166件目 日南地裁 〜「裁 -sai- 全国地裁編」〜

僕の彼女を紹介します。 僕の彼女は、日本の平和のために誤って罪を犯した人に判決を下しました。 その名前は、日南地裁。宮崎地方裁判所日南支部。 というわけで、僕の彼女を紹介します。

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改め、 日南地裁を紹介します。 裁判所のHPによると、日南地裁へは「JR日南線飫肥駅北側飫肥城方面へ徒歩14分、広木田バス停から徒歩6分、本町1丁目バス停から徒歩7分」とのこと。 というわけで、JR日南線「飫肥」駅からスタート。 日南地裁に到着したい方は「続きを読む」から。 全国の裁判所データベースを作成中。ご覧になっていただける方は「僕の彼女たちを紹介します」からどうぞ。 宮崎県撮影の旅も二日目です。 　 前日の夜、しこたま地元の焼酎やらチャンプルやらチキン南蛮やらをいただいた宮崎駅を出発しまして、 　 途中、キャンプ地などで有名な宮崎県ならではの2つの駅にまたがるほど大きな宮崎県総合運動公園がある「運動総合公園」駅や、観光地として有名な「青島」駅などを途中通ります。宮崎駅を出発して1時間強で、 Googleマップで全国の地裁にピンを立てていた時から何て読むのか気になっていた「飫肥（おび）」駅が最寄りの今回の日南地裁。駅名標に読み方が書いてなかったら漢字クイズも出来たのに残念です。でも地裁の最寄りとしては全国屈指の難読駅でしょう。 飫肥駅から行ける名所案内。霧島神社が気になります。「咲 –saki-」って麻雀漫画の影響かね、霧島って聞くと鹿児島のイメージだったけど、神社は宮崎県にもあるみたい。霧島市や霧島神宮って言ったら鹿児島県のことのようですが。

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いやぁ、今アニメやってるけど、「咲 –saki-」面白ぇよなぁ。俺も小四喜あがりてぇよ。 では、裁判所に向かいます。 　 昔ながらの渋い作りをしている駅を出ます。 連続テレビ小説「わかば」の舞台となったとの記載あり。初めて聞いたドラマなのですが、2004年に主演・原田夏希さんで放送されたそうです。この辺りは、主人公が阪神・淡路大震災で父を亡くし、宮崎県の母親の実家に身を寄せて育ったというストーリーで撮影されたんだってさ。 駅を出ます。いやぁ、この長閑具合は久々じゃないですかね。外に出た瞬間に時間がのんびり流れていることに気付きます。 　 目の前にバス停もあります。でも、ごめんなさい。どのバスに乗ればいいか調べがついていません。だって、路線図もないんだもん。 なので、バスを希望する人は運転手さんに「広木田バス停」に行くかどうかご確認をお願いします。あともう一つ謝ると、裁判所のHPでもう一つ紹介されてた「本町1丁目バス停」はこれとは違う循環バスで行けばいいのは分かってんだけど、こちらはバス停からどうやって行けばいいか調べがついてないので今回紹介していません。ホントすみません。徒歩でも歩ける距離ですし、駅前にはタクシーもあるので...。ちなみに「広木田バス停」からの道順はちゃんと説明しますんで。 もしくは左にレンタサイクルもありますので、こちらで裁判傍聴&市内観光というのもありかもですね。と自分のミスをごまかすのに必死。 正面の道路挟んだところには、もはや僕の年代では懐かしさすら感じない「カラオケ喫茶」なるものが。周辺の方々が、ここで肩を組みながら歌を交わした時期もあったのでしょう。 駅をちょっと出たところで駅を振り返って見ると、ホームから見るよりもさらにかっこよさが伝わるかと思います。ってかこの企画で行ってきた歴代の駅舎の中でもかなり上位に入るかっこよさだな。 相変わらず余談が多いですが、やっと裁判所に向かいます。 駅を背に正面に左右に広がっている道を左に進んでスタートです。 駅を出て1分も歩けば、商店の類はなくなり自然身近に感じる光景となります。退屈と捉えることも出来ますが、これはこれで結構いいものですよ。 地図だってこんなにシンプル。もはや情報量の少なさは宝の地図レベルですね。初見だとこれ見ても行きたいところに行けないんじゃないかな。 急に表れた稲荷神社の赤い鳥居。唐突なデカいものでも鳥居ならこの背景とマッチするんだから不思議なものです。でも、この鳥居は無視して進んでくださいね。 酒谷川を越えるために橋を渡ります。そして、左に気になる「是より飫肥城下町」の文字。ここから多少景観も変わるのかもしれません。ここまで駅を出て5分くらいです。 　 カルガモちゃんもいる酒谷川を渡った先は、 一気に人のにおいがする通りとなります。ちょいちょい観光客らしき人とすれ違ったりもします。 「霧島園芸」さんです。霧島ってのはある程度、広い地域のことを示すのかな？ちなみにさっき霧島神宮とかについて簡単に調べていたら、意外と面白そうな場所だなって思って行ってみたい気持ちになっている自分がいます。 「貞松酒店」さん。酒屋さんだと幟とかで「純米○○」とか日本酒を謳っているものが多いけど、やっぱこの地域だと焼酎なんだね、「本格焼酎　匠蔵」と書かれています。熊本行ったときも思いましたけど、焼酎党の方は本当に九州のいろんなとこをぶらぶら旅行してみてほしいわ。ちなみに私は日本酒派ですが。 でも今は酒蔵巡りじゃなくて裁判所巡りなんです。上にこのように「法務局　裁判所」への道を示す看板があるのを一つ目安として、 　 「飫肥本町」交差点を右に曲がります。左に見える郵便局も目印になるね。曲がった先はこんな感じであんま広い道じゃないけど、車は割と通るのでお気を付けて。とは言え、この道まで来てしまえば裁判所へは真っ直ぐです。 そういえば城下町とか言っていたから、交番もこんな感じで洒落た作りしてるんだろか。派手さはなくても、こんな感じでところどころ「おっ」と思わせる建物があったりもします。 そして、何故かスクランブルとなっている「飫肥三丁目」交差点でバスの人を待つとしましょう。 バス組の方お待たせいたしました。私も正解を知らない狙い通りのバスにちゃんと乗れたでしょうか。 「広木田」バス停です。バスに乗っていないので、駅から乗ってきた人がどっち向きはわからないのですが、 　 「いづみや」さんというスポーツショップがありますので、この店が左になる向きで進んでください。 こっちの道は特に写真を撮るものもないんですけど、右側の道を歩いていたら皆さんも出会えるのではないでしょうか、 とある民家の前に、もの〜っすごく人懐っこい犬がいます。あんま人通りの無いところ歩くことも多い中、犬だと吠えられることも多いので困るのですが、この犬は人の気配を察知して擦り寄ってくるという可愛さ。 犬といえば、大館地裁編へ秋田犬に出会いましたが、自ら擦り寄ってくるという意味ではこちらの方が人懐っこい。 首輪の範囲で俺についてこようとするし、毛を撫ででも自然にしてくれているのに、何故かカメラ向けるとそっぽ向いちゃうんだよな。まぁでも、普通のお宅の飼い犬ですので、皆さんが仮にこちらに行くことがあっても（ぜってぇ無いとは思うけど）、そっとしてあげてくださいね。 バス停から3〜4分ほどで見慣れたスクランブル「飫肥三丁目」交差点があります。これで徒歩組と合流です。バスの方はこの交差点を右に曲がってください。 さぁ裁判所まではもう少し。 ちょっと登り坂がきついんですけど頑張って登ってね。 この辺りは「あいさつ道路」というそうなので、人とすれ違うときは皆さんも声を交わしてくださいね。 そして、ちょうど坂を登りきった辺りで右前方に目的地が見えてきます。 到着〜!! 今までの城下町やら落ち着いた雰囲気はなんだったのよというくらい、小さいながらも綺麗な建物です。 所要時間は徒歩15分くらい、バスだと広木田バス停から7分といったところでしょうか。 　 地図で表すとこんな感じ。写真をクリックしていただくともう少し大きく表示されます。 さて、結構辺鄙なとこまで来てますが、ここで終わらせないのがこの旅ブログ...じゃなかった裁判ブログ。裁判所行くために最後登った坂のところで右を向けば裁判所がありましたが、 左を向けば武家屋敷通りというのがあります。武家屋敷と聞けば個人的に思い出すのが、同じ九州鹿児島県の知覧地裁の武家屋敷、あそこは非常に素晴らしい思い出として今も私の心の中に残っております。 そんな訳で、ここ飫肥でも武家屋敷を満喫しちゃいましょー!! と言いたいのですが、もう一つこの地で紹介しなきゃらんとこがあるので、尺の関係もあり武家屋敷の紹介は割愛。詳しく知りたい方は、武家屋敷を渡り歩いている私によってどこかで発売されるかもしれない 雑誌「武家屋敷Walker」をご覧下さい。こんなん作っている暇あったら、とっととブログ更新して溜まってる仕事をこなせっての。

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今回は咲づくしですね。またも宣伝、新作のDVDも出ております「咲 –saki- 全国編」より愛宕洋榎さんに表紙にお越しいただきました。来るでー来るでー。 武家屋敷については割愛しましたが、ホントにいい場所でした。観光の方も多かったし、興味のある方は是非行かれることを強くお薦めいたします。 さて、そこから飫肥駅に戻りそこから1駅歩いて 日南駅へ。もう僕は、日南地裁に行くと決めてから絶対ここに行くと決めていたんです。 　 読者の方、または武家屋敷の振興課みたいな人は「は？」ってなってると思いますが、僕は日南学園の野球部の大ファンなんです!!甲子園を見始めた時にたまたまこの日南学園が甲子園で強い野球をしていてそれから好きなんすよねぇ。延岡のときも延岡学園見に行こうか迷ったけど、この日南学園はここの撮影を出来るようにスケジュール組んだんだから。 ...でも、日南学園の撮影をしたらすることなくなっちゃった。でも地図を見てたら、なんか気になる施設があったのでそこから15分ほど歩きまして、 　 日南総合運動公園です。飫肥に行くまでに紹介した運動総合公園もかなり大きいのですが、ここもなかなか。立派な陸上競技場に恐らく体育館などもあります。そして、野球場もあってそこには、 「歓迎　広島東洋カープ」の文字が。今調べてて知ったんですけど、この球場はカープが秋春とキャンプ地として使っている場所とのこと。しかし撮影日は春季キャンプが終わった二日後とかだったので、もしその時期に行っていれば凄い人だかりになっていたんでしょうね。 ってか練習するには温かいしいいとは思うんだけど、練習以外の時間この辺りで何を楽しみに過ごすんだろう...。俺の大学の部活合宿所よりすることないだろ。 いやいやそんなことは気にしなくていいか。豊かな自然を活かしたスポーツ施設やスポーツ強豪校があり、一方で武家屋敷などいった景観を活かす施設などもある日南市の日南地裁 お薦めです!! まさか日南周辺の探索でここまで時間とるとは思わなかったわ。でも、次はキャンプを見たり青島観光したりしてみたいなぁ。 そんな宮崎県攻略編も次回が最後。次回は一週挟みます。 〔宮崎地裁編へ〕