247件目 大村地裁 〜君の家は〜
僕の彼女を紹介します。
僕の彼女は、日本の平和のために誤って罪を犯した人に判決を下しました。
その名前は、大村地裁。長崎地方裁判所大村支部。
というわけで、僕の彼女を紹介します。
改め、
大村地裁を紹介します。
裁判所のHPによると、大村地裁へは「JR大村線大村駅南方向へ徒歩10分,裁判所前バス停徒歩1分」とのこと。
というわけで、JR大村線「大村」駅からスタート。
全国の裁判所データベースを作成中。ご覧になっていただける方は「僕の彼女たちを紹介します」(該当ページへ)からどうぞ。
長崎県の裁判所を辱めに来てやったぞー!!そんな訳で大村に到着です。
大村という知名だけではご存知無い方も多いかも知れませんが、長崎空港の最寄り駅(距離だけなら隣の諏訪駅ですがバスなど利便性を考えたら)となります。以前、長崎からの帰阪のために、諫早家裁(該当ページへ)へ行って諫早からバスで空港に向かったということがありましたが、空港に近いのはここ大村です。
今回、裁判所バス停というのがアクセスの1つとして紹介されていますが、
長崎空港から大村駅に向かうバス路線に乗っていれば、その2つ先が裁判所前となるので、空港からのアクセスも抜群な裁判所です。裁判所バス停まで行けるのに徒歩ルートを紹介せんとなぁということで、
途中下車して、大村駅からスタートです。ちなみに大村駅前バス停は、大村駅からちと離れています。
のんのこ諫早まつりというのが開催されるようです。
「のんのこ」とは、かわいい、愛らしいを意味する方言らしく、「のんのこ節」というと長崎の諫早から佐賀県南部に伝わる民謡で、両手に二枚ずつ小皿を持って、それを鳴らしながら歌い踊ることだそうです。確かに、このポスターに出てる人たちはみんな醤油の受け皿みたいなのを持っています。
それにしても正面のこういうお姉さん好きですね。女性の好みというのは、どうしてこう変わっていくんでしょうかね。最近ネットを騒がせている、にゃんこスターのアンゴラ村長も好きです、はい。流行に乗っていくスタイル、裁判界の加藤紗里とお呼びください。
砕氷船が佐世保港に来るらしい。オホーツク海を走る「砕氷船ガリンコ号」という言葉がなんか面白くて、学校の定期試験でわからない問題でふざけてこれを書いて凄く怒られた記憶があります。
大村駅から行ける名所。やはり長崎県といえばキリシタンのイメージが強いので、キリシタン大名の大村純忠の城やお墓などがあるようです。
駅構内にはコミュニティFMのスタジオが。2010年にできたみたいです。こういうとこで喋っている人って本業何をしているんですかね。ラジオは大好きですけど、AM派なんでいろんなことが気になっちゃいます。
僕は初めて見ました、時刻表のご自由にお取り下さい。
毎日使ってる人ももちろん持っているんでしょうが、愛知の田舎の婆ちゃん家とかにもあった気がする。車社会だから滅多に電車なんか使わないし、電車の本数が少ないんだけど親戚は電車で来るからその駅に送り届ける時間を確かめるためとかに壁に貼ってたわ。ここ大村のも記念に1枚もらっときました。
外に出ました。意外と言ったらあれですが、結構建物がごちゃーと色々建っています。目の前の信号が通っている道を左に進んでいきます。
歩き出す前に駅舎を見てみます。なんか古くてボロい感じするんですけど、これはこれで。レトロというオシャレな響きとは違います。Wiki先生が正しければ1918年に出来た駅舎のようです。やはりレトロというより、古いという感じです。
歩き出す道はなかなか寂しいです。駅前が豪華だけど5分も歩いたら...なんてのはよくありますが、ここは左を向いたらすぐこれです。右にあるラッキータクシーというネーミングに突撃取材したい気もありますが進んでいきます。
相当広い範囲が建設中となっているのですが図書館と歴史資料館ができるようです。行けばわかりますが、相当広い敷地です。まぁ意外と敷地面積と出来た建物に入ってみると印象が違うというのはよくあることですが。
真っ直ぐ行きつつ道なりにやや右に進んで行くと、
左手に印鑑屋(?)さん、右手に検察庁があります。検察庁やら裁判所だと印鑑を求められるケースも多いのかなとか思う間もなく、
「裁判所前」バス停がありますので、その名の通り、目の前にあります。徒歩組からしたら左側にあります。
到着〜!!
見た目綺麗なところですね。平日だったので中にお邪魔して、トイレをちょっと拝借。ついでに裁判もと思いましたがこの日はやっていませんでした。
所要時間は10分弱でしょうかね。
地図で表すとこんな感じ。歩き出しの道がちと細いんで不安になりますが、あとは特に迷うポイントもないでしょう。
さて、寄り道ですが、そんな時間も割いていないので、記事を分けずこのまま続けてやってしまいましょうか。
今の時間はちょうどお昼頃。ランチ情報を調べていたら2軒ほど気になるところを見つけたので、どうせなら両方行ってみることに。
途中、アシカの絵と「足科」と書かれた看板に、本当に不本意ですが笑ってしまったりしつつ(というより、アシカの尻が足蹴にされている状況も凄いですが)、
コレモ大村という「あれもこれも買って欲しい」という思いからのネーミングであろうちょっとしたモール内にあるパン屋さん「本格石窯ベーカリー キートス」さんにやって参りました。
ここには名物のパンがあると聞いてやってきたのです。それが、
この塩バターパンです。確かお値段は100円したかしないか程度。次の店もあるので、トレーにこのパンを1つだけ乗せて買ったのがなんとも恥ずかしかった。
お味の方ですが...
美味い!!
僕、普段パンを食べないんで比較は出来ないんですが、パンの中に溶けかかっているバターの濃厚な味とどこからか感じる塩味が絶妙ですごく美味しかった。最近、コンビニのパンが調子こいて高くなっていますけど、これが100円とかで買えるんだったらコンビニなんて行かないで毎日買うわ。
パン好きの人はどう思うのかは知りませんけど、確かに名物と言われるだけのことはあるわと納得させられるお味でした。お薦めです!!
さて、もう1軒お昼を食べるために、今度は少し歩きます。
長閑な雰囲気です。こういうところをのんびり歩いて、さっき食べたパンのカロリーを消費して、また食事ができるなんて僕ぁ幸せだなぁ(加山雄三)とか思ってたけど、パンってカロリー高いし、しかもバター結構使ってたしちょいオーバーしているかなと思っている間に着きました。実際は1.5kmほど歩いたのでまぁまぁ疲れました。
「君の家」さんです。
という訳で、今回のサブタイの元ネタはもちろん
社会現象にもなりました「君の名は」より。えー、私別に斜に構えるとかじゃないんですが、この作品まだ見ていません!国民的作品だからとかじゃなくて、映画館行くの面倒なので...。
皆さんは「君の名は」は見たかも知れませんが、皆さんは「君の家」は行ってないでしょ?ということで、ここはトントンということでよろしくお願いします。
店内は普通の食堂。スマホも長くなってきて全然電池がもたない中、充電できるようコンセント近くにしてくれたのは本当にありがたかった。ちゃんと許可はとってますからね。
そして、ここで頼んだのは
ちゃんぽんと餃子。やっぱ長崎来たからにはちゃんぽん食べなきゃね。
お味ですが、
普通に美味いっす、はい。
これはね表現が難しいんですが、ちゃんぽんって多分長崎の家庭的な料理ってだけであって別に特別な具材とかを使ったりするものでもないじゃないですか。だから、美味しいは美味しいんだけど、ここに来ないと絶対食べれない味です!という感じではないんだよなぁ...。
いや、美味しいんっすよ。普通に文句なく美味しいです。お薦めです!
まぁ僕、美味しくなかった店は紹介しないので、そこは信用していただければと。
さて、あとは次の目的地へ向けての交通機関まで歩くだけ。お腹も膨れたし歩くのしんどいなぁと思っていたところ、
大村バッティングドームというバッティングセンターを発見。しかも、かなり綺麗っぽい。このブログで高校野球について触れることはままありますが、実はバッティングセンターに行くのも結構好き。今回は本当に偶然見つけたのですが、旅行先でバッティングセンターが無いか事前に調べていくことも。
……
……
……
まぁバッティングの方はいつも通り、可もなく可もなく終わったんですが、帰り際に気づきました。
ここ、最高で170km/hの球が打てるらしい。硬式球が打てるところですげぇとなることはあるけど、球速で驚いたのは初めてだ。
まぁ当然やりませんでしたけど。110km/hでヒーヒー言ってるのに、無駄もいいとこ。当たらないことを経験するんなら、140km/hとかで十分だわ。周りでやっている人もいなかったので、残念ながら目の前で見ることは出来なかったのはちと残念。
さて、もうそろそろ目的地かなと思ったところで、ちょっと気になる看板が。
向かう方向に「天正遣欧少年使節顕彰之像」というのがあるらしい。
はて、なんだか聞いたことある名前なんだけどと思いながら、
発見。特に近くに説明等はなかったのですが、聡明な僕はすぐに思い出しましたよ。
九州のキリシタン大名らによって、ヨーロッパに派遣された4人のショタのことですね。やったことは覚えていないですけど、彼ら4人の名前は鮮明に覚えていますよ。
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-中浦ジュリアン
-原マルチノ
-千々石ミゲル
-伊東マンショ
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小学生の時分において、「伊東マンショ」という言葉の響きに笑いを堪えることができるものなのでしょうか。「千々石ミゲル」も「ちぢれ毛」みたいな感じで、伊東マンショの爆発力を影で支える2番打者として君臨していた記憶がある。ジュリアン、マルチノというお名前もなかなかに秀逸。
いや〜、みんな久しぶり〜。俺大学受験は日本史だったけど、君ら出てきたっけ?下手したら小学生以来かも知れないなぁ。
名前のインパクトが強すぎて何をしたか忘れていた中で、やはりWikipedia先生は偉大だわ、しばらく読みふけっちゃったもん、誰か募金しといて。いろいろと勉強になることもありましたが、中浦ジュリアンさんは最後拷問によって殉教されたという悲しい事実だけお伝えしておきます...。なかなかにエグい...。
懐かしさと軽く暗い気持ちになりながらも、
海を突っ切る爽快な箕島大橋を渡っていきます。長崎県の地理にお詳しい方なら、私がどこに向かっているかもうお分かりでしょう。
この橋の先は、
長崎空港があります。朝一の便で長崎空港に到着し、またも帰ってきました。
もちろん、このまま帰って、お前本当に無駄な金の使い方すんのなと思われてもいいのですが、次の目的地へ行くには飛行機を使う必要があるのです。
そんな訳で、何故か県内最大312台のガチャポンがあるという長崎空港に戻ってきて、次なる撮影地に向けしばしの休憩に入ったのでした...。
ということで、長崎の空の玄関口であり、長崎らしいキリシタン要素なども垣間見えつつ、塩バターパン、170km/hのバッセンなど先に進んだものなども楽しめる大村市の大村地裁
お薦めです!
ちなみに大村がいくら長崎空港から近いといっても、結局5kmくらいは歩いたのでまぁまぁに疲れましたね。
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全国制覇まで残り6軒