自己紹介とか初めての裁判とか

皆様、お初にお目にかかります。 手前、姓はボンジョビ、名は串だんご。と申します。(嘘) まぁワタクシの身の丈についてはカットさせていただきまして、いろいろあってネット難民だった僕を救ってくれたのが… そう。 普通さん じゃないんですが、ひょんなことから僕が… 『裁判の傍聴してみてーなぁー』 と、ポロリと洩らしたのが事の発端でしたの。 近々、僕が秘密裏に裁判所へスニーキングミッションを行なうという情報をどこからか仕入れた普通さんは僕とコンタクトを取り付けた… 『今度、ウチの仕事も手伝ってくれないか?報酬は…そうだな、完全出来高でどうだ?』 ということで、この度、このブログの管理人の普通さんに誘われて『Re:裁判傍聴.net』に出稼ぎに来ました。 完璧に裁判に関してはド素人なんですが、まぁ時には素人の意見にも耳を貸さないといけないよね? 慢れる人も久しからず…の精神? まぁ単に普通さんが『Re:裁判傍聴.net』に新しい風を入れたかっただけだろうね。 名付けよう!ストームロードと! 小鴉丸!ぶっ殺っ! 別に何でもないです。ハイ。 ということで、前置きが長くなりましたが、初の裁判レポートいってみますか! では、実際の裁判レポートに関しては「続きを読む」からで、って言えばいいんですかね? って↑この文は「普通」が書いてるから、別に他人行儀にする必要はないんだけどね、へへへ。 行ってきたのはモチロン霞ヶ関です。 てか僕は裁判所ってココしか見当が付きません。 いやーもう初めてなもんですから霞ヶ関の駅に着いた時からすげぇドキドキでしたよ。 そんで近辺の地図みて、いざ出陣! 駅の地下*1から出てくるとスグ目の前に例の裁判所が聳えてました。 入り口に近づくと周りは黒服だらけ………なんじゃー!?!?!? とりあえず素通り… 明らかに傍聴素人だと丸分かりなのだが、『俺は歩いてるだけなんだよ!』というのをアピールしながら素通り… まぁ敵(裁判所)の全体像を把握しなきゃな!ってことで、このブロック歩いてみる。 『裁判所ってなんだよ!裁判所って!漠然とし過ぎなんだよ!』 と、愚痴りながら歩いてると、周辺地図を発見! 『ほぅ、高等裁判所から地方裁判所家庭裁判所まで全てまとまってやがるのかぁ』 と、やっと理解して、ぐるっと一周する…が、途中でまた裁判所の入り口が!? ん!?こっちにもあんの? と、反対側の入り口に戸惑う俺。 なんか少し活気がない………!?………トラップか!*2 『ふっ、俺がこんな安いトラップに引っ掛かるとでも?』 と、一人で思考して、スタート地点へ… 『あ〜あの門番たちに俺が一周してきたのバレたろぅなぁ…』 と、思いながら仕方なく入場。 とりあえず前にいた人に付いていく…なんか厳重なトコに!! 荷物検査かぁ… 『金属類とか身につけてたら全部トレイに出して』 と言われて、訳も分からず、とりあえずポケットに入ってる物全て差し出した。 【財布・携帯・ipod・家鍵・チャリ鍵・ハイチュウ(アメリカンチェリー味)】 あぁハイチュウ(アメリカンチェリー味)がX線に通されていく…これがワビサビか。 ほんの1.2メートル位なのに変なの渡されて、すぐ返してって意味あるのか? やっと本丸に着きましたよ。というか、これから何すりゃいいんだ? 仕方ない、心を鬼にして近くのヤツに聞いてみた…ふーん。 なんかテーブルの上にある紙に今日の予定が書いてあるから、そこで観たい裁判を決めて、そこの番号の法廷がある部屋に行けばいいらしいね*3。 あと、近くの茶色い掲示板に書いてある裁判は整理券が必要なんだって。有名人のヤツなんかなぁ? 結局それはもう時間が過ぎちゃってて観れなかったです。ちなみに内容はわいせつでした。 そんで、なんか裁判の傍聴って、途中で出入りできるらしいんだけど、初めてだから最初からがいいな!と思って、時間が近いので面白そうなやつに決めました。 エレベーターがやたら沢山あるなぁとか思いながら、先程決めた法廷の階へ、降りるとフロアはシーンと静まりかえってました。 奥の方で【立ち入り禁止】って書いてバリケード作ってる警官たちがいたけど何なんだ?そーゆーもんなの?*4 なんか法廷までにさらに扉があって、入っていいのかなぁ?とか思いながらウロチョロしてるから奥の警官たちがすげぇ見てくるよ!? ひとまずトイレに逃げ込む…うわっ!?変なオッサンいる!? トイレに変なオッサンが居座ってるから落ち着かないわい!…もう行くしかない! 意を決して法廷の前へ…『えっと…入り口の小窓から中を確認して座れそうなら入るんだったな』 『うわ〜座れるけど人いっぱいあるなぁ。てか次の法廷まで10分前なのにまだ終わってないのかい』 と、後から人がきて法廷に入って行く…『よし!便乗だ!』 なんとか自然に入室…何でジロジロ見るん? 傍聴してる奴らにすげぇ見られたが、もの凄い静けさ。そして席に座り、いざ傍聴! いやー長いことお待たせしました。ここからが本題ですよ。 途中からだからよくわかんないけどなんか離婚の話らしい。 女の人がすごぃやつれてました。たぶん夫が外人。でも帰り際に女の人が手錠されてたから女の方が服役してるんだね。 社会復帰したら介護の仕事しますって言ってた。また後日裁判やるんだってさ そして訳も分からず終了。 まぁ約5分位だから【?】だらけす。裁判長が終了を告げたら一斉に傍聴の人たちが退室していくなか、一番前の人たちがピシッと立ち上がり、裁判長にかな?お辞儀してました。やっぱ関係者の方かな?*5 そして誰もいなくなった中、一人で次の目当ての裁判を見ました。 次のは、なんとか文書偽造なんとか〜*6みたいな罪の判決言い渡し。 どうやら、交番で『帰る金がないから貸してくれ!』って言って1000円借りたのに、嘘の身分を記入して借りパクした罪らしい。 そんでその1000円は競馬に使ったんだってさ。 チョ〜ショボくね? そんでそいつは前にも似たような事して捕まってるんだってさ。 被告はやたら返事がいい 裁判長が事実を告げながら、被告はすぐイイ返事。 ピシッと直立、手も指先まで伸ばしてイイ返事。 でもアイツ…全く反省してないね。 あーゆー薄っぺらいヤツはよくいますよね。 そんで懲役?年…すみません覚えてないす シメに裁判長が被告を諭すみたいなのもありました。 『ちゃんと気を改めて普通に働きなさい』 裁判長!たぶんアイツ無理すわ! そんで即終了!あっけない。 一度1階に戻り次の獲物を吟味する…コレだ! 今度はサギ系の裁判を見に行くと…ん!?小窓が開かない!?…ということは満室か!?*7 あんまら出しゃばった行動はしたくないので戻る。 さぁどーするべ?ってか今日はずっと視線がイタイ… 周りはみんなスーツとか、シックな感じの人なのに、俺だけ緑のパーカーだもんな。しかも旅人みたいなリュック背負ってるし。 例えるなら、女性専用車両の中で果敢に居座ろうとしてるオッサンの心境か! もしくはTVでアマゾンのピラニアの画が欲しいが為に投げ付けられる鳥肉の心境か! とにかくそんな空気に耐えられず…帰宅。 感想! 傍聴って思ってたより近い! 1日だけであんなにも大量に裁判があるのかぁって感じ。 裁判長:何か聞きたいことありますか? 検事:いや、もう時間ないんでいいです。 ってぐらい時間に厳しい! >> 見るなら初めから見れる【新件】にすべし!! できるだけ地味な格好で行くべし!! << って感じでした。 また裁判みたらアップするかもしんないんで皆さんヨロシクね! まぁでもこのコーナーが続くかどうかは…あなた次第!!

*1:A1出口

*2:違います。普通に反対側の入口です

*3:数字3桁のうち百の位が法廷の階、残り2桁は法廷号数になります。732なら、7階の32号法廷です

*4:恐らくそれは、傍聴券が必要な裁判の法廷に近づけないためでしょう

*5:裁判長が入廷、退廷をするときは書記官の人が「起立、礼」を言うのでやりましょう。言われなかったら、別にいいと思うけど

*6:たぶん偽造有印公文書行使有印私文書偽造・同行使のことだな

*7:満室でも開かなくなることはないので、マグネットが強かったかネジを回して開けるタイプだったかと思います