155件目 大館地裁 〜わんわんロンパ〜

僕の彼女を紹介します
僕の彼女は、日本の平和のために誤って罪を犯した人に判決を下しました。
その名前は、大館地裁秋田地方裁判所大館支部
というわけで、僕の彼女を紹介します

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改め、
大館地裁を紹介します。

裁判所のHPによると、大館地裁へは「JR奥羽線大館駅。市役所方面行きバス乗車、市役所前で下車(所要時間約10分)。大館駅から徒歩約45分、タクシーで約15分。JR花輪線東大館駅。同駅から徒歩約15分」とのこと。


というわけで、JR奥羽本線、JR花輪線「大館」駅か

JR花輪線東大館駅からスタート。

大館地裁に到着したい方は「続きを読む」から。
全国の裁判所データベースを作成中。ご覧になっていただける方は「僕の彼女たちを紹介します」からどうぞ。


東北地方ってのはさ、もちろん頻繁に行ける地域じゃないから予定は電車の時刻表と睨めっこしながら綿密に立てるんだけど、この大館の予定を立てるのは大変だった。電車の本数は少ないし、最寄駅は2つあるし、駅からの距離は長いし、なにより秋田の中でもかなり青森寄りだから青森県に行くときに一緒に行った方がいいんじゃねぇかと思ったり。つまりは秋田の中でもかなり北の方に位置するんだな。
そんな悩みに悩んだ末にたどり着いた大館地裁編です。


秋田の中心地、秋田市の滞在を1時間程度で済ませたことで実現した大館地裁編秋田駅から特急電車に1時間半ほど乗って着きましたは「大館」駅でございます。
 
何故、ワンちゃんが描かれているかはまた後で。

これが乗ってきた特急電車。これから更に津軽方面に向かいます。なんだか昔ながらの戦隊モノに出てきそうな色柄をしています。
さて、この大館駅でも何か撮るものはないかと色々ホームを探りまくっていた最中、改札の方面から怪しい呻き声が。「あーあー!!」とか言っています。ちょっとアレな人なんかなと思って、正直嫌だなと思いつつ意を決して改札方面に向かったら、いました

なまはげ先生です。遠くから聞こえた呻き声は、この中の人の声だったのですが、カメラを向けたらわざわざ動きを止めてくれる親切っぷり。しかも、撮影が終わりすれ違ったら、会釈までするという紳士。なまはげの認識を改めなきゃいけませんね。
改札の手前では、駅員さんが3人くらいで「ようこそ秋田へ」という横断幕を持ってお出迎え。大館の下調べを全くしていなかったので、この歓迎っぷりはなんだと困惑しきり。

改札を通ると、こんなパンフ1セットをいただく。ここまで力が入っているのも珍しい。
 
秋田訛りでお出迎え。駅員さんはなんてことなかったけど、駅の待合室での周りの会話はマジで聞き取りにくかった...。

こんな感じの大きな「きりたんぽ鍋」も。秋田が本場というイメージはありますが、その中でもこの大館が本場なんですね。他の市の人に怒られても嫌なので、Wikipediaで調べてみたら、発祥はお隣の鹿角市で本場として定着したのは大館市のようですね。秋田の郷土料理というイメージが強いですけど、県南部はそこまででもないみたいです。

駅から出ます。それまでの観光一色の雰囲気と異なり、長閑な雰囲気です。ただ、駅出てすぐ左側に何やら人だかりが

秋田犬のふれあいスポットが!!そう、この大館というのは忠犬ハチ公などで知られる秋田犬のメッカでもあるのです。
 
(∪^ω^)わんわんお!
 
(∪^ω^)わんわんお!!
これは萌え死ぬ。これにて犬猫は論争の休戦を申し立てたいと思います。可愛いものは可愛いということで、特に異論はございませんね。
よろしい、では裁判所へ向かいましょう(←ここ重要)。ちなみにこの(∪^ω^)わんわんおとの触れ合いが年中やってるのかなんなのかは気になる方は然るべきところにお問い合わせくだされ。




ふぅ...、ここまで割と観光色豊かに紹介してきましたが、ここからは地味な紹介に戻ります。
駅出て正面にバス停がありますので、
 
1番バス停から乗ります。たくさん路線があるのですが、「花輪」「(鳳鳴)大谷」「弥助」「(扇病)中野」と書かれている線なら大丈夫のはずです。1時間に2本程度はありそうですね。運転手さんに「市役所前」まで行くか確認してもらえればより確実。なんか最近、バスのルートが変わったとかで少し自信薄。
まぁ無事にバスに乗れた方とは「市役所前」バス停でまたお会いしましょう。


では徒歩組の皆さん、45分の道のり頑張っていきましょう!!まぁそうは言っても曲がるポイントなんて2箇所くらいしかないからそんな難しくはないけど。

駅を出たら割と細々とした道が広がっているんだけど、その中でも割と広くて駅から真っ直ぐ出ている道があります。青い矢印で記していますが、実際に行ってみればわかります、この方向に進んでいきます。

ニッポンレンタカーの前を通るようなら正解です。ちなみに途端に暗くなっているのは天候不順ではなく、単に撮影の順番の問題です。あと、右の道を歩いておいてください。

このコスモ石油を過ぎた辺りで、

この交差点と呼ぶのか、なんだかだだっ広い場所に出ます。ここをに曲がります。右の道を歩いていれば、道なりに自然と右に曲がるんだけど、ちょっとわかりにくいかも。

曲がった先が、こんな感じの商店街なら正解です。そんでここから30分強真っ直ぐ歩き続けます
この東北編では以前酒田地裁編のときにロウソク店やら輪店やら紹介しましたが、

ここではガラス店がありました。別にガラスの店自体は珍しくはないんでしょうけど、「氷」という字にはなんの意味があるのでしょうか、私気になります。

しばらく歩いているとパソコン教室がありました。残念ながら撮影日はお休みだったようなのですが、そこの幟に感心したので思わず。

なんたる神対応。まぁ何もわからない人に一から教えるってのは本当に大変なことだからね。言うは易しじゃないですが、この煽り文句が本当であることを願います。
 
橋を渡ります。長木川というようです。渡っている最中はまぁまぁ広い川幅だなと思っていたのですが、地図で見てみると広いのはこの区間とあと一部くらいで、全体的には細い川のようです。
この橋を渡れば、ようやく半分過ぎたくらいです。


橋を過ぎてしばらく行くと、少しお店が増えてきます。その中でも特に気になるのは、

やはり本場と言われたきりたんぽ屋さん。撮影したのは10月だったので少し涼しいくらいでしたけど、今くらいだとこういった鍋の需要は非常に高いんでしょうね。日本酒を飲みながら鍋をつつきたいものです。

ようやく2度目の曲がるポイントです。割と大きめな交差点なので分かりやすいとは思うのですが、「長倉」交差点に曲がります。
曲がってからもちらほらと飲食店があったり、ホテルが建っていたり。駅から離れたところが栄えているパターンの都市ですね。
そうそう、どこぞやの掲示板に貼られていたんだけど、

3日間かけて「きりたんぽまつり」というのがあったらしい。日程はまさにこの撮影日だったんだけど、時間の関係で行けず。大館樹海ドームっつうのも何処にあるか知らんし。でも、こういう地元の人純度100%みたいにやってる祭りに参加してみたいなぁ。なかなか県外人は来ないと思うし、歓迎してくれたらいいんだけど。

真っ直ぐ行ってれば裁判所自体には着くんだけど、この市役所がある交差点でもう1つの駅から来る人たちを待つこととします。




それでは、あともう少しのご辛抱を。

東大館」駅でございます。非常にマイナーな路線であり電車も少なく、乗降者もわずか。それでもさすがは大館市、ホームと駅舎の間に

犬を形どった何かは鎮座させております。表面がボロボロになっていて、正直気味が悪かったのですが、ちゃんと季節で着せ替えしてもらってはいるみたいなので、可愛がられてはいるのでしょう。

駅を出ます。大館市の中心駅という訳でもありませんので、特に目に付くものはありません。Wikipediaによると、この東大館駅前は大館市内一の飲み屋の集積地らしいのですが、どこのことを指しているのかはさっぱり分かりません。

駅を出たらまずに進みます。線路が左手側に並行にある形で進んでいきます。
 
すぐにちょいとした道路にぶつかります。左を向けば踏切とその奥に神社が見えます。今、気付いたけど大きな絵馬みたいなのに白い蛇が描かれてるな。今、アニメ界で話題の「北白蛇神社」とはここのことか?
まぁ冗談はさておき、この道路を左の神社の方じゃなく右に曲がります

コンビニのサンクスとかがある、こんな感じの道を歩いていきます。途中、

言いたいことはわかるけど、何を書いているか読めないお休み中の店や

年季が入っているという言葉だけでは表現できない建物を華麗にスルーしながらひたすら進みます。

この「えのぐ屋」というのは、なかなか珍しくて驚いたね。子どものころ、持ってるクーピーの色が多い人は偉いみたいな暗黙の了解があったから、文房具屋で買いもしないし使いどころもないであろうクーピーの変な色のショーケースを眺めていたのを思い出した。

サクラクレパス クーピーペンシル60色 FY60 缶入

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この地域の子どもたちが、この「えのぐ屋」のおかげでいろんな色に興味を持ち、絵の関心の持続につながればいいのにね。

駅前にあったのとは違う、この通り2軒目のサンクスを過ぎたところにある

この交差点をに曲がります。

その後、きりたんぽの詰め合わせを売ってるお店の前を通りすぎ、

「市役所前」交差点大館駅からの徒歩組と合流です。この交差点をに曲がります。
そんで、市役所の先にある建物が目的地です。




到着〜!!
所要時間は、大館駅からは徒歩45分東大館駅からは徒歩15分といったところでしょうか。
あ、バス組のこと忘れていた。

大館市役所前」バス停についたらぐるりと辺りを見渡してください。そしたら、どっかにあります。だって、

バス停と裁判所の看板、こんな距離だし。
 
地図で表すとこんな感じ。写真をクリックしていただくともう少し大きく表示されます。いやぁ結構歩いたね、地図で表すと大館駅からの道のりが小さい小さい。




そんな訳で、青森県に近い地でありながら秋田犬やきりたんぽの本場と秋田色を存分に出しており、なまはげさんもすごく紳士的な対応をしてくれる大館市の大館地裁


お薦めです!
出来るだけ急いで記事を仕上げないと、2ヶ月も前の撮影だし記憶が曖昧になってきたな。次回は可能であれば2本立てにするとしよう。


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