〔九州新幹線紹介〕鹿児島中央編〜出水駅編

鹿児島中央駅を基点に随分とのんびりしたせいもあって、駅紹介はほぼひと月ぶりか。新幹線の旅もようやく復路に突入だ。 今回は、鹿児島中央駅から出水駅編ということで、 JR九州新幹線「鹿児島中央駅からスタート。 新幹線旅行記事を読んでいただけるという方は「続きを読む」からどうぞ。 この「鹿児島中央」の駅名標貼るの何度目だよ...。 そんな訳で九州新幹線の終点駅である「鹿児島中央」駅です。 ホームから観覧車が見えることでお馴染み(?)の「鹿児島中央」駅です。 疲れていたのかわからんけど、全然ホームの写真撮ってないんだわ、許してちょ。喫煙コーナーは他の多数の駅と同様ホームの端っこにあるよ。 とりあえず駅のホームの写真はこれだけ。終点駅ということもあるし、2面あるホームはどちらも両サイドに車輌が停まれる4面仕様。そういう言い方で正しいのかは知らないけどさ。 ホームから改札階に降りると、 これ、改札内っすよ。 ちゃんと椅子がついたうどん屋や鹿児島ならではのたくさんの焼酎を売っていたりします。あと、定番ではあるけど、 弁当屋さんもあるでよ。 個人的関心の話をするならば、鹿児島って結構有名な駅弁が多いので、こうやって駅弁が並べられているだけで、割と感動できたりもする。 駅の柱には、 こんな広告もあり、確かに鹿児島って有名な食べ物多いよなと思ったり。まぁこの写真の6つのうち半分が豚料理ではあるけどね...。これ以外にも、割と鹿児島黒豚の広告はいろんなところで見ることができます。 改札出る前の通路で、もう1軒 焼酎屋さんがあります。焼酎党にはたまらん駅でしょうね。ちなみに私は日本酒党です。 改札を出ると正面に、 「みやげ横丁」というその名の通り、たくさんのお土産屋が連なっている場所があります。 博多駅の場合だと、駅のいたるところにお土産屋があるんでお土産屋の総面積で言ったらトップだと思うんだけど、一箇所に固まってるという意味ではこの「鹿児島中央」駅の「みやげ横丁」でのお土産の密集度は一番だと思います。 あまりにも広いのと、すごく人も多かったのでこんな曖昧な店内写真でお許しを。 ただ言えるのは、鹿児島旅行の帰りにこの駅でお土産を買おうと計画するのであれば、30分は時間の余裕をみたほうがいいね。単純に広いのもあるし、種類も豊富だし、お土産屋だけでもすげぇ面白かったわ。 改札を出て、へ行くと 「西口」に出るためのエスカレータがあります。下っていくと、 ビックカメラの入り口につながっていて、出口はさらにここから二つに分かれます。 左の「武方面」から出てみます。   出口の近くに胸像が建てられています。どうやら、九州新幹線敷設に際し中心となって動いていた人のようですね。小泉の純ちゃんからの顕彰です。 外を出ましょう。 はっきり言って、この出口はなんもないです。家が近いとか、そういう人以外は使うことないんじゃないかな。 一応、この出口からの駅舎をパシャリ。 ビックカメラに侵食されているため、駅名の肩身が狭い狭い...。 それでは反対の「西田方面」から出ます。 こちらはバス停があったり、お店も色々あるのですがなんつうかパンチに欠ける感じ。まぁ僕が泊まったホテルはこちら側にあるのですが、ホテルだったり飲み屋が多いのかもしれない。 こちら側からも駅舎をパシャリ。 ビックカメラの存在感...。 まぁこっち側の出口はこんなもんです。お次はこことは反対にあたる改札を出て右側の出口へ向かいます。 桜島口(東口)」です。 こちらは裁判所行くために使ったバスターミナルがあったり、市電が走っていたりとすでに期待大です。 出口の手前には ショッピングビルとの連絡通路があります。このビル内には、レストランフロアがあったり服屋があったり紀伊國屋書店があったりとかなりのニーズはここで済ませられそうです。 そんでもって外に出るわけですが、   でっけぇ!! 正直、鹿児島をなめてましたよ僕。まぁ熊本駅がさほどだったというのもあるのですが、こっちの出口からの駅周辺の発達度はやべぇ。そんな中、ダイエーの奥に山が見えるというのもかなりいい感じ。 もうあえて、どんなお店があるとか説明不要でしょ。たぶん探せばなんでもありますって。ちょっとこの町、今度時間があるときにゆっくり見たいなぁと思うくらい圧倒されてしまいました。 それじゃまぁ最後にこの出口からも駅舎をパシャリ。 さっきのファッションビルと直結だったりするせいか、駅そのもの自体はさほど大きく感じられないのが少し残念かな。 さてそんな訳で、もう大して言葉は不要でしょ。鹿児島ならではの食の文化も洗練されながら、駅周辺の発達度もピカイチな「鹿児島中央」駅、 お薦めです!! さぁて、これからは博多方面に戻る作業が始まるお。 次の「出水」駅へ向かう切符ね。 正直に言うと、裁判所撮影もバス長時間乗ったりで結構疲れてたこともあって、これからようやく復路かいとあんま気乗りはしてなかったんだ。それに、この旅までは「出水」駅ってのを知らなかったんで、あんま期待は持てないとも思っていたし。 そうこうするうちに、 「出水」駅に到着。鹿児島県は「鹿児島中央」駅、「川内」駅、そしてこの「出水」駅が九州新幹線の停車駅です。   駅の端っこに追いやられている喫煙スペースホーム全景  ホームのベンチ。なんか温かみのある木製だけど微妙に作りが違う。どこぞやから寄贈されたみたいだけど、新しい新幹線駅のために役に立つものを寄贈するっていいよね。ベンチの上に書いてある「雨漏れ注意!!」は恐らくExcelのワードアート使ったんだろうな、俺もそのフォント使ったことあるよ。 ホームの待合室。まぁここもなんの変哲もないかな。 改札階に降ります。 左奥に割としっかりとしたソファが。駅の備え付けのものとしては、かなりいいものなのでは? 後ろを向くと、トイレの正面 地元の中学生による絵が、飾ってあります。よく見ると「折り鶴アート」と書いてあります。なんのこっちゃいと近くで見てみたら、 これ、わかるかな?黒と白の折り鶴がびっしり並んでるの。これはすげぇ!!俺、美術の成績がかなりゴミだったからさ、こういう発想ができる人や形に出来ちゃう人って素直に尊敬しちゃうんだよね。 ってか、なんで折り鶴なのかなと思ってたら、改札フロアのど真ん中には、 鶴がドヤ顔で突っ立ってます。そういや鶴って写真とかでは見るけど生では見たことないかもなぁ...。もし予定が立てられれば、鶴を見に出水へ行く計画なんかも立ててもいいかもな 改札は一箇所で、そこから「西口」「北口」「東口」と分かれます。 まずは正面の「北口」から言ってみましょうか。 「北口」から出ると観光案内所になっています。中は、   お土産屋になっていたり、軽食が食べられたり。ってか、まだ夕方過ぎくらいだったのに、もう営業終了は寂しかったよ...。 そして、店内にも鶴が。油断も隙もあったもんじゃありません。 次は「西口」から出てみます。   特に目立ってお店がある訳ではありません。   SLが停まってたり、「川内」駅にもあったけどが植えられているのが特徴かな。 駅舎を撮りましょう。 まぁこんな感じやね。 最後に「東口」の撮影をします。 ここまで、この駅でさほどテンションが上がっていないの伝わっています?鶴関連の工夫は目を見張るものがあったものの、疲れは正直隠せないなと。ってか「鹿児島中央」の発達ぶりを見ちゃったあとだとね...。 そんな感じで残りの「東口」もちゃっちゃと済ませてしまいますかと思っていると、出口付近でちょっとした違和感を覚え思わずパシャリ。 この写真だけじゃ伝わらないと思うんですけど、その感じた違和感が正しいか、またもや「西口」側へダッシュ。そしてまたも「東口」出口に舞い戻り、気になっていたことが正しいことを知りました。 この駅、「西口」と「東口」の作りが面白いくらい対比的なんですよ。   「西口」(写真左)ではやや近代的なものを思わせる作りの中に鶴を遊ばせ(わかりにくいけど銀の鶴がいる)、「東口」(写真右)では昔ながらの日本家屋的な中に鶴を放ち  駅から延びる屋根が白く真新しさを感じさせる「西口」(写真左)に対し、「東口」(写真右)は瓦造りで懐かしさを感じさせ  自転車置き場でさえも、「西口」(写真左)と「東口」(写真右)で全然違う。 駅舎自体はそこまで変わっているわけでもないんだけど、   やっぱ「西口」(写真左)に比べて、「東口」(写真右)の方が瓦や松(?)のおかげで随分と印象が違うように見える。光の当たり方すら、俺のテンションの上がり方に空気読んだ形になってるな。 この駅さ、お土産屋とかはあるけど、それ以外さしたるお店も見当たらないし、まぁこんなもんかねって思ってたさ、最初はね。でも、ここまで駅そのものの作りに工夫を見せられちゃうと、出水市じゃなく、この出水駅だけで十分観光地たりえてしまうなぁって本当に関心させられました。そういう訳で、出水駅 お薦めです!!! いやぁ、鶴を見たいってのもあるし、是非もう一度来たいなぁ。そのときはもうちょっと、町も探索してみたいな。写真見返してて、改めてそう思っちゃった。 〔人吉地裁編へ〕