結局、新章突入

さて、目的地であります八戸駅に着きました。 というわけで、今回の旅も無事に終りょ…… じゃないのが、このSM界のジキルとハイドが考えるところ。 さらなる展開については、「続きを読む」からどうぞ。 一応ですね、今回のそもそもの目的が遠く離れた友人に会いに行くというもの。そのため、道中に裁判所を巡ってみようという企画だったんですね。 そして、その目的地が八戸だったと。 まぁね、初日の目的地が八戸だったことは間違いではないですよ。でも、目的地は八戸駅じゃなくてですね、 八戸港フェリーターミナル。 来ました!佐渡地裁以来のフェリーでございます。 友人が住んでいるのは、青森じゃなくて北海道だったんですね。で、ただ飛行機で北海道行くのなんてつまらないから、変わった行き方をしようと思いついたのがこのフェリーだったんですけど…… だいたい3カ月前なんですよ、この企画を考えたの。GWの3ヵ月前ですから2月ですよね。そんな前にですよ、八戸港〜北海道・苫小牧港の22時発〜翌朝7時着の便のベッドがすでに埋まってて取れないっていう……。 いやぁ驚きました。帰省ラッシュなんでしょうか、畳敷きの大部屋みたいなところに押し込まれてですね、9時間ですよ。マジで死ぬかと思いました。 まぁなんやかんやで、朝7時に苫小牧港に着いた訳ですが、問題はここからなんです。 友人と会う約束をしているのが、夜。なので、まだ半日くらい空きがあるんですね。 北海道来てるんだから、観光すりゃいいじゃんとお思いでしょうよ。僕だって、目の前に北海道行くっていう人がいたらそう言いますよ。 でも、僕ですんで。 もちろん裁判所行ってきましたよ。 ここで北海道の裁判所の基礎知識。 普通、地方裁判所といえば各都道府県に1つずつであとはその支部があるものなのですが、北海道は4つの地方裁判所(札幌、函館、釧路、旭川)があって、その支部を含めると全部で20もの裁判所があります。 さぁて、そこでこの画像だ。 これが、北海道の地図と裁判所の位置にピンをつけたものだ。北端と東端はかなり絶望的な場所にあることがわかると思います さて、赤丸をつけたのは、今回着いた苫小牧にある苫小牧地裁。 これを軸として、かつ時間のリミットを考えると、可能なのは次の3つのルート。 まずは、苫小牧-室蘭と行くルート。これは比較的安易なルート。 続きまして、苫小牧-浦河と行くルート。皆さん浦河って聞いたことあります?僕は全く知りませんでした。ちなみに、これは鬼畜ルート。 そんでこれが、苫小牧-札幌-小樽と回るルート。知名度だけで言ったら、これが一番無難。 まぁもったいぶってもしょうがないんで、さっそく言いますけど、僕は一番鬼畜と呼んだ 苫小牧-浦河ルートを回ることに。 これ一応、理由があって、浦河に向かうためには苫小牧から日高本線というのに乗るんですけど、これって苫小牧からしか列車が出ていなくて、また終点駅を含めて他の路線と全く接続をしていないんですよ。 つまり、苫小牧にせっかく行ったのであれば、この浦河に行かなきゃもったいないんですね。なので、比較的あっさりと浦河に目的地は決まったんですけど、苫小牧から鈍行で揺られること 3時間ですよ。往復はもちろん6時間。 皆さん、1日って何時間あるかご存知ですか〜?そう、24時間ですよね。その4分の1を聞いたこともない列車に乗られ続けるという苦行。 そんなわけで、次回は北海道編をお届けします。 〔浦河地裁編〕