて準備中」って札がありますけど、これって全国どこにでもあるんすね。どこに売ってんだろ?ハンズとかじゃ見たことない気がするし、お店を開く人用の便利グッズ屋とかがあるのかな。「予約席」って書かれた三角系のやつとかさ。
高知の仕事相手に教えてもらったお惣菜屋さん「門田八菜」。コロッケやらカツなどが豊富でちょっとつまみながら、散策するのに便利。肉じゃがコロッケは特に絶品。でも、ここの惣菜でお腹をいっぱいにする訳にはいかないのが悲しいところ。何故なら、ここの目の前に
ラスボスの風格「ひろめ市場」があります。名前聞いたことがある人も多いんじゃないかな。やっぱ高知でお腹を満たすのはここだよね。高知関連のガイドブックでは絶対に載っているし、地元の人もかなり通っている商店街のようなもの。ここについては後で触れます。
商店街を抜けますが気にせず歩き続けてください。
右側に金色の鳥居があって気になりますが、それもスルーして全力で目的地へ。だって、早く撮影終わらせてひろめ市場で飲みたいんだもん。
信号を渡ると右側が高知城のお堀になっています。そしてこの辺りから少しずつ建物が高くなってきます。その中でも極めて大きい
高知県庁が右側に見えます。県庁に掲示された「高知龍馬マラソン」のお知らせ。最近はマラソンの名前にもご当地色を強めるんだな。その最たるものは空港だけど、今後はマラソンもそうなるんかね。そういや長野の居酒屋であったご当地マラソンの全国制覇を目指しているっていう夫婦はどうなったかな。って、この話したっけ?
そして県庁の先にあるのが目的地です。それでは、路面電車の人も一緒に、
到ちゃ…といきたかったのですが、ここで事件が。
何者か知りませんが、若い男1人女2人が裁判所をバックに写真を撮りまくっている!さすがにその人たちを前に写真を撮ることなんてできません。看板の両脇に立ってピースしたり、遠近法で手の上に裁判所が乗っている風に見せる昭和のハイセンスギャグまでなんか延々と。
はっ!?まさか俺のブログの対抗勢力?と思ったけどそんな人いるわけもないし、
「裁判所は撮影するような場所じゃないんだ、とっとと去れ!」と言いたいけど、それまさに俺のことだしなとモジモジしていたのですが、全く去る様子がなかったので
裁判所を前にしてまさかの敵前逃亡。坂本龍馬生誕地というのを見ました。裁判所の前まで行ってなかなか撮影できなかったのって、なにかの出待ちなのか入口付近に大量のヤンキーがいた群馬の太田地裁(該当ページへ)以来だな。
ついでに龍馬の生まれたまち記念館に。中の説明はカット。だいたい30分くらいで1周できる龍馬に関する資料やグッズの販売などがありました。
そんなこんなでまたも裁判所前に戻ってきたのですが、
まだ撮影している...
おいおい嘘だろ、30分くらいは外していたはずなのに。
はっ!?こいつら実は裁判所にまとわりつく霊で俺にしか見えていないのか?だって、裁判所をそんないろんな角度から撮影するやつなんていたら通報もんだもん。
だから俺が言うなって。
なのでまたしても敵前逃亡。さっきお堀が見えましたが、高知城を目指すことに。ただ天守閣への門は年末ということで閉鎖中。なので、
これ何って言うんだ、排水溝てきなとこに潜ってる猫くんと遊んで時間を潰すことに。かわゆすなぁ。
ただ、排水溝に隠れている猫と戯れているんで、周りからは猫は見えないですし変に思われたんでしょうね、「あなた、ここに鍵でも落としちゃったの?」とか心配してくれたオバちゃんがいたのには驚いた。
ところが猫に気付くとオバちゃんも興奮したのか、「あら可愛い猫ちゃん、あなた私のとこにいらっしゃいな?」と俺の遊び相手を奪いにきやがった。もう仕方ないかと猫は諦め裁判所に向かうと先ほどの写真撮影する幽霊は無事成仏したようだったので、こちらも撮影することに。まったく変わった人種もいるもんだ。
到着〜!!
えらい遠回りしたけどようやく着くことができました。所要時間は徒歩で20分程度、路面を使うと乗車15分の徒歩2分といったところでしょうか。電車が非常にまったりなのでそんな時間は変わりません。
地図で表すとこんな感じ。写真をクリックしていただくともう少し大きく表示されます。
地図で見るとJRの場合、高知駅より入明駅って方が近いんだな。まぁ高知から行くほうが一般的だろうからいいでしょ。
ちなみに今回の副題は裁判所前にいた霊を追っ払ったことと適当に関連付けて今季もアニメ放映しています『神様はじめました』から。
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さぁこの高知地裁で四国地区の裁判所の撮影も全部終わりましたんで、1杯やりますか!!
さっきの「ひろめ市場」に戻って参りました。
中は市場の名の通りいろんなお店が集まっており地元の魚やお酒などを楽しむことができます。そんでいろんなお店で買ったおかずとかを
こんな感じのところで食べることができます。昼間から一杯やってる人らばっかりです。高知の人ってホントお酒が大好きか、お酒好きな人の暴れぶりを見て大嫌いになった人しかいないほどお酒に囲まれた環境にあります。
どうだね、いろんなお店からちょいちょい買ってきた俺の特選セット。カツオが美味しいのは当然だけど、この透明な「のれそれ」ってのが特にお薦め。なんかの稚魚なんだけど忘れた。季節によっては似た感じで「どろめ」ってのもあるんだけどこれもまたお薦め。
いろんな店から料理を調達するんだけど、僕が毎回まず立ち寄るのがこの珍味堂さん。ここにもカツオのたたきはあるんだけど、店の名のとおり
変わったものをたくさん取り揃えているんだよね。鯨のさえずり、生鯨の刺身、沖うまめ南蛮漬、うつぼ煮こごり、ウニ豆腐…etc。さっきの「のれそれ」もここで買いました。
いやぁ本当にどれも美味しい。帰りの電車の関係で1時間ほどで出ましたけど、やっぱいつ来ても楽しいし、酒飲みなら一度は来てもらいたい場所だね。
そんな訳で...、最後のひろめ市場で色々吹っ飛んじゃったな、お酒が好きな人みんな高知に集まれ〜、そんな高知市の高知地裁
お薦めです!!
普段だったら高知からは飛行機で帰るんだけど、年末の帰省やらなのかチケットが取れずに電車での帰宅。約4時間の帰り道は爆睡。だけど愛媛、高知といろんな場所を見れた充実感から来る疲れだったから苦にならなかったね。
という訳で、四国地方の地方裁判所を全軒制覇した昨年末のルポでした〜!
次回、ちょっと趣向の変わった記事を書く予定です。