232件目 留萌地裁 〜普通カリノ〜

僕の彼女を紹介します 僕の彼女は、日本の平和のために誤って罪を犯した人に判決を下しました。 その名前は、留萌地裁旭川地方裁判所留萌支部。 というわけで、僕の彼女を紹介します
僕の彼女を紹介します [DVD]

僕の彼女を紹介します [DVD]

  • 発売日: 2010/04/21
  • メディア: DVD
改め、 留萌地裁を紹介します。 裁判所のHPによると、留萌地裁へは道北バス、沿岸バス、中央バス「留萌十字街」バス停留所下車徒歩約15分、沿岸バス「沖見町2丁目」バス停留所下車徒歩約5分」とのこと。 というわけで、JR留萌線「留萌」駅からスタート。 全国の裁判所データベースを作成中。ご覧になっていただける方は「僕の彼女たちを紹介します」該当ページへ)からどうぞ。 ※今回、最寄りとされている「沖見町2丁目」バス停からのナビが出来ていません。あらかじめご了承ください。 たまにブログでも書きますが、本屋さんが好きなんですよ。買うものが決まってる場合はネットじゃなくて必ず本屋さんで買いますし、買いたい本がなかったとしてもちょっと寄って面白いものないかなと探してみたり。 大学生のときに通ったのは新宿乗り換えだったこともあり紀伊國屋ブックファーストでしたね。大学には生協など常設の本屋がなかったので、外の本屋に行かざるをえなかったのです。色々調べてみると、学内に本屋がない大学としては最も学生数が多い大学らしく、まぁいかに勉強させる気がなかった大学かということです...。 そして中学高校のとき通っていたというか、何かしっかり本を探したいなと思ったときは神保町にある三省堂書店に行っていました。小さい頃のイメージが根強く残っているからか、僕の中で今でも三省堂書店ってのは意外と高い位置づけで、今は近場にないので行きませんが、東京に帰って時間に余裕があるときはつい寄ってしまったりします。 さて、どうしてこんな話から始まったのかというと、今回取り上げる留萌(るもい)に関係があるからなんです。その理由から前々から留萌に行ってみたいという気はあったのですが、普通に考えてみたら北海道のプチ難読駅の一つ、なかなかこの駅を知っている人も少ないでしょう。 そこで、こんなニュースを紹介。 >> 三省堂、書店ゼロの留萌に進出 「子供に必要」地元が訴え(日本経済新聞)←クリックでニュースに飛びます。 << 2011年、地元の書店が閉店したことにより書店空白地帯になってしまった留萌市。子どもたちに本を読んでもらいたいと地域の振興局の方々が方々に駆け寄ったところ、三省堂書店が手を挙げたとのこと。 ちなみに三省堂書店は出店の目安を人口30万人以上の都市としていたとのこと。店舗情報を見てみると、神保町、秋葉原、東京駅、有楽町、スカイツリー内、池袋、品川駅、下北沢、成城、経堂、新横浜、海老名、小田原、大宮、千葉、船橋、成田空港、名古屋、尾張一宮、岐阜、大垣、京都、天王寺、岡山、札幌、函館、と名だたる都市がある中で煌々と照らされる留萌の文字。 結論から言っちゃうと、時間と場所的な問題で三省堂には行けていないんだけど、ちょっと留萌に行く前から少しワクワクしていたのです。 さて、そんな留萌駅ですが、前回の名寄該当ページへ)から一気にワープしてしまうのももったいないので、少し途中の駅を紹介します。 なんか雰囲気が気に入ってしまった塩狩。山の中にあるようです。調べてみると過去には列車の暴走を止めるために身を投げてそれを止めた長野政雄さんという方がいらっしゃったそうで、その碑などもあるそうです。 2chなどをご覧になっている方はご自由にこの画像をお使いください、「VIPからきました」と。実際は「ぴっぷ」ですが。 旭川駅で乗り換えです。この旭川にも地方裁判所はありいつかは行くことになると思うので、今のうちにちょっと駅の中だけでも探検。   随分と立派だなおい。なんも知らんで行くと絶対驚くと思います。まぁ今んとこ寄ったのが稚内、天塩、名寄なので比較にはならないですが、東京、関西でもこのレベルはなかなか。 なんとなく、北海道の第2都市といえば函館をイメージする人が内地では多い気がするけど、人口では函館市が26万人なのに対し旭川は34万人いるし、広い道北や道東などとの要衝ともなっているので、立派な作りになっているんでしょうね。 裁判所の撮影時は、旭山動物園に行くことはできるのでしょうか。てっきり旭山動物園上野動物園に次いでぐらいの入場者数なのかなと思っていたのですが、2位は愛知県の東山動植物園だそうです。ごめん、全然聞いたことないわ。 入口近くに建てられた謎の像。説明も書いていないし邪魔だし、なんなんだろう。裏から見てみると、 汚いwww でも、なんだかはわからない。前を気にしていない歩きスマホさんは、これにぶつかって行動を改めてはいかがでしょうか。 駅直結でイオンモールがあります。どれだけ充実しているのでしょうか。これだけ充実していると駅を少し過ぎただけで閑散としそうで怖くもあるのですが。まぁ詳しくはいつかやるであろう旭川地裁編へ持ち越しですな。   家裁もあります深川駅で乗り換えまして、そしてようやく今回の目的地であります留萌に到着するわけです。 ようやく到着です。留萌駅到着ラップを確認してみましょう、名寄駅発から約3時間半、まぁ北海道なら普通ですね。ブログの文章量で言いますと、ここまででWord3枚分ですね...。ちょっと今から旭川駅のあの像に頭ぶつけてきます。 では裁判所へ向かうとします。 判断基準は分かりませんが、日本一の夕陽の町だそうです。数の子生産日本一は気になりますね。子どものときは数の子好きな人ってなかなかいないと思いますけど、食の好みってホント変わりますね。 気持ち悪いわゆるキャラはともかく、その後ろのキモいのどうにかしろ。 留萌の観光はこんな感じ。ゴールデンビーチというパツキンのねーちゃんがいそうなところが気になりますが、いるのは同じパツキンでもヤンキーなんでしょうなぁ。 駅から出ます。建物にこれといった特徴はありませんが、車は凄く停まっています。タクシーも結構います。タクシー利用者は恐らくゴールデンビーチ行きだろうな。 さて、今回はバスで目的地へ向かう訳ですが、冒頭で述べた通り最寄りのバス停からのナビが出来ておりません。多少の代替は効くようにしていますので、それにてご勘弁ください。普通にバス使って行けば最寄りバス停の位置もわかるだろうに、徒歩需要もあるかもと思って歩いちゃったら分からなくなるという、このブログ何年目だよという凡ミス。徒歩需要よりバス需要の方があるっつうの。 留萌駅です。旭川から留萌に向かう途中はまぁまぁこのクラスの駅はあるんですが、それでも立派な方なんでしょうなぁ。なんかピンク色のものが見えるのは、 留萌のFM局「FMもえる」でした。「萌」という字って珍しいですから、それを使うのは正解だとは思うのですが、平仮名でその3文字だと経営が燃えているようにしか...。 駅出て真っ直ぐ歩きます。 一つ道を越えて、この魚屋さんと花屋さんが目印「栄町2丁目」交差点に曲がります。 曲がってすぐ右側 沿岸バスの待合所があります。ここが留萌駅前」バス停です。駅の目の前じゃなくて、少し歩くところにあるバス停は初見殺しにもほどがあります。 そして初見殺しがもう一つ。 バスの行き先が多い。またもう一つ面倒なのが、 この沖見団地行きバスに乗るのですが、この沿岸バスの待合所ではなく、道路を挟んだ   田中歯科さんの前にあるからこれまた難しい。ここまで難しいのに十分なのに、さらに最寄りのバス停まで難しいとは思わないじゃんか。詳しくは、また裁判所近くでお話します。 最寄りのバス停はもう一つあります。広い範囲で考えたら、こちらのバス停のほうが一般的なのかもしれない 留萌十字街バス停です。札幌方面や先日まで紹介していた道北方面からもこの留萌十字街を行きのバスが出ているくらいです。 さっきの駅前から出るバスもこの十字街を経由するので、確実な道案内をお望みの場合はこちらで下車してください。そんな留萌のバス停の重要拠点であるバス停付近はどんなものかと期待したら、 普通。なんか昔ながらの市民プール入口みたいです。まぁとっとと裁判所目指すとしますか。 この十字街バス停の待合室を右手にして、すぐに見えます   「本町2」交差点に曲がります。 ただどうやら、この十字街バス停というのもいくつかあるみたいなので、沿岸バスの待合室や本町2交差点のセイコーマートなどを目印に進んでください 進んで早々はほどほどの上り坂になっています。 職業病。「知名+地方」という始まりを見てしまうと地方裁判所を想起してしまうのですが、たばこ販売協同組合でした。なぁんだ、留萌地方たばこ販売組合かー、地方裁判所かと思ったよー......で、ここ何? 大阪が本社のヤンマー。営業所みたいなのは初めて見た気がする。 本当に詳細が知りたい、左側に見えたボロ小屋。なんつうか、ジブリやFFとかのタッチとかで妙にリアルに描いたりしたら格好良さそうなんだけど、実際に見たら憧れとかはどっか飛んでいきますね。 留萌開発建設部というちょっとワクワクする名前の施設。どうやら治水やら道路事業を担っている国土交通省の地方支分局のようです。   そこからさらに5分くらい歩きますと、裁判所は左と書かれた交差点があります。信号はありませんが、セブンイレブンが角にあります。私も含め北海道のセイコーマート信者の気持ちを慮って、店舗外観は写しません。まぁ大阪ではバリバリのセブン信者ですが。 さて、裁判所のHPには、 この案内地図とともに「沖見町2丁目」バス停が最寄りとあるのですが、この地図に書かれている 沖見郵便局は見つけたのですが、いくら探してもその「沖見町2丁目」バス停が見つからなかったので 名前が似ている「沖見町3丁目」バス停で代替とします。すみません。 バスがどういう向きで進行しているかわからないのですが、目の前にセイコーマート留萌沖見店がありますのでそれが右手にある方向で進んでいきます。何故か、ここでセコマの店舗を撮らない大失態。 200mほど進んだら、先ほどと同じセブンイレブンとかいう邪道のコンビニがありますので、その手前じゃなくてセブンを過ぎた交差点を右に曲がります。裁判所の地図によると、セブンの手前とありますが奥が正解です。「沖見町3丁目」バス停利用の方はご注意を。 これで十字街から来た人と合流です。 ちょっとした坂を登り、 さっき紹介した留萌開発建設部の社宅の前を通った先に目的地はあります。右手に見えてきます。 到着〜!! シンプルな裁判所だなぁ。まぁ建物を売りにするものでもないんでいいですが。 所要時間は留萌十字街バス停から徒歩15分沖見町3丁目バス停からは5分ってとこでしょうか。 地図で表すとこんな感じ。曲がるポイントは少ないんですけど、目印があんまないですからね。あと運良く「沖見町2丁目」バス停で降りられた人は、この地図内の沖見郵便局と裁判所の位置関係から察して行動してください。 さて、実はここからが本題。ここから大変なんだよ...。 今回、このスケジュールで稚内を始めとした道北を巡ろうと思ったのは、この留萌から行ける別のスポットに行きたかったから。 昨今のJR北海道の営業不振は少し鉄道関連のニュースをかじっている方なら恐らく知っていること。JR留萌線の中で、ここ留萌駅から出ている増毛(ましけ)駅までの区間(16.7キロ)もその廃線の対象になり、12月4日の運転を最後に営業を停止することが決定されました。 >> 「さらば増毛駅、町民とファンお別れ 最終列車シカと衝突」(yahoo!ニュース)←クリックでニュースに飛びます。 << 最後に鹿と衝突というニュースも含め、相当関心を高めたこの廃線。 ただ、留萌駅-増毛駅間には裁判所はありませんので、増毛駅というネーミングの面白さ以外はこのブログ的には関係はなかったのですが、増毛駅にあるお寿司屋さんに、僕が愛して止まない漫画・アニメ「WORKING!!」の作者・高津カリノ先生の色紙が飾ってあるという情報を聞き、廃線になる前に行かねばと思ったのです。
WEB版 WORKING!!(1) (ヤングガンガンコミックス)

WEB版 WORKING!!(1) (ヤングガンガンコミックス)

ということで今回のサブタイは、作品名というより愛するカリノ先生のお名前からちょいと拝借。好きな人は多いながら、アンチが少ないと感じる本当に良作を手がける先生。これからも応援させていただきます!! さて、その増毛駅に向かう前に本日現在では廃駅となっておりますので、紹介を控えましたがその廃線区間にありました「瀬越」駅からも留萌地裁へ向かうことが出来ます。留萌線の軌跡を残すという意味でも少し紹介しましょうか。 留萌駅から増毛方面に一駅のところにあります。 ザザーっと波の音が聞こえてきそうですが、この風景が駅ホームから拝むことができます。   こんな駅初めてです。ホームが砂利敷きになっています。駅舎も海風の影響でしょうか、なかなか劣化が激しいです。ここも撤去されるのでしょうか。 車のナビでいうと、斜め右手前方向ですというのでしょうか、駅舎の裏側にある道を登っていきます。 結構急な坂道です。結構というか、裁判所に向かう坂道でいうと過去最高クラスか?佐世保地裁該当ページへ)の最後の階段もなかなか意欲を削ぐには十分でしたが、この坂の破壊力は相当です。坂の上でリンゴとか落としたら...、北海道だからジャガイモにしようか、ジャガイモを落としたらまず追いつくことは不可能でしょう。 この坂を登ったところにある交差点をに曲がりましたら、先ほどまで紹介していた道に合流します。 地図だとこんな感じですね。坂道がしんどいですけど7分くらいで着くと思います。留萌地裁の最寄りに瀬越駅という駅があったことも皆さん覚えてあげてください。 さて、ここから増毛駅に向かいます。ここからと言いましたが、時間軸で言いますと前日の夜の話です。 >> 18:10 深川駅  ↓ 19:40 増毛駅  ↓ 増毛駅でお寿司屋さんディナー  ↓ 21:49 増毛駅発 (終電)  ↓ 22:13 留萌駅 << という予定組み。現場で観光名所がわからずあたふたするのはいつものことですが、時間軸だけはあらかじめしっかり組みます。 そして今回に関しては、お店が21時までということも把握済み。増毛駅での2時間も有効に使えそうです。 残念ながら増毛駅までの駅はもう完全に陽が落ちていたので、駅舎等の写真はなし。かろうじてホームに灯りが灯っているなどの駅はありましたが、それ以外は暗闇と感じる駅もちらほら。正直怖いです。ただ、そんな駅でもその日も降りている方がいらっしゃり、いろんな感情がもやもやと。   増毛駅に到着。ここまで運んできてくれてありがとう、その勇姿をパシャリ。ここで写真に納めておいたことが、実は好判断だったことに気付くのはもう少し後の話。撮影は10月15日ですが、この日も鉄道好きと思われる方が多くいらっしゃり、写真をたくさん撮られていました。 鉄道が目的で来たわけではありませんが、やっぱ明るいときに来ていろいろ撮った方が良かったのかなと少し後悔したり。まぁ時間は限られているので仕方ありません、まずは目当てのお寿司屋さんにGo!です。 意外としっかり舗装された道を歩いて行きます。光が反射してまぁまぁ明るく見える道ですが、実際はまぁまぁに暗いです。2分くらいで見つけることができます。 「寿司のまつくら」さんです。漫画家の色紙目当てではありますが、甘エビが有名らしくナビサイトなどを見てもかなりの高評価で、期待大です。 さて、入店と思ったのですが、 「本日終了」の文字。はて? 四年制大学を辛うじて卒業した俺の頭脳をフル回転で働かせると、恐らくこれは本日の業務を終了したということでしょう(名推理)。「日本終了」と書かれていたのであれば、「保育園落ちた、日本死ね」とかいう胸糞悪い流行ってもいねぇ流行語大賞の広報舞台がわざわざここまで来たんですね、どうもお疲れ様ですとでも言えるのですが、見間違いではないようです。 店頭でナビサイトを確認するも、やはり営業時間は21時まで。乗ってきた電車は予定通りなのでお店に着いたのは20時前、ラストオーダーにしても早すぎる。一応ドアは開いていたので、入ってみることに。 >> ガラガラ 「すみません、ごめんくださ〜い」 「は〜い」 「お店が喋った!!」 「??」 「いえ、お店の外に終了って書いてあったんですけど、入れないでしょうか」 「ごめんねぇ、今日はもう終わっちゃったんですよ」 「えっ!?でも21時までって見たんで来たんですけど、もう駄目ですかね...」 「いやぁ、ごめんねぇ。ウチさぁ、ランチもやってるんだけどさ、今日お客さんもたくさん来てくれてさぁ、 疲れちゃったんだよね」 << えーっ!! ネタ切れなら仕方ないと思うよ、でも疲れちゃったって...。とは言え、疲れたと言ってる店主に鞭打って食べさせてもらえるお寿司を心から楽しめるとも思えないし、俺だって予定しているブログの更新日を疲れたとか、それ以上にヒドい、面倒って理由で勝手に延期したりするし。ってか今回だって延期してるし。まぁ先週に関してはM-1に見入ちゃっただけだから、俺じゃなくて悪いのは全面的に朝日放送なんだけど。 店内の写真を撮るのは了承していただいたので、パシャリ。すげぇあるな。いろいろ聞きたいこともあったんだけど、営業終了のお店を邪魔してはいけないので退散することに。 ただ、これだけは絶対に聞かなければいけません。 >> 「お店をやられている方にこんなことを聞くのは失礼だと思うんですけど、僕21時49分の電車に乗るんですけど、それまで入れるお店とかあったりしないでしょうか」 「あ〜それならね、ここの先にちょっと行ったところに居酒屋さんがあるよ」 「ありがとうございます(居酒屋さんなら遅くまで大丈夫だろう)」 「でもね、確かあそこもラストオーダーがもうすぐだったような…」 「あざっした!!」 マッハで店を出る俺 << 電車は今から約1時間50分後。それまで電車は全くなく、駅前にコンビニなどの類もありません。ここで居酒屋さんにまで入店拒否をされてしまったら、10月とは言え今の大阪くらいの寒さはある北海道の無人駅で取り残されてしまいます。急いで紹介されたお店を探しました。 別にフォローで言うわけではないですが、今回はお店に入ることはできませんでしたが、「寿司のまつくら」さんはホントに地元でも人気店みたいですし、お店の方も遠くから来てくれたのにゴメンネと何度も言ってくれたので、これもまたブログ的にはありかなと思ったりしています ホントにすぐに見つかりました。居酒屋というかお寿司屋さんというか「忠」さんです。店頭には「営業中」の看板が。 意気揚々と店内に入ったものの、20時がラストオーダーと聞かされ愕然(今、ちょうど20時)。ちなみに同じグルメナビサイトには22時との記載が...。 ただオーダーは通していただけるとのことで、ほっと一安心。ちょっと片付けとかでうるさいかもしれないですけど、ゆっくりしていただいていいですからねと温かいお言葉も。 お店をよく見たわけではないですけど、宴会など大人数で使用されることが多い店のよう。ちょうどその日も襖越しに結構な人数の人達の忘年会が催されていた模様。そんな中僕はというと、10人くらいが入れる座敷の片隅にぽつん。寂しい...。 そんな中、出していただいたのが   今日も一日お疲れ様ということで頼んだ、握り鳥ザンギ。 せっかくの食事にケチをつけてはいけませんがちょっと塩気が強い気がするな。いや違う、俺はこの塩気の正体を知っている。食事にありつけたという安心感がどっと出たのでしょうかね、これはかな...。 本当は塩気も正常な美味しい食事でした。ご馳走様でした! ごゆっくりと言ってはいただいたものの、最初は片付けでガチャガチャとされていたのですが僕が食べ終わるころにはむしろしーんとした状態。さすがにご迷惑ということで店内を後にしました。電車までは1時間といったところでしょうか。 普段でしたら1時間の散歩なんてなんの苦もないですが、初めて来た土地で、街頭はあるものの暗く人もほぼ歩いていない聞こえてくるのは車の音でも民家からの生活音でもなく、波の音ばかりという地で散歩なんてできるわけありません。僕は散歩のつもりかもしれませんが、ただの不審者の徘徊です。あっ、それなら裁判所撮影している時と一緒じゃんというわけでもいきません。 大正義セイコーマートもありませんでしたので、増毛駅に戻ります。   増毛駅と書かれた駅の待合室、これからは観光資源を紹介するスペースとなるようです。待合室としてはまぁまぁ広い感じですが、逆にこの広々さが寂しさを助長。待合室自体はホームと少し離れていまして、ホームの明るさも届かず待合室の外は暗く寂しい限りです。 留萌-増毛間は全て無人留萌駅の駅長によるこんな張り紙も貼ってあります。今後、この張り紙も留萌駅長名によるものになるのでしょうか。そうしたら、廃線とかの情報とかも何知らない人がこのお願いを見たら、何の権限で留萌駅長がお願いしているんだと疑問に思うことでしょうね。 こういう運賃表も不要になるのでしょうね。でも、この場所にはいつまでも残しておいてほしいと思います。 地元の増毛中学校吹奏楽部の定期演奏会のお知らせ。 ここまであまり触れなかったですけど、「増毛」ってネーミングはなかなか町おこしで使えないものなんですかね。増毛中学校の校長先生の頭髪事情によって、それが商売になるかは判断したいところですね。 最後に留萌本線の景色と思われる風景写真が飾ってあるご覧いただいて今回の話は終えるとしましょうか。 本日段階ではまだGoogleマップ上表記が残っておりました。 95年間の運行、本当にお疲れ様でした!地元の方々の交通手段はバスに移行してしまいますが、是非これからも増毛-留萌間の方々を温かく見守ってあげてください。 と、書いて終わるつもりだったんだよ。 電車そろそろかなと思ったら、この待合室についてるスピーカーが急にガガッって音がなったからビクッとしたら、列車事故で20分の遅延が発生しているってアナウンスが流れたのね。でも俺も、この時点では悟りの境地に達しているから、1時間近く待ってて、もう20分くらい追加されるなんて別に問題じゃないよと思ってたのね。 そしたら20分近く経っても電車が来る雰囲気がないの。遅延のアナウンス以来、スピーカーは何も発しないし。さっきも言ったけど、待合室とホームが離れているんで、まぁまぁさすがにそろそろ来るだろうしホームの写真でも撮ろうかなと外見たら、 もう電車来てやんの。遅れるアナウンスはしてくれたのに、到着のアナウンスしてくれなかったんだよ。 もうそこからは猛ダッシュだよね。ここで一晩過ごすのはさすがに「死因:寂しくて」という世界初の症例になった恐れがあったし。 最初に到着した時点で駅に停る電車の写真を撮れて本当に良かった。大慌てでしたけど、増毛駅での熱い時間を過ごすことができました。 行けなかったお寿司屋さんもあるし、昼間の街並みも見てみたい気がするから、また機会がありましたら行ってみたいけど、...いかんせん遠いからな。 そんな訳で、電車のニュースは北海道全土の情勢を知る上では欠かせません。そんな一端を感じさせてくれる留萌市の留萌地裁 お薦めです! いやぁなかなかいい撮影ができたと気分上々も束の間、最後の撮影地にラスボスが待っていようとは思いもしないのでした。 〔滝川地裁編へ〕