223件目 輪島地裁 〜輪島パトロールルル子〜

僕の彼女を紹介します 僕の彼女は、日本の平和のために誤って罪を犯した人に判決を下しました。 その名前は、輪島地裁金沢地方裁判所輪島支部。 というわけで、僕の彼女を紹介します
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改め、 輪島地裁を紹介します。 裁判所のHPによると、輪島地裁へはJR北陸本線金沢駅東口から北陸鉄道能登特急バス乗車、輪島駅下車徒歩5分(乗車時間約2時間)」とのこと。 というわけで、JR各線「金沢」駅からスタート。 全国の裁判所データベースを作成中。ご覧になっていただける方は「僕の彼女たちを紹介します」該当ページへ)からどうぞ。 輪島wwwwwww 行くのになかなか面倒な場所なので、この地裁の存在を知ったときはなかなか行くことはないんだろうなと思っていた輪島ですが、全国の魑魅魍魎と戦ってきたという自信を持ってお散歩気分で行って参りました。 まず到着したのは北陸の中心駅、金沢駅2001年に輪島へ向かう輪島線という路線が廃線になり、ここ金沢からバスで向かわなくてはならなくなりました。 関西人が北陸に行くのに使用するのは、もちろんサンダーバード。乗るのは2年前に福井県敦賀地裁該当ページへ)へ向かったとき以来。あの撮影の前に敦賀気比高校が甲子園でベスト4に入ってね。大阪桐蔭とのバカ試合はここ5年くらいで一番面白い試合だったと僕の中でも記憶しています。 その翌年には敦賀気比が選抜で初優勝しましたし、鉄道でいえば北陸新幹線が開業するなど北陸ブームがありましたが、ちょっとこのブログではご無沙汰の地域。ただ、その北陸新幹線開業は、従来のサンダーバードが富山までの直通がなくなるなど関西人にとっては割と関心が低め。まぁそれはそれとしても、新幹線も開通し、終着駅としてさぞ立派であろう駅を探索すんべと思うと、 有人改札ということでやや拍子抜けしてみたり。新幹線改札はちゃんと自動改札ではあるのですが。 しかしなにも、自動改札だけが正義ではありません、 駅の連絡通路もこんなに綺麗で広々としています。まぁだからこそ有人改札という点にギャップを感じてしまうのですが。 というか有人改札の駅員さんはホント凄いですよね。特急列車や定期なら行き先の駅名が明確に書いてあるからわかるでしょうが、在来線の切符も瞬時に適正なものか判断できているのでしょうか。しかも利用者も多い金沢駅のこと、ラッシュ時は悪いこと考える人もいるんじゃないでしょうか。と、僕が実際試したら犯罪になってしまうので、「水曜日のダウンタウン」あたりで、テレビだから許される的な傲慢な態度で駅員さんの力量を試してもらいたいものです。 駅は右の兼六園口(東口)」から出ます。出たら、まぁ驚きます。   まぁとても自動改札がない駅とは思えません。駅の建築費の10分の1でも自動改札導入に回してくれれば、よかったのに...。 待ち合わせに使えそうな水時計。写真だと水の流れが止まって見えるから時間がはっきりしていますが、リアルに水が動いていると最初はなんのことかわかりません。そして、少し時間が経つと、   「いいね金沢」となり、「ようこそ金沢へ」と変わります。高校野球のアルプススタンドに通じるものがあります。 駅前探索はいつかやるであろう金沢地裁編に任せるとして、輪島へ向かうとします。 駅前に戻りまして、   を見ますと、バス乗り場がたくさんあります。とても、自動改札が...(自粛)。その中で1番乗り場を目指します。1番乗り場は遠いですけど、円状に数字が並んでいますのですぐにわかるでしょう。 2番乗り場の行き先が豊富www 富山の高岡くらいだったら、普通電車でもさほどお金もかからんだろうにというのはありますが、新潟や高山などの北信越エリアのメインを始めとして、東京・大阪・名古屋の主要どころはもちろん、藤沢や山形、前橋など北陸からの需要に疑問符がつくところもあり、果てには富士急ハイランドまで。ディズニーじゃなく富士急のチョイスがいいです。まぁディズニーと違い、主要都市着いてから富士急行くのは面倒だとは思うので、こういう直通があるのは便利だとは思いますが、だったらすげぇ行くの面倒な麻生地裁該当ページへ)直通バスとかも作ってくれよ。 そんな実現不可な独り言はさておき   1番乗り場を見つけました。輪島以外の知名度がかなり低いと思いますが、この珠洲という場所にも家庭裁判所があるのは調べはついていますが、生きている間に行くことはあるのでしょうか...。ありそうで恐い。 輪島駅のバスが到着。輪島へは1日11本の運行が予定されています。車内にトイレはついてませんが1度トイレ休憩があります。それでは10人くらいの乗客を乗せてレッツゴー。 しばらく金沢市内を走り、特に撮るものもないかと油断していたのですが、信号待ちで止まったバスの横に変なものが。 写真じゃ伝わりにくいですが、いびつな形をした本屋さんなんです。場所から調べるに、2007年に開店した金沢ビーンという北陸の本屋さん明文堂書店さんの1店舗だということはわかりました。 その外形は曲線のみで作られていているそうで、豆型をしているのでビーンズと名付けられたのはわかりました。じゃあどうしてそもそも豆型でデザインしたのか、それが知りたいのですが、どう調べてもわかりませんでした。1階にタリーズが入っているから、コーヒー豆を意識したとか?まぁ皆様も金沢お越しの際は是非。   バスに乗って1時間半近く経ったでしょうか、志雄パーキングに到着。ここで5分くらいの休憩に入ります。一人だけトイレに行かれたようですが、残りの方は車内。僕は初めてのパーキングなので軽く散歩、運転手さんはタバコ。 PA・SAって少しテンション上がりますよね。東名高速にはやたらグルメを売りにしているところもあるらしいですし。そこで普通さん考えた。裁判所を網羅しようとしているブログがあるんだから、PA・SAを網羅しようとするブログもあるのではないかと。でも、裁判所は最悪自分の足だけで行けますけど、高速道路を使わなきゃいけないと考えると資金の問題が出てくるかなと思ったら、 あった! ということで紹介いたしましょう。赤い三角頭さんのブログ「高速道路 〜SA/PAの旅〜」でございます。興味がある方はこちらもどうぞ。 いやぁ全国にはいろんな方がいるもんだ。まぁお前だけには言われたくないって感じでしょうが。 志雄パーキングを過ぎて、1時間ちょいしまして無事に到着しました。 輪島駅前バス停です。バス停の写真を撮るのを忘れた。 先ほど説明した通り、列車としての輪島駅はすでに廃駅となっていますが、道の駅として存続している構内には、   当時からのものか分かりませんが、輪島駅が確かにあったことを思わせるものが残っています。 NHKの朝の連ドラ「まれ」の舞台でもあったようです。私は見てませんでしたが。 そんな訳でそろそろ裁判所を目指していきたい訳ですが、この輪島へ向かえるのは金沢駅だけからではありませんので、もう1ルートだけ紹介。 穴水駅です。のと鉄道七尾線の終着駅で、2001年までこの駅から輪島へ向かう輪島線が伸びていました なんとこの穴水は人気力士・遠藤の出身地。小学校まで穴水町に住んでいたのですが、この地区の中学高校の相撲部が休部状態であることから、相撲を続けるために中学から金沢市に引っ越したとのこと。小学生時代に通った相撲教室も一時は存続が危ぶまれたものの、この遠藤の人気に引っ張られ数人の入門者に恵まれたそうで、人気者の影響力に改めて驚かされます。 駅前はいたって長閑な町並み。ゆっくりとした時の流れを感じますが、そんな町に遠藤がやってきたら、そりゃテンション上がるわなと思います。 バス停の写真を撮り忘れましたが、駅前から輪島へ向かうバスが出ています。約1時間の乗車で到着します。 さて、ようやくですが裁判所に向けて歩くとしましょうか。輪島に向かうまでが大変だからね、ついつい行を割いたけど、ここからは5分足らずで着くもんで。 輪島駅前です。タクシーがたくさん停まっており、また道の駅では電動自転車を貸してくれるので観光には便利そうです。 左前方へ進んでいきますと、すぐに   「輪島駅前」交差点がありますので、そこをに曲がります。 石川県の散策は3年前の小松地裁該当ページへ)以来で、そのときも書いたと思うんですが、町の雰囲気というか建物のセンスがいいですよね。輪島なんて、特に輪島塗という立派な工芸品がありますので、その辺りも影響しているのかなと思ったり。   こういった建物も昔ながらというより、単純にかっこいいと思ってしまうもんなぁ。 進んでいるこの道は、夜になると このようにライトアップされます。決してこの通り自体は観光するような場所ではないのですが、この気遣いですよ。 裁判所はこの通りから1本中に入らなければなりませんので、道は右側を通り、駅前の交差点から3分も歩きましたら上に注意してください。 この看板がありましたら、そこをに曲がりますと、 こんな輪島ならではのもてなしでもって、目の前に裁判所が見えます。 到着〜!! 車邪魔だよ!もちろん勝手に撮影しているのはこちらなので、車にとやかく言う筋合いはないのですが...。 地図で表すとこんな感じ。所要時間は5分ほどですね。町並みに心奪われ、最後の曲がるポイントさえ見失わければ大丈夫でしょう。 さて、輪島まで3時間近く来て10分足らずの撮影で、ほなさいならとはいかんので撮影継続です。 金沢から輪島に着いた時点でもう夜だったので、適当に散策の後、 地元の方に紹介を受けたこちらの居酒屋「連」さん(撮影は翌朝)で食事をすることに。地元の人から話を聞くと、輪島の人は夜がとにかく早いらしい。その代わりに朝が早くて、多くの観光施設が朝の8時台からやっていることが多いとのこと。その中でも観光客が多いのが朝市というもので、多くの屋台が軒を連ねるんだとか。 その後、「お客さんどこから来たの?」「大阪からです」「それにしては言葉訛ってないねぇ」という僕が嫌いのお決まりのやりとりを経てホテルへ。東京から転勤でと言えばいいのですが、僕は生まれも育ちも関西と言い張ってます。 ホテルに着くなり即寝をしたのですが、翌朝、結構眩しいなぁと起き上がって外を見てみると、 ベランダの外がすぐ海でした。昨晩は真っ暗で全く気づかなかったのです。海際らしい鳥なんかも多く飛び交い、たまにベランダの柵に降り立っては僕と目が合うなどのやり取りを済ませ目指すは朝市。 歩くと20分近くあるみたいだし面倒だなと思っていたら、ホテルからバスで送ってもらえるらしい。   お世話になった高州園さんと、わざわざ作ったと思われるバス停。乗客は10人近くいたのですが、運転手さんがそれぞれどこに向かうか聞いてくれ、それで最適なルートを選ぶっぽい。バス出発のときは女将さんが数人手を振って送ってくれて、非常に印象に残るお宿でした。 乗客は皆さまおば様。朝市で何買うかなどと話しているので結構情報は持っている様子。そして着いたのは、 こちら朝市会場でございます。Googleマップでも輪島の朝市と表記されているこの通り、約300メートル続いています。市場と聞いて勝手に海鮮系の市場を想像していたのですが、   売っているのは野菜だったり、地元の加工品だったり。もちろん、海鮮ものも売っていますが、あんま歩きながら食べるというものはないですね。   輪島塗でのお箸やお酒なども販売。地元感が溢れるラインナップに初見の僕は興奮しっぱなし。しかもお店の人たちがすごく親しげに話しかけてくるから、ついこちらも応じちゃうんだよね。それが営業営業してなくて気持ちいいんだわ。 ただ、何か食べられるかもと思ってきたので少しお腹が空き気味。何かお腹にでもと思っていたところ 丸柚餅子という輪島でしか作られていないという柚のお菓子を発見。散策に向けての栄養補給ならこれくらいで大丈夫でしょう。さっそく買おうと思ったら、 1つ2,000円超えかぁ...。軽々と手を出せるものではないなぁと思いつつも、やっぱこのお菓子にしても雰囲気がいいですよね。いつか、これにも気軽に手を伸ばせる大人になりたいものです。 おじさんの軽快なトークに釣られて栄煎堂さんの屋台に。こちら総持寺が御用達としている煎餅で、頭に?が浮かんでいたのであろう私にそれがいかに凄いかおじさんが丁寧に説明してくれます。確かに食べると美味しく、ついつい購入。僕も大好き北海道の六花亭と提携しているらしく、決まったところにしか流通させない方針なんだって。そのせいか、全国からこの煎餅求めにお客さんが来るそうで結構賑わってました。 そして朝市の雰囲気とは一線を画す 永井豪記念館が建っています。永井豪といえばご存知デビルマン」「マジンガーZ」「キューティハニーなどの原作者。永井先生はここ輪島の出身なのです。観光の事前情報収集の段階ではここに行く気満々だったのですが、思いのほか朝市が楽しく時間をとったので残念ながらスルー。結構気になっていたんだけど、バスの本数も少ないので、次の撮影のことを考えるとどうにも難しかった。ここも朝8時半から開館していますので、うまく予定を組んで皆さんは足を運んでみてくださいね。 真ん中を過ぎると飲食店などもちらほら。お煎餅はたらふく試食でいただいた(買うって言ってんのに、いいから全部食ってけと全種類食べた)んだけど、何かご飯的なものも欲しくなったところで、 朝市さかばを発見。さかばと聞いてすぐ足を運ぶなんて、この人もう病気ですわ。ただ中に入ると、僕以外にも朝からどんちゃんやってる連中が。この場のテンションにやられないためにも、僕も仕方なく同じ土俵に立つしかないようだな。   そんで頼んだのは、ふぐの卵巣地酒、それと能登っていう海鮮丼。まぁなんていうの、単純に美味しい海鮮を食べたいなら、僕が昨晩行った「連」さんみたいにもっと専門的なところ行くべきですよ、なのでここではお酒を楽しむとしよう! と一人で飲み始めていい具合に回ってきて、撮影とか面倒だなと思い出したあたりで店を出ました。時間軸的にはまだ裁判所撮影の前。本筋を見失うほど、ダメな男ではないですよ僕は(`・ω・´)キリッ だいぶ楽しんだ朝市を離れ、少し駅の方へ。 そして、永井豪記念館並みに事前調査で気になっていた輪島塗会館。朝市でもいろいろ漆器を売っていましたが、やはり気になります。 館内は撮影不可だったので写真はありませんが、輪島塗の行程を見せる映像や、その他輪島塗の商品を販売していました。せっかくなので箸を一膳いただいていきましたが、全体的にお値段は張るものが多く、コーヒーカップの受け皿だけで4万円してたりもしてクラクラしました。でもこの館内でもおば様方はキャッキャ言いながら買い物を楽しんでおり、大人としての格の違いをまざまざと見せつけられた感じがありました。 そしてこの輪島塗会館の前にある 酒のたかたさんを紹介して観光を終えるとしましょう。店前に写っているのは親切な従業員の方。 地元の方に愛され、今年改築したばかりというこの綺麗なお店の店主は今が三代目。ずっとお店を支えてきたお母さんと一緒にいろいろな話をしてくれました。すると同じ店内のスペース中に、 吟醸を発見。しっかりとした扉に閉ざされています。どうしてもと頼み込んでなんとか中に。嘘です、誰でも入れてくれます。   もともと店内のお酒もいいものを揃えていたのですが、この蔵の中はさらに一段上のもの。僕も大概全国回っているという自負がありましたが、こんな高級酒を多く扱うお店は初めてお邪魔いたしました。僕が蔵を見ている最中も群馬の方から電話がかかってくるなど全国から注文が来るそうで、ちょっと有名なお店だったみたいです。ありがたいことに店長の名刺を頂戴しましたので、なんか今後贈り物の機会などあれば少し背伸びしてお世話になろうかなと思ったりもしています。 結果、買わせていただいたのはこちらの大吟醸 能登誉」。お値段は調べちゃやーよ。 僕、辛口のお酒が好きだと思っていたんですけど、いいお酒だとそんなの関係ないですね。非常に飲みやすく、完全にファンになりました。 そんなこんなで観光終了。お酒でフラフラになりながら、裁判所の撮影を行い、次の地へと向かいました。 そんな訳で、知名度は抜群もアクセスに難ありと思っていたものの、それを気にさせない圧倒的な観光資源と独自文化に優れる輪島市の輪島地裁 お薦めです!! かなり充実した観光をしておいてだけど、僕みたいなしょうもない大人にはまだ早い土地のような気がした。いろんなものが洗練されていて、物価もそうだけど、ここに似合う大人になりたいなと思える素敵な場所でした。 そんで、僕がその資格を得られたら副題の元ネタの輪島パトロールルル子として、輪島の観光資源を守りたいとさえ思った
宇宙パトロールルル子 クリアファイル 宇宙パトロールスーツVer.

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まぁこんなこと言ってる間は一生無理だよ。 〔七尾地裁編へ〕