119件目 魚津地裁 〜1998年といえば、松坂が甲子園を春夏連覇した年〜

僕の彼女を紹介します
僕の彼女は、日本の平和のために誤って罪を犯した人に判決を下しました。
その名前は、津地裁富山地方裁判所魚津支部
というわけで、僕の彼女を紹介します

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改め、
津地裁を紹介します。

裁判所のHPによると、魚津地裁へはJR北陸本線魚津駅下車徒歩約25分、富山地方鉄道電鉄魚津駅下車徒歩約7分」とのこと。


というわけで、JR北陸本線「魚津」駅か

富山地方鉄道「電鉄魚津」駅からスタート。


津地裁に到着したい方は「続きを読む」から。
全国の裁判所データベースを作成中。ご覧になっていただける方は「僕の彼女たちを紹介します」からどうぞ。


2週空けてしまいましたが、富山県編の2日目です。
今回の魚津ですが、JRを使えば県の中心駅であります富山駅から30分程度で着くことができます。
富山県ってもともとそんな大きな県でもないですけど、前回散策した高岡から富山までも15分程度だし、その富山から魚津までも30分程度。富山県内の裁判所がこの3都市にしかないことを考えると、あんまり栄えている範囲ってのは広くないのかなと思ったりもします。実際地図を見てみると、大半が山であることがわかります。


そんな富山県の魚津が今回の舞台ですが、JRの駅を降りるとこんな看板がお出迎え。

「“蜃気楼の見える町”魚津」だそうです。
そういや蜃気楼って、単語としてはもちろん認知しているけどいったいなんのこっちゃい?と思って調べたんですが、理科の成績が万年「2」の僕にはハードルが高いようで、光が屈折しなんか浮き上がって見えたり、逆さまに見えたりする現象のことのようです。
詳しく調べた訳ではありませんが、日本ではあまり魚津以外で見られないのかな?魚津情報ばっかり引っかかったわ。


蜃気楼の話はこれくらいにして、駅から外に出ましょう。
 
駅前がなんかぼんやりしているのは、別に蜃気楼だからとかじゃなくて雨が降っていたからです。駅はなんだかのっぺりとしていますが、「UOZU」のアルファベット表記が頑張ってる感じで嫌いじゃないです。
駅を出たらへ向かいます。

少しわかりにくいかも知れませんが、観光案内所と酒屋の間の道を通っていきます。
歩き始めるとすぐに、
 
水を飲むスペースがあります。地元の人にとっては馴染みの場所なのか、僕の目の前で何人も水を口にしていきました。


少し歩くと、

「駅前新町」交差点があります。これをに曲って、線路の下をくぐります。

進む方向には「しんきろう展望地 埋没林博物館」なるものがあるそうです。今回は時間の関係で行けませんが、もし興味がある方はぜひ。


線路の下をくぐったら、しばらく真っ直ぐ歩きます。

突如現れた旭川ラーメンのお店。せっかく富山に来たんだから、富山ラーメンを見たかったところです。来週紹介する富山地裁の道中も含めて、富山にいた間に富山ラーメンの店って見つからなかったなぁ。特別ラーメンが好きって訳でもないですが、やっぱ名物は見たかったです。
何の変哲もない道なので特に撮るものもなかったのですが、

先ほども紹介した埋没林博物館への案内看板が。一応、名物なんだろうし、ちゃんと看板手入れしようぜ。それにしても水族館もあるのかぁ...、結構見るところには困らない町のようですね。
 
突当たりまで来ましたらに曲がります。あとは、結構な距離この道を真っ直ぐ進んでいきます。


曲ってすぐのところで、の方に

立派な工場が。あんまり工業地帯と呼ばれるようなとこに住んだこともないため、こういった工場を見ると軽く興奮する自分がいます。広いこの世の中には、「工場萌え」なんてジャンルもあるとか。

工場萌え

工場萌え


結構長い距離を歩きます。途中、右に曲ればに出る道なんかもありますし、

立派な石像さんが建つお寺なんかもありますが、いじるのもこの程度にしときます。

さて、この「新宿」交差点につきましたら、富山地方鉄道から来る人を待つとしましょう。左に見えるヘアーサロンさんの店名を見て、なんかいかがわしいお店かと思ったのは内緒な。




さて、「電鉄魚津」駅です。

JRから魚津へ向かうと30分程度ですが、この富山地方鉄道を使うと、割と町をぐるりと回るので1時間近くかかります。なので、富山駅から目指す人はJRを使うといいでしょう。駅から裁判所って意味ではこっちのほうが近いけど。
それにしてもですね、この「電鉄魚津」駅、久々というか、もしかしたら今までで最高かなと思うくらい、アレな感じな駅でした。
 
 
なんだかサイレントヒルに出てきそうな駅を抜けて外に出ます。
途中、閉まったシャッターを映しましたが、1998年に駅ビルのテナントは全て撤退しているとのことで、相当長い間このまんまであるようです。ただ、今現在富山県で唯一の高架駅であるという情報も足しておきます。

駅を出てへ向かうと、すぐ道路にぶつかるので、そこをに曲がります。

曲った先は商店街になっています。パチンコ屋はジャンジャンバリバリ稼働していましたが、それ以外のほとんどのお店が閉まっていました。撮影がまだ朝早かったからだと信じたい

商店街を抜けると、「新宿」交差点があるのでそこでJR組と合流です。JRから来た人はそのまま真っ直ぐ富山電鉄から来た人はこの交差点を左に曲がります。


ここまで来たら、もうすぐです。ちょろんと歩いて、

この「裁判所入口」という、裁判所を目指している我々にとってはまさに!という交差点をに曲がりますと、右側に見えてきます。




到着〜!!
所要時間は、JRからだと30分弱富山電鉄からだと7分程度かな。
そういや裁判所の目の前にさ、裁判員制度のPRみたいな看板があってさ、これ自体は珍しくないんだけど、その文言がさ、

言いたいことは分かるんだけどさ、なんか違和感を覚えたのは僕だけでしょうか?別に主役じゃないし、むしろそれなら嫌だと思う人もいるのでは?


まぁそんなことはどうでもいいんです。
いたるところで、地方都市の寂れ方みたいのを感じる一方で、蜃気楼が見えたり水族館があったり、立派な工場があったりと見どころも多い魚津地裁




お薦めです!
撮影中は雨少し気になるくらいかなと思ってたんだけど、撮影終えて駅着いた瞬間に、ドン引きするレベルの土砂降りに。次の地に着くまでに軽くなってくれりゃいいんですが。


〔富山地裁編へ〕