番外編18件目 飯山家裁 〜裁女!!!!!!!!!〜

僕の彼女を紹介します。 僕の彼女は、日本の平和のために誤って罪を犯した人に判決を下しました。 その名前は、飯山家裁。長野家庭裁判所飯山出張所。 というわけで、僕の彼女を紹介します。

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改め、 飯山家裁を紹介します。 裁判所のHPによると、飯山家裁へは「JR飯山駅から徒歩15分」とのこと。 というわけで、JR各線「飯山」駅か JR飯山線「北飯山」駅からスタート。 全国の裁判所データベースを作成中。ご覧になっていただける方は「僕の彼女たちを紹介します」（該当ページへ）からどうぞ。 普段の記事1本くらいの駅弁トーク（該当ページへ）から、お目当ての裁判所でございます。 駅弁の記事でも書いていますが、今回の目的は金沢地方裁判所。そこにいたるまでに1軒くらい家裁か簡裁に行っておきたいなと思って選んだのが今回の飯山家裁。正直聞いたことなかった飯山を選んだのにも理由はあって、 北陸新幹線とその近くにある裁判所の図ね。終点の金沢が目的地でその途中となると、長野県の飯山、大町、新潟県の糸魚川が候補に挙がります。 でも、大町は新幹線から外れちゃってるのと、時間的に行くの厳しそうだったから除外。 糸魚川はそれなりに知名度がある場所だったので行きたい候補だったんだけど、年末に大きな火事があったじゃん。それで年明け一発目の撮影に糸魚川を選んじゃうのはちょっとね...。前知識を何も持たずに行って町をこき下ろすことはしますけれども、ただでさえショックを受けている町に行って、それが興味本位と思われるようなことは嫌なのです。普通に前者もやめろよという話ですが。 ですので飯山に決定。事前に調べたところによると、2016年時点で人口は2万人強、長野県で一番人口が少ない市のようです。これはいろいろと期待が持てそうです。 まずは飯山駅からナビしましょう。裁判所のHPには飯山駅からとありましたが、鈍行で隣の北飯山駅からの距離も同じくらいだったので、一応両方ナビします。 駅のホームから外を眺めます。 いやぁ痺れるね。今年一発目の撮影がこんな環境だなんて、最終年も楽には終わらせてくれないらしい。ってか過去最高クラスに降ってんじゃんか...。 雪かきをしているオッサン。こう言っちゃ悪いけどせっせと動くオッサンが、シムシティを見ているみたいで面白かった。 ホームの先頭に行ってみると雪融け用の水が大量に噴射。道路に対するちゃちいものじゃありません。じゃんじゃん撒き散らしています。設備投資には結構かかってるんだろうなぁ。 僕以外、この駅で降りた人はスキー板やら大きな荷物を持った人が多かったです。そりゃこんだけ雪降ってんならそうだろうな。それにしても、正面にいる足を出しているバカはなんなんだ、知らんぞ、寒くて死んでも。 改札を出ると、鈍行の飯山線の改札もすぐ確認できます。新幹線開通に併せて綺麗にしたんでしょうね。元はどんな感じだったのか知りたくもあります。 細かい出口はいくつかあるのですが、この階段を降りて「千曲川口（正面口）」を目指しましょう。 　 観光案内所があったり、スキーグッズの販売等をやっていたり、結構観光で来る人は多いのかもしれません。 では、勇気を出して外に出るとしますか。 駅前はこんな感じ。皆さんご覧になってる画面が汚れているんじゃありません、大きい粒の雪が降りまくってるのが画面に映し出されているだけです。雪解けの水もひっきりなしに出ていますし、ダンガンロンパの荒廃した世界を思い起こさせる風景です。 真っ直ぐ進んで行きます。 かまくらの里というのも納得です。ただ、そのかまくらの入口すらも後から降ってきた雪で埋まりつつありますが。 [f:id:boutyou-works:20170305192115j:image:w360] 最初の信号です。地図的には真っ直ぐなのですが、実際はちょっと分かりにくいです。矢印の通り、やや右斜め方向に進みます。 進む先はこんな感じですが、周りが民家なのと雪のせいで特に目印がありません。 それにしてもこの道を見てもわかりますが、人が通れる程度には雪かきをしていただいています。道路端を見ると30cm以上は積もっているようや降雪状況の中、雪かきをしてくださっている方々には本当に頭が上がりません。ありがとうございます！ これまた最初の信号で左に曲がります。 雪かきサボってんじゃねぇよ!! 本当に先が思いやられます。ウケるでしょ、この人3時間前まで新宿で駅弁食ってたんすよ。 ガソリンスタンドの奥に停めてあった除雪車。これは何の免許があれば運転できるんだろう。 美容室みょんみょんの交差点で、裁判所まであとどれくらいか調べる。 うん、まだ1/3くらいだね。あれ、なんだろう、さっきまで寒かったのに、なんだか温かくなってきた。パトラッシュもう疲れたよ...。 ちょいちょいこんな表記を見ます。その辺りの上を見てみると、 　 ラーメン二郎ばりにマシマシに盛られた雪と道行く冒険者の命を狙うつららが。頑張って236軒の地裁を巡り全国制覇が見えてきたのに、つららに頭を貫かれて全国制覇ならずとか笑えません。今はぬくい部屋でヘラヘラしながら書いてるけど、ビビりなもので冷静かつスピーディーに下を抜けてやりました。。 商店街と書いて「神」と読みます。屋根のついた本町城下通り商店街を通ります。本当に助かった...。 あまりに嬉しくて意味もなくお肉屋さんを撮ったりもします。本当に意味などありません。 飯山駅を通る飯山線にSL電車が走ったとのこと。ブログ書いている今だけでなく、この撮影当時ですら「走った」と過去形での表現になります。 唐突に表れた「American Drug」というファンシーな名前に思わず笑ってしまったのですが、道案内的には意外と重要なのです。このスーパーがあるら辺にあります 「市役所入口」交差点を右に曲がります。アメリカンドラッグだけでなく、右前方に中央堂印刷社さんがあるのも目印になります。 と、ここで北飯山駅から来る人を待ちます。 なんで駅弁の記事あんなに書いちゃったんだろうと後悔をし始めていますが、ちゃっちゃっと済ませてしまいましょう。 この駅名標の写真を見るだけでも結構な雪だということがわかると思います。裁判の傍聴するのにも適していない気候なのに、ましてや撮影だなんて。でもまぁ地元の人はてってけ歩いていましたから、これくらいなら日常なのでしょうか。 無人駅ではありますが、近くに飯山高校という高校がありますので結構乗降客は多いようです。 無人だったり秘境駅に多い駅ノートがぶら下がっていました。高校生がバリバリ利用している駅にこういうのが置かれているのは意外な気がする。 　 駅前は普通に民家です。駅を出たら右に進みます。何、この雪の量...俺の家のビールの空き缶くらいあります。 北飯山駅舎。無人駅ですが綺麗な駅舎です。2001年に新築されたものとのことです。 　 道路にぶつかりましたら左に曲がります。なんか演歌のPVなんかに使われそうな風景ですな。実にいいです。 　 信号も横断歩道もない、なんの変哲もない最初にぶつかる交差点を右に曲がります。ちょっと目印がなさすぎるので見逃してしまうかもしれませんが、どこかで右に曲がるということさえやってくれれば、途中この道と合流するんで大丈夫です。 こんな雪の中、なんの問題もなさそうに歩いているワンコを見て、東京とかで服を着せて歩いている奴はどう思うのでしょうか。 広い道と合流し、まだしばらく真っ直ぐ進みます。 仏壇通りに人形館と気になるワードが並びます。無難に城址公園など行ってみて、雪景色を楽しむなんてのもいいかもしれませんが、 見える範囲はしっかり雪かきされているとはいえ、どこが凍ってるかもわからん登り道を登って城址に行くほどチャレンジャーでも歴女でも女でもありませんことよ。

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という訳で、今回のサブタイは昨年アニメ未視聴作品の中で最も気になってる作品「競女!!!!!!」から。自分のランク決定のあと、いろんな人に話を聞いたら軒並み好評だったので、また見たい気持ちが強まっている。 こんな雪にまみれながら、水着アニメのことを想像するのもおかしな話なので話を戻します。 床屋さん。なんでだろう、床屋に駐車場があるってのがあんまり記憶がないのと、2台しか停められないような場所だけど雪降る地域だから屋根つけているのかなと感心した一方で、 駐車場と仰ってますが、どこに停めればいいのでしょう...。屋根ってのは大事ですね。屋根を開発した屋根博士がいなかったら、飯山の方々の生活はどうなっていたんでしょうね。当然そんな博士はいませんが。 なんだろう、最近こういう建物の遺産みたいなのを見るとぐっと来るものがあるんだよね。10年、20年もしたら国内全土にこういう建物が増えるんだろうなと思うとなかなか恐いです。それくらいの時にはイオンが閉店して、その広大な土地と建物がそのまんまみたいなことも起きるかもしれませんね。 なんか道を普通に走っていたんで、思わず撮影。この辺のお父さんはビシッとスーツを着こなすよりも、雪かきを段取りよく行える人のほうが人気がありそう。 こちら側のルートも商店街に入りました。こちらも商店街と書いて「神」と読みます。 うん、見つけるの遅いね。もっと歩き出し初期に見つけてたらネタ半分で買っていたかもしれない。道中、信心深いお婆さんによって笠を被らされたお地蔵さんなんかを見つけていたら......、と罰当たりな想像してみたり。そんな悪い奴はツララで眼球貫かれたあと、除雪車に巻き込まれて悲惨な最期を迎えるんでしょうね。 「市役所入口」交差点まで来たところで、飯山駅組と合流です。先ほど少し紹介した「American Drug」が右側にある交差点です。北飯山駅から来た人は左に曲がります。 人間不思議なものでさ、駅から大雪の中歩いているうちはキツいキツいと思うんだけど、それなりに慣れてくるものでさ。しかも屋根つき商店街を通って、完全に天国を経験しちゃったじゃん。 そのあとに、また雪道歩くのと心情的に倍キツいね。脱力感ビックリしたわ。 とはいえ、ここまで来たらそんなかかりません。左側に見えてきます。 到着〜!! 雪にまみれてる裁判所って面白ぇ〜。所要時間はどちらの駅からも15分といったところですかね。 地図で表すとこんな感じ。それなりの道にちゃんと乗れさえすれば大丈夫だと思います。最後の「American Drug」は見逃さないように。 撮影後の散歩？するわけねぇじゃん。 という訳で、長野県で一番人口が少ない市ではありますが、雪という地の利を活かした観光客が多く訪れる飯山市の飯山地裁 お薦めです！ 雪道を歩くこと自体はかなりキツかったけど、実はそんな寒くはなかったんだ。1℃くらいかな。十分寒いじゃんと思うだろうけど、空気の関係なのかな、大阪でのビル風とか吹きすさぶ状態のほうが寒く感じたわ。 裁判所の撮影を終えて、裁判所前の雪を1m×1mほどのスペースを雪かきしてみたんだけど、かなりふわふわの雪でもの凄く冷たかったわけでもなかったりで、過酷な撮影だったけど、もの凄く印象が悪いということでもないのが正直なところでした。 今回の目的地である金沢に向かうべく、再び新幹線へ。こんな雪なのに定刻通りに運行するのがすごい。 途中新幹線は、撮影の候補地の一つだった糸魚川駅に到着。ここで驚くことが2つほど。 1つ目は、この駅に着いた車内アナウンスで長野県の松本駅とこの糸魚川駅を結ぶ大糸線が大雪のため終日運転見合わせとのニュースを知ったこと。というのも、もう一つの撮影候補地だった「大町」はこの大糸線沿いにある町なので、行き先にここを選択していたら見知らぬ町で、スキー客でもないのに完全に足止めを食らっていたということ。 うわ、危っぶねぇ〜。 と、ほっと胸をなで下ろし、動き出した電車から外を眺めていたら、2つ目の驚くことが、 あれ、糸魚川は雪降ってないの...？あの雪の進軍はなんだったんだ...。 〔金沢地裁編へ〕