66件目 大田原地裁 〜関東最北に掲げられた扇を一発スナイプ〜

よっしゃ、連続制覇で全国制覇に一歩前進や!!って、大田原ってどこやね〜ん、という人でも駅の名前くらいなら、なんとなく聞いたことあるのでは? というわけで、JR東北本線「西那須野」駅からスタート。 大田原地裁に到着したい方は「続きを読む」から。 全国の裁判所データベースを作成中。ご覧になりたい方は「僕の彼女たちを紹介します」からどうぞ。 西那須野駅にやってきました。地名でいうならば、栃木県は那須塩原市でございます。これから向かう裁判所があるのは栃木県大田原市ね。朝7時前から鈍行を乗り継ぎ3時間くらいかけて到着しました。 特に裁判所のほうで公表しているわけではありませんが、関東地域の中の裁判所では一番北部に位置する裁判所でございます。これは、先生の独り言だからノートにとらなくていいぞぉ。 今回は3軒しか回らなかったんですけど、電車やバスの時刻表の関係もあって割とタイトなスケジュール。遠くまで来たのはいいけど、仕事モードに切り替えさっそく裁判所に向かいましょう。 駅の改札は一つしかないんで普通に出ます。今回、バスに乗っていくんですが、バスは駅の西口東口にありますので、 で囲った、大田原方面のバス停に向かいます。東口から出ます。 駅改札自体は西口を向いているので、東口へは駅構内をぐるりんちょと回る形になるんですが、矢印も出ているんで大丈夫でしょう。 途中、西口出口から見える風景で、 交番が見えます。 赤丸で囲ったところがなんか嫌な予感がしたので、拡大してみたところ なんで、安易にそういうことするかなぁ...。なんかスローガンみたいなの掲げているならまだしも、そういうのもなさそうだし。 まだピカなんとかさんだから良かったようなものの、これが権利関係にうるさい某ねずみ国のキャラを模してたら、今頃この地域は地図から消えていたことでしょう。 東口に到着しました。 これといって高い建物はありません。恐らく観光に力を入れているのは、この駅よりも隣の那須塩原駅なのでしょう。 この「バスのりば2」でバスを待ちます。 時刻表がこれです。 行き先がたくさんあって分かりにくいですが、基本どれに乗っても行けるっちゃ行けます。 赤く縁取った「大田原営業所」方面に乗れば、裁判所の目の前の「裁判所前」停留所まで乗れます。その他の行先に乗っても途中の「中央一丁目」停留所で降りれば歩いていける距離なので、時刻表に合わせて行き方を決めてください。 今回は、「中央一丁目」停留所で降りて歩くのを紹介しますね。俺やさしすぎ。 「中央一丁目」停留所です。なかなか年季が入ったバス停です。バスは10分から15分くらいは乗っていましたかね。 バスの進行方向と同じ方向に歩いていきます。一応、旗みたいなものに「ようこそ大田原」と書いてありますが、申し訳ないですがこれといって見るものがある訳でもありません。 最初の信号ですかね。「金燈籠」交差点に曲がります。 やたらと空が曇っているのは、雨が降りそうだからで、たまに看板が光っているのはフラッシュになっているのを気がつかなかったから。今回の旅で何度か妙に光っちゃってるのがあったりしますけど、どうかご勘弁を。 裁判所も目前となったところで、歴史好きにはぐっとくるであろうものを発見。 この大田原信金の目の前に、 このような像が。さぁ彼は誰でしょう?まぁこれだけで分かったら間違いなく大田原市でしょうから、少しヒントを。 像の前には「幸矢の与一像」と書かれています。もう一つヒントとしては、ここに行くために降りた電車の駅は「西那須野駅」です。 という訳で正解発表です。正解はみんな大好き 那須与一です。 誰?と思った方、源平の戦の屋島の戦いの際に、扇の的を弓で一発でスナイプかました人ですよ。ほかになにかしたかは知らんけど。まぁ、名前くらいは知っておいてもいい人ですね。まぁ恐らくは彼の出身地なのでしょう。調べてないんでわかりませんが。 そうそう、歩く時は右方向をずっと歩いていてくださいね。そうしたら、じきに こういった看板がありますから。そうしたら目の前に 「裁判所前」バス停があります。西那須野駅からのバスで大田原営業所方面に乗れたら、ここまでバスで来れるわけです。 そんで、そこで右をちょいと見てみましょう。そしたら、 到着〜!! 普通に民家の目の前にあるんすね。所要時間はバスで10分強、そこから徒歩で7分くらいといったところでしょうか。うまく、「裁判所前」バス停まで来れれば目の前ですけどね。 バスだとこんな感じです。って、目の前すぎるだろ。 そんな訳で、関東地方で最北に位置し、日本史において記録というより記憶に残っている那須与一の生まれ育った地にある大田原地裁 お薦めです。 この辺りだとさ、電車も20分から30分に1本な訳よ。次の電車まで暇だったから、裁判所側とは逆の西口を散歩。 駅出て右手奥の方にコンビニ(ヤマザキ)を発見したので近寄ってみたら、 中でうどんとそばを取り扱っていました。周りにお店もあまりありませんでしたし、コンビニに求められているものというのは大きいのかもしれません。 ちなみに、レジ内では手作りのおにぎりも置いてありました。そばを食べる時間はなかったんで、その手作りおにぎりだけ買いました。 実家も離れると、こういう手作りおにぎり食べる機会もがくっと減るからね。旅に来ているという感覚にもなりおいしくいただきました、ごちそうさまです。 お薦めです!! という訳で次の裁判所へ向かいましょうか。 〔真岡地裁編へ〕