226件目 五所川原地裁 〜裁判はじめました〜

僕の彼女を紹介します 僕の彼女は、日本の平和のために誤って罪を犯した人に判決を下しました。 その名前は、五所川原地裁青森地方裁判所五所川原支部 というわけで、僕の彼女を紹介します
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改め、 五所川原地裁を紹介します。 裁判所のHPによると、五所川原地裁へは五所川原駅から徒歩約10分」とのこと。 というわけで、JR、津軽鉄道五所川原」駅からスタート。 全国の裁判所データベースを作成中。ご覧になっていただける方は「僕の彼女たちを紹介します」該当ページへ)からどうぞ。 以前、秋田の大館地裁該当ページへ)に行ったとき、最寄りの大館駅に降りたら、秋田名物のなまはげが立っていて電車を降りたお客に対してパフォーマンスをやっていたことがありました。 この人、めっちゃ動いていたのにカメラ向けた途端、こっちに気を遣ったのかピタリと止まったり、すれ違い様に俺が「どうも〜」と挨拶したら、ぺこりと頭を下げてくれたりとなかなかポンコツなまはげで印象深かった。 何故、急にそんなことを思い出したかというと、 今回の五所川原は同じく東北の名物・ねぶたに深い縁のある地なのです。で、このねぶたに縁深いこの地は何で出迎えてくれるのかというと、 なんか怖ぇわ。ゲームサイレントヒルとかに出てきそうななにかだね。「迷家」にもこんなん出てきた気がするけど、あのアニメ僕の中でもう無かったことになってるんで。この写真だけじゃ大きさが伝わないかもしれないけど、 自販機よりデカいっす。ねぶたさん、マジぱねぇっす。 そんな熱い出迎えを受けた五所川原、駅としてはJRと津軽鉄道と2つの鉄道が走っていますが、駅自体は構内でつながっていますので同じように解説していきます。 駅から出ました。前回の鰺ヶ沢よりは知名度はあると思いますが、簡裁じゃなくて地裁がある、漢字四文字で珍しいってくらいで知名度が上ってだけなのであまり期待はしていませんでしたが、まぁまぁ久々にアレな感じの町の予感がします。どういうことかというと、単に建物がない田舎駅ってことでなく、建物はそれなりにあるんだけど人の気配がしないため、むしろ寂しさを増してしまうという僕の中での名誉ゴーストタウン・室蘭地裁大先生該当ページへ)に近いという意味です。 そんな不安はひとまず置いといて、真っ直ぐ進んでいきます。 青森はリンゴだけじゃないと言いたげな、バナナが店名になっている果物屋さん。そういや、日本でバナナが生産量多い県ってどこなんだろう?そんなことを考えつつも、   この比較的大きな交差点に曲がります。交差点の名前とかはついていないですが、交差点の左手前側にあるこの珈琲詩人というお洒落な喫茶店を目印にしていただければと思います。 そんで進む道はこんな感じ。正直、室蘭臭全開です。車は何台か通るので寂しさはあまり感じませんが、歩いている人はほとんどいないですし、店も閉まり気味なとこが多くて...。   それでいて今回困るのは、道案内が結構難しいんだ。さっきの交差点を過ぎて200メートルほどでぶつかるこの交差点をに曲がります。右じゃなしに左を見たら、になっているのでそれが目印になるのかどうなのか。 裁判所の近くには比較的多い行政書士事務所。この建物もかなりいい具合に疲れています。真ん中ら辺に屋上から降りている、梯子みたいなのはいったいなんなんだろう…? 仕事内容を見てみると「砂利、岩石許可申請書」「森林、宅地開発許可申請書」といった地方感溢れる内容だったり、風俗営業許可申請書」といったこれもある種地方の需要を色濃く反映した仕事内容のようでお疲れ様ですホント。   さっきの交差点から100メートルくらいでまた曲がります。こちらの交差点をに曲がります。 それにしても、ホント人がいないわ。最初の方でも言ったけど、すごい田舎ってことじゃないんだよ、建物は絶え間なく建っているし。ただ、生活感が薄いの。 特に看板もついてなく、こういう訳わかんない倉庫みたいなのが恐らく放置されていたり、 一見、車も停まっていて人が利用してそうなコミュニティセンターだけど、上の文字が取れてたりするのがそのまんまってのを見ると、本当に今でも使われているのだろうかとドキドキしてきちゃう。この次に撮影に向かった町は知名度五所川原ほどだと思うんだけど、明らかに生活感があったんで、そういう地方の衰退ってのはどういうところに起きやすいのかというは調べてみたい気があったりなかったり。 さて本題の裁判所ですけど、これまでも何回か曲がったりで面倒だったけど、ここからがさらに面倒裁判所のHPには こんな地図が掲載されているんですけど、断言します、これじゃ分からないです。読者の皆さま、そして人事異動でこの裁判所に通うことになった人などは当ブログを是非ともご参考に。 ルートは2つあって、近いけど分かりにくいルートと、少し遠回りだけどちょっと分かりにくいルートがあります。 もし、左側にこの「いわや薬品」さんを見つけましたら勝ち確定です。近いけど分かりにくいルートで行けます。この薬局の正面、歩いてる道から見ると右方向 こういう細い道がありますので、ここを進んでください。「俺は今日から裁判所勤務、国の司法のために頑張るぞ」と意気込んでる人でも何日もこの細い道を歩いてたらやる気もそがれるでしょうな。 本日一番の衝撃画像。ただのちょっと古いアパートと思うなかれ、よく見ると2階の足場がありません。 あれだろ、ゲームクロックタワー2」のラストダンジョンの城でのシザーマン引きつけて落とすトラップだろ。もしくはあれか、最近の金田一あんま面白くなかった話にあった、なんか半分寝ぼけみたい状態で、こういう構造の建物から落っこちて死んじゃったおっちょこちょいにあったあれか。そうじゃないなら、なんなんだよ。 まぁ気を取り直して、進んでいきますと   道路にぶつかりますのでに曲がります。そんで少ししたら、 裁判所の看板がありますので、に曲がれば目的地です。 と、ここでもう一つの行き方を紹介します。 薬局を見落としちゃった方でも大丈夫です。   この交差点をに曲がります。右手前側が、このちょいオシャレな写真屋さんになっています。この交差点を見過ごしちゃった人は...おかしいと気づくまで歩き続けてください。 進んでいく道もとても裁判所へ向けての道とは思えませんが、疑うなかれ自信をもってお進みください。   150メートルほど進んで五所川原第一高校があるこの交差点を右に曲がってください。 時間によっては校内から津軽三味線の音が聞こえてくると思います。どうやら津軽三味線というのがあるらしく、月曜日から金曜日の5日間部員30名弱で活動しているとのこと。なかなか熱心ですな。 目標は全国大会優勝とあり、津軽三味線の大会なんて青森県でさえ勝ち抜けられたら全国など楽勝だろと思っていたら今年、去年と優勝校は福岡大学附属若葉高校という少なくとも野球では全くの無名校が二連覇していました。おい青森何をしている!と思ったら今年の準優勝と去年の3位はこの五所川原第一高校で、ついでに言うと二年前の大会ではこの高校から出ているAチーム、Bチームが全国優勝と3位を占めるというパ・リーグにおけるソフトバンクの打撃成績みたいなことやっていました。 ちょいと熱く調べすぎてしまった。 またなんとも言葉では表現しにくい方角に裁判所があることだけは分かりました。   まさに看板の通り、特に目印もありませんがこんな三叉路がありましたら斜め右方向に進みます。 カレーハウス「むら田」。きっと五所川原第一高校の生徒らが学校帰りに集まる場所であると信じたい。ってか、ここ以外で飯食うような場所あったかな...。 とまぁこの道を100メートルも歩けば、 さっきの薬局組が待つこの看板がありますので、こちら組はに曲がります。 到着〜!! いくら探しても、いつもの石に掘られた「裁判所」の看板が見当たらないんだけど...、あれがないと到着した気がしない…。 まぁ距離的には10分強くらいで行けるのかもしれないけど、初訪の人で10分で着けるとは到底思えん 地図で表すとこんな感じ。地図で見てもよーわからん。曲がる丸が多すぎて気持ち悪い。 どうしよう色々と寄り道したんだけど、時間(リアルタイム)があんまないなぁ。簡単にですが紹介していきます。   まず行ったのが「立ねぷたの館」ねぷたがとても大きかったです(小学生並の感想)。 アイスってそんな好きじゃないんだけど、この津軽りんごのソフトクリームは美味しかった。ただ、喉は乾いた。 ちょいと時間が余ったので、津軽鉄道に乗ってみることに。   待合室は昔から使われている雰囲気があり、古いんですがそれが昔から使っているであろう人の存在を感じさせてとてもいいものでした。 そしてこの待合室にはテレビがついていまして、右の写真にちらっと映っていますが、この日はオバマ大統領が広島で演説をした日。私はこの津軽五所川原の待合室でこの演説を聞いていました。 いろんな思いが去来しつつ電車が来ちゃったので乗車。 ノリで終点の津軽中里駅まで来ちゃいました。普通の駅名標が見たかった...。 別に目当てがあった訳でもないので歩いていたら、 集合住宅があった。あんまお宅を写真撮ってもと思ったのでやめたけど、軽く百世帯くらいはあったと思う。結構異様な光景だと思ったんだけど、調べても特に出てこなかったなぁ。もしこの電車に乗ることがあったら終点間近でを見ててください、ずっと続く田園風景から急に集合住宅が現れるんで驚くと思います。 本当にただ来ただけなので、駅に戻って帰りの電車(乗ってきた電車の折り返し時間)を待つ。 手書きの時刻表。よくよく考えたらJRの1日数本しかない電車の時刻表とかも手書きで十分だよね。空白を見て電車の無さを感じることもあるけど、経費削減にはやはり人の手が必要ですな。 地方鉄道も色々と大変です、なんか趣旨がよくわからん可愛いお姉さんと猫がコラボしていました。右の姉さん顎出過ぎなんと違いますかね。正面に写っているメン○ラっぽい女の子、僕の彼女です。脳内のこととは言え、今まで黙っていてごめんなさい。 地方鉄道も色々と大変です、その2。なんか色々と始めたみたいです。 そんな訳で津軽鉄道に対抗して、今回のサブタイの元ネタは神様はじめましたから。昔の作品なんで特に語ることもないです。 そうこうしているうちに帰りの電車の乗車時間になったので電車に乗り込みます。その前に哀愁漂ういい感じだったので最後に一枚ぱしゃり。 個人的には今回の撮影の寂しさやら良かったとこやらを凝縮した一枚かなと気に入っていたりする。 そんな訳で、普段は人はそんないなくとも、ねぷたの時期はきっと大勢の人で溢れているはず、そうだよね、そうって言って!そんな五所川原市五所川原地裁 お薦めです! 今日も一日撮影予定通りだったぜぇと慢心していたのだろうか、次の撮影で大ポカをやったでござる。 〔むつ家裁編へ〕