小樽散策パート

さて、北海道の友人をゲットし、いざ小樽観光へというところなのですが、歩いているのは男二人。ですので、オシャレなスポットは期待しないでくださいね。 ということでまず向かったのは、 小樽地裁の正面にあります、小樽市民会館です。B級感溢れる小樽観光を楽しみたい方は、是非このままお進みください。 この小樽市民会館ですが、当初は寄り道する予定とか全然なかったんですが、 車が大渋滞するくらい人が集まっていたので、なんだなんだということで寄り道することに。裁判所までの道のりは全然人がいなかったのに、この周辺だけ異様な感じ。 中に入ってみてまず目についたのが このライブポスター。撮影日とは違っていますが、結構なメンツが揃っていたんですね。インスタントジョンソンはまだ「お疲れちゃ〜ん」とやっているんでしょうかが気になります。 中に入ろうとしたら凄い行列。いったい何が催されているんだろうと思ったら、 どっかのお店の倒産セールだったみたいです。ティファールサイクロン掃除機90円で買えるのはすごく魅力的だけど、小樽土産がティファールって訳にはいかんし並ぶのをやめました。 まぁ別にここでの出来事とかわざわざ書かんくても良かったんだけど、まぁ一応ね。 市民会館を出て、小樽の町を歩きます。方角的には運河の方には一応向かいますがもちろん簡単には向かいません。 栄えるところあれば、衰退していくところあり。名店街と書かれた完全シャッターの建物を発見。建物の古さから、上のNTTも電電公社のときからあったんじゃないかと想像すると重みがあります。 俺、こういうの大好き。外人さんにも来て欲しかったのかね、わざわざ「meitengai」アルファベット表記にしても意味は伝わらないのにね。 帯広にもありましたが、小樽にも屋台村であるレンガ横丁とやらを発見。北海道の文化なんですかね。 メニューにいちいち面白くない一行コメントを残すのは工夫というべきか、邪魔というべきか...。 飲食店が多い町中で、ある種異彩を放っていたのが、   日本銀行小樽支店金融資料館わざわざ小樽まで来て日本銀行の歴史を知ろうというアンバランスさに惹かれ入場。 入場は無料ですが、中の作りはかなりしっかりしています。友人は小樽まで来て、わざわざここに入るのかよという雰囲気でしたが、無理やり腕を引っ張られてみると意外と楽しんでいる様子。ただそうしたら逆に私が、帰りの電車がある関係上てってけ先に進んじゃうんで、ゆっくり見させてあげることができませんでした。すまんかったね。 友人のイケメンフェイスにはボカシをいれつつ、こんなボカシの100万倍の技術が使われている偽造防止技術を見ていきます。まずはマイクロ文字凸凹印刷について。いろいろと技術を写真に撮ったけど、ここに載せるのはなんか違う気がするので一応自重。   特殊な光を当てての変化や、角度を変えてみたときの見え方で偽札を防止する技術。大人が行っても、いやむしろ大人が行ったほうが、おーすげぇすげぇとなるのでこのコーナーだけでも本当にお薦め。 ちなみに作るのが凄く難しいのは分かったんだけど、例えば自動販売機とかってそれらを判別できるのか?コンビニで渡されても店員じゃ絶対無理だよね。これは偽札だ!って判断されるのはどのタイミングなんだろう。下手したら、コンビニで使われた偽札が、その次に並んでいた俺へのお釣りとして使われたせいで、俺が偽札を所持しているなんて場合もあるのかな...。恐っ。   頑丈な金庫の中で1億円の重さを体験できるというレゴランドの3倍くらいは楽しそうな企画。ちなみに僕は言うほどレゴランドをdisってるつもりはありません。 金庫の中には定番のこれがありましたが、何も金庫の中になくてもいいと思います。   1億円と同じ大きさと重さで約10kg。この中に手を入れて持ち上げます。でも、持ち上げたら写真撮れないしなぁと思っていたら、同行者がいた!! ふんっ!!...はい、まぁ10kgを持ち上げただけでした。 近くには1,000億円ゾーンも。しかし、100億でも1,000億でもイメージつかないのは一緒なので、偽の100万円札束でビンタ経験が出来るゾーンとか作ったら面白いんじゃないですかね。ほら、偽の100万円札束なら籠池さんが持ってたと思うからそれを借りてさ。 「交換可能なお札を探そう!」とはいうけど、普通の人はまず持ってねぇだろ。皆さんも知識として一つ覚えておかれては。 出口近くのお土産コーナー。店員のおばちゃんは凄く話しかけてくれてたのにカメラ向けた途端照れちゃった。 せっかくだし何か買おうかなと思っていたところ、目を引くものが。 ボールペンなんですが、中に何かが詰まっています。逆さにするとお姉ちゃんの下着がはだけるタイプのあれじゃないよ。これは、細切れになったお札が入っているのです。なかなかに気に入ったので黒と赤のボールペンを即購入。今でも仕事でバリバリ使っております。 この金融資料館はかなり楽しめたのですが、少し疲れてしまいました。軽く休めるところを探していたところ 利尻屋というのを発見。いつか利尻島に旅行に行きたいと企ているので、興味がありまして。ちなみにここに着くまでにオシャレなガラス館みたいなのは数軒スルーしております。 利尻といったらやはり利尻昆布を筆頭とした海藻類が有名。料理はしないけど酒のつまみになりそうなもん無いかなと探していたところ、店員さんに椅子を出されてしまい完全に被営業モードに。 出された昆布茶でもすすりながら適当にやり過ごすかと思っていたところ、その昆布茶がまず美味かった。うーん、やはり本場の力は侮りがたし。 そして出された、中に何か入ったお湯。恐る恐る飲んでみると、やはりこれも美味い。 正直2ヶ月以上も前の話だから細かい味は忘れたんだけど、とろろ昆布よりも細かいんだけど、濃厚なダシを出す昆布らしい。味噌汁など各種スープにいれてもいいし、単にお湯に溶かすだけでもいいとのこと。簡単だし買おうかかなり迷ったんだけど、友人が自分用に買うということだったので買う係は君に任せた! 漁場町の屋台通りみたいなところに入ってきました。てっきり、小樽ってレンガオルゴールルタオしかないのかと思っていました。思ってたとしても口に出すんじゃねぇよ 食べ歩きできる夕張メロンとか、なんて贅沢なのでしょう。そういや新宿でもこういう路面で果物売ってる店あるけど、あそこは流行ってんのかね。 なんか普通の商店がありました。左上に申し訳なさ程度に昆布と書いてあるのが面白かったので近寄ってみたら、   「エロい恋人」「カチンコチンコ」「ドスケベアー」としょうもない店でした。撮影禁止って書いてあるのを撮っちゃって、しょうもないはないな。とても素晴らしい店でした。   オシャレなお菓子屋さんが並ぶ通りになってきました。どうりで息苦しいわけです。 そんな中、次に私が手にとったのが こちら。何に見えますか?上にかかってるのは七味だから、何かの肉の類だと思うかもしれませんが、 これ、「おかき」なんです。外はカリッと、中はモチッとのおかきを串に差していろんな調味料をぶっかけて提供してくれるお店。物珍しさについつい買ってしまいました。味については割愛!(えー) ルタオの店前でお姉ちゃんが必死に商品のPR。俺、会議とか小講演とか自分のこと向いている大勢の人前で喋ることは苦手じゃないんだけど、大勢をこっちに向かせることってすごく苦手だからこういうバイトしている人は本当に尊敬している。こういう経験をしている人が、うまく就職活動でその良さが伝わればいいと本当に思う。菓子は買わない 蒲鉾の直売店かま栄さん。販売しているだけでなく、工場を見ることも出来て、中で食べることも出来るらしい。大阪にはサントリーの工場があって見学するとプレモルを飲ませてくれるんだけど、こういう工場見学出来る場所をいろいろ探すってのも面白そうだな。 俺が思うようなことはちゃんとビジネスとしてすでに着手されてんだな。本屋さんで見つけたら買ってみようかな。私、本は本屋さんで買うことにしてるので。 たっぷり歩いて疲れたので、小樽らしくお寿司を食べて終えるとしますかね。 小樽運河からアクセス抜群のところにある政寿司さん。   いいお寿司も食べれば、疲れた体もリフレッシュできるというものです。美味しい寿司ってのは表現が難しいんだよね。特に文句のつけようもなく、美味しかったです。お薦めです!! もうこのまま帰っても良かったんだけど、ほらここを撮ればいいんだろ。 有名な小樽運河の撮影スポットです。夜景じゃないからこんなものです。もう皆さん見飽きているでしょ?本当に引くほど人がいて自撮り棒やらなんやらでパシャパシャしていました。 悪いけど俺は、小樽運河の写真をインスタに上げて「いいね」をもらおうとする女子よりも、金融資料館で1億円を持ち上げてる姿をインスタにあげる女子とお付き合いしたいです。 とまぁ僕が結婚できない理由が読者の方みんなにわかってもらえたところで、小樽観光は終了です。やっぱここまでしっかりした観光地だと、ド直球なとこだけでなく、ちょっとした裏道にもしっかり面白いところがあってとても楽しめました。 スムーズに撮影できたのも友人がナビしてくれたからですね。この場を借りて感謝。 そんなこんなで飛び飛びで投稿してしまい申し訳なかったですが、一連の北海道撮影も終了です。今回も無事ミッションコンプリートです。 なんだか今回はやりたかったことがほとんどスムーズに出来たので、旅も終盤に入って裁判所の神様も温かく見守ってくれるんだなと思っていたのですが、まさか次回で久々の体力旅行になろうとはこの時は思いもしないのでした...。