212件目 壱岐地裁 〜珈琲店タレーランの傍聴記〜

僕の彼女を紹介します 僕の彼女は、日本の平和のために誤って罪を犯した人に判決を下しました。 その名前は、壱岐地裁長崎地方裁判所壱岐支部。 というわけで、僕の彼女を紹介します
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改め、 壱岐地裁を紹介します。 裁判所のHPによると、壱岐地裁へは九州郵船郷ノ浦港北東方向へ徒歩15分、壱岐交通新道バス停徒歩3分」とのこと。 というわけで、九州郵船「郷ノ浦」港からスタート。 全国の裁判所データベースを作成中。ご覧になっていただける方は「僕の彼女たちを紹介します」該当ページへ)からどうぞ。 ご覧になっている方が、壱岐という地名を聞いてどこまでピンと来るんですかねぇ。元バレーボーラーとして言うと、確かちょい前の全日本男子の選手で壱岐高校出身だったのがいたはずなので覚えていたのと、会社の同僚の旦那が壱岐出身ってことを聞いていたので馴染みはありますが島に近づくにつれ、どっちも観光的要素じゃねぇやと思い島で何をしたらいいんだろうと怯えてみたり。 まぁ裁判所あれば困ることないのですが。 前回該当ページへ)書いた通り、対馬厳原港から壱岐郷ノ浦港を目指します。対馬に厳原と比田勝という2つの港があったように壱岐にも郷ノ浦港芦辺港というのがあります。単純に観光を楽しむだけなら、どっちに向けてもいいと思うのですが、裁判所を目指すのであれば確実に郷ノ浦港へ向かうフェリーに乗ってくださいね。ってかHPに郷ノ浦港って書いてあるのに芦辺港に来ちゃいました...って人はさすがの僕も無視します。     ドッキングも見事成功し、いざフェリーターミナルへ。   比田勝(右の写真)のときは異なり今度は感じで書かれた「的」。結局この的の使い道はわからないまま、この旅を終えてしまったなぁ…。 ターミナルの階段を下りると地元の魚などを売っています。コンビニのレジ横に置かれているチロルチョコみたいに、つい手に取りたくなる手軽さを感じる場所にありますが、干物ぶら下げて裁判所に行くわけにはいきませんので当然買わず。   ターミナルを出て目の前にバス停があります。バスで行かれる方はここから乗って「新道」バス停で降りてください。時刻表によると3分くらいで着くそうです。 なんだかいつにもなく無駄話もなくナビが始まっちゃっていますが、実際の撮影はここで中断。話も中断。夕方のまぁまぁいい時間になったので今日はもうホテルに入り、翌朝撮影をすることに。   お洒落な言い回しな舗装中の橋を渡ってホテルに。 今回お世話になるホテルアイランド壱岐さん。ホテルの紹介するのって初めてかな。別に紹介することもなかったんだけど、 一人もんの怪しい裁判所ヲタが来ただけなのにわざわざ歓迎していただいたので、多少なりとも宣伝になればと。 こちらのホテルの見所の一つに露天風呂があるってんで、夜のロケハン前に船旅で疲れた体を癒してもらおうと行ったんだけど…。お風呂自体は良かったんだけど、まずその露天が草木なんかで隠れているけど、駐車場かなんかがすぐ近くに見えちゃうし、洗い場の床がゴツゴツした石みたいになってんだけどその石が多分みんな思っているよりゴツゴツしてて、椅子も安定させられるやつじゃないから、洗ってる最中に何度かバランス崩してすてーんって転んじゃったよ。なんだこれ?って笑えたからいいんだけど。 なので、洗い場の床は安定してなきゃダメだ!って人以外は、郷ノ浦港も近いですし、駐車場が覗き見できる露天風呂もありますので、 お薦めです! とまぁお風呂も入ってスッキリして、翌日の下見と夕飯を探しに外出。詳しくは後で話すけど、夜の下見ともなるとこの辺真っ暗なのね。ナビを頼りになんとか裁判所に着いたはいいけど、暗くて本当に裁判所かわからんから何度も行ったり来たりしてしまった。暗闇で建物の周りをうろちょろするなんて、放火魔の下見裁判所撮影者の下見かの二択ですからね、通報されたりしなくてよかった。 そんで夕飯は、ホテルの人にお薦めされたお寿司屋さんに行きました。すぐ海ということもあってか、周りも寿司屋さんだらけ。その中でお薦めされたこともあって、どれも大層美味しゅうございました。ちょうし乗って食べ飲みし過ぎて財布はきつかったけど、帰りは大将の車でホテルまで送ってもらい、ホントにありがとうございました。店の名前は酔っ払っている間に忘れてもうた...。 いい魚といいお酒を楽しんで、ようやく裁判所への道のりスタートです。   朝からフェリーは停泊しており、駐車場もほぼ満車という状態。電車がなくても車があれば大丈夫って訳には海路じゃいきませんからね、非常に重要な交通手段ということがよくわかります。 フェリーターミナルから出ます。建物を出たらに進んでいきます。 島内の観光案内を発見。決して大きな島ではないですが、名所は多くあるようですね。   イルカパーク猪木の塔  水のない水族館ってのもとても興味があります。いいネーミングですね。出会いの村ってのは新種のカポー爆誕のスポットなのでしょうか。そしてその近くに意味深に書かれたアワビ、卑猥です。 気になるところいくつかピックアップしましたが、どれも行きません〜。車で移動の方は気になるところがあれば是非行ってみてくださいね。   ターミナルの敷地を出ますと右前方に大きな橋が見えますので、その下をくぐる道を進んでいきます。 道端で猫が気持ちよさそうに体を掻いています。かれこれ1分くらいやっているんで、そろそろ素顔見せてくれ〜と近寄ったらシャーと威嚇されどっか行っちゃいました。動物の撮影にはいつも困らされます。 なんだか港町感があるいい雰囲気の道に出ました。夜とかも軽くライトアップされていたら綺麗な気もするのですが、残念ながらこの辺りも夜は真っ暗です。 今進んできた道を振り返ってみます。大きく架かる橋と船、そんで太陽の光がちょうどいいと自画自賛。夕日じゃなくて朝日ってのがポイントですね、船が出ていく感じで。 せっかく撮影に出る機会が多いのに、カメラのこと何も知らないんですよね。勉強したらもっといい写真撮れるのかなぁと思いつつ、そしたらカメラにもこだわっちゃいそうだし、でも裁判所の撮影で交差点とかを一眼レフカメラとかで撮っているのもなんかなぁって感じですし...。 歩きでも行ける観光マップ。近辺だけでも、かなり見るところあるみたいですね。撮影後はほとんど時間がないのがホントもったいない。 商店街に入りました。まだ朝早いからなのか、お店はほとんどやっていません。空いているのは八百屋さんと魚屋さんくらいです。そしてその八百屋さんのラインナップに気になるものが。 壱岐産 芋づる78円」これはよく言う芋づる式の語源のものなのではないか?どうやら料理としてはきんぴらや佃煮にして食べることができるそうです。言ってしまえば芋なんてどこでも採れるのに、この芋づるは初めてみたなぁ。それとも俺が普段八百屋に行っていないだけ? なんだか右側カッコいい珈琲館。いい珈琲の良さってのがまだよくわからないお子ちゃま舌ですが、こういうところへの憧れって誰しも持っているものですよね。 という訳で、今回は「珈琲館タレーランの事件簿」がサブタイの元ネタ。なんか最近よく本屋さんで見る気がするんで。僕は読んだことありませんが。 そういや俺、コーヒーそんな好きじゃなかったわ。 珈琲館を過ぎたあたりですね   「本町」交差点に曲がります。曲がった先はまぁまぁな傾斜の登り坂です。   「割烹 太郎」さんに掲げられた消防団の日本一の横断幕消防操法大会とかあるんですね。それのポンプ車の部で優勝されたそうです。うちの近くにも消防署があるんですけど、しょっちゅう外で筋トレやっているんですよね。元体育会の自分としては懐かしい気持ちを持ちつつ、大人になって体鍛えて一致団結する姿をカッコよくいまだに思ったりします。 坂をまぁまぁ登ったところで脇を見ると、大量の鳥居が連なっている階段を発見。鳥居ってそもそもどういう意図で建っているの?たまにこんな感じで連なっているとこありますけど、ご利益の力倍増だったりするんですかね。 左に見える壱岐警察署を過ぎた次の交差点ですね、   この交差点に曲がります。なおも登り道は続きます。右側に振興局が見えるのですが、 壱岐ゆるキャラ人面石くん」を推すポスターが。もはやなんでもアリだな...。投票がまだ間に合うとまさに今気づき、ゆるキャラグランプリのサイトにとんで紹介ページ見てみたのですが、なかなかキモかったです。仮に上位入賞して、テレビに出たりして子どもにトラウマ植え付けるの必至なので今回の投票は見送らせていただきます。 突き当りのこの建物が目的地です。昨日は暗かったからここで迷ったんだよね。ここから右に進むと、 この階段があるのでこれを上ったら到着です。 っと、バス組いるの忘れていた。 「新道」バス停です。よくわかりませんが、島内の方々に向かうバスの分岐点として役立っているっぽいです。 バス停の左前方に、古川クリーニング本店さんが見えまして、その登り坂を進んでいきます。そういえば長崎って坂が多いってことで有名なの、今思い出した。今まで行った長崎の裁判所はそんな坂のイメージなかったからね。 歩き始めて早々分岐がありますが、本筋であるに沿って進んでいきます。 なかなか坂がキツいです。まぁまぁ緯度高いけど冬は雪とか大丈夫なのかなぁと思って地図開いたら、全然緯度高くなかった。なんなら梅田とかよりも低いし。対馬が韓国に近いから勝手に北の方だと思ったらそうでもなかった。 左側に法務局が見えてきたらその先の建物です。 裁判所の看板も見えて到着だーと思うけど、これは裏門。徒歩組が待つ正面に向かいます。   突き当たりに曲がってちょっとしたら、左側に徒歩組が待つ階段がありますので、その階段を登って、 到着〜!! 今回、壁に囲まれた階段の上に建物がありますので、敷地内に入らせてもらい撮影しております。基本的にNGの行為ですので、 敷地外からも撮れるこの裏側の写真も載せておくことにします。 休日は普通門とかで敷地内に入れなかったりするんだけど、ここはそんなものはなく地元の人が犬を散歩させていたりしました。 所要時間は歩いて15分ほど、バスだとバス停から5分弱といったところでしょうか。坂が少々キツいですし、道がうねうねしているのでやや注意が必要かも。   地図で表すとこんな感じ。写真をクリックしていただくともう少し大きく表示されます。 散々観光資源の可能性を示しておきながら、撮影後のお散歩の時間はほぼ無し。一箇所だけちょっと寄れるかなって感じだったので、向かったのが 塞神社。ちょいちょい話題にする咲 -saki-って作品で 僕がこの「塞」ってキャラが好きなので来てみただけです。いつも通り、この裁判所巡りとプライベートで二重にご縁があるよう25円を納めました。そのまま帰るのも味気ないので、 たまには由来でも真面目に読んでみることに。えーなになに... >> (中略)女神であることから良縁、安産、夫婦和合、性の病、子供の守護、に霊験あらたかと言われているが本来道の神であるため交通安全を祈る人も多く明治末期までは壱岐島に上陸した男達は男根を女神に見せないと怪我をするといってこの塞神社に一物の御照覧を願ったもので。近年は島以外の間でもとみに知られ、何を祈るか丑満に女性の詣りが多い。 << 「男根を女神に見せないと怪我する」ってのはすげぇ話だな、合法的にほれ〜って出来たってことかなどと下らないことを考えつつ、ふと神社を振り返ってみると ザ・男根! リアルでこんなリアクションになったわ。ぶはって感じ。 それにしても立派な御神体やね。また、裏から見てってのがリアルでなんとも。同人作家の諸君、「咲 –saki-」の臼沢塞さんが、塞神社の御神体に手籠めにされる薄い本を頼む! この当たりめが!! そんな訳で、立派な観光資源がたくさんあった気がするけど最後の男根で全部持って行かれたわ、壱岐市壱岐地裁 お薦めです!! 普通さん、あんま直接的なシモはこのブログじゃ言わないようにしていたけど、ちょっとこの御神体の前では無理ですたい。 その後、またフェリーに乗って博多に戻るんだけど、もうフェリーの写真はいいでしょ。そんで博多着いたのが昼の3時くらいだったので、さすがに昼のピーク時期も過ぎて今度こそ豚骨ラーメン食べられるだろと思ったら、連休の最後だったからか初日以上の大混雑。   旅の疲れもあったので、とっとと駅弁お土産の明太子を買って帰り路についたのでした。 次回からまた遠くへ行きまっせ〜