【改訂】169件目 江差地裁 〜てさぐれ!裁判もの〜

僕の彼女を紹介します 僕の彼女は、日本の平和のために誤って罪を犯した人に判決を下しました。 その名前は、江差地裁函館地方裁判所江差支部。 というわけで、僕の彼女を紹介します
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改め、 江差地裁を紹介します。 裁判所のHPによると、江差地裁へは函館バス:新地町または橋本町バス停下車徒歩5分」とのこと。 ですがとりあえず、JR「木古内駅からスタート。 全国の裁判所データベースを作成中。ご覧になっていただける方は「僕の彼女たちを紹介します」該当ページへ)からどうぞ。 昨年5月に紹介しました北海道の江差地裁にまた行ってきました。 このブログで裁判所に再訪するケースって過去には、場所が移転した、撮影時は改装中だったので新庁舎が出来たなどありましたが、今回はアクセス方法が大きく変ったのが理由となります。最寄駅の江差駅が属する江差線が一部廃線になったことで、電車でアクセスができなくなってしまいました。 詳しくは過去記事、江差線の話」該当ページへ)、「169件目 江差地裁」該当ページへ)をご覧いただければと思います。前回は、江差線を使っての裁判所紹介、今回はそれが出来なくなってからの裁判所への道のり紹介となります。 自分で言うのも変だけど、江差に2年連続で訪問する俺凄くね?凄いと同時に、もっと違う時間の使い方無いの?と心配されても止むなしといったところでしょうか。 東京や大阪などから江差に向かうには、まずは空路で青森空港からと函館空港から行くルートがあります。前回は青森地裁該当ページへ)に行きたかったので、青森空港経由で行きましたが、今回はダイアの関係もあり函館空港から目指します。「Youは何をしに青森空港へ?」って番組があったら、地裁に行きたかったので答える唯一の男だろうな。なんか流行ってるんでしょ、こういう番組。 函館でちょい観光もしたのですが、その話などは次の記事ででも。函館駅から1時間ちょいかけまして、 木古内駅に到着です。前回もここから江差線に乗り換えたのでこの駅には降車しました。駅名標の左が隠されているのは、江差線廃線によるものかな、悲しいなぁ。 ホームから改札階に向かうため階段を上がるのですが、 以前はこのように「函館・江差方面」と書かれていたものが、 「函館方面」と当然ですが変更に。わざわざ新調しなくて、上からシールを貼って違和感を出してもらえれば、江差線の痕跡が残っていいのになぁと勝手なことを考えてみたり。 ほかにも、 これが、 こうなったりと、浦沢直樹「Monster」のヨハン君ばりに着々と江差線の痕跡が消されていきます。廃線となった場所に行ったことはあっても、その前後というのは初めての経験なので全てが新鮮であり、悲しくもあります。つい昨年行ったところの話だからなぁ。 改札を出ると出口が二つに分かれます。ここ木古内からバスに乗って江差方面へ向かうので左から出るのですが、ちょっと寄り道してまずは右から出てみます。 撮影時、駅は大掛かりな改装中でした。というのもそのはず、 ここ木古内駅は来年開通予定の北海道新幹線の停車駅なのです。新幹線のために新駅を設ける駅もありますが、木古内の場合はここをそのまま使います。 この右側の北出口から外に出ますと、 出口そのものにはホントに何もないのですが、そこから 木古内新しい新幹線駅舎を見ることができるのです。 ぐへへ、下からも撮ってやろうか。 という訳で今回のサブタイの元ネタですが、てさぐれ!部活ものからです。 このアニメのOPが「カメラが下からぐいっとパーンして…」って歌詞があるんですが、この下からのアングルを撮ってるときにふと頭の中を流れたからだけです、はい。 今のところ来年3月に開業予定の北海道新幹線 まだまだ整備されていないところも多いですが、   着実に開業に向けた準備が進んでいます。是非、完成を待つこととしましょう。 さて新幹線はこれくらいにして、裁判所に向かうために反対側の出口へ向かいます。   こちらも新幹線開業前に整備したいのでしょう、駅前は更地になっています。ついでに、普通電車の駅舎も改装中。以前は、 こんな地方のちょっと綺麗な駅くらいだったのが、 新幹線駅舎に負けない立派なものをお作りになられています。ちなみに現況の一日利用者は500人くらいらしいです。どんだけ今後増えるのを見込んでいるのでしょうか。 江差方面に向かうバスですが、工事中で少しわかりにくいのですが、駅を出て右に行くとある このバス停から出ます。 赤で囲った江差方面のバスです。ってかいつも気をつけているのに、ばっちり俺反射してるな。まぁ幽霊が写ったとでも思ってスルーしておいてください。 電車の運行と基本的に接続しているので、そんなに待つことなくバスが到着しました。   江差線の代行を担う意味もあるバスですが、非常に小さなバスで乗車したのも僕とご年配女性が一人だけ。この利用者を見ると、電車の廃線というのも納得してしまいます。 結局乗車する人が増えることもなく、そろそろ発車の時間かというところで、運転手さんが立ち上がりこちらに向き直しました。 >> 運転手「本日はご乗車いただきましてありがとうございます。途中、峠などもありますので多少揺れることなどがありますが、安全運転に努めてまいります。その他何かございましたらお気軽にお声がけくださいませ。それでは発車いたします。」 << 非常に丁寧な接客。例え、数人でも必要な人がいる限り、是非運行を続けてほしいと思います。私ゎ、この路線を応援するよ。 出発してしばらくは普通の町中を走るのですが、15分も走れば山の中。 電車がなくなり、道路まで使えなくなったら大変ですからね落石を防ぐ柵なんかもあります。 走行中だったので右端に寄っちゃっていますが、初めて見ました「山火事注意」。もちろんこれも死活問題です。   かつての江差線の駅です。線路は道路で分断され、立ち入りも出来ないようになっています。踏切はそのまま残っているケースも多いためこんな看板も。でもまぁ紛らわしいですからね、いつかは撤去されるのかもしれませんね。 かつての湯ノ岱駅でバスは一時休憩に入ります。駅舎の中にトイレもついています。汚ぇだろうなと思ってたら、結構キレイに保たれていました。地元の人なのかバスの運行会社の人なのかその姿勢には頭が上がりません。 電車からバスへのと変った待合室。 恐らく駅名標があったであろう枠。廃駅となったら外しちゃうんですね。そのまんまでもいいと思うけど、もしかして電車好きな人とかが持ってったりしちゃうのかな? この湯ノ岱を過ぎたら、人も多数乗ってきて、中には学生服を着た子も。だいぶ町中に入ってきて、買い物袋をぶら下げたおばちゃんなんかも増えてきたあたりでようやく到着しました 「新地町」バス停です。乗車時間は1時間20分くらいですかね、料金は忘れちゃったなぁ、確か1,000円は超えていた気がする。 ちなみに今回、最寄りのバス停は「新地町」または「橋本町」ってなっているけど、今回みたいに木古内方面から乗ってきた人は「新地町」バス停反対から来た人は「橋本町」バス停で降りてください。 相変わらず前置きに時間食っちまったと反省しながらも、考えてみれば一度行ったことのある裁判所。ここからはすんなり行けることでしょう。 新地町バス停を降りましたら、バスの進行方向と同じ向きに歩いて行きます。 こんなの以前はあったでしょうか、相談支援センターに謎のムカつくイラストが大量に。一つ一つ違うアクセントがあるでもなく、でも何故か2色タイプでとよくわからないキャラです。持っているのはパイプでしょうか。クスリやって目が逝ってる人に見えてきました。 そして以前も目印にしました、ハイネケンが見える交差点に曲がります。この交差点で橋本町バス停から来る人を待ちます。 という訳で橋本町バス停です。 江差病院方面から乗車された方はここで降りてください。こちらで降りた人も進む方向はバスの進行方向と同じ向きです。 右側に立派なお菓子屋があります。達筆すぎて何て書いてあるか読めませんが、「五勝手屋本舗」と書いてあります。この名前を聞いただけでピンと来る人がいたらなかなかですね。 この羊羹見たことないですか。僕の中では葬式とかにあるイメージなんですけど。これ作ってるのがこの五勝手屋さんで、こちらの店が本社(?)になるそうです。このあと、札幌の友人に会う予定があったので、この羊羹を土産にしたら江差に会社があることに驚いていました。それ以上に僕が江差に行っていたことに驚いていましたが。ついでに言うと、店員さんが可愛かったです、はい。 五勝手屋さんがある辺りにあるこの交差点で新地町組と合流です。橋本町バス停から来た人はこの交差点に曲がります。こちら側から来た人はハイネケンを目印にしにくいですが、上を向けば ちゃんとあります。♪カメラが下からぐいっとパーんして…ってもういいか。というか実際に聞いていただきましょう。 はい、完全に狂ってるアニメです。でも、俺好きなんだ。 交差点で2つのバス組が合流しまして、 この商店が連なる道を進んでいきます。若干登り坂になっています。   途中、右手に肉屋があります。店頭でその場で食べられるメンチやコロッケを売っており、小腹も空いていたのでコロッケを購入。確か40円くらいかな。小さいころ家の近くにも肉屋さんがあって、よく小銭を握って焼売や唐揚を食べていたのを思い出します。こういう店頭で売ってくれるタイプの店は長く続いて欲しいと感じます。もちろん味も美味しかったです。 この前田製菓さんがある この交差点に曲がります。交差点に目印がないんでね、ここはお気を付けて。   こんな道を歩いとったら1〜2分で裁判所への看板がありますのでその通り左に曲がりますと目的地です。 到着〜!! 所要時間はどちらのバス停からも5分強といったところでしょうか。商店街から曲がるところだけ気をつけてください。 地図で表すとこんな感じ。写真をクリックしていただくともう少し大きく表示されます。 ちなみに正面の裁判所は板張りになってて、隣に仮設庁舎があるんですけど去年来た時もそうでしたね。   左が今回右が前回ね。なんも変わっとらんな、工事進んどるんか。 さぁここからいつも通り散策を!ってことなんですが、これまたちょっと長くなりそうなので一旦記事を切ります。お薦めですもその時で。 〔まったり観光編へ〕 〔室蘭地裁編へ〕……観光とかいいよという人は次の記事へ