地獄の行軍 〜県立大学編〜

一応、前回のおさらいからしましょうか。

こんなゴミみてぇな動画をupさせていただきまして、神奈川県で残っている裁判所を自転車で回って紹介させていただきますよとやったわけでござんす。
やる前は、そんなもんできるわけねぇとバカにされやったらやったで、本当にやってんじゃねぇとバカにされ散々でしたが、無事こうやって記事にすることができました。


とりあえず、導入部分として、家を出てから最初の駅に到達するまでのことを書こうと思います。
裁判所紹介が気になるという方は、スルーしていただいても何の問題もありません。


続きが気になる方は「続きを読む」からどうぞ。


旅の前日、僕は愛車の「傍聴号」に乗って、近所の自転車屋へ。

見ての通り、近所の西友で1万5千円くらいで買ったという以上の評価を下せない普通のママチャリ。これを自転車屋の前にそっとつけ

親方「本日はどういたしました?」
普通「これに乗って、今度遠くに行くんです。それなりに遠くです。なので、途中パンク等不備があると困るので、タイヤは総とっかえ、その他考えられる不備はすべて整備していただきたいんです」
親方「わかりました。バッチリ直しておきますよ」

そして、生まれ変わった「傍聴号」。
カゴ今までも普通に鳴っていたベルも交換されて金をとられたのは痛手だったけど、これで旅の用意ができたわけです。


では、さっそく旅の記述に入っていきます。
動画では、朝の4時半のとこから始まっていますが、

起床は朝4時。4時半は出発の時間ですね。
結局のところ、暗くなると撮影ができなくなるんで、スタート時間を早めなきゃいけないんだな。暗いうちに移動するのは別に構わないから。で、最初の行程なんですが、

この3つの赤い点が右上から我が家、下が横須賀地裁、左が相模原地裁となっているんだよ。
で、最初に目指すのは横須賀地裁。

ちなみに、この行程は約70km。今回の全行程が約150kmであることを考えると、半分近くの距離を朝早く起きることで稼いでしまおうという作戦。
ちなみに自転車による長旅ってのはプライベートでもやったことなくて、70kmという距離が長いのかどうかもわかんないけど、旅の最後にその日最長の距離を走らんでもいいだろうと。



スタートは環八をひたすら南下。徐々に明るくはなってきていますが、車のライトは点いています。それで1時間ちょいは走ったのかな、


多摩川を渡って、神奈川県は川崎市へ到着
まだ、時間としては6時前なので車や人も少なく、かなりスイスイと進んでいます。

途中、日吉に向かうときだったかな、すっげぇきつい坂があって。写真じゃ伝わらないのが残念だけど、自転車押して歩いても、なかなか進まない。途中何度かこういった坂があったんだけど、この辺りは急な坂が多過ぎやしませんかね。

下りの方が、傾斜がわかりやすいかな?とにかく、ひーひー言いながら坂地獄は終了。


しばらくして見えてきたのは、

桜木町にありますランドマークタワーでございます。
こちらランドマークタワーは、高層ビルとしては日本一の高さ(296m)で、構造物としては、東京スカイツリー(634mの予定)、東京タワー(333m)、明石海峡大橋(298m)に次ぐ高さとなっております。
そのランドマークタワーを自転車で颯爽とスルー。


で、桜木町を越えたあたりからだっけなぁ、ひたすら国道16号を進んでいたんだけど、

ようやく、目的地の名前が出てきたときは歓喜の渦に包まれたね。この時点で、45kmくらいは進んでいたのかな?さすがに、ちょっと疲れてきたんだけど、まだ休憩せずに行ける感じ。

ただ、だいぶ目的地が近付いてきたあたりで、最初の疲労感がどっと出てきちゃって、途中コンビニで最初の休憩。この時点で残りちょうど10kmくらい。
まだ5月だったし、雲に覆われていたこともあって、水分補給が急務って感じじゃなかったんだけど、屈伸しつつチョコを買って糖分補給。チョコ?と思うかもしれませんけど、僕大学で体育会やっている時からチョコって欠かしてなくて、疲労をとるのにはかなり役立ちますよ。パワプロサクセスモードでも重宝してたしね。

ここが横須賀中央駅前。目的の県立大学駅までは電車で1駅のところまで来ました。
あのね、横須賀って初めて来たんだけど、街でけぇ。驚いたわ、普通に立派で。
途中、米軍基地なんかもあってね、写真撮ろうとしたんだけど、守衛さんが恐いんで止めちゃいました。でも、全体的に見てものには困らない感じで、とても魅力的だと思いましたね、マジで。


そして、スタートして6時間ちょっとが過ぎたころ、遂にやって参りました。

県立大学駅到着〜!!
というわけで、県立大学


お薦めです!!
って言いたくなるくらい、嬉しかったなぁ。ただ、この時点の嬉しかったなぁってニュアンスとしては、「いやぁ、やっぱり若い人には敵わないなぁ」みたいなどこか他人事というか、まだ心に余裕が残っている状態だったんだな。その時までは……。
まぁ、というわけで、ようやく次は横須賀地裁攻略編です。


〔横須賀地裁編へ〕