2件目 愛知県

毎朝ラジオを目覚ましとして使っているんだけど、その番組の60歳超えているラジオパーソナリティがこの前愛知に行ったんだと。んで、その感想に「みんな、語尾にみゃーみゃー言ってるわけじゃないのですね」とか抜かしてたんだよ。朝から驚いちまったよ。 この人も関西人なんだから、関東人から「いつも、なんでやねん!って突っ込む訳じゃないんですねwww」とか言われて腹立ったりした経験ないのかな。京都女性がいつも語尾に「どすえ」とかつけてると思ってるのかな。60歳の発言じゃないよ。 とは言え、僕も関西に異動が決まったときは、女性に「あかん」って言ってもらおうと息巻いていたものです。 そんな訳で2回目の都道府県振り返り、まいりましょう。 『国内ラボ』
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「裁判所ビギナーのための登竜門的な愛知県」 >> 名古屋高等裁判所・名古屋地方裁判所(09年5月31日更新) 名古屋地方裁判所一宮支部(09年5月31日更新) 名古屋地方裁判所半田支部(09年5月28日更新) 名古屋地方裁判所岡崎支部(09年5月28日更新) 名古屋地方裁判所豊橋支部(09年5月28日更新) << 詳しくは「続きを読む」からどうぞ。 全国の裁判所データベースを作成中。ご覧になっていただける方は「僕の彼女たちを紹介します」該当ページへ)からどうぞ。 地方裁判所が建つ場所の定義ってなんなんだろう。 裁判を行うわけだから、事件があったり困った人が多い場所に建つのが普通なので、単純に人口が多い都市ってのは浮かぶと思うんだよね。あと、あまりに近い場所に複数あってもしょうがないから多少距離を置いてってのもあるだろうね。 それを考えると、何故豊田市地方裁判所がない?簡易裁判所はあるのに。 名古屋からも距離いい具合に離れているし、愛知県内で2番目に人口多いのは豊田市なんだってさ。豊田といえば車のTOYOTAブランドで面白いもの見つけられたかもしれないし、行ってみたかったなぁ。そんなに行きたきゃブログに関係なく勝手に行けって感じですが。 なんでそんな豊田にこだわっているかというと、愛知県って名古屋が有名な都市ですがそのほかの町をあんま知らないんですね。今回撮影に行った場所でいうと、岡崎は婆ちゃん家ってことで知ってるけど、豊橋は新幹線駅ってことしか知らないし、一宮と半田は初めて聞きましたし。 まぁ聞いたことない町に行くのが不安だったんですな。今ではそんなの微塵もないけど。しかし、その不安を助長させるような出来事が。 乗ってる電車が人身事故で50分近く車内に閉じ込められることに。 電車のアナウンスはあまり覚えていないけど、トラブルと調査中みたいな言葉が延々と続いていた気がするなぁ。10分くらいまでは軽い気持ちで待っているんだけど、20分過ぎると予定の組み直しができるか焦り始め、30分過ぎるともう予定とかどうでも良くなっちゃってた気がするな。 基本電車の中は、静かなもんだったんだけど一人だけすげぇ怒ってる爺さんがいたんだよね。「こっちは金払っているのに、この仕打ちはなんだ!」みたいな、どうにも解決する術のないただ言いたいだけのやつ。隣に奥さんらしき人がいて、あなた止めなさいよとオロオロしていたのは今でも覚えているわ。 きっと、せっかく奥さんを連れたいい歳の人が、変に虚勢だけ張っているとこんなにも惨めなんだということを体を張って教えてくれたんだろうね。やっぱ年長者からは勉強になることが多い、ふむふむ。 その後、電車が動き出したはいいけど、ふと窓の外を見ると救急車が停まっていて、その近くに青いビニールシートをかけられた何かを見てげんなりしていたのも束の間、 愛知県最初の都市、豊橋に到着。前回紹介した、静岡県該当ページへ)からの続きね。 婆ちゃんの家に行くために新幹線駅を降りたことはあるけど外に出るのは初めて。駅を出て驚いたのが、 路面電車が走っていたこと。今、日本で路面電車って19しかないらしいんだけど、そのうちの1つが豊橋ってのがなんか凄い。東京だと都電荒川線世田谷線路面電車だね。 個人的には右折するのに緊張するから車に乗っているときはあんま見たくないかな。実際路面に乗る場合はのんびり走ってくれるから町の雰囲気を知れていいけどね。 豊橋の道を歩いていて一番印象に残っているのが、銅像がいたるところに建っていること。 最近のブログでいうと、敦賀地裁該当ページへ)の場合は鉄道の町にちなんで松本零士作品が、郡山地裁該当ページへ)だと音楽の町にちなんでベンチが並んでいたけど、豊橋の場合はなにかあったのかな。 そんな中、今でも印象にはっきり残っているのが、 題名:ぼくそっちがいい 弟うぜぇwwwそしてそれを聞いて譲ってあげようとしている姉さん健気wwwこれは作者の方がどんな心情のときに思いついたのか、適当な記者になりすまして是非取材を申込みたい。 銅像郡とは最初の交差点でお別れして、結局駅からは15分くらい歩いて豊橋地裁に到着。地図で見てみたら、豊橋鉄道渥美線の「柳生橋」駅からの方が近そうだから、今の俺だったら両方の駅から紹介してただろうな。ブログの方針ってのも時が経つごとに変わっていくものです。 豊橋の次に向かうのは岡崎地裁 JR東海道線岡崎駅で下車します。この岡崎地裁も岡崎駅だけでなく、名鉄東岡崎駅からも行けそうなんですが、紹介は省かれていますね。昔の僕はダメですね。ただ、ひたすら裁判所の撮影をこなすだけという、裁判所撮影業界の中で一番底辺に位置づけされる仕事をしていますね。 >> 昔の俺「裁判所をたくさん紹介することがなにより有意義でしょう」 今の俺「いろいろな人のニーズに応えてこその俺たちの仕事だろう!」 << っていうやり取りまでは妄想した。んで、なんだかんだ言い合いになって、最終的には鉄拳制裁で終わらせるとこまでは読めたね。 そして記事を見返していたら、たかだか2km程度の道のりを歩くのを拒否してバスで向かう始末。全く、よくこんな情けない記事を投稿できていたもんだ。今なら4km程度ならなんの抵抗もなく歩いて道順を紹介しますからね。その4kmの道のりを歩いて辿りたいニーズがどれほどいるのかは不明ですが。 当時の記事には掲載しなかったようなのですが、駅建物はこんな感じらしい。オシャレというかなんか面白い印象的な駅舎ですね。 駅前から乗ったバスで降りたのは「岡崎警察署前」バス停。こっからちょっと細い道に入らなきゃいけないから軽く迷った記憶がある。 このブログを見てくださって、実際に裁判所に行ってみたという報告をいただくこともあるので、出来るだけ詳細に道案内をしているつもりなんだけど、バス停を目安とすると乗ってきたバスによって向いている向きや、バス停の場所が異なったりするので説明には実は結構気を使っているんですよ、ボク。この表現じゃわかんない人いるかもなぁと試行錯誤しているうちに文章が長くなっちゃうんですね。まぁそれが文章下手な人の特徴でもあるんだけど。 岡崎地裁はキレイでしたね。ここは裁判員裁判をやる裁判所でもあるらしい。裁判員裁判ってどこでもやっているわけじゃなくて、地方裁判所がある全国50箇所(北海道は4つ)にプラスしていくつかの支部でもやるんだけど、その選定理由は春の高校野球21世紀枠の選定並みに謎。 まだまだ裁判に関して勉強したいなという思いもありながら、これくらいの距離感だから続けていられるのかなとも思ったり、まぁ楽しくやらせてもらっています。 楽しいのは間違いないのですが、それを一人でやり続けていることに理由があったりもします。 それが次に向かった、住吉町駅を最寄りとする半田地裁のときにも表れます。いやぁ、この地裁周辺がね、 ホントなんも無かったんだ。 たまにさ、一緒に行ってみたいって言ってくれる人もいるんだけど、撮影に行く場所って基本初めての場所だからさ、楽しんでもらえるか不安なんだよね。たまに同行者はいるけど、もともと自分自身が知っている場所か、もしくはその地に詳しい人に同行をお願いしているんだよね。 特にヤマもなく、徒歩数分であっさりと半田地裁に到着。あえて言えば、 裁判所の看板が草に隠れていたところが唯一の見せ場だったかもしれんな。草をかき分けないと見つけられないのは問題だろ。 駅に着いてから裁判所を撮影してまた駅に帰ってくるまで20分という強硬スケジュールだったんだけど、まさかのそれでも時間が余るという非常事態。 でも、逆にそういう町って覚えているんだよね。何も無いって書いているので、不快な思いをされる方もいるかもしれませんが、それでも印象に残っているというのだけは確かです。フォローになってないかもしれませんが、それだけは確かです。中途半端に何かある都市は割とすぐ忘れますが、何もない都市はホントに覚えています。ホントにフォローしているつもりか? あとこれも今、地図を見て気づいたんだけど、この半田ってのはセントレアの愛称でもお馴染み中部国際空港に割と近いんだな。東京や大阪にいると、セントレア使う機会ってなかなか無いから、その辺りの事前調査があればもっと楽しめたかもしれないな。 ちなみに今の半田地裁についての一連の文章の中で、何度も「半立ち祭」と変換候補が出たことを一応報告しておきます。 半田の次は、地図上で近いのは名古屋なんだけど、それを飛び越えて向かったのは一宮地裁 一宮市ってのは、当時本当に聞いたことない地名だったんだけど、愛知の中では名古屋市豊田市に次いで人口が多い市らしい。 この尾張一宮駅の改札を出たところには確か三省堂書店があり、利用者が多い駅なんだろうと感じました。なかなか利用客が少ない駅に本屋はできませんよ。個人的にも、学生時代によく通った三省堂書店にこの地で出会えたことに軽くテンションが上がったのも覚えています。 駅前もなかなかに立派。地名を知らなかったのが恥ずかしくなるくらいです。ってか、みんなは一宮市って聞いてわかるものなのかな。駅名みたく尾張ってつけばそりゃあ有名だろうけど。 尾張といえば信長を始めとして戦国時代に名を馳せた地域。しかし当然ながら、現代においてその名残を感じることはほぼありません。しかし、それを この三菱東京UFJ銀行で感じることになろうとは。このUFJの玄関先に、 一宮城跡と書かれた石碑が。1590年に廃城になったそうですが、この辺りに一宮城が建っていたとのことです。いいじゃないですか、尾張と名のつく場所で城跡を見るというのも。 でも、一宮城ってあんま聞いたことがありません。城主を調べてみると、関成重という神主が築城し、その後織田信雄の家臣の不破広綱が入城したらしいのですが、知らない単語ばっかりですし、Wikipedia先生でもあまり記述がないので歴史上そう大きな変革を招いた城でもないっぽいです。まぁそんな城でも、今でも跡の石碑が残されているってのはいいものですな。 駅から15分近く歩いたかな、一宮地裁にも無事到着。比較的栄えている町ってのは、降りた瞬間少しほっとするんだけど、逆にその町ならではのポイントが薄かったりするのですが、ここに関しては城跡があってくれてホント良かった。 この一宮ってのは名古屋と岐阜のちょうど中間くらいに位置しているから、どっちに通う人にも愛されているんだろうな。皆さんもこれを機に、一宮市と一宮城を覚えてくださいね。 さて最後は愛知の本丸・名古屋に向かいます。 でも、裁判所撮影の悲しいところは、大都市の裁判所ってのはその名がつくとこに裁判所はないんだよね。東京地裁霞ヶ関駅大阪地裁淀屋橋京都地裁丸太町駅といった感じで。 そんな訳で降りたのは市役所前駅です。名古屋駅...。 でもそういった大都市の裁判所事情のもう一つとして、その近辺にたくさんの省庁があるというのも特徴。   左が県庁右が市役所。どちらも凄くカッコイイです。 耐震やらで新しく建て直した県庁とかもたくさん見ていますが、こういう昔ながらのカッコよさにはなかなか勝てないと思うのは僕だけでしょうか。これは、昔は良かった...みたいな懐古的ニュアンスじゃないと思うんだよなぁ。とは言っても、僕が使う立場だったら新しいものの方が好きなんですけどね。あくまで鑑賞としての話です。 裁判所へは出口さえ間違えなければ真っ直ぐ行くだけで着きますが、   これは完全にトラップ。裁判所と書いてありますが、ここは名古屋家庭裁判所なんです。では地方裁判所はというと、その正面にあります。   こっちが目当ての地方裁判所ですね。駅から見たら、左側に家庭裁判所、右側に地方裁判所となります。 ここの場合は正面で分かりやすいですけど、基本同じ建物に入っている地方裁判所家庭裁判所の場所が違う場合があるんですよね。多分、名古屋を含めて全国10箇所がそうだと思うんだけど、これはちょっと自信ないな。 大きな建物に囲まれて歩いてみて、大きな都市っぽさは感じることは出来たんだけど、名古屋っぽさを感じることは出来なかったんだよね。そもそも名古屋っぽさってなんなのかもわかんないんだけど。 名古屋駅に戻ってきて、手羽先でも食べようかとも思ったんだけど、僕が割と信頼している食いしん坊ブログを参考にこの店に頼ることにしました。   駅の高島屋の中に入っています、とり五鐵さんで食べました親子丼です。 いやぁ、これは美味しかった。 名古屋といえば名古屋コーチンが有名ですからね、それなら鳥をふんだんに使っている親子丼がいいだろうと選びましたが大正解でしたね。味はね、もう6年も前の話なんで正直全く覚えていないんだけど、かなり満足した記憶がある。上にちょっと写っているビールのジョッキがいい味を出しているね。 久々にこの写真を見てたら食べたくなっちゃったな。今度、名古屋に出張行く予定があるからその時に食べたいな。 そんな訳で愛知県の探索はこれで終了いたしました。結局、静岡県と愛知県の裁判所11軒を2日間で回るというハードスケジュールでしたが、なんとか達成。 そしてこれによって、意外と全国を周るのって出来るもんだなと思った記憶が。全国の裁判所を制覇してやろうかとマジで思い始めたのはこの辺りからかもしれんなぁ。でも、ほとんどが東海道線で賄えるこの両県が異常だったことにまだ気付いていないんだよな。 そんなことしねぇよバカ、と思われるでしょうが、もし、もしですよ、裁判所を短い日程でたくさん見てみたいって方がいれば、この静岡県・愛知県の両県はホントお薦めです。今のようにスマホで情報検索できるでもない、電車に詳しいでもない僕があっさりクリアできちゃうんですから。 まぁ最後に愛知県のまとめでもしますか。 東京・大阪の中間に位置する重要地点として人口も多い都市でありながら、昔ながらの路面電車が残っていたり、歴史的にも重要な都市であるなど住むにも観光にも優れた県であろう愛知県 お薦めです! いや、昔はさとりあえず裁判所の紹介が最優先で町をあまり見てなかったから、こんな曖昧な言い方になっちゃったけどさ、きっとこんな感じでしょ。町については、ちゃんと次の県から掘り下げていきますんで、そのときをまた楽しみにしていただけると幸いです。