115件目 龍野地裁 〜ご当地アイスと言われたって食わない時もある〜

僕の彼女を紹介します 僕の彼女は、日本の平和のために誤って罪を犯した人に判決を下しました。 その名前は、龍野地裁。神戸地方裁判所龍野支部 というわけで、僕の彼女を紹介します
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改め、 龍野地裁を紹介します。 裁判所のHPによると、龍野地裁へは「JR姫新線本龍野駅西北徒歩20分」とのこと。 というわけで、JR姫新線「本竜野駅からスタート。 龍野地裁に到着したい方は「続きを読む」から。 全国の裁判所データベースを作成中。ご覧になっていただける方は「僕の彼女たちを紹介します」からどうぞ。 ま〜たすげぇとこ来ちゃったなと思いつつも龍野の地に降り立ちました。家から2時間弱で着くんで、行くこと自体がすごく大変ってほどでもないけど、 こんな感じの電車風景を眺めつつ着きました「本竜野」駅でございます。裁判所のHPの案内には「本龍野」駅と書いてあったけど、正確には「本竜野」駅です。地名は「たつの市と平仮名で、昔からの建築物には「龍野」と使われているそうです。ややこしいですね。 今回使ったJR姫新線というのは兵庫の姫路と岡山の新見をつないでいる路線。岡山の新見といえば、過去に「新見地裁」を紹介したことでもこのブログ内では馴染みのあるところ。こういう風に、過去行ったところとリンクされてくると、なんかこなしてきた軒数も増えてきたなと少し嬉しくなってしまいます。 それでは、裁判所へ向かいましょうか。今回は徒歩20分と大変だからね。 と言ってもまずするのは駅いじり。 駅のホームには、夜に見たらトラウマ必至の像が立っています。像のところに書いてあるのは、童謡「赤とんぼ」の歌詞です。たつの市は「赤とんぼ」の作詞者三木露風さんの生誕地だそうです。なので、市内には「赤とんぼ」の名を冠したものがいくつかあります。 駅の改札は一つ。右側奥に見える階段の西口出口から出てください。 階段を降りるとさっそくあるのは、 「赤とんぼプラザ」という軽食ができたり、なんか作れるらしいスペース。時間もないので、今後赤とんぼ絡みは全てスルーさせていただきます。 駅前はこんな感じ。高い建物はないですけど、通り沿いは家や商店が並んでいて決して寂しくはない感じ。正直、最初地図で場所を確認したときは結構な田舎を想像していたのですが、割と好印象。 裁判所へは、駅を背に目の前に見える道を真っ直ぐ進みます。 いろんな100以上の都市を回っている私から言わせていただきますと、この舗装された道や建物の密集度を見ても、駅周辺は十分な文化レベルに達しています。誇っていいです。 少し歩くと右側に ヒガシマル食品」という会社とその工場が見えます。非常にきれいな建物です。 正直、この会社名を僕は知らなかったんですが、歩いて行くに連れこの会社がこの地に馴染んでいるものを作っているかがわかります。正解はそのうちに。ヒントは関東圏で言うと、千葉県東武野田線の「野田市」駅に工場がある会社と同じです。 さて、さらに歩いていきますと今度は左側に   「揖保の糸」が。入口には、兵庫県手延素麺協同組合との文字が。これも後で触れますが、この近くを流れている川の名前が「揖保川」というそうで、みんな大好き「揖保の糸」もこの辺り発祥と見て間違いないようです。 さっきの「揖保の糸」の建物から3分くらいですかね、 「冨永西」交差点に曲がります。 ほんでそこからさらに3分ほど歩けば、 橋がかかっています。その橋の下を流れているのが、   先ほども触れました揖保川です。なんか凄く流れの早い川でちょっと恐くなっちゃいました。 橋を渡りきってすぐに   「龍野橋西詰」交差点があるので、に曲がってこんな感じの道を歩いて行きます。右に曲がらず真っ直ぐ進んで行くと、建物の作りが京都っぽくていい感じなので時間に余裕がある方は是非。この辺りは小京都などとも呼ばれているとか。 それにしてもいい景色ですね。目の前には山があり、右手には川が流れて。と、ここで右を向くと、 川の奥に、先ほど通った「ヒガシマル食品」の工場があります。かなり大きいです。 5分くらい歩きまして   「龍野旭橋」交差点に曲がります。右側に揖保川をかける赤い橋があるのが目印です。曲がった先は普通の住宅ですね。古い感じは否めませんが、やはりここも住宅が密集し何人か地元の人に挨拶もしていただきました。 「フンの後始末看板たつの市バージョン」。全国的にこの看板集めて、どこが一番センスいいか決めたいっすね。 しばらくすると、   「うすくち龍野醤油資料館別館」という建物が。たつの市はこの薄口醤油が非常に有名だそうで、先ほどから何度も名前を出しているヒガシマル食品」は醤油などを出しているメーカーさんだそうです。HPで商品パッケージを見たら、確かに見たことある商品がいくつかありました。 さて、この醤油資料館を過ぎると、 急に白壁になり、ちょっと雰囲気もそれまでとは変わります。この辺りも面白いです。 突き当りの この建物は検察庁です。裁判所へは、この検察庁沿いに左に回っていきますと隣にあります 到着〜!! 裁判所も白で統一されていて、この周辺に馴染んでいていい感じです。 徒歩では20分くらいはかかるかな。そんなに紛らわしくはないけど、道が細かったり道のりも長いので、この道案内が少しでも役に立てば幸いです。 さて、少しぶらぶらするとしますかね。   食に関しては、非常に慎重派なのでどちらも遠慮しておきました。ただ、   この「淡口しょうゆ饅頭」というのはいただきました。なんて言うんでしょう、まぁ普通の饅頭なんで、もの凄く美味しいという訳でもないんですけど、家にあったら普通に食べると思いますし、ほんのりと醤油の香りはしますので商品としての特徴も出ていますし、非常にいい商品なんじゃないでしょうかね。 最後に、町の掲示板には JR姫新線の乗車キャンペーンのポスターが。どこも地方の電車は採算が厳しいですからね、なかなかいい話は聞かないですけど、みんな俺の食わなかった醤油アイスとかを食べに姫新線乗ってここまで来なよ。 そんな訳で、町の文化的魅力はこの徒歩圏内で余すところなく見ることができる龍野地裁 お薦めです!! あんま俺がお薦め!!ってハードル上げると、実際来てみるとこんなもんかと思っちゃうかもしれないから、舐めて来なよ。そしたら、結構いい思いできると思うよ。意外と観光っぽい人もいたしね。