197件目 平良地裁 〜AWAMORI〜
僕の彼女を紹介します。
僕の彼女は、日本の平和のために誤って罪を犯した人に判決を下しました。
その名前は、平良地裁。那覇地方裁判所平良支部。
というわけで、僕の彼女を紹介します。
改め、
平良地裁を紹介します。
裁判所のHPによると、平良地裁へは「市役所前バス停から徒歩1分」とのこと。
というわけで、宮古空港か
市役所前バス停からスタート
平良地裁に到着したい方は「続きを読む」から。
全国の裁判所データベースを作成中。ご覧になっていただける方は「僕の彼女たちを紹介します」(該当ページへ)からどうぞ。
石垣空港からわずか30分ほど、宮古空港にやってまいりました。実際空中にいた時間は20分程度じゃないですかね、離陸後ベルト着用サインが消えたと思ったらすぐ着陸態勢用に再点灯していましたし。隣のカポーは「早っ」とか言ってクスクス笑っていましたね、僕はその光景に苦笑いするしかできませんでしたが。
到着した宮古空港ですが、外観は特徴的で個人的にはかなり好きかも。ただ、スタバやらなんやらあった前回行った新石垣空港(該当ページへ)に比べるとさすがに大きさでは劣ります。行き先も多くはなく、羽田、那覇、石垣、近くの多良間の4箇所のようです。
ただ便数が少ないからこそ、こうやって出口でパンフを渡してくれる人がスタンバることもできるわけですが。
島の安全を見守るという「宮古島まもる君」とかいう不気味な人形。市内の道路沿いに何体か建っているらしく、ちょっとした人気になっているとか。
こんな採算を度外視しているとしか思えん本も出しているらしい。まぁ全国の裁判所の写真集よりかは需要あるのかな...。
オリックスのキャンプグッズ。確かに沖縄といえばプロのキャンプ地として有名ですよね。でも宮古空港って関西の空港からの直通便はないけど、どうやって選手たちは来るのかな。まさかの飛行機乗り継ぎ?それとも選手用に特別に直通便を飛ばせるとか?それに結構小さい飛行機だったりするからな、選手の近くに座れることもあったりするのかな?その辺り詳しい人いたら教えてほしいです。
今年の開催は終わってしまいましたが、毎年トライアスロンの大会も行われているらしいです。31回ってすごいですね。
フルマラソンとか絶対無理だなぁ、泳ぐのは嫌いじゃないけど遠泳はしたことないし...。でも自転車155kmってのは、過去に神奈川県の撮影に行ったときにママチャリで150kmってのやったから鍛えたらいけるかな?それを全部やるってんだから想像もできん。1人知り合いでやっている人いるけど、「意外とできるもんですよ」とか言われて、もうちょい上手に嘘つけやと思ったものです。
これから平良地裁を目指すわけですが、皆さんも平良と聞いてもピンと来なかったのでは?でも、空港の名前にもある通り宮古島のことです。かつて平良市というのもあったそうなのですが、合併で今は宮古島市になったそうです。ちなみに、まさに今の今まで平良を「たいら」と読んでいたのですが、漢字変換もできますし、正しくは「ひらら」だそうです。
宮古島と聞くと個人的に思い出すのが、
沖縄ならではのこの曲。ニッポン放送のアナウンサーにクールKっていうデブがいるんですけど、
そうそうコイツコイツ。あそこデカイな、おい。
で、コイツが宮古島市出身なもんだからって昔聞いていたラジオで「ハイサイおじさん」のところを「♪みやこじま〜」って変えて歌ってたんだわ。それが子どものときからずっと頭の中に残っているんで、今でもこの曲を聞くとその間違った歌詞の方が出ちゃうんだよね。懐かしいなぁ。
大半の人はこのデブのこと知らないでしょうけど、僕くらいの年代(今年で31)でAMラジオ好きだというなら、この人のこと知っている人も多いのでは。
僕が中学生のときなので16年ほど前ですね、ニッポン放送で「井手功二のゲルゲットショッキングセンター」という番組が放送されていました。毎週月〜金で22時から25時くらいまでやってたんだけな。ラジオを聴いている友人なんてほとんどいないけど、でもラジオが好きな人ならほとんど聴いていた気がする。そこでアシスタントやってたのがこのクールKだったんだよ。
いやぁ楽しかったなぁ...、普通にハガキ投稿コーナーも面白かったけど、今でも覚えているのがクールKが犬の糞の上で腕立てやらされていた企画。その上にどんどん重りを乗せられていって、単に限界が来るまで腕立てするってだけだから、糞の上にぐちゃ〜ってなるオチしかないし、ラジオだからその画は見えないんだけど、下らねぇ〜とか言いながら深夜にゲラゲラ笑ってたわ。あれから16年か...こういうセンチな気分になることが増えているな、最近。
ようやくですが、裁判所を目指します。
空港から出ます。相変わらずのどんより天気ですが、まだ雨は大丈夫。目の前にタクシーが停まっていますが、バスの運行があります。バス停は外に出て左進めばあります。
普通さ、空港から出るバスって飛行機の便に合わせているもんじゃないのかな?14時35分到着便で来た人間にはあまりにも酷な時刻表でないか。さすがに2時間も待ってられんので、タクシーで市街地に向かうことに。
バスのタイミングが合った幸運な方でも、さらに試練は続きます。その中でもさらに赤線をつけた1、3経路のみ裁判所の近くまで行く「市役所前」バス停に行くことができます。それ以外の方はタクシーを使ったほうが賢明かと。たぶん1,500円くらいで着くんで。
もちろん皆さんはタクシーで裁判所まで行ってもらえればいいですけど、このブログでそれをやったらおしまいですので僕の行き先は荷物を置くためにホテルへ。まぁその日泊まったホテルが裁判所の目の前という神立地ではあるんですが。
それではタクシー以外で裁判所へ目指す方への道案内始めますか。ようやく。
前回の石垣地裁(該当ページへ)同様、この宮古島へフェリーで向かう方も多いので平良港からの行き先も紹介していきましょうか。なんか今日は話があっちゃこっちゃ飛んで正規ルートの人にはえらい迷惑かけてますな。
かつては「福岡→那覇→平良→石垣」というルートや「東京→大阪→鹿児島→那覇→平良→石垣」などというルートもあった平良港からの旅客フェリーですが、今では多良間島に行く1日1便の運行しかありません。ちなみにこのフェリーがその多良間行きなのかは知りません。
フェリー降りたら見えるマリンターミナル「まりんぴあみやこ」の中を突っ切ってください。ここでフェリーの切符などを買えるそうですが、船の中でも買えるそうです。
外に出たら目の前の道を左に進んでいきます。写真では伝わらないかもしれませんが暴風もいいとこで、ちょっと前までは撮影を中断するほどの大雨でした。
本当に酷い雨だったんですけど、なんていうか「果たしてこの旅どうなってしまうのか!?」って引きも、冒頭で裁判所の写真出しちゃってるから到着できたのは分かっちゃうし、ずぶ濡れになっても文字だけで面白くする力ないしでその辺の描写はやめることにしました。ただ、ターミナルを出たとこでオバちゃんが派手に転んだということだけは一応報告しておきますね。
沖縄好きの人に言わせると、海がホントに綺麗なのは宮古だって聞きますね。この砂山ビーチってのも有名なのでしょうか。その下の「城辺」と書いて「ぐすくべ」と読むのも驚きです。そして「ぐすくべ」でちゃんと漢字変換もできたのでこれもまた驚きです。そうiPhoneならね
フェリーターミナルから3分くらいかね、「平良港」交差点を右に曲がります。曲がった先はちょっとした上り坂です。
それにしてもね、人がほとんどいないんですよ。さっき転んだオバちゃんがいたって話しましたけど、歩いている人はそれくらい。車もちょこちょこって感じ。
そういえば、その理由の一つをタクシーの運ちゃんが教えてくれていました。その日は沖縄県の公立高校の入試日だそうで、そうなると高校生はもちろん親も一緒についていったりするんだって。
タクシー業界も大変だそうで、夏場のレジャーシーズンはそりゃ忙しいそうなんですが、それ以外の時期はてんでダメ。地元の年配の方もみんな自家用車を使うから、病院の前で待っていても全然乗ってくれないんだって。
そんな中、どうやって生計を立てるかというと、サトウキビ畑をみんな持つんだと。サトウキビの収穫って12月から4月くらいだから、それまで畑でつきっきりになることでどうにか生活しているらしい。
あとまぁレンタカー業界への恨みつらみは激しかったなぁ。俺が仮にその業界人でたまたま斧かなんか持っていたりしたら頭かち割るくらいの激しい言葉が出てましたけど、まぁ関係ないんで楽しく聞かせていただきました。
サトウキビに関する店は見つけられませんでしたが、
珊瑚礁屋は見つけることができました。これは沖縄っぽいね。中も見てみたかったけど、他にお客さんもいなかったので自重。
観光協会にはビーチバレー大会の垂れ幕も。宮古島での大会は今年で16回目なんだと。今年は6月6日、7日で実施される予定でエントリーは5月8日までだそうなので気になる方はお早めに。
トライアスロンやらビーチバレーやら宮古島はスポーツが盛んな場所ですね。ちなみに僕は高校大学と体育会のバレー部でしたけどビーチバレーはしたことないんですよね。理由は疲れるからです。
右側に大層立派な宮古島市役所が。宮古空港といい、独創的な作りの建物が多いですね。
市役所がありますのでもちろんその前に、
「市役所前」バス停が立っています。ちゃんとバスに乗れた人はここで合流です。
市役所が右にある状態で進んで行ってください。1分も歩けば左側に見えてきます。
到着〜!!
なんか妙に小奇麗な裁判所だな。こういうのもなかなかいいね。
所要時間は空港からタクシーで行けば15分程度、平良港から歩いて10分ほど、市役所前バス停から1分といったところでしょうか。
途中ちょっとだけ紹介した僕が宿泊したホテル・ピースアイランド宮古島市役所通りもホント裁判所の目の前にあります。「裁判傍聴.netを見て来ました」といったら宿泊料のうち5%が僕の口座に入るような仕組みを早急に立てる必要がありますね。
地図で表すとこんな感じ。写真をクリックしていただくともう少し大きく表示されます。
さて、いつも通り散歩の写真を貼っていくわけですが、先ほども行った通り断続的な大雨に見舞われたため、海関連の写真はありませんのでそれだけはご承知ください。
塩専門店「塩屋」。店内に撮影禁止と書いてあったので紹介はできませんが、いろんな種類の塩や塩を使ったお菓子などあり、どれも美味しかったです。少し寒い日でしたが塩アイスクリームなるものもあり、それの上にいろんな味の塩を振ることも出来て美味しさと楽しさを兼ね備えているお薦めの店です。
ガイドブックを見て、行きたくてしょうがなかった「琉球泡盛 菊之露」。沖縄といえば泡盛が有名ですが、ここの酒造の泡盛はいろんなところで賞を取っているんだとか。
お店の人に泡盛ってどうして沖縄が有名なんですか?と聞いたところ、水が合うというのが理由らしいけど詳しくはわからんと言われてしまいました。
宮古の伝統的な行事として、子どもが生まれたら瓶に入った泡盛をプレゼントするんだって。泡盛は瓶の中で熟成してどんどん美味しくなっていくので、成人を迎えたらその瓶の泡盛を飲むんだってさ。
インテリアとしてもなかなかいいなと思い、この瓶タイプの泡盛を一つ購入。900mlで5,000円くらいだったかな。すごく美味しかったのであっという間になくなってしまいました。ただ度数が40度とキツいので、喉がしばらく焼けてしまいましたが。今でもこの瓶は我が家にあります。
店内で試飲もできますので、宮古に行かれたら是非本場の泡盛をどうぞ。
いつにも増して無理やりな今回の副題は「SHIROBAKO」から引用。まぁ今年のベスト5入はまず確実なこの作品、年始の記事でこの作品について熱く語れるように今のうちに準備でもしとくかね。
さて、この日の最後は
飲み屋でもちろん泡盛を。先ほど行った菊之露酒造の泡盛です。
メニューもこの地ならでは。せっかくですし、珍しいものを多く頼んでテーブルを賑わせました。
しかし、そのときとある旅好きの知り合いの言葉が頭をよぎったのです。
「その地、独特の食べ物に旨いものは無し」
その時は、そんなことあるかいなと思ったけれども.........、どれも個性的なお味でしたというだけに留めておきましょうか。それで今、思い出したわ。高校の修学旅行が沖縄だったんだけど、そのとき食べたゴーヤがマ○くてマ○くて、部屋に帰ってゲーゲーやってた記憶があるから、根本的に俺と合わないのかもしれん。
そんな悪い感じになっちゃいましたが、南国ならではのスポーツ文化が活発で、塩や泡盛など沖縄らしさも存分に感じることができる宮古島市の平良地裁
お薦めです!!
そりゃあお薦めはお薦めですよ。テンションも上がりっぱなしですし。
結局日数は割いたけど、周った裁判所はちょっとだけだからね、次回でこの離島編も最後です。
申し訳程度の海要素を紹介しつつ次回の記事の準備でもするとします。
〔名瀬地裁編へ〕…5月6日更新予定