245件目 小樽地裁 〜せやかて町は廻っている〜
僕の彼女を紹介します。
僕の彼女は、日本の平和のために誤って罪を犯した人に判決を下しました。
その名前は、小樽地裁。札幌地方裁判所小樽支部。
というわけで、僕の彼女を紹介します。
改め、
小樽地裁を紹介します。
裁判所のHPによると、小樽地裁へは「JR函館本線小樽駅から徒歩15分、中央バス「市民会館通」から徒歩5分」とのこと。
というわけで、JR函館本線「小樽」駅からスタート。
全国の裁判所データベースを作成中。ご覧になっていただける方は「僕の彼女たちを紹介します」(該当ページへ)からどうぞ。
「るたおに着いたお(^ω^)」
ねらーなら誰でもが、言いたくなるであろうセリフからスタートしました小樽編でございます。3日目最終日がスタートします。
車中では座席の前に見慣れない何かがあったんで不思議に思っていたんですが、周りの人を見て納得しました。
チケットホルダーらしいです。確かに寝ている時に切符の確認で肩を叩かれるのは鬱陶しいですが、切符を裸で置いておける国というのも日本だけでしょうな。
着いた小樽の駅はやはりオシャレな駅でした。僕も過去に来たことはありますが、いつだったかは覚えていないので家族旅行でしょうな。僕のプライベートな旅行では、オシャレな印象が残るようなところに行くはずはないですから。
では今回は寄り道も長いので本編はサクっと行きましょう。本編の意義とは...。
駅前です。やはりしっかりした駅ですね。小樽といえば観光地としても名高いですし、札幌、旭川、函館の次くらいには乗降客数が多いのかなと思って調べてみたのですが、7番目でした。それどころか2位、3位は旭川、函館でもなく、新千歳空港駅、そして3位は手稲駅というとこでした。手稲ってどこだ?手稲地裁なんて聞いたことないぞ。
ちなみにその後は、4位が新札幌駅、5位が琴似駅、6位が桑園駅と空港以外は全て札幌市の駅でした。札幌に通う利便性で選んだ家族のことを考えていませんでした。
歩きでも行けますが、駅出て右にあるバスでも行けます。ってか今回はバスで行ったほうがいいかもと珍しく弱気。というのも、今家で冷静に地図を見ながらルートを辿っていくと、明らかに徒歩ルートの道の選択間違っていることに気付き、ちょいと無駄足を踏ませそうなので。
まぁこのブログに到達している時点で無駄足なんだから、ちょっとくらいの無駄足はしょうがないか。短文スッキリでお馴染みの裁判所ぶらり旅さん(該当ページへ)に出会わなかったことを後悔しやがれ。
バス停は3つあります。
まずはバスターミナル内にある
4番乗り場から「天狗山」行きに乗ってください。ほかの2つは少し歩いたところにあるので、探すのが面倒な方はこの4番乗り場でお待ちください。
徒歩ルートの途中にありますので、歩きながら説明するとします。
駅前の交差点を渡って、右に進んで行きます。
長崎県には存在しない長崎屋の前にあります。
お爺ちゃん、ちょっと撮影するからどいてね〜。Hバス停の南小樽駅前行きに乗ります。
ちなみにブログ的には優しい口調でお爺ちゃんに声をかけたことにしていますが、実際は蹴飛ばすという2○時間テレビのスタッフのような横暴行為によりこのブログは成り立っています。
最後のバス停はもうちょっと歩いて
歩道橋の下というわかりにくい場所にあります。僕がたまたま歩道橋の下からスカートを覗くのが趣味だったから見つけられたようなものを。
このバス停は「小樽駅前」バス停というのですが、行き先も「小樽駅前」バス停になっているという、いわゆる循環バスですな。
本数も少ないし、歩道橋の下で見つけにくいしでここは選択肢にいれなくてもいいかなという声もあるのですが、それは素人の考えよ。ほかのバス停からは「市民会館通」というバス停を目指すのですが、このバス停からは「市民会館前」というバス停に乗り付けるのですが、この「市民会館前」バス停の方が裁判所には近いのです。ですので、この時刻表に合うタイミングであれば、こちらを選択したほうがいいでしょう。
それではバスの選択は任せて、私は今日も元気に歩いて行きます。先ほども言った通り、今回紹介する道はやや遠回りな気もしているので一つの行き方くらいに思っていただければ。
右側に紀伊國屋書店を発見。この旅は道中、いろんな本屋さんに出会えるけど、こんな立派なと言ったらほかの本屋さんに失礼かもだけど、紀伊國屋なんて初めてじゃないか。大学生のときは新宿の紀伊國屋によく行ったものです。
真っ直ぐ進むと銭函という場所に向かいます。いい響きですねぇ、銭函。ちなみに銭函駅というのもありまして、ニシン漁で栄えたころはどの漁師の家にも銭箱が積まれていたことから来ている説があるようです。まぁそうだとしても、それを地名やらにしてしまうとは、自己顕示欲が強いというかなんというか。
「稲穂1-8」交差点を右に曲がります。曲がった先は登り坂になっています。
ちなみに何度も言ってるもう一つの行き方というのがここを曲がらずに進むという道なのですが、後で地図を使って説明します。
工藤専用駐車場。工藤さんしか停めてはいけないようです。
工藤と聞くと「せやかて工藤」が頭に浮かんでしまうのがどうしても2ちゃん脳。
この煽り画像とともに今回のサブタイの元ネタを紹介しましょう。
私が所持する漫画本の中でも好きな作品5つには入るのではないかと思っている「それでも町は廻っている」が今回の元ネタ。「せやかて」とするだけで、あのキャラが浮かんできてしまうというのは、なんという刷り込みなのでしょう。
ちなみに、私も関西6年いますけど「おまんがな」「せやかて」「なんやて」は一度も聞いたことないですな。
話を戻します。
小樽警察署の前を通ります。小樽とつくだけで警察署の建物もなんかかっこいい気がしてきますが、進む道はいたって普通の道です。
道なりに左に曲がっていきます。右側歩いていたら左に曲がれないので、適当なところで左に渡っておいてください。
進む道は静かなもので、普段だったら書くこと何もないって焦り出すところですが、小樽も裏の道進んだらこんなもんなんだなぁくらいで気が楽なもんです。実は室蘭(該当ページへ)や滝川(該当ページへ)もちょっと裏路地入っちゃってただけで、栄えているポイントがあるのか?いや、ないな。
サッポロビールを思わせるロゴがあると思ったらドラッグストアでした。サッポロビールとは関係ないようです。このサッポロドラッグストアさんですが、北海道全域にあるのみならず、東京と福岡に1軒ずつ、沖縄には2軒出店しているそうです。北海道の薬剤師として一旗上げてやるぞ!と息巻いて沖縄配属になったら地獄ですね。
道なりに左に曲がってから5分弱ですかね、「緑一丁目」交差点を左に曲がります。ここがなかなかにわかりにくいですが、交差点の一角である右前方の
ちと不気味な建物を目印にしてもらえればと思います。なんか血で×って描かれてるみたいで恐いよね。
と思いつつ調べてみたら、ここは森ヒロコ・スタシス美術館というそうなのですが、その名前になっている森ヒロコさんが今年の5月1日に、そのご主人で館長を務める長谷川洋行さんが昨年11月13日に亡くなられたようで、現在休館中だそうです。
知らなかったとはいえ、失礼を申しました。ご冥福をお祈りいたします。
進む先はこんな道。小樽の裁判所に向かうからといってレンガ造りの建物ばかりとは思ってはいませんでしたが、やはりイメージとは異なります。これも小樽の一つの顔ということでいいのかもしれませんが。
小樽市老壮大学園芸科教室と書かれた建物と確かに園芸的な何かが。やはり気になるのは小樽市老壮大学という名前。大学の名前を全て網羅している訳ではもちろんありませんが、全く聞いたことのない名前なので調べてみると、やはりというか小樽市が開いている年配の方を対象とした心身の健康を推進する場所のことのようです。
ちなみに大学という名称については、この名前の使用を制限する法令などないため、様々な組織が「○○大学」と設置することはできるようです。ホントWikipediaってなんでも知ってんだな。
左前方に見えてくるこの茶色い建物が裁判所なのですが、見えている部分は裁判所のお尻。まぁ一応こちらからも入ることができるようですが、せっかくですので前方にぐるりと回りましょう。
そんな訳で見えてきます。
到着〜!!
道中はそんな気配全くなかった癖に、裁判所は小樽らしい格好良さが出ていますね。
所要時間は徒歩20分弱でしょうかね。まぁまぁ歩きました。
地図で表すとこんな感じ。まぁちと分かりにくいですが、ポイントポイントの目印があるからわかるかなと思ったんですが、
多分こういう風に行った方が早かった気がする。まぁこの道を使っていたら、森ヒロコ美術館やサッポロドラッグストアに出会えなかったので、こちらを選択しなくて良かったのかもしれませんが。
そして皆さん、もう一つお気づきでしょうか。
乗り場のバス停は紹介したのに、降りるバス停を紹介するのを忘れているんです。
これ、今から紹介するんじゃなくて、完全に撮影するのを忘れてしまったんです...。なのでバスを使う方々は、地図を見てなんとかたどり着いて下さいね...。
これね、なんで忘れちゃったかというと、僕1ミリも悪くないんですよ。
ここまで触れていないですけど、この日は珍しく撮影に北海道の友人が同行していまして、2人であーでもないこーでもないと撮影を続けていたんですよ。こう見えて僕は、実は気が小さいですから、友人が撮影についてきてくれたはいいもののつまらない思いをさせては悪いと思って、いつも以上に話していたんですよ。そうしたら徒歩ルートに気を取られるばかりバス停を見落としちゃったんです。
ほら、僕は240軒以上やってるので、ついうっかりとかあるじゃないですか。でも彼は1軒目の撮影でバス停見落としですからね。1/1ですよ。つまりこのままの率でいくと、彼が僕と同じ245軒の撮影を終えた暁には、全ての地裁で大事な撮影ポイントを見落とすってことですからね。ほら、こうして考えると僕のミスなんてちっぽけなもんでしょ。
......
......
いや、どう考えても悪いの私でございます、ごめんなさい。
という訳で、この後はこの北海道在住の友人に案内を受けながら充実の小樽観光をしますので続きもよろしくね。
ひとまず裁判所記事の締めを。
北海道有数の観光スポットでありながらも、ちょっと裏へ入るとなかなかに普通で意外。そんな新しい顔を見ることができる小樽市の小樽地裁
お薦めです!
全国制覇まで残り8軒!
〔小樽観光編へ〕