221件目 越谷地裁 〜とっても!傍聴マン〜

僕の彼女を紹介します 僕の彼女は、日本の平和のために誤って罪を犯した人に判決を下しました。 その名前は、越谷地裁さいたま地方裁判所越谷支部。 というわけで、僕の彼女を紹介します
僕の彼女を紹介します [DVD]

僕の彼女を紹介します [DVD]

  • 発売日: 2010/04/21
  • メディア: DVD
改め、 越谷地裁を紹介します。 裁判所のHPによると、越谷地裁へは「JR南越谷駅東武伊勢崎線新越谷駅下車→南越谷駅北口朝日バス乗場(花田行・市立図書館行)→法務局前下車。 東武伊勢崎線越谷駅下車→越谷駅東口朝日バス乗場(市立病院・吉川団地・総合公園行)→市立病院前下車」とのこと。 というわけで、JR武蔵野線「南越谷」駅、東武伊勢崎線「新越谷」駅  東武伊勢崎線「越谷」駅からスタート。 全国の裁判所データベースを作成中。ご覧になっていただける方は「僕の彼女たちを紹介します」該当ページへ)からどうぞ。 この度発生いたしました熊本県・九州地方の大地震で被災されている方々には心よりお見舞い申し上げます。 特に熊本県は私も昨年二度ほど撮影で訪問していることもあり、私自身が見たことある景色が報道などにより一部変わった姿などを見ると私も心を痛ませております。 1日でも早い復興と、住民の方々が安心した暮らしを送れますよう心より願っております。 東日本大震災のときも、こんな感じの一文から始まったけど、その時からやっていると思うとやっぱこのブログ長いね。 こんだけ長ければ、そりゃいろんな経験もするよな。でも、その中でも地震ってはやっぱ特別に印象的です。日本に住んでいる以上はある種、宿命みたいなところがありますので、それを受け入れるという方もいますが、受け入れながらも同じ国内で起きている事象を自らに置き換え、少しでも予防の気持ちを持つことは大事だと思います。 長くなるから詳しくは言いませんが、東日本(東京でですが)を経験した身として、そして裁判に触れてきた身としてそういった予防の心は持つように心がけておるのです。 さて、話を移します。 今回は久々に関東に上陸して、越谷地裁の撮影。実は、この越谷の撮影は二度目の挑戦なんです。 三年前くらいですかね、東京に帰省したタイミングで元上司に誘われて、日暮里-千駄木間にある谷中ぎんざという商店街で昼から飲むことに。「谷中ぎんざHPへ」 僕は初めて行ったのですが、昔ながらの下町感で活気に溢れる商店街に一発ではまり、酒屋の前にビール瓶のケースを裏返した椅子に座り、これまたビール瓶ケースの上にベニヤを敷いただけの簡易的なテーブルの上に、魚屋で刺身を、肉屋でコロッケなどを買い込んだものを並べ、夏の日差し激しい中、昔の話などをしながら楽しく飲んでいました。何時間飲んだか忘れたけど、2人で一升瓶は軽く空け、それぞれ次の用事があるからと別れて、あー今日は楽しかったなという思いに耽けていたところ、 …… …… …… …… 次に気がついたのが、 この新越谷のホームのベンチでした。そう、そのとき僕が予定していたのはまさしくこの新越谷駅から向かう裁判所の撮影だったんですけど、その前にたらふく飲んでしまったという訳であります。 そして目が覚めたと同時に訪れた猛烈な頭痛。飲んだ当日に訪れるレベルの頭痛としては過去最大級のもの、炎天下で飲み続けていたのももちろん作用したのでしょう。そして何より不思議なのは途中全くの記憶がないというのに、シラフでも難易度が高い北千住駅東武伊勢崎線の乗り換えによくまぁホームに落ちることなく無事成功したことと、カバンの中に大量にあったスポーツドリンク「H2O」の空のペットボトル。僕の種としての帰巣本能が裁判所に迎えと導いてくれたんだと思います。 しかしながら、猛烈な頭痛と吐き気で今度はトイレから出られなくなったりで撮影は断念。難解な電車に無事乗れたのと、熱中症の恐れもあったことにその後少しずつ恐くなり、無茶な飲みは控えるようになりました。一週間くらい。 という訳で今回はリベンジマッチなのであります。過去に撮影を断念したことは何度かありますが、そのほとんどが酒絡み。酒と裁判所が僕を奪い合う不毛な戦いはまだまだ続きそうです。 今年一発目の撮影場所に埼玉の越谷を選んだのは、東京に行く予定があり、そこから近い撮影場所がもはやそこくらいしかないから。そんな軽い理由ですが、同じ失敗は二度としたくないと、わざわざ実家じゃなく埼玉に宿をとり、お酒も自粛。ついでにバスの時刻表まで前日夜に確認をとるという万全の体制で挑んだ訳であります。 まぁお酒を飲まないなら飲まないで暇なので、 越谷レイクタウン駅へお出かけ。この駅に来たら行くところは一つしかありません、 イオンレイクタウンへ行ってきました。 イオンレイクタウンとは2008年10月にオープンした日本最大のショッピングモールで、それまで日本一だった千葉県船橋ららぽーとの2倍以上の面積があります。710もの商業施設と10,400台の駐車場を備えており、連日多くのお客さんで賑わっています。 仕事上お付き合いある企業さんがいらっしゃったり、東京在住時も行ったことはなかったのでずっと気にはなっていたんです。 「風」「森」「アウトレット」の3つの建物で構成されており、それぞれが連絡通路で繋がっているみたいですね。これはトリックを解く上では重要な情報になりそうです。事件が起きたとき、この連絡通路は塞がっていたから云々。 仕事相手以外に特に目当てがあるわけではないので、とりあえず奥へ奥へ進んでみます。 「森」ゾーンに入るみたいです。休日とはいえ、夜8時くらいにしてはやはり人が多いと思います。人が多いと言っても家族連れ、カップル、ヤンキー、そして裁判所ヲタと分類分けは可能な感じで、デカさは規格外ながらもいわゆるモールらしさを感じながら歩いていました。     僕がお洒落な服屋さんを紹介してもしょうがないと思うので、ホビーコーナーをうろちょろと。ガチャガチャコーナーカードショップお菓子屋大人のホビーなど様々。見るとこがたくさんあって楽しいんでしょうけど、子どもは限られたお小遣い握りしめてどうにかやり繰りを考えるのも大事だと思っているので、こんなに選択肢があったら選べずに最終的に泣き落としで親からさらにお金を引っ張ることを先に学んでしまいそうで恐いです。 まぁレイクタウン他にも楽しみはしたんですけど、やはり一人で楽しむにしてはやや手が足りんということで飽きてしまい、その日は帰ることに。 まだ裁判所向かいませんよ。 その日宿泊したのは、越谷でなく少し離れた草加という町。関西住んでいて気付くのは、北関東の知名度の低さね。草加といえば、恐らく関東の人なら すぐに草加せんべいを思い浮かべてくれると思うのですが、意外と全国には知らない人が多いですからね、改めて認知度向上に努めていただきたいもの。逆にいえば、みんな奈良和歌山の名物知らないでしょ、それと一緒です。……あ、それは俺も知らないわ。智辯くらいかな。 草加の駅前です。マルイとイトーヨーカドーが繋がっており、とりあえず駅に来ればなんとなかなる感があり、よろしいのではないでしょうか。 過去に同じく駅前で二つの建物が繋がっている町があったよなぁと悩むこと3分、山形県鶴岡駅でした(鶴岡地裁編へ)。 規模は違うけど、正面になんか邪魔なモニュメントがあるとこも含めて似てるでしょ。これで草加市鶴岡市姉妹都市だったりしたら出来すぎだなと思ったら、当然そんなことはなく草加市姉妹都市福島県大沼郡でした。どこだ? でも一方で、鶴岡市姉妹都市は鹿児島県の鹿児島市と東京都の江戸川区、そしてこのブログでも何度か触れている北海道の木古内町江差地裁編へ)と意外と豊富でした。そもそも姉妹都市とはなんなのか、そして姉妹都市を結べていない都市は存在するのか?調べ始めたらキリがなさそうです。 さすがに、そろそろ向かいましょう。 東武線ご利用の方は越谷駅でも新越谷駅でもどちらでもそんな変わらないです。JRの方は南越谷駅を目指してください。新越谷駅南越谷駅は連絡していて利用者も多いと思うので、まずそちらから紹介しましょう。 まずは新越谷駅  上り下りとも2本の線路が走り、電車の数もべらぼうに多いです。大阪でいうと東海道線はまぁギリでこれくらいの本数がありますが、越谷でこのレベルの電車数があれば、そりゃ西はいつになっても東に勝てんわなと思ってしまいます。 埼玉県の観光ポスター。確かに東京住んでたときって埼玉の観光ってしたことなかったわ。まぁ観光って意味では千葉もないと思うけど。そういう意味ではやっぱ埼玉と千葉って似てるわ。 撮影の時間は閉まっていましたが、駅改札内からVARIEという建物に行くこともできます。意外と越谷侮れないのか?   駅から出るのもまぁまぁ面倒です。矢印に階段を下りたりそれなりに歩きまして、 出口を出ますと目の前がJR武蔵野線の出口となっています。それではここでJRの人を待つとしましょう。 昨日お邪魔した越谷レイクタウン駅の隣です 南越谷駅です。その隣はもう川口なんですね。埼玉はそんなに縁もないですが、妙に知名度が高い地名が多い気がします。 まぁこっちのJRのほうは特に駅内で何かに触れるでもなく普通に外に出ます。 すると今度は当然、目の前が東武線の出口が前に見えますので、新越谷組と合流です。 新越谷駅から来た人は出口をに、南越谷駅から来た人は出口をに曲がるとバス停を見つけることができます。 ここがバスターミナルです。反対側はいわゆる駅前感が出てて賑やかなので逆にこちら側の出口でバスや一般車両を乗り入れる場所ということで区別しているのでしょうか。 乗るべきバス停は目の前やや左にあります。 ここから出る、吉川行き以外のバスに乗ってください。そんで「法務局前」バス停で降ります。 バスの乗車時間は15分くらいはあると思います。のんびり車窓なんか見ていて、特別写真に撮るような風景はないんですけど、町というか建物がずっと続く感じはそれなりの都市であることを感じさせます。バス走り出して早々に綺麗な一本道とかままありますからね。杵築とか、杵築とか(杵築地裁編へ)。 とは言え、別に見るところがあるわけではないんで、ぼんやり車内放送でも聞いていたら、不思議なアナウンスが。 >> 放送「次は○○。事務所はボロいが腕は確か、ヨシムラマサルのアサヒリフォームがオススメ。アサヒリフォームならこの停留所が便利です。」 << 印象に残るCMですね。 気分屋な店主だが味は上手いみたいなラーメン屋のCMなら分かるんですけど、リフォーム屋さんで「事務所はボロいが腕は確か」って自分でなんとかしたらいいじゃんと思ってしまいます。 気になって調べてみたら、アサヒリフォームさん、ブログをやっていらっしゃいました。「アサヒリフォーム職人日記」(←クリックでブログに飛びます) 半年で3回ほどテレビ出演されているようで、非常に話題のようですね。それにブログの記事ごとに読了目安時間が書いてあるという画期的システム。僕のブログは皆さん何分くらいかけて読んでいらっしゃるのか気になるところです。長い!じゃなく、読み応えがあると表現してくれると喜びますが、あまり甘やかせ過ぎると改善しなくなるので注意が必要です。 僕が将来、埼玉県に住むことになり、しばらくしたらリフォームをお願いすることになったら依頼する業者さんも決まったところで、 「法務局前」バス停に到着です。南越谷駅方面から来た人はバスの進行方向と一緒、逆の人は逆方向に進みます。 すぐ左側に法務局が見え、その先にあるのが目的地になります。 と、ここで越谷駅から向かう人を待つことにします。 ここからもまぁまぁ長いけど、是非お付き合いくださいませということで、 もう一つの最寄り、東武伊勢崎線「越谷」駅でございます。群馬方面から向かう方はこの越谷駅のほうが近いです。 出口は右側の東口から。方面案内として、先ほど通過した法務局の名前はあるけど、裁判所の名前はなし。法務局と裁判所だと一般的にどっちが向かう人が多いんだろう? 駅前はこんな感じで、かなり立派です。新越谷駅南越谷駅と連絡するまでは、越谷市の中心駅だったというのも頷けます。今では乗降客で約2倍の差がついているようでありんす。 越谷駅からなら徒歩でもギリ行ける距離ですが、バスでもいいでしょう。左前方にいくつかバス停がありますが、「市立病院前」バス停に向かいたいので、   バスの全てが市立病院に向かうこのバス停を探すといいでしょう。平日であればだいたい1時間に6本くらいは出ているみたいなので予定は立てやすそうです。それでは、「市立病院前」バス停でお会いしましょう。 という訳で、ここからが徒歩ルートです。やっぱ歩くのは大事ですよ。 駅前に戻ってきまして、真っ直ぐ歩いて行きます。 舗装された綺麗な道です。なんだろう、町の規模としては最近行ったとこだと釧路とか大分とかに近い気がするんだけど、その釧路や大分とかは町としてそこに全てを詰め込むしかないから商業的ワクワク感があるんだけど、こことか関東の町だと近くに似たような大きな町があるから特別感がないというか。いや別に悪く言ってるんじゃなくて、だから逆に住んでいる人にとってはゴミゴミしてなくて便利な作りになっているんじゃないかなぁと思ってみたり。 振り返って越谷駅を見てみます。しょぼい新幹線駅よりは立派な駅作りです、と褒めてんだか貶しているんだか。いや、僕は好きですけどね。僕の実家の最寄り駅は地下鉄駅なのでこういう駅舎には憧れがあるのです。 500メートルほど歩いたでしょうか、左側に越谷市役所があるのですが、その入口のところに 「祝 ノーベル物理学賞受賞 梶田隆章さん(越谷市民)」との垂れ幕が。昨年の受賞なので記憶に新しい人物ですが、越谷の方だったんですね。調べてみたら、生まれは同じ埼玉県の東松山市だったとのこと。しかし今の自宅は富山県富山市で、研究施設は岐阜県飛騨市。で、越谷はどこで出てくるかというと、教授でもある東京大学に通うために使っているのが、越谷にある奥さんの実家だそうなんです。 とまぁいろんな地名を出しましたが、ノーベル賞授賞後は、越谷市名誉市民に選ばれたのを皮切りに、埼玉県民栄誉賞、東松山市名誉市民、さいたま市民栄誉賞、柏市民特別功労賞、岐阜県民栄誉大賞、飛騨市名誉市民、富山市名誉市民と、自身でも忘れるんじゃないかというほどの市民賞を授賞。いちいち授賞式とかやったんでしょうね、そりゃあげる方は喜色満面でしょうが、まぁもらう側としては3つ目以降死んだ目でしょうね。 ついでに越谷に縁のあるものを掘り下げていたら、この作品の舞台が越谷だということを知りました。 今回のサブタイの元ネタは、もちろんこのラッキーマン。なんとも懐かしいですね。漫画連載は93年から97年アニメも94年とのことなので、知らない人も多いでしょうね、僕も正直記憶が曖昧です。 まぁそんなにラッキーマンの思い出もないので先に進みます。   橋を渡ります。架かっている川は元荒川という名前だそうで、かつては本流だったそうですがそれが切り離されて今の名前になったそうです。そんなこともあってか、今ここを流れる水源は荒川のでなくポンプで汲み上げた地下水だそうです。 松阪牛を販売するお肉屋さん。松坂大輔の影響か、「まつ“ざ”か」と読んでしまいがちなこの字ですが、「まつ“さ”か」と濁らないのが正解。ついでだけど、こういうブランド牛って「ぎゅう」じゃなしに「うし」って読むケースが多いのはなんでなんだろう。この松阪牛も「うし」らしいし。でも、以前食べた米沢牛は「ぎゅう」なんだよな。気分かな? でも、こちらは「ぶた」とは読まないですね、豚カツのお店。数年前、軽い糖質制限ダイエットをしていたときに、昼の営業外出中に意外と食べるものがなく、よく豚カツ屋に入りご飯はカットで延々キャベツで豚カツを食べた記憶がある。それでも大分痩せましたよ、やり方によっては健康によくないってお話もありますが。   最近地味にパン屋さんにはまっているんで、本日の朝食はパンで。なんだっけな、期間限定のパンだった気がするから、もう無いと思う。すげぇ美味かったから、定番化すればいいのに。 パンを食べたらお次はコーヒーで一休憩と行きたいけど、そこまで時間はない。コーヒーって飲まないことはないけど、こだわりも無いしそんな飲まないんだよね。それと星乃珈琲店って初めて見ました。埼玉ご当地かな?と思ったら全国にすげぇ店舗数あるのね。梅田界隈にも数店舗あった。ホント知らなかった、今度営業中に見かけたら入ってみたいと思います。 牡蠣フェアをやっていたらしいステーキガスト。特に旗に書く事がなかったんでしょうか、牡蠣ってデカデカと書いてあるのに、その下にわざわざオイスターと書いちゃってます。僕が上司ならバカっぽいから止めろと怒ってますね。 左にでっかい建物、越谷市立病院が見えてきました。距離測ったら駅から2kmほど歩いていました。そんで病院の前には 越谷市立病院前バス停があります。越谷駅からバスに乗ってきた人とここでようやく合流です。バスの方は、バスの進行方向と同じ向きに進んで行ってください。 そこから200mほど歩きましたら、   「市立病院」交差点がありますので、そこをに曲がります。それで100mも歩けばに見えてきます。 到着〜!! 所要時間は新越谷駅南越谷駅からバスが15分ほどでそこから徒歩1分越谷駅からはバスが10分でそこから徒歩3分、駅から徒歩で30分強といったところでしょうか。 地図で表すとこんな感じ。駅から歩くと遠いけど、ほぼ真っ直ぐ進むだけなんでのんびり散歩気分で是非。バスの場合も、本数多いしバス停からも近いしでどっち使ってもいいでしょう。 今回は寄り道なく終了。 そんな訳で、東京への利便性が高く、ノーベル賞授賞者も通勤に利用、それでいて都心とはまた異なる生活のしやすさを感じさせる越谷市の越谷地裁 お薦めです! 生活感あって非常に好印象な町でしたね。じゃあ住みたいかと聞かれると、満員電車の乗車時間を考えて埼玉ってどうしても踏み出せないと思うんだよなぁ。