ニュースいじりとか裁判員制度についてとか

boutyou-works2010-04-11 Twitterでもつぶやいたんですけど、昨日ね友人の結婚式だったんですね。 でさぁ、結婚式なんて出ようものならさ、多少はさ、やっぱ結婚への憧れなんつうもんも出るもんじゃんかよ。 とはいっても、結構な確率で休日も会社行ってだ、mixitwitterブログ彼女(裁判所巡り)、大学の部活なんて言ってたら結婚どころか、出会いもないよなぁ……。う〜ん、ちょっと考えものだよなぁ……。 と、ナーバスになりつつもブログを更新するのが「普通」クオリティ。 今日は、久々に裁判がらみのニュースいじり。 「なるほドリ:裁判員制度で裁判は分かりやすくなったの?京都」毎日新聞、4月11日朝刊) 詳しいニュースについては、「続きを読む」からどうぞ。 >> ◇液晶画面表示や法律用語言い換え 裁判の流れ分かりやすく なるほドリ 裁判員裁判昨年5月に始まってもうすぐ1年だね。裁判は分かりやすく変わったの? 記者 京都地裁ではこれまでに殺人や強盗致傷などで6件の裁判員裁判が開かれました。検察側は主張を液晶画面に表示したり、難しい法律用語を簡単に言い換えたりして、裁判の流れや法律を知らない素人でも分かりやすいように工夫しています。弁護士は人によって方法は違いますが、裁判員に主張が伝わるように工夫がみられます。  画面を使って説明する以外では工夫はあったの?  3月にあった強盗致傷事件の裁判員裁判では、犯行に使われた実物大の車の模型を検察側が作って、法廷に持ち込みました。被告が被害者を車ではねたかどうかが争点になり、被害者の証人尋問では、どんな風に車にはねられたかを被害者が実演しました。模型は評議室にも持ち込まれたようで、裁判員は会見で「理解の役に立った」と評価していました。  裁判官の対応で変化はあるの?  裁判員経験者は「法廷で分からないやり取りがあると、裁判官が分かりやすく解説してくれた。評議でも、裁判員の意見を十分聞こうという配慮があった」と口をそろえています。また判決文も従来と比べて分かりやすく変わっていて、裁判官と裁判員の評議の過程がかなり反映されるようになりました。  判決はどんな点が変わったの?  従来は量刑理由の説明で、「被害弁償している」といった被告にとって有利な事情と、「犯行態様が悪質だ」といった不利な事情を列挙するだけでした。裁判員裁判では、さまざまな事情について「一番重視した」「大きく考慮はしない」などと評価するようになりました。また、京都地裁裁判員裁判では6件すべてで説諭をしていて、裁判員から被告への「メッセージ」となっています。  裁判員裁判以外の裁判も分かりやすくなったの?  裁判官や検察官、弁護士によって違いますが、従来通り早口で書面を読み上げるだけの分かりにくい裁判も多いです。裁判員のためだけではなく、被告のためにも、すべての裁判が分かりやすいものになるといいですね。<回答・熊谷豪> << そうか、もう裁判員制度始って1年になるのかぁ。 ちなみに、私「普通」は裁判員に選出はされておりませんが、裁判員裁判は何件かすでに傍聴しております。まだ言ってなかったけどね。可能なら、次回報告できればなと。……いや、次回無理だな、次々回だな。 でさぁでさぁ、 「なるほドリ」って何よ? こんなんだったら、明らかにパクりじゃんかと思ってたら、 こんなのだった。 オッサンくせぇ。改めて、ひこにゃんの偉大さを感じる。 で、まぁこの親父ドリいじりは放っておいて、裁判員裁判ですよ。 結局、3件くらい見たのかなぁ。東京地裁で2件、千葉地裁で1件かな。 そのために、改装してた裁判所って多くてさ……、ってかもしかして裁判員裁判やる裁判所は全部やってたのかもしれないけど、法廷内はかなりきれいで横幅が広くなった感じがする。そりゃあ、正面の裁判官の席に7人から10人くらい座るんだもんね。 で、本文にもあるんですが、検察とかの主張は両脇にある液晶画面に映し出されるようになったんだよね。これは、メモ取る側としても正直ありがたいし、確かにわかりやすい表現をするようになったと思う。裁判員裁判の場合はよ。 でね、裁判員制度によってさぁ、裁判が一般の人にも見てもらいやすくとかなんとかで、わかりにくい法律用語が簡単にっていう傾向があると思うんだけど、僕が思うに一番ありがたいと思ってるのって 被告人 なんじゃないかなぁと思うんだよね。 これも、ニュース本文に書いてあるけど、まぁ人によってだけどさ従来の裁判ってのはホントに形式的でさ、早口で書面を読み上げるだけっていう印象のほうが強かったんだよ。 あ、ちなみに、ニュース上では「被告」って明記されてるけど、それは民事の場合で、刑事の場合は「被告人」ね。これ基礎知識。 話戻すけど、傍聴したことある人ならわかると思うけど、最初のころって全然裁判の進行って訳わかんなかったよね?……俺はわからなかった。いきなり、言葉もわからない異国に飛ばされた感じ。 一応さ、被告人も弁護士からある程度の裁判の流れとかは聞くんだろうけど、実際聞いてみるのとやってみるのは大違いでさ、まず法廷に着いても自分がどこに座ればいいのかわからない人なんてたくさんいるし、いきなり起立って言われてもビックリするし、黙秘権の説明とか受けてわかりましたか?って言われたら、わかってなくてもわかりましたって言っちゃいそうなもんだしさ。 それにさ、裁判ではよく聞くんだけど、警察官が作った調書にサインしたら、それは被告人が認めたってことになっちゃってね、あとからそんな事実は無かったって言っても、でもサインしたでしょ?ってことで一蹴されるケースってすげぇあんのよ。これもさ、警察官が、なんも知らない被告人に対して、「はい、じゃあいいから、ここにサインして」みたいな感じで絶対、……絶対とか言っちゃいかんか、きっとやってると思うんだよ。 でも、そこに被告人と同様の法律には素人の目線の人が、裁判での進行の重要なポジションに立つことになったわけよ。裁判員は裁く側で、被告人は裁かれる側だけど、被告人にとっては、素人の裁判員の存在って結構デカいんじゃないかなぁ。 素人が人を裁くのがどうかとか、いろんな問題はあると思うよ。結局、今言った被告人云々みたいなのも、よく言われがちな被害者支援の志向ってのかもしれないし。でもまぁ、ここで言ってるのは、このニュースをいじってるってだけのことでして。 裁判員制度に賛成か反対かってよく聞かれるんだけど、正直よくわかんない。でも、裁判ブログやってる以上、そんなの無責任だと思うんで言うならば、 >> このブログでも言ったことあると思うんだけど、犯罪ってニュースで取り上げられるものから取り上げられないものまで様々あります。そこには意図的なものから、完全なる事故まで。 まず、そういうことが世に起こっていたのかということを知るのは一人の人間が今後生きていく上で知っておくのは決して悪いことではないはず(どう考えても、悪い人間に見えない主婦がちょいとした脇見運転で人を死なせてしまったりした裁判を見ると、なんとも心が引き締まる思いになる。他人事として無責任に見てるんじゃなしに)。 そんなの法律のプロに任せればいいじゃんとよく言う。でも、法律のプロだからこそ、法律のプロは素人にもわかるように説明する。何も、僕「普通」の仕事を手伝えと言っているんじゃない。みんなが普段、普通に生活している上で起こっていることを共に解決しようと言っている。それなら手伝いましょうかと裁判に多少触れてきている人間として思ってしまうんだなぁ。 << これが僕の今の意見かなぁ。もちろん、問題点はいろいろとあると思うんだけどさ。 なんか、随分と裁判所寄りの意見になっちゃったと思うけど、別に圧力かかってるわけじゃないからね。でも、裁判員制度を宣伝してくれてありがとうと裁判所様がおっしゃるのであれば、5万クレ、5万。 今月と来月さぁ、結婚式ラッシュで正直、しんどいんだなぁ……。