番外編14件目 伊万里簡裁 〜伊万里と有田は使いよう〜

僕の彼女を紹介します 僕の彼女は、日本の平和のために誤って罪を犯した人に判決を下しました。 その名前は、伊万里簡裁伊万里簡易裁判所。 というわけで、僕の彼女を紹介します
僕の彼女を紹介します [DVD]

僕の彼女を紹介します [DVD]

  • 発売日: 2010/04/21
  • メディア: DVD
改め、 伊万里簡裁を紹介します。 裁判所のHPによると、伊万里簡裁へは「JR筑肥線伊万里駅から徒歩20分」とのこと。 というわけで、JR筑肥線松浦鉄道西九州線伊万里駅からスタート。 全国の裁判所データベースを作成中。ご覧になっていただける方は「僕の彼女たちを紹介します」該当ページへ)からどうぞ。 僕はこのブログを誰に頼まれてやっている訳でもないし、自分が一番楽しくやれているからここまで続けてこれていると思うんですね。言うなれば自慰行為ですよ、現に今も全裸で原稿に取り掛かっているわけですし。っくしゅん。 とはいえ寂しいと思っているのか、どういう感情か分からないけど、同じ趣味を持っている方に会えたりとか、このブログの内容に共感、面白いと言ってもらったときはすごく嬉しくてテンション上がる訳ですよ、あぁ分かってくれる人に出会えたって。 でも、テンションの上がりすぎると恐いのが、とは言っても実際こんなことにガッツリ20代から30代の時間とお金を費やしちゃうほどの共感はされる訳がないわけで、テンションが上がりすぎて「それであの時がさぁ〜」なんて意気揚々と話し始めるとそれはその人とテンションが違うということに気がついてまた寂しくなるんだわな。 何が言いたいかというと、会社に凄く漆器やら陶器やらが好きな女の子がいるんだよ。で、その子と話していると、理由は知らないまでも僕が輪島該当ページへ)やら信楽該当ページへ)やらに行ってることが羨ましくてしょうがないらしいんだよ。 でも、下手に仲間だと思って実は違いましたという悲しさは俺もわかるから、必死に良さを熱弁するその子を前に、必死に信楽焼のタヌキの金玉がデカくてさ、俺の頭くらいあるんだよ、ほれっ、ほれっ」という感じに話を逸らそうとするんだけど、それはそれで「たぬきは「他を抜き」商売繁盛を意味していまして、金はそのまま験担ぎを意味しているなんて言われてるんですよね〜」などと返されちゃって、火に油を注ぐとはまさにこのこと。 そんなこんなでこれ以上テンション上げられても困るので、今回もまた陶器で有名な伊万里に言ったなんて口が裂けても言えないなというお話でした。 という訳で九州プチ旅行の最終日は佐賀県伊万里にやってきました。そのまま長崎の裁判所をいくつか探すという選択肢もあったんだけど、帰りのことを考えたら福岡の方に向かう途中で1軒行ったほうが都合が良さそうということで、伊万里が槍玉に上がりました。この日たまたま駅前で調査とかやってくれていたら、こんな結果になったでしょうね。 >> Q.今日はどうして伊万里までやってきたのですか? -陶器で有名な町なので、観光に…43% -休日の家族サービスです…35% -駅前にある積文館書店で買い物に…12% -ポケモンGOをやりながらうろついていたら着いていました…6% -その他…3% -長崎で裁判所を巡っていたんですが、大阪への帰りを考えたときに福岡空港から帰りたいと思いまして、えっ?はい、裁判所です。…あぁ、よく言われます。それで道を考えたときにそう遠回りもせず、行けるかなと思ったのが伊万里だったので…1% << お蔵入り待ったなし。 さて、そんな伊万里ですが、実は立ち寄ったのは今回で2回目。4年ほど前ですが、佐賀県の地裁3軒を家から日帰りで全部回ろうという、バブル期のバラエティみたいな訳わかんないことを企画したときに途中乗り換えで立ち寄りました。またも会えるとは思わなかったよ。 そんな伊万里ですが、てっきり陶器の名産地ということで365日飯を食ってると思っていたのですが(超失礼)、いろいろと見るところがあるようです。やっぱり気になるのが、日本三大けんか祭りだという伊万里トンテントンですよね。 なんと始まったのは1829年とかなりの歴史。始まりは諸説あるようなのですが、非常に残念な事故が。2006年に当時17歳の男子高校生が団車の下敷きになる死亡事故が起きてしまったとのこと。翌年からは合戦を中止し、神輿などの市街地巡業のみを実施することになったとのこと。 死亡事故は大変痛ましいことですが、一つ喧嘩祭りを知ってしまうと三大の残りも知りたくなってしまいます。残りは、愛媛県新居浜市での新居浜太鼓祭り福島県福島市の飯坂けんか祭りがそれにあたるようです。 Wikipediaではそのように紹介されていたのですが、他のページでは大阪の岸和田だんじり秋田の角館のお祭り、そして福島の飯坂けんか祭りを三大喧嘩祭りとして紹介しています。Wikipediaに寄付していないから、嫌がらせをされたのでしょうか。 そして調べるうちに気になったのが、この赤線つけた富山県の喧嘩祭りの多さ。同じ市内で翌週に別の喧嘩祭りを始めていたりと、なかなか血の気の多い県民性なのでしょうか。あまりイメージはありませんでしたが。 では、裁判所へ向かいます。 この伊万里駅松浦鉄道JRが通っているのですが、その連絡は道路を挟んで行われます。なので出口も違うのですが、まぁ説明の仕方としては、松浦鉄道から来た人は出口をJRから来た人は出口をに進んでください。これで大丈夫でしょう。 こんな感じの道を進みます。徒歩20分ってのは別にいいんだけど、とにかくこの日は暑かった...。 しばらくして振り返りますと 駅舎があります。分かりにくいですが、右側にあるのが松浦鉄道伊万里駅で、橋が通って左側にあるのがJRの伊万里駅です。珍しい作りですね。 朝日の営業所を発見。無理くり記事で埋め尽くす必要もないですが、伊万里だからという理由でしか置かれていないであろうこの陶器はどこか哀愁を漂わせます。 朝日がある角を過ぎたらそこから商店街に入ります。入口こそなんか人形で出迎えてくれましたが、あとはまぁかなり閉まってる商店街です。 忍者うどんは気になりますが、時間は無いのでスルー。   300mほど進んだところにあります「浜町」交差点に曲がります。 右に曲がるのできがつかなくても仕方ないのですが、左手前側に、 斉藤写真館さんがあります。写真館の前に飾ってある写真といえば、七五三だったり、赤ちゃんだったり、結婚式だったりがメジャーだと思いますが、喧嘩祭りの伊万里はさすが違います。 何故か上裸の男の写真が飾ってあります。ここで撮ったんでしょうか、何故に?持ち込みだったのでしょうか、何故に?シチュエーションが全く浮かびません。 撮影時は夏でしたからね、振袖フェアなども開催中とのこと。こういうのを見ても、祭りが盛んな町なのかなと思えてきます。 いやぁ、いいですよね、こういう時代を感じさせる廃カラオケ屋さん。5年後くらいに、このカラオケ屋さんだけ見にきたいくらいだよ。 逆にこっちは悲壮感が漂う百貨店・玉屋の閉店。今年の1月に閉店したようです。そごうやイトーヨーカドーの閉店ニュースも多く聞くし、今潤ってる業界ってなんなんだろうね。 ちょいとした橋を渡りまして、   セブンイレブンがある信号のところ伊万里簡裁前」交差点に曲がります。曲がった先は合宿所みたいな感じで、とても裁判所がある雰囲気ではありませんが間違いではありません。   さすがは伊万里窯のオブジェがある図書館の前を通りまして、突き当りが目的地になります。 到着〜!! 所要時間は20分ギリかからないくらいかな。 地図で表すとこんな感じ。やや単調な道なので曲がるポイントを見過ごさないように。 伊万里での時間はこんなもん。さすがに陶器に触れないのももったいなかったかなぁと思っていたのですが、帰りの電車で福岡方面に行くのに乗り換えたのが、 この有田...。 言わずもがな、有田焼として有名な有田でございます。そして私が無知なだけなのかもしれませんが、ひたすら陶器、陶器と連呼していましたが、有田焼は「磁器」だそうです。 少しだけ乗り換えに時間があるので有田を散歩です。 なんかよーわからんですけど、オシャレです。 有田は磁器発祥の地だそうです。どうやってそういう文化が生まれるんでしょうね。これについては調べようとは思いませんが、会社内に器のWikipediaがいるし、別にいいや。 駅前の手すりも陶器...じゃなくて、磁器を用いています。もしかして、ずっと陶器って呼んでたけど、俺すごく恥をかいているのか? 駅舎も面白い形をしており、なんか自分にはない芸術心がくすぐられます。自分へのお土産を選ぶくらいの時間しかありませんでしたが、まぁまぁ楽しめました。 って、またまた普通さ〜ん、自分だけのお土産とか言って、冒頭からちょいちょい出してる女の子にもお土産買ってあげたんでしょ?むしろ、今回、伊万里と有田に言ったのだって話のネタを作りたかったんじゃないの?普通さんもいい歳なんだから、いい加減そういう話があったっていいじゃない。昔から言うじゃない、伊万里と有田は使いよう」って。 まぁそんな言葉はねぇけど、という訳で今回のサブタイの元ネタは 2年くらい前にやっていた駄作犬とハサミは使いようから。ちょうど伊万里と有田を活かせる「○○と○○」的なタイトルの作品無いかなぁって探してたから、まさかの選出。 で、話逸らしちゃったけど、当然その会社の女の子にお土産買うとか、はたまた狙ってるとか全くないですよ。だって、 その女の子、人妻ですから〜!!残念!!ギター侍風) 今年の旬のネタとして、九州絡みで不倫ネタは御法度です斬り!! ベッキーのこと好きでも嫌いでもないけど、テレビに出てたらしいのでこれくらいはいじっとかないとと思ったんで、ギター侍さんにお手伝いいただきました。ありがとうございます。 そんな訳で最後は大分話逸れましたが、町は多少寂しさを感じる部分もありますが、そこはさすがの伊万里焼…あれ、伊万里っぽさ感じるポイントなかったな…まぁいいか、そんな伊万里市伊万里簡裁 お薦めです! 有田と併せ技での「!」一つということで。 これにて今回の九州出張はおしまい。途中時間も空けてしまいすみませんでした。次、一回また妙なところを挟んでから、その次からまたネタの大量消費が始まる…?(撮影はこれから)