2014年アニメ感想

皆さま、新年明けましておめでとうございます。
昨年末はギリギリまで裁判所の撮影に行ったり慌ただしく過ごしましたが、無事に年を越すことが出来ました。今年も誰得な裁判所紹介を続けて参りますので、そんな私についてきてくださるという素敵な方々、本年も何卒よろしくお願いいたします


さて、昨年の一発目の記事と同様、今年もこの記事から当ブログをスタートさせたいと思います。




2014年視聴アニメ総括!!


今回は裁判に全く関係ございません。
それでもいいよという方は「続きを読む」からお願いします。


30歳になろうが関係ない、今年も誇れる(?)数のアニメを視聴してきたと思うので、私の中での順位付けや簡単な感想を述べていきたいと思います。
今回紹介するのは、

  • ベストアニメ10
  • ベストヒロイン3
  • ベストOP & ED5
  • ワーストアニメ5

以上のラインナップとなっております。普段の記事よりも長いぜ今日は。
あくまで私の感想となりますので、ご自分の考えと不一致を起こして不快だと思われましてもそこは自己責任という形でよろしくお願いいたします。


それではさっそく紹介していきましょう。
まずは『ベストアニメ10』です。これは2014年1月〜12月までの間に放送を終えた作品の中で、特に好きな作品を紹介していくというものです。連続数クールものはその最終回をやった時期、分割ものはそれぞれの期が評価対象となります。


まずは私も毎年楽しみにしております『2014年 2chベストアニメランキング』の動画でも。
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見るの面倒という方に向け、上位10作品を紹介。

10位-ご注文はうさぎですか?
9位-シドニアの騎士……未視聴
8位-アルドノア・ゼロ……未視聴
7位-普通の女子高生が【ろこどる】やってみた。
6位-ヤマノススメ セカンドシーズン
5位-Fate/stay night [Unlimited Blade Works]
4位-キルラキル
3位-月刊少女野崎くん
2位-ピンポン……未視聴
1位-ばらかもん

1位ばらかもんだったかぁ。面白かったけどこの順位は意外だったなぁ。

ちなみに私はこの作品を14位に順位付けさせていただきました。


では、私のランキングに移っていきましょう。
まずは第10位から6位までをタイトルと簡単な感想を。

10位.生徒会役員共(冬)

生徒会役員共* 1 [DVD]

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とある高校の生徒会役員を中心に学生生活をしょうもない下ネタの連発で過ごしていくギャグアニメ。
この作品のこと、下ネタだけで下らないとか言うけど普通に面白いっすよ。あくまで下ネタはツールとしてで普通に高校生が楽しく生活している様がとても楽しく見れる作品だと思います。


9位.『普通の女子高生が【ろこどる】やってみた』(夏)

「ろこどる」とはローカルアイドルのこと。タイトルの通り、普通の女子高生がローカルアイドルとして、地元のPRなどに取り組んでいく話。
いやぁ最終回で爆上げでしたね、この作品。個人的にも裁判所を巡るという名目で全国の都市を見ている経験からも、地域振興に努めようとする頑張りなどを応援したいと思っていることも共感ポイントでしたね。ホントに無茶なく、まさしく「普通の女子高生」がやってる感じで非常に楽しく見ることができました。あぁでも魚心くんの身体能力は無茶あったか…


8位.月刊少女野崎くん(夏)

少女漫画家の野崎くん(男)を取り巻くキャラ達を描いたギャグアニメ。
今年のギャグ枠では間違いなく一番でしょう。出てくる登場人物がもれなくキャラが立っていて魅力的ですね。前野うぜぇ。昨年でいう「恋愛ラボ」枠といいましょうか、1話視聴後に今年の上位入りは決まったなと思わせる作品でした。とりあえず1話を見よう。


7位.ヤマノススメ セカンドシーズン』(秋)

Q.キマシタワーはどこにありますか? A.この作品の中にあります。 女の子たちがキャッキャウフフしながら、いろんな山を登っていく話。
1クール目が5分アニメでよくまとまっていたものが、15分になってしかも2クール?ってので不安しかなかったんだけど、そんな心配杞憂でしたね。相変わらず丁寧な話運び、人物描写等々素晴らしかったと思います。山に関する情報や描写も丁寧なのも良かったですね。


6位.ノーゲーム・ノーライフ(春)

「全てがゲームで決まる」という異世界に召喚された天才ゲーマー姉妹が、奇想天外なゲームと対峙していくというファンタジー作品。
厨二臭ぇ作品なんで人を選ぶと思うけど、題材となっている「ゲーム」の内容とその攻略が圧倒的に面白い。「具現化しりとり」っていう、回答したものがその場にあれば消え、無ければその場に現れるというゲームは特に面白かったね。
あくまでファンタジーものであるので、そんなのアリかよというツッコミはなしで。ただそれでいても、話に破綻しているところや矛盾点もないと思うので、是非このままのクオリティで2期以降も期待しています。



さぁこっからベスト5かぁ。これから主題歌だ、ヒロインだってやっていかなきゃいけないからな、興奮する気持ちを抑えて出来るだけコンパクトにまとめるぞ〜!


5位.『selector spread WIXOSS(秋)

バトルに勝ち続ければ願いを叶えることが出来るというカードゲーム「WIXOSS」を巡っての物語。分割2クールの2クール目の完結編。
分割ものなので、1クール目(infeceted WIXOSSを見ていただかないことにはお薦めできませんが、綺麗に完結した良作だと思います。前期に提示された課題の解消が主になるので、前期ほど絶望感、欝展開は多くはないのですが、相変わらず話の引きが上手い
見ていない人にはなんのこっちゃと思うでしょうが、第5話の予告で

こんなタイトルつけられたら、そりゃこっちもパソコンの前で喜び発狂しますよ。例えるなら、ドラゴンボールのセルゲームにおいて、なかなか本来の力を出せない悟飯がようやく覚醒して、よし来週こそセルをフルボッコだ!というワクワクに似ています
すごい面白いと思うんだけど、いまいち人気ないんだよなぁ。ちょっとこの作品について語れる友人が欲しいので、是非皆さん見てください、お薦めです!!




4位.『ハナヤマタ』(夏)

よさこいに青春を捧げる、女子中学生達の活動を描く物語。
歳とるってのは嫌だね、オジさん何回泣かせられたかわからないよ...。なんでこう、学生が自分で考えて何かに向けて頑張る話ってのは心惹かれてしまうのかねぇ。自分の学生時代の後悔だったりするのかな。でも、学生時代は部活やってそれなりの結果も残してきたつもりだから後悔ってのとも違う気がするんだけど、永遠の命題だね。
お薦めポイントはいくつかあるんだけど、一番はOP曲との親和性だな。話を経るごとに、彼女らが躍るよさこいも徐々に形になっていくんだけど、それに併せてOP曲が徐々に……ってあ〜ダメだ絶対語りだしたら長くなる。
絵がちょっと特徴的なんで苦手という声も聞かれるのですが、まぁそこには目をつむっていただいてですね学生たちが必死こいて頑張ってる姿を見てみませんか?お薦めです!!

ハナヤマタ1 [初回生産限定盤][DVD]

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3位.咲 -saki- 全国編』(冬)

麻雀をしていたら、

この娘がかけているメガネに

ヒビが入り、

粉々になる物語。女子高生の超能力麻雀の話です、はい。
以前のアニメでは県大会優勝まででしたが、今作では全国大会の2回戦までを描いています。なのである意味中途半端なところで終わっており、そこが評価を落としているなんて言葉もよく目にします。
でもさ、2回戦あたりってちょうど面白いところじゃね?俺、スポーツ漫画とかでも決勝戦がすごい面白い話ってほとんど知らないんだけど。それは能力がかなりインフレしちゃってて、最初の設定がメチャクチャになったりモブの存在がなくていいものになったりするから。そう言う意味では、今回の話で扱う部分って相手もちょうどいいレベルだし、人間模様を描く余裕もあるしですげぇ面白いんだわ。
もう一つ個人的に気に入ってる表現でいうと、今回の話ってドラクエでいうメラミ覚えたあたりなんだわ。魔法使い以外のHPが100を超えてきて、ストーリーの全体像がぼんやりわかってきて、補助魔法しか役割のなかった魔法使いが70〜80くらいダメージを与えられるメラミを覚えてゲーム的にもちょうど油が乗っている状態の話だと思ってください。
それに加え、咲の今までのアニメ化って原作のいい部分を改悪したり、謎の追加要素があったりしたんだけど、今回については原作で言葉足らずの部分は分かりやすく表現しているしファンの方なら楽しめる内容に間違いなくなっていると思います。お薦めです!!




2位.『selector infected WIXOSS(春)

バトルに勝ち続ければ願いを叶えることが出来るというカードゲーム「WIXOSS」を巡っての物語。分割2クールの1クール目。
かわいい女の子たちがさカードゲームやってさ、それでそれぞれのカードにも小っこいキャラがついてて自分の望みが叶いますようになんて話を聞いたら、あぁいわゆる最近流行ってる萌え系アニメねみたいに思われがちだけどさ、とりあえずこちらのOPをご覧下さい。

そんな甘ちゃんな話じゃないんですよ、この話は。絶望 & 欝展開のオンパレード。簡単に言うと、この話には絶望ポイントが大きく3つ存在します。1つ目の絶望ポイントは正直そうなるかなって予兆はあるし、まぁ予想できないことはないんですよ。どうせなら、そこで「あぁこの作品の絶望度合なんてこんなもんね」と油断してください。そしたら2つ3つ目の絶望ポイントで、

こんなリアクションになること間違いなしです。3つ目に関してはホント「うぎゃぁぁぁ!!」って声出ちゃったし。
この話のいいとこは単に欝展開にするんじゃなく、なんでここでこうしない!と話に入り込ませたり、EDの入りがうまいから早く続きが気になるとか、話そのものに魅力があるんですよね。暗い話ですし、最初は話が進むのが遅く感じることもあるでしょうが、いいから観て。
お薦めです!!

「selector infected WIXOSS」BOX 1(ウィクロススターターデッキ付) (初回限定版) [DVD]

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1位.『キルラキル』(冬)

アニメオリジナル作品。これなんて説明したらいいんだろ、荒んだ世界を舞台とした学園バトルものだと思っていたんだけど実は……くらいにしておこうか。そういやAKBの誰かが選挙のポスター作るときにこれをモチーフにしたって話題なんかもあったね。
よくさぁアンチが「勢い」だけとかいうけど、勢いだけで2クール話を続けられるか?勢いだけで2クール視聴者の興味の持続ができるか?
放送終わった昨年の3月の時点で1位をつけていて、それが1年間ずっと動かなかったから、さすがにそれは芸がないかなと改めて1話から全話見直したんですけど、やっぱ面白いわ。画の迫力ももちろんなんだけど、声優さんたちの演技の上手さは断トツです。皆さん、これが面白いアニメ作品です
まぁ最終回の軽いネタバレですが、

これが、

こうして

こうなるシーンは号泣もんでしょう。
と、なんの説明もしておりませんが、バトルシーン良し、ギャグシーンも良し、演技良しで自信を持って言うことができます、
お薦めです!!

私、DVD全巻持っております。気になる方は是非私まで。




って、随分と長くなっちゃったな。あと3つ紹介しなきゃいけないのに。次からは本当にサクサクっとやっていくよ。
続いては『ベストヒロイン3』ですね。これも先ほどと同様、2014年1月〜12月までの間に放送を終えた作品の中で、特に好きなヒロインを紹介していくというものです。3位までにしたのは、あまり多く語り始めるとキモい死ねと言われると思ったためであります。


第3位
愛宕洋榎-『咲 -saki- 全国編』
虹野ゆりか-『六畳間の侵略者!?
笹目ヤヤ-『ハナヤマタ』
纏流子-『キルラキル』
   
気持ち悪いと言われるのが嫌だと言っていたくせに、絞りきれずにたくさん紹介しているのですが…。まぁ正直絞りきれなかったというか、どれもパンチに弱いというか。2位からが本番です。




第2位
走り鳰-『悪魔のリドル

ポンコツアニメから生まれた唯一の良心。この娘がいなかったら、この作品はいったいどうなっていたのか本当に想像するだけで恐ろしい。

自ら三下を受け入れ、ツッコミ役を一手に引き受けた彼女に敬礼!




第1位
佐倉千代-『月刊少女野崎くん

もはや議論は不要だろう。このアニメを神アニメに持ち上げた大きな要因。普通に可愛いキャラも出来るけど、
 
1話で見せたこのツッコミ&ボケキャラによってアニメ視聴を決めた民も多いでしょう。過去数年を見ても1位は揺るがないんじゃないかというキャラ。今年の「ゆくヤス」で、どうして彼女が起用されなかったのか、疑問で仕方ない




まぁヒロインはこんなもんでいいでしょ。これ以上掘り下げたら、「むほぉぉぉ!」とか「ハァハァ」という俺の吐息もお届けしてしまうことになりかねんので。
続きまして『ベストOP&ED5』ですね。これは、2014年1月〜12月までの間に最終回を迎えていなくていいです、この時期に流れていたOPとED曲で特に好きなものを5つ紹介していきます。これ選定にかなり手こずりました。




第5位
「My Sweet Shelter」 - 『僕らはみんな河合荘 ED』

このEDを聞くために、この作品を見ていたといっても過言ではない浄化ED。歩いているときにこの曲聞くとメッチャ気持ちいい。




第4位
「とまどい→レシピ」 - 『未確認で進行形 OP』

こんな神OPなのに、どうしてアニメ本編はもう少しだったんだろう…?いや、面白かったけどね。




第3位
健全ロボ ダイミダラー - 『健全ロボ ダイミダラー OP』
OP動画がなかったのでPVを。曲は36秒から。

今年のカラオケで超気持ちよかった曲No.1。以前、このブログにも寄稿してもらってた、ボンジョビ君と2度も歌ってしまった。ミダラッ、ミダラッ
ちょい前のアニメ『ベン・トー』とかもだけど、内容がしょうもない(いい意味で)のにOPがカッコいいのってなんかはまるといいよね。また歌詞もしょうもないのがいいんだ。ミダラッ、ミダラッ




第2位
「killy killy JOKER」 - 『selector infected WIXOSS OP』

曲のカッコよさでいったら今年一番。今年何回聞いたかわからん。ってかフルバージョン聞いてからOPアニメ見ると、割とテレビ用に不自然に加工されているのがわかるね。


第1位
「花ハ踊レヤいろはにほ」 - 『ハナヤマタ OP』

さっき作品の評価のときも話したけど、アニメ本編の地位を著しく向上させたOP。やっぱ今年はこれでしょ。アニメ本編との親和性も含めて今年の一番はこれにさせていただきました。本当にひどい時は、この曲を聞くだけで本編のあるシーンを思い出してウルウルなんてこともありましたとさ。




そして最後ですね。どうか波風立ちませんように
『ワーストアニメ5』ですね。これも、2014年1月〜12月までの間に放送を終えた作品の中で、個人的にどうかな〜と思った5作品を挙げています。わざわざアレな作品を挙げてもなぁとも思うので、一部伏字で発表。


第5位
『ブラックブ○ット』
これは正直ほかのワーストに比べたらまだ全然マシなほうです。でもまぁ、主人公補正というか、主人公なら何やってもいいんかという思いがかなりありこの順位に。
まぁ本当に凄いのはここからさ




第4位
『グ○スリップ』
なんなのこれは?としか思いようがない作品。すごい難しい映画を見た気分になった。ほかのワースト作品に比べ、ホント時間を無駄にした感が強かった作品。解読班求む。




第3位
『ガー○フレンド(仮)』
企画した人、制作陣、声優さん、そして視聴者、誰も得をすることがないのではないかという作品。ゲームが元のアニメ作品で地雷だと思って見てみたら凄く良かったという作品が多いので、これもと期待した僕が全面的に悪いです




第2位
『RAIL W○RS』
話の矛盾などをここまで放置して放送されると、逆に笑いが生まれるんだなということを我々に教えてくれた新しい作品。「え、何それ?」と視聴者のツッコミ力を試しているのは言うまでもないだろう。
詳しくは言わないけど、このブログ的にも実はこの作品と因縁があって、その内容もなかなか酷く、ホントまぁアレな作品。




第1位
『最○、妹のようすがちょっとおかしいんだが。』
ベストの『キルラキル』同様、年間トップを守り続けた作品。「アニメなんてどうせ気持ち悪いオタクが見ているんでしょ?」という世間のイメージをさらに助長しかねない作品。ようすがおかしいのは妹でなく、恐らく○×△□(自主規制)。この作品を心から反省し、新たな清い作品を作っていただくことを心より願っております。
あ、あとEDが超不快


以上っす。
相当長くなっちゃいましたが、いい作品が自分の仕事や裁判所撮影などの活力になっているのは確かなのであります。皆さん、アニメと色眼鏡かけずに見ると楽しめる作品も多いと思いますよ。
2015年もいい作品に出会えますように。


という訳で次回からは普通に裁判所紹介の記事に戻ります。