194件目 福島地裁 〜帽子これくしょん〜
僕の彼女を紹介します。
僕の彼女は、日本の平和のために誤って罪を犯した人に判決を下しました。
その名前は、福島地裁。福島地方裁判所。
というわけで、僕の彼女を紹介します。
改め、
福島地裁を紹介します。
裁判所のHPによると、福島地裁へは「福島駅東口バスプール9番乗り場から5〜10分間隔で市内循環バス(ももりん号)が出ています。1コース(宮下町経由)又は2コース(曽根田経由)に乗り(1コース(太田町経由)には乗らないでください!)、「市役所前」でお降りください。運賃は100円、乗車時間は15分ほどです。
なお、福島駅から裁判所までは徒歩で30分ほどかかります。」とのこと。
写真いっぱいとらんでも、こんだけ丁寧に書かれたら俺のブログいらんな...。
というわけで、JR各線、阿武隈急行線、福島交通飯坂線「福島」駅からスタート。
福島地裁に到着したい方は「続きを読む」から。
全国の裁判所データベースを作成中。ご覧になっていただける方は「僕の彼女たちを紹介します」(該当ページへ)からどうぞ。
前回の相馬地裁(該当ページへ)を出発したのが午後の3時ごろ。そこから電車をいくつか乗り継いで福島駅に到着したのは午後6時過ぎ。同じ県内でも移動が大変です。
写真の通り、外は暗く撮影は出来なかったのでそこからちょっと足を延ばしてとある観光地に行ったのですが、それについては記事の最後の方にでも。
翌朝、快晴のもと撮影スタートです。
改札は東口から出てください。わざわざ出る改札を指定するの久しぶりだなと思ったら、昨年末に紹介した神戸地裁(該当ページへ)以来だったわ。最近は地方都市の連続だから仕方ないね。
福島駅の表記の横に福島駅表記の看板。そんな連呼せんでもわかるわと思いつつ、この手書きの方にズームしてみると、
14歳の作品らしい。絵とかの芸術にしてもそうだけど、習字も良しとされているものの基準ってなかなかわかりにくいよね。でもまぁ、14歳で作品が駅に掲示されるのは立派なことですな。
駅が改修工事中でいい具合の駅前の写真とか撮れなかったんだけど、駅出てまず目に入るのは
この「中合」っていう百貨店かな。古い建物ですが、県の中心駅の正面に建つ建物ですからね、さぞ地元の方に愛されているのでしょう。
駅直結になるのかな、S-PALなんて新しいモールみたいなのもありますし、新旧お客さんとしては買い物には困らないのかな。
まずはバス停を目指しましょうか。駅出たら左へ進んでください。
バスターミナルがありますので、
9番バス乗り場を探してください。時刻表一番左の「太田町回り」のバスだと、目指す「市役所前」には行けないのですが、早朝に1日2本あるだけですからね、まぁ間違えることはないでしょう。ってか、6時と7時台に1本ずつだけってどんな需要に応えているバスなんだろか。
んじゃバスの方は「市役所前」バス停でお会いしましょう。乗車時間は10分〜15分ほど、運賃の100円を忘れずに〜。
さて徒歩ルートです。裁判所のHPによると30分かかるらしいですが、天気もいいのでのんびり歩いていきましょう。
駅を出ましたら正面に見えます、先程も紹介した中合ともう1個なんか建物の間の道を通ってください。この道がメインになるのかな、銀行があったりチェーンの飲み屋さんがあったりとかなり栄えている感じです。
若者向けっぽいAXCって建物も発見。昔、福島県は仕事で行ってて正直あまり印象なかったんだけど、住むのも良さそうだなぁ。
ちょっと進むと一通の狭い道路になるんですが、やたら金融やらのオフィスの嵐。
UFJに第一生命、野村證券、秋田銀行、みずほ、明治安田に東京海上日動とまぁ見事なグランドスラム。車が一台しか通れない道にこれほど集結するってのは、なにかしらの意味があるんですかね、不思議な通りだ。
福島市名誉市民という古関裕而さんの記念碑が。作曲家の方だそうです。
僕もこの旅を終えたら、1発目の裁判所「松戸地裁」か最後の裁判所となる場所に「ここは裁判界が生んだ汚物“普通”さんが裁判所の撮影を始めた(終えた)場所です」って記念碑建ててほしいなぁ。
そのためには目の前の裁判所を確実に紹介していかないとね。
突き当たりみたいなもんだよね、車も左折のみでファミマがある交差点を左に曲がります。曲がった先はちょっとした商店が連なる通りとなっていて、今までの道とはまた少し違います。
帽子屋さん。帽子もかぶらなくなったなぁ...。若い人がかぶるカッコいい帽子は似合う気がしないんで探したくもないけど、少し歳をとったときのオシャレとして帽子はかぶってみたい気がする。
そんな訳で今回のサブタイの元ネタは今色んな意味で話題となっているアニメ「艦隊これくしょん」からです。「帽これ」とか読んで上げてください。
いやぁファンの方には申し訳ないですけど、今のところこの作品が今年のワースト候補ですね。最終的にどの順位になるかは来年の記事をお楽しみに。
結構、この道長いんでね色々と写真も撮ったんだけどいつも通りキリがなくなってしまうので、神社、「オンチ」とかいう名のカラオケ屋、教会などはカットで。
そんな中、ふと見つけた
「日本料理 多可橋」さん。朝の撮影だったんでもちろんお店はやっていないんだけど、店の前にメニューがあったので見てみると、
結構立派なお値段!!16,000円の昼食ってどんなときに食べるものなの。結婚の報告とか米寿のお祝いとか?どちらにせよ、こんな食事できる人間になりたいですなぁ。
メニューを見てモジモジしている僕のもとに強い視線が。なんだと思い振り返ると、この店の隣がちょっとした小売のお店なんですがその店前に
色仕掛けしてくるワンコが。カメラを向けても反応しないし、寝返りゴロゴロうったり、こちらに股を広げてきたりします。老犬なんかな?でも店の前に布団も敷いているからマスコット的な存在なのかもしれません。
そしてこの近くには
今度は鎖につながれていない大きなワンコが。こちらもカメラを向けても全く動じません。カメラを持って犬の周りをパシャパシャやっている男が福島市で不審者情報として報告されていたらそれは多分僕なので誰か代わりに誤解を解いておいてください。
結構、写真を撮るのが緊張する小学校。小学生を撮る変態さんと思われたくないんで。裁判所を撮ってる変態ではありますが。
ってか大学附属の小学校ってなかなか立派なとこなんですかね?こういうところに入れる子どもってどんな子なんだろうと考えてしまいます。でも冷静に考えたら僕の出身大学も幼稚園から付属がありました。
小学校を過ぎたところにある名も無き交差点を右に曲がります。一気に人通りも少なくなるんで除雪もあんま進んでいません。
曲がる場所として情報が少なくわかりにくいですが、
進む先にNTTの赤い鉄塔があれば正解です。これを手がかりにでもしてください。
しばらくすると左手に福島合同庁舎が。合同庁舎ってこのブログでだとよく見るんですけど、いまいち何かわかっていなかったので調べたところ、日本行政機関または国や都道府県の異なる複数の庁舎を一つに集約したものみたいですね。我々利用者の利便性の向上や建築費の軽減などを目的としているそうです。確かに一つにまとまってくれていた方が便利は便利だね。
工事が舗装工事中のため狭い道を歩くことに。この簡易ガードレールというのか、動物にポールくくりつけたものたまに見るけど、個人的にはあんま好きじゃないんだよね。
この初めて見たキリンverはまだいいんだけど、猿かなぁなんかの奴だと完全にポールを通過しているのが股間部分なんだよね。だから見てると自分の股間に管を通されたみたいでヒュンとしちゃうんだよ。やっぱ嫌でしょ男性としては、玉を蹴られる、入院中に股間に管を通される、後ろから鉄アレイでぶん殴られるとかは絶対嫌だもんね。あ〜想像してたらまた寒気してきたわ。
さっき目印にしたNTTの前を通ったら、
到着!といきたいんだけど、たぶんこれは古い庁舎なんだな。またも改装工事中かと思ってビクビクしたわ。今の建物はその次の建物。左側に見えます。
到着〜!!
いやぁ綺麗だし立派だね。県の一番の裁判所はやっぱこうじゃなきゃ。
そういやバス組のこと忘れてた。
「福島市役所前」バス停で降りましたら、どの方向から来た人でもとりあえずぐるりと周りを見渡してください。そしたらありますので。
さすがにこの位置関係で迷われたら、僕の語彙力では道を正しく説明する自信がありません。
所要時間は徒歩だと20分強、バスだと乗車10分強で降りたら目の前って感じかな。徒歩の方だとちょっと交差点がわかりにくいかもしれないので、そこだけ注意してください。
地図で表すとこんな感じ。写真をクリックしていただくともう少し大きく表示されます。
時間も正直あまりなかったのですが、とりあえず地図を見て行ってみたいところがあったので、そこを目指すことに。
福島競馬場です。裁判所から歩いて7分ほどのところにあります。
実は競馬場に来るのはこれが初めて。中学のときに競馬の実況を全てメモ書きして昼休み実況の再現をしていた変人や、小遣いやバイト代を全て競馬に費やしていたカイジみたいな奴までいろいろいましたがあまり関わりはないんですよね。ディープインパクトという競走馬が凄い強くて単勝1.1倍みたいなときに試しに1度だけ買ったことがあるくらいかな。
多分馬券を買うところ。試しに買ってみたかったんだけど、時間がなく次にどのレースがあるかわかんなかったので場内を散歩するだけにしました。
パドックってレース前の馬の状況を見るところだっけ?結構近くで見れる場所もあれば4階まで高さがあったり。冬は雪が多い地域ですからね、閉鎖中とのことでした。
そして、ついに
念願のコースへ。キレイな芝にどこまでも続くかのような直線。これは走ってて気持ち良さそうだわ。人さえいなければ俺も全裸で走りたいわ。でも全裸は犯罪だから上下ヒートテックだけで走りたいわ。
馬券を買うとこには人がたくさんいたのに、どうしてここには人がいないんだろうと疑問に思ってたら
普通に2月ですからね、みなさんガラス張りの室内で様子を見ていたそうです。気づかずに全裸にならなくて良かった。
場内にはもちろん売店もあるのですが、こんな給茶コーナーも。お茶代すらも馬券に充てたい人向けなのでしょうか。温かいところでお茶も無料でもらえるなんて、普通に暖を取るだけの人もいそうです。
非常に珍しいゴミ箱を発見。普通は「燃える」「燃えない」「ビン・カン・ペットボトル」とかですけど「馬券・マークカード」「競馬新聞」という項目が。競馬場ならではですね。ほかにその場所ならではのゴミ箱の分別ってあったりするのかな。病院の勤務地内とかなら「廃注射器」のゴミ箱とかありそうだけど、「燃えない」ゴミと区別して。コンビニ弁当の空き容器とかぐちゃ〜ってなってる中に注射器も捨ててあったら危ないもんな。
ちなみに当日この競馬場ではレースはなかったようなのですがどうして人がいるかというと、中央のビジョンとかでその他地方のレースの様子が流れているんですね。だからみんな馬券を買うこともできるんですね。初めて来る場所なので全てが新鮮です。場内は代わる代わるいろんな地のレース実況が流れるのですが、とりあえず「シゲルハダカマツリ」という競走馬がいることだけは覚えました。確かこの馬は勝ってはいないんですけど、「裸祭り」て...という思った記憶があるので。
本当はこの後、もしかしたら競馬場から裁判所に行きたいという人もいるかもしれない!と思って競馬場から裁判所への道のりを紹介する写真も用意しているんですが面倒なんでやっぱやめます。裁判所行きたければ、競馬場行かずに真っ直ぐ裁判所へ行くべきっす。
そして最後に、冒頭に言った前日の夜に行った場所を軽く紹介。
福島駅から飯坂線というのに乗り終点の飯坂温泉駅を目指します。もう駅名でバレバレなので隠しませんが、温泉に入りにいきました。
2両編成のキレイな電車です。乗ったタイミングでは空いていたので良かったですが、これが夜の8時ごろになると
帰る人の列で結構えげつないことになっています。
終点の「飯坂温泉」駅に到着。乗車時間は25分くらいだったでしょうか。
ホームには提灯が掲げられていたりと、ようこそ感が出ています。
駅の外観自体も綺麗にまとまっていて、昼間に来たらまた違うんだろうなと思わせる造り。
とりあえず何も調べずに来てしまったのでどうしようかなと迷っていたのですが、
目の前に案内処を発見。中に入り正直に「何も知らないで来ちゃったんですけど、どこがお勧めでしょうか」と聞いたところ、コイツ正気かよという目をされながらいくつかの温泉を紹介してくれました。温泉施設はかなり多いそうなのですが、シャワーがついていなかったり結構古いものが多いそうな中、設備が新しいところに決定。
駅から歩いて7分くらいのところにあるホテル併設の「花ももの湯」です。
あんま詳しくないですけどスーパー銭湯ってこんな感じでしょうか、温泉施設はもちろんしっかりとしているのですが、大きな広間にマッサージチェアみたいのがずらっと並んでいたり、大きな和室でご飯を食べることが出来て宴会芸みたいのを見ることができたりと、温泉でくつろぐというよりその他のサービスも全て使ってリフレッシュできる感じ。さすがに温泉施設内でカメラ構えるのはいかんだろと思い写真はありませんが、非常にキレイな施設で確かに何も知らない僕にはぴったりの場所でした。
肝心の温泉も全部で6つくらいあるのかな、温度が異なる3つのお風呂や露天風呂など様々。普段は温泉とか行っても長居できないのですが、お風呂を渡り歩くのが楽しくて結構長い間楽しませてもらいました。
結局夜だったので、町の雰囲気は分かりくかったんですけど、温泉施設が立ち並ぶ様子やその雰囲気から来る旅行している感などは非常に楽しかったので、是非また来たいと思いました。陽の出ている時間帯に歩くのも楽しめそうです。
そんな訳で、建物などの立派さから町としての充実度は言わずもがな、少し足を延ばせば競馬場に温泉にと普段とはちょっと違ったものを見れる福島市の福島地裁
お薦めです!!
福島県って県庁所在地は福島だけど、郡山の印象が強い気がしてたから認識を改めさせられました。もう少し歩く時間があればさらに発見がありそうだったのに残念です。競馬場行ってる場合じゃなかった...。楽しかったけど。
そして次回は、今も名前が出た福島市と比較されることも多い郡山市に向かいます。
〔郡山地裁編へ〕・・・3月29日更新予定
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