番外編7件目 別府簡裁 〜少年たちは温泉を目指す〜
僕の彼女を紹介します。
僕の彼女は、日本の平和のために誤って罪を犯した人に判決を下しました。
その名前は、別府簡裁。別府簡易裁判所。
というわけで、僕の彼女を紹介します。
改め、
別府簡裁を紹介します。
裁判所のHPによると、別府簡裁へは「JR日豊本線別府駅南西徒歩10分」とのこと。
というわけで、JR日豊本線「別府」駅からスタート。
全国の裁判所データベースを作成中。ご覧になっていただける方は「僕の彼女たちを紹介します」(該当ページへ)からどうぞ。
誰得な情報を発信しているという意味では、割と全国でも有数の媒体であると自負する私ですが、今回の誰得情報もなかなかの自信があります。
実は〜、これから紹介する別府簡易裁判所は〜
……
……
……
……
前回紹介した大分地裁とかなり近い!!
へぇ〜へぇ〜へぇ〜へぇ〜へぇ〜へぇ〜へぇ〜
と、ビビる大木から7へぇもらったところで今回の別府。上記の通り、前回の大分地裁(該当ページへ)のある大分駅からかなり近く、電車でいうと3駅15分弱の距離にあるのです。別府といえば温泉街。県庁所在地から温泉街が近いというのは割と珍しいかなと思うし、それだけアクセスが良ければ観光客も多くなるというものです。
とまぁ普通は県庁所在地の恩恵に預かり、そのまま観光地もという流れが多いでしょうが、この別府の場合は温泉目当てで来たけど県庁所在地の大分もあるから寄ってみる?という具合の人のほうが多いような気がする...。
さすがに僕も別府に来たなら温泉が気になる。ということで、今回はただ言うだけじゃなく、本当にサクッと裁判所着いちゃいますよ。
大分駅ですら改札一箇所しかなかったのに、別府では二箇所あります。「中央出口」改札から出てください。
改札を出ましたら左の「西口(山の手方面)」出口から出てください。人があんまいないのは、この駅の撮影だけ夜に行ったからで、昼間とかはたくさん人がいます。
ちなみに逆の東口から出ますと、年末にまとめサイトを賑わせたとあるホテルがあります。
>>
「廃墟マニアとホラー映画マニア垂涎のホテル、別府駅前で見つかる」(市況かぶ全力2階建)
<<
まとめに上がったのが、僕が別府を離れた3日後だったので、ホント残念でした。さすがに宿泊はしないまでも、ホテルの外観くらいは紹介したかったのになぁ。
そんなホラーな東口はさておき目指すは西口です。
なんかなんとも表現しにくいアングルで撮ってしまいましたが、温泉地にあるような駅を出たらお土産が立ち並ぶみたいな光景ではありません。タクシーとバスはたくさん並んでいます。
裁判所へは真っ直ぐ進んでいきます。
駅を振り返るとこんな感じ。最近できたらしいんですが、Wikipediaで「別府駅」の項目を見ると「要出典」だらけで真偽のほどは定かではありません。この「要出典」度合いは炎上している芸能人並だなぁと思い、試しに「清原○博」「ベッ○ー」で検索したら、こちらはむしろ検閲されまくってて大して面白くもありませんでした。
それはさておき、
こんな感じの道を歩いて行きます。ちょっとした上り坂です。温泉街らしさを感じさせないのはそう撮っているのではなく、駅前はホントこんな感じだからなのです。
この町の雰囲気とは異質な壁画を発見。TAROと署名してあるのでもしかしてと思い調べてみたら、ホントに岡本太郎がデザインしたもののようです。
このビルが建ったのは1969年で、オーナーさんが直談判。当時、岡本太郎は大阪万博の太陽の塔の製作中とのことでしたが、別府がご両親にとっての思い出の地ということで快諾したんだって。もちろん引き受けた岡本太郎は偉いけど、何もオーナーさんもそんなときに頼まなくてもいいのに。
恐らく件の廃墟ホテルとは全く違うサービスを受けられるであろう立派なホテル白菊の先にある
こちらの交差点を左に曲がります。曲がった先はまぁまぁ細い道です、車には気をつけて。
いやはやなんとも静かな道を歩いていくわけですが、裁判所の直前に
正直、この町には不釣り合いな15階建てのマンションが建っています。住んでる人にとってはステータスかもしれないけど、建築のときに反対とかはなかったのかな。
そんで、このマンションの隣にひっそりと建っているのが目的地です。
到着〜!!
簡易裁判所とはいえ随分と小さいなぁ。左に見えるデカマンションのせいで、怯えているようにさえ見える。
所要時間は10分程度といったところでしょうか。
地図で表すとこんな感じ。曲がる先は細い道だし少し不安になるかもだけど、ホテル白菊さんを目印にすれば間違えないと思いますので。
さて、今回も無事撮影を終えましたが、時は前日の夜まで遡ります。
大分地裁の撮影を終え、ここ別府駅へ。宿を別府に取っていたので、さっそく宿へと向かいます。バスに乗ること20分強。どうしてそんなところに宿を取ったかというと、温泉で名を馳せている地域は駅前じゃなくこの宿の辺りだからなのです。
下水溝からも湯気が。これを見るだけでもちょっと面白いです。地元の人にとってはどうでもいい光景なのだとしたら、実にもったいないです。
暗くて写真に収めていませんが、ちょうどここ鉄輪温泉付近は見るからに温泉宿で観光客も多く、別府の駅前とは全く趣を異にしています。
ホテルへの直前
「足蒸し」というのを発見。1日の撮影に疲れたのでさっそくどんなものか試すことに。ちなみに、この写真は朝撮ったものね、時間軸があっちゃこっちゃで申し訳ない。
裸足になりまして、
円状に並ぶ椅子に座り、蓋を開けてそこに足を入れて、
蓋を閉めます。堀ごたつに足を入れて、熱気が漏れないように蓋をする感じ。
湯船だとそんな長居するの苦手な僕ですが、これならずっといられるし心落ち着くなぁ。待ってる人とかいなければ、ここで1時間くらい本を読んでいたいよ。正直そんな温かくはなかったけど。
近くに子ども連れの家族がいて、退屈で仕方ない子どもをまぁまぁとあやしている姿にほんわかしていたら、部活帰りらしい高校生がわらわらやってきて、みんなこの足蒸しをやって気持ちいい〜とかやってる。高校生で、この良さをわかるとはなかなかじゃないかと感心しつつ、その贅沢さに少し嫉妬したり。地方の高校はたまにこんな感じでリラックス空間があったり、設備にすごく恵まれていたりするケースがあるから、それを存分に活かしてほしいとは思う。僕の高校時代のリラックスなんて、部活仲間と「らーめん花月」に行ってずっと喋ってるくらいだったもんなぁ。
という訳で今回のサブタイの元ネタは、僕はもう見るのをやめてしまいましたが「少女たちは荒野を目指す」から。他にもいろいろとパロれそうなネタあったけど、まぁ目についちゃったんだから仕方がない。
さて、その後のことは結構前のことだからなのか、それともお酒を飲み過ぎたからなのか全く記憶がなく、気がついたら朝に。まだ陽も上りきっていないながらも、昨日は暗くてよくわからなかった町の様子をとカーテンを開けると、
なかなかインパクトのある光景。思った以上にお風呂屋さんは多いようです。しかし、なんだかこの町の風景、「キルラキル」を想起させます。
思っちゃったんだから仕方ないじゃないか。とにかく、これからの探索が楽しみです。
ホテル内の温泉にも入り準備ができたところでさっそく外出です。観光に2時間くらいはとれそうなので、効率よく行きたいところです。ちなみに別府簡裁の撮影にかかったのは約30分。本編とはいったい...。
まずホテルを出て待ち伏せしていたのが、このお猫様なのでとりあえず一枚。道中、かなりの猫に出くわした気がする。あちこちで湯気も出てくるし、ぬくぬくして気持ちいいのかもね。
まず訪れたのが「熱の湯温泉」。この温泉への道案内をやたら見たので来てみたら、なんと無料の公衆温泉なんだそう。朝の6時半からやっているようで、撮影時も人はたくさんいました。朝早くの撮影だとやっていない施設が多いけど、温泉だと早くから入りたい人も多いから、やっている施設が多くて助かったわ。ちなみに僕はここも含めホテルの温泉以外は一切入っておりませんので、お風呂の感想はございません。
近くにあったのが、過去に温泉を使っていた「洗濯場」。電気洗濯機がなかった時代としては、最高級の環境だったのでは?なんか近所の人たちで会話多く洗濯をしていた様が思い浮かびます。
なんか少し古い町並みではありますが、別府と言われるだけでそれが良さに繋がる不思議。
一遍湯かけ上人さんがいらっしゃいます。浅草の煙みたいなものですかね、自分の悪い所をこの上人像にかけてお参りするんだそうです。
悪いところって言われても、顔と心根、性根、滑舌、肝臓、女性への態度、酒が入ったときの性格、粘着質、悪口をすぐ言うところ、金遣い、「彼岸島」を面白い漫画として人に薦めちゃうところ、そしてまとまりのねぇ文章力くらいしかないからなぁ。とりあえず当たり障りなく、頭にかけておきました。
そしてこの温泉街の中でも特に人気との噂の「鉄輪蒸し湯」です。ここも6時半からやっていますが、さっきの「熱の湯温泉」と違って有料です。
共同浴場でタオルを持参しないと有料というのはよくあると思いますが、ここが珍しいのがTシャツと短パンの持参が推奨されていること。ない場合は210円で浴衣がレンタルできます。
利用してないので調べただけですが、8畳ほどの石室に薬草が敷き詰められていてそこに横たわるとのこと。そこでしっかり汗をかいたら、温泉に浸かってリラックスするとのこと。割と古い施設も目立つ中、ここは平成18年にリニューアルもされたそうで内観写真も非常に綺麗。
何故俺は、旅の前にこういう情報をチェックしないで、旅後にしっかりと調べて、あぁ行っとけばよかったな〜と後悔してしまうのか。その辺の頭の悪さは先ほど上人の頭にお湯をかけたので治ると信じましょう。
なんか趣のある温泉宿2軒。1人旅でいろんなところにはいけますが、こういういかにもな場には1人で行く勇気はありません。いつかご一緒いただく方と巡り会うことができるのでしょうか。
温泉を飲むことができる「飲泉場」。昔、多分ブログ上でだと思うんだけど同じように飲泉して不味いってなった気がしたので正直乗り気ではない。多分、温泉の効能でなんだろうけど、出てる先がかなり変色しちゃってるし。まぁ紹介した以上はやりますよ。
なんと98度のお湯が出ているらしく、また飲むのは置いてある紙コップ1/3くらいが推奨とのこと。それでは実飲。
......
......
......
あれ、意外といけるかも?
俺の嫁である弥子ちゃん(魔人探偵脳噛ネウロ)みたくガブガブはいけないけど、これくらいだったらいつだって飲んだるわ。と、ここで普通氏、朝起きてから何も口にせず初めて口にしたのが温泉であることに気がつく。体にいいんだか、悪いんだか。
大きなマンションを建設中。ウィークリー、賃貸、購入が出来るマンションのようで、主には年配の方のセカンドライフとして使われることを想定しているとのこと。大浴場にプール、トレーニングジム、緊急時24時間対応のサービス付き。これは確かにいいかもな。
そこまで生きているかも分からない老後を考えたところで、これからが本番です。というか、ここから写真数は倍増するので、適度に抑えることに集中する後半編です。
名前はご存知の方多いのでは?これから別府地獄巡りをします。
別府温泉には、含有物により青や赤、白などの色をする温泉やその温泉を使って飼育した動植物を展示する施設を併設などしたものがあり、それら観覧を目的とした温泉を地獄と呼んでいるのです。
全部で8つあります。「海地獄」「鬼石坊主地獄」「山地獄」「かまど地獄」「鬼山地獄」「白池地獄」「血の池地獄」「龍巻地獄」の8つ。8つの特徴ある地獄と聞くと、なんかロックマンの8体ボスクリアを想起させちょっとワクワクします。
今いる場所からだと、「血の池地獄」「龍巻地獄」の2つは時間と距離的に行くのは厳しい(ロックマン全クリならず)んだけど、それ以外は歩いていける場所。
なので、これから6つ紹介するぞー!!
...はぁ長くなりそう。
実際に巡った順番に紹介することにします。
まずは鉄輪温泉のバス停からも一番近い「白池地獄」。私のカメラの前もたくさんのお客さんがいますが、この地獄巡りを始めてから観光客は倍増。特にアジア系の外国の方がたくさんいらっしゃいました。
中に入って入場券を購入。8つの地獄全てを回れるチケットがあったのでそれにしました。
そして、中に入って早速目に飛び込んできたのは
真っ白なお湯!あまりにも白なので、そういえば昔入浴剤入れて告発されていた温泉がどこかあったよなぁなどと、名所・別府ではあるはずのない不謹慎極まりないことを考えてみたり。
この白池地獄は、噴出する際は透明なそうなのですが、外気に触れ温度が下がると白濁するんだって。含ホウ酸食塩泉という泉質が影響しているのかな。
さっき頭にお湯ぶっかけた一遍上人もいらっしゃいました。
熱帯魚館が併設されています。これから、どうだ!って紹介しようと思ってたんだから、入口に大きく「ピラニア」だなんて書かないでよwww
中には5〜6の水槽があって、それぞれあんま聞いたことのない魚が育っています。この子はコロソマ。アマゾン産地の何をあげてもよく食べる魚だそうです。
そして話題のピラニアちゃん。( )で人喰魚って書いてあるのが怖すぎるんですけど。飼料に牛・馬肉・金魚・どじょうなどと書いてある、それらを餌として食べているところを見たいような見たくないような。
あんま凶暴な生物は好きじゃないもんで、とっととお暇することに。
お次に見つけたのは、
ここ鬼山地獄。すでに奥から煙がもくもくしているのが見えます。
そして、ここには赤ちゃんワニが展示されているようです。ピラニアの次はワニか...と思いつつ、赤ちゃんワニならまだいいかと入場。
これぞ正に地獄。モクモク度合いが他の温泉とは桁違いで、明らかに危険なのがよくわかります。
お湯の色は緑色で、なんと摂氏99.1度にもなっているんだとか。しかし、冬の季節だとちょうど近くを歩く分には気持ちよかったりもします。
しかし後で聞いたのですが、別府温泉が特に観光客が賑わうのは夏らしく、その時は観光の人が汗だくになりながら「地獄だ〜地獄だ〜」と言いながら巡るんだそうです。そんな時期止めりゃいいのに。スカートすげぇ短くしている癖に、ちょっとPが見えそうになったらギャーギャー騒ぐ女子に近い鬱陶しさです。
鬼山地獄というからには鬼がいるんですが、こいつの説明は特になし。写真を撮る人もいましたが、まぁまぁの人がスルーされていましたね。僕もブログ載せる予定さえなければ特に撮らなくてもよかったのですが。
ちょっとした小屋に入りますと掲示の通り赤ちゃんワニがいたのですが、水槽がどうにも反射してうまく撮れなかったので掲載は断念。その代わりに
世界一の大鰐の剥製。この地獄で生後3ヶ月より飼育され、平成8年に71才で死亡したとのこと。そんなデカいの、死んだかどうか確かめるのに凄い時間かかりそう。遠くから、掃除用のモップとかでちょいちょいやってたのかな。
う〜ん、こんなものかと小屋を出て次の順路を見たとき、
勘が鋭い主人公キャラじゃなくても、既に嫌な予感。さっきロックマンのボスの話をしましたが、この先自体がダンジョンと言っても過言ではない感じ。
2代目ですがイチロウさん。もう66歳のおじいさんワニです。多分おじいさんだから、この水槽には1匹しかいませんでしたが、次の水槽から特に名前もついていないと思ったら、そこには驚愕な光景が。
(苦手な人、閲覧注意)
うぎゃぁぁぁ!何匹いるんだよ。ほとんどワニ達動かないんだけど、これだけの数がいるのは、やっぱちょっと...。
どうやら、この園内には75頭のワニが飼育されているらしく、この鬼山地獄自体、別名ワニ地獄と呼ばれているらしい。好きな人にとってはワニ天国でしょうけど、僕にはやはり地獄でしたね。地獄巡り、恐るべし...!
次に向かったのは、
ここ「かまど地獄」。ここの入口は他のに比べて割と小さめに見えるかもしれないけど、多分ここは別口。最初は正面入口から入ろうとしたんだけど、
正面にはたくさんの観光バスがいて、その集団に流されるのが嫌だから別の入口からすたこらさっさと入ったという訳。
ここの特徴は、他の地獄を一まとめににしたような雰囲気があり、それぞれを地獄一丁目から六丁目と名づけています。じゃあここはホントさらさら流していこうかね。
一丁目
二丁目、三丁目
インフルエンザ予防にもなるという蒸気浴
四丁目
五丁目
六丁目
6つもある温泉を一つ一つ説明していたらいくらページがあっても足りないからね。ダイジェスト的な地獄なんだとしたら、そこはさらりとね。
出口の付近に温泉ピータンとやらを食べられる場所があったので、さっそく一つ購入。
えーなになに、白身には塩、黄身には醤油を1〜2滴垂らせばいいんだね。
つるりと向けた綺麗な卵ちゃんを一口。
これは美味しい!細かい味は覚えていないけど、白身にも燻製チーズのような風味があって、ちょっとした軽食にぴったりだ。普通氏、ここまで口にしたもの、温泉、温泉ピータンの温泉尽くし。
ちょっと早足だったけど、ここもなかなか良かったぞ。
さてお次は、
「山地獄」。入口を過ぎるとビニールハウスのようなところにつながっており、
植物園になっていました。なるほど、温泉の地熱を利用した植物園というわけか、なんかバリエーションがあってホント面白いです。
サボテンもここまで揃っていると圧巻。テキパキと進んできてしまったのと、少し落ち着いた気持ちになりビニールハウスを出ましたら、
そこにはフラミンゴが立っていました。
そしてそれから始まる
ウサギ、カピバラ、馬、カバなどの面々。特に俺、カピバラ好きなんだよ。家にカピバラさん置いてるし、海遊館行った時もずっとカピバラ見てたし。でも思ってた色と違う...。
それはそれとして、まぁまぁ狭いスペースなんですけど、これらが一緒に住んでいるのがなんとも微笑ましい気持ちに。
鬼才・ニャロメロン先生のこの4コマを思い出してしまいました。
この人、タイトル付け天才的だよなぁ。俺がなんにしてもタイトル付けが苦手なもんで、本当に憧れてしまうのです。
あ、そうそうその先にちゃんと源泉あったわ。でも、動植物のインパクトの方が完全勝っちゃってたな。
もしくは、こういう急ごしらえで蓋がされ、そこから湯気が漏れまくっている場所の方がヤバさMAXって感じで印象に残っちゃったかな。そんな山地獄でした。
なんだサクサク書けるじゃん。さっきも苦手なワニにあんな行数割くんじゃなかったよ。
お次は、
「鬼石坊主地獄」です。
2002年にリニューアルされたという場内は、庭園チックになっていて山地獄とは違った落ち着いた雰囲気。
98度にもなるという高温泥。水は100度を超えると蒸発するけど、泥は100度を超えるとどうなるの?ググっても出てこないから、常識として知っとけってことなのかな。
寒さに震えた鬼たちが厳選で温められた石の布団にくるまってうたた寝をしていたとされる「鬼の高鼾」。いびきっていうくらいだから、なんか音でもしてたのかなと思うけど、そこはよく覚えていないや。
そしてここが、名前にもなっている鬼石坊主。泥がポコッと出てくる様が坊主頭みたいってことなんだろうね。たしかに分かる分かる。ただ、こことは他に坊主地獄というのが、この鬼石より前にできているらしく、そちらの方が熱泥がたぎっているんだとか。こちらの方が、ややマイルドと言わざるを得ないか。
まぁいいだろう、マイルドと見せかけて油断させておいて、ガツンとかましてくれるんだろう。
そうだろ、最後の地獄
「海地獄」さんよ。もう入口の力の入れ度合いが違うもんね、これは期待大ぞ。
入って早々、蓮が棲息しており、その先には広大な景色が。とてもこの先に地獄が繋がっていようなんて思いもしません。
そしてその地獄ですが、
やはり想像していたが、青い!しかし、なんだか物足りない。少し上から見れる場所があったので、そこから全体像を撮ってみようかと思ったら、
今度は湯気が多すぎて何がなにやら。
一見涼しげに見えるこの青色ですが、その温度は98度にもなっているとのこと。この青い湯に浸けた温泉卵なんかもあるんだってさ。色だけ聞くと不味そう。
この地獄に隣接した池では、温泉で栽培されたオオオニバスがいるらしい。
こんなの。マリオとか川を越えるときにぴょんぴょん踏んづけていきそうな草だなと思っていたら、お盆には子どもを大きく育った葉の上に乗せるイベントがあるんだって。まさしく!
20キロ以下なら乗れるそうなので、お子さんのいる方は是非行かれてみてはいかがでしょう。
こんな感じで6つの地獄を早足で駆け抜けてみました。
実はさりげなく、こんなスタンプを集めていたりもしました。5つ集めれば応募できるとのことで、6つ集めた僕は応募資格ありとのことですね。当選したらもらえる「地獄グッズ」というのは、まぁ7割方いらないものだと思いますが、いまだにグッズ発送の連絡はございません。
まぁ初めからわかっていたことだけど、2時間で楽しみ切るのは難しい場所ではありますが、それでももっと知りたい、いたいなぁと強く思える場所であったと思います。さすがは九州を代表する観光地・別府温泉といったところでしょうか。
そんな訳で、温泉浸かって心落ち着いた気分になれば、犯罪率も減ったりするんじゃないのと思ってもみたくなる別府市の別府簡裁
お薦めです!!
初の写真枚数100枚超え。朝一でこんなバシバシ撮ってたんで、バッテリーが半分になるという事態に。控えはもう一つ持ってはいるんだけど、デジカメのバッテリー消費を抑えるテクを誰か教えてくださいな。
〔杵築地裁編へ〕
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